免疫力を高める食べ物飲み物は果物や野菜の食べ合わせで免疫力を上げることで抵抗力をアップさせる。免疫力を高める食べ物飲み物を使った食事は続けることが大切で料理レシピで材料を美味しく食べられる。乳酸菌で小腸の環境を整え白血球を活性化させるにはどんな方法がある?
免疫力を高める食べ物と飲み物を考える場合には、腸内環境を整え、腸を健康に保ち、免疫細胞を活性化させることができる食品を積極的に摂取した上で、バランスの良い食事をすることが大切です。
免疫力を高める食べ物飲み物
免疫力を高めるには、免疫力の70%を占める腸内環境を整える発酵食品や食物繊維、オリゴ糖、ポリフェノール類、オメガ3脂肪酸、タンパク質やビタミン、ミネラルなどバランスの良い食事が必要です。
免疫力を高める食べ物や飲み物だけでなく、免疫力を高める方法について詳しく説明し、どのようにすれば病気にならずに健康で元気に暮らしていけるかを分かりやすく説明して行きますね!
免疫力を高める食事で重要なのは、腸内環境を整える食品を積極的に食べることです!
激運動に伴い好中球・単球が動員され活性酸素の産生が高まり,炎症反応や酸化ストレスを引き起こすが,適切な栄養・休養に加え,抗酸化物質等のサプリメントの使用によりこれらの反応を制御できる可能性
引用元: 運動と免疫
免疫力を上げる果物
免疫力を上げる果物としては、下記が挙げられます。
果物 | 内容 |
---|---|
みかん | ビタミンC、カロテノイド、フラボノイド類、クエン酸、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、ペクチンなどにより、免疫力アップ、疲労回復が期待できる |
柿 | ビタミンC、ビタミンAのもとになるβ‐カロテン、カリウム、食物繊維が豊富。干し柿はビタミンCが減るが、β‐カロテンの含有量が約4~5倍に増える |
りんご | ビタミンA、ビタミンC、カリウム、ペクチン、ポリフェノール、リンゴ酸、食物繊維、ポリフェノールなどが含まれ、疲労回復や殺菌作用、抗酸化作用が期待できます。 |
いちご | ビタミンCは水に溶けやすいので洗ってからヘタを取るようにする。大粒のいちご5つで1日の所要量を満たすので大量に食べる必要はない。 |
免疫力アップの果物
免疫力アップの果物だからと言って、大量に食べると果物に含まれる果糖によって糖化が起こり、老化の大きな原因になってしまいます。ですので、果物の栄養をギュッと凝縮した酵素液がおすすめです。低カロリーで高栄養なので免疫力アップに最適です。
免疫力を高める果物
免疫力を高める果物としては、下記のようなものがあります。
順位 | 野菜名 | 得点 |
---|---|---|
1位 | ミカン | 10点 |
2位 | イチゴ | 8点 |
3位 | ブルーベリー | 7点 |
4位 | イチジク | 6点 |
5位 | ザクロ | 5点 |
6位 | バナナ | 4点 |
ザクロの効果
ザクロは女性ホルモンの減少による症状を改善すると言われています。それ以外には、ザクロに含まれる栄養によって下記のような効果が考えられます。
- カリウム:むくみの解消、高血圧の予防
- ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンC:動脈硬化の予防、改善
- アントシアニンやエラグ酸(ポリフェノール):抗酸化・抗炎症作用、がんの予防
免疫力を高める飲み物
免疫力を高める飲み物としては、紅茶、ハーブティー、水、ココア、ワイン、スムージー、酵素ドリンクなどがあります。一つずつ見て行きましょう。
免疫力を高める飲み物:酵素ドリンク
免疫力を高める飲み物の酵素ドリンクは、酵素は含まれていませんが、免疫力アップの野菜や果物、野草などを発酵させて濃縮したエキスと生酵母などが含まれているので、多くの栄養素と腸内環境を整える効果があります。免疫力を高める食材が凝縮されているんです。
これにより、カラダの中から元気になって免疫力を高める効果が期待できます。酵素ドリンクの中でも、無添加で原液100%なだけでなく、カロリーゼロでアトピー性皮膚炎が治るとウワサの特許取得済みなのが下記です。
免疫力高める飲み物:紅茶
免疫力を高める飲み物の紅茶は、カテキンやテアフラビンには強い抗酸化作用があることによって、免疫力を高める効果があります。紅茶の飲み方としては、ホットで1日3杯程度が適量です。
免疫力を高める飲み物:ハーブティー
免疫力を高める飲み物のハーブティーは、殺菌、抗炎症、抗ウイルス、発汗作用があるので、相乗効果によって免疫力を高める効果があります。
免疫力アップ飲み物:水
免疫力を高める飲み物の水は、ドロドロ血液を予防し、栄養の運搬と老廃物の排出をスムーズにしてくれます。常温の水を飲むだけで体質改善が行えるのですから、水で太るなどというバカな考えは捨てましょう。
免疫力を上げる飲み物:ココア
免疫力を高める飲み物のココアは、ポリフェノールが免疫力を高め、腸内の善玉菌であるビフィズス菌などを増やす作用もあります。
免疫力上げる飲み物:ワイン
免疫力を高める飲み物のワインは、抗酸化物質のポリフェノールが豊富で、様々な健康増進効果が期待されています。だからといって、飲み過ぎはダメですよ!詳しくは下記の赤ワインで老化防止の記事を参照して下さい。
免疫力を高める飲み物:スムージー
免疫力を高める飲み物のスムージーは、含まれている野菜や果物のビタミンやミネラルが豊富にまとめて摂取できます。スムージーについては、下記の特集記事を参照して下さい。
免疫力を高める方法
免疫力を高める方法として、生活習慣、食事療法、運動、ツボ、漢方薬、食物繊維、サプリメントの7つを説明して行きます。
免疫力を高める生活習慣
免疫力を高める生活習慣としては、下記が挙げられます。
- 禁煙:タバコを吸うとマクロファージとリンパ球が減少する
- 睡眠:睡眠負債が溜まると自律神経が乱れ免疫力が低下する
- 朝日:起床したら朝日を浴びて体内リズムを整えると免疫力がアップする
- 食事:腸内環境を整え、抗酸化力の高い食品を食べることで免疫力を高める
- 湯船:シャワーではなく、湯船に浸かり体温を上げる。体温が1度下がると免疫力が30%低下する
- 笑う:爆笑することで免疫力を高める効果が実証されている
免疫力を高める食事療法
免疫力を高める食事療法としては、下記のようなものがあります。
- 1日30品目以上を目指し、バランスの良い食事を心がける
- 乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌、オリゴ糖を含む食品で腸内環境を整える
- 免疫細胞の働きが低下する活性酸素に立ち向かう抗酸化力の高いビタミンやミネラルを含む食品を食べる
- タンパク質は免疫細胞を活性化させるので積極的に食べる
- 脂質の摂り過ぎは免疫力の低下に繋がるので良質なものだけにする
三大栄養素の一つである脂質は、カラダにとって必要なものなので良質なものを摂取するようにします。ただし、摂り過ぎはダメなので、脂肪の多い食品の特集記事である下記を参考にして下さい。
免疫力を高める運動
免疫力を高める運動としては、あまり激しくない適度な運動が推奨されます。運動の目的としては、筋肉をつけて代謝をアップさせ、体温を上げることで免疫力を高めることができます。
免疫力を高めるという目的で運動を行うのであれば、下半身を中心にした筋トレであるスクワットを行うことで、効率的に筋肉がつけられて免疫力アップに効果的です。正しいフォームのやり方は下記を参照して下さい。
筋肉は年齢を重ねたカラダでも十分にアップさせることが出来ますが、男性より女性の方が高めることが難しく、年齢が上がるほどに高めることが難しくなるので、下記のような補助食品を使うと効率的です。
また、年齢によって適度な運動というのは異なってきます。それだけではなく、今まで運動の習慣があるかどうかも関わって来ますが、ここでは年齢によるスクワットの負荷や回数について整理します。
年代 | 負荷 | 回数 |
---|---|---|
25歳まで | 大 | 200回程度 |
45歳まで | 中 | 50回程度 |
60歳以上 | 小 | 20回程度 |
免疫力を高めるツボ
免疫力を高めるツボとしては、下記の3つが代表的なものです。
- 足三里:座った状態でヒザの皿の上に親指を引っ掛けた時に、中指が当たる位置
- 合谷:手の親指と人差し指の骨が交わる位置
- 井穴:薬指以外の爪の生え際の位置
免疫力を高める漢方薬
免疫力を高める漢方薬としては、下記のようなものがあります。
漢方 | 効果 |
---|---|
桂枝 | 毛細血管を拡張し、発達を助ける |
枸杞子 | 白血球の活性化、テストステロンの増加、視力回復に効果が期待できる |
葛根 | 免疫の興奮状態を軽減・抑制し、免疫系の負担を軽減 |
菊花 | リラックス効果をもたらし、副交感神経が優位になり免疫細胞が活性化 |
柴胡 | サイコサポニンが免疫系統の亢進状態を鎮め、正常化 |
大棗 | 細胞の新陳代謝を活性化 |
余甘子 | 赤ワインの約30倍、ブルーベリーの約20倍の量のポリフェノールを含む |
鹿角霊芝 | TNF-aの産出を促進 |
山査子 | 血行改善作用、老化防止効果でスムーズな血液循環と抗酸化作用 |
はと麦 | アレルギー抑圧効果が、免疫システムの亢進状態を鎮め、免疫力をアップ |
免疫細胞の一覧
- 抗原提示細胞:敵を捕食して、情報をヘルパーT細胞に伝える
- ヘルパーT細胞:抗原提示細胞からの情報を元に、各細胞に攻撃命令を出す
- 細胞障害性T細胞:ヘルパーT細胞の指令を受けて、適宜、がん化した細胞を破壊
- 白血球:ヘルパーT細胞の指令を受け、細菌や異物を攻撃
- B細胞:ヘルパーT細胞の指令を受け、抗体で病原菌を攻撃
- ナチュラルキラー細胞:独自にがん細胞をみつけ攻撃
免疫力を高める食物繊維
免疫力を高める食物繊維については、免疫力を高める食べ物のひとつとして説明済みです。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は量だけでなくバランスも大切で、水溶性と不溶性が1対2になるように食べることが重要です。
免疫力を高める方法:がん患者が避けたい食品
免疫力を高める方法で、がん患者が避けたい食品として、コーン油、サラダ油などのω-6系と呼ばれる油やトランス型の脂肪酸を多く含んでいるスナック類、白く精製された白米や白砂糖などが挙げられます。
免疫力を高めるサプリメント
免疫力を高めるサプリメントは、小腸に作用する乳酸菌サプリがおすすめです。乳酸菌サプリを選ぶ際には、乳酸菌の数や種類、腸まで生きて届くかなどが重要です。
それに加え、免疫力を高める効果や花粉症やアトピー性皮膚炎などのようなアレルギー症状を改善することに特化した乳酸菌サプリは他を圧倒しています。乳酸菌革命で免疫力アップが期待できます。
免疫力アップの食べ合わせ
免疫力を高める食べ物の組み合わせは、食べ物に含まれる栄養素の組み合わせによる相乗効果を指します。欧米では、食べ物の栄養を最大限に高めるという意味の「フードシナジー」という言葉があります。
フードは食べ物で、シナジーは相乗効果なので、食べ物の相乗効果となり、食べ合わせによる相乗効果と一致しますね。食べ合わせとしては、下記の栄養素を2種類以上組合せることによって相乗効果が発揮されます。
この中でもビタミンAとビタミンCは、ビタミンEの抗酸化力を高めるので、これらを一緒に摂取すると免疫力を高める効果が高いと考えられます。
栄養素 | 食品 |
---|---|
ビタミンA | ブロッコリー、 ニンジンなど |
ビタミンB6 | 納豆、 レバーなど |
ビタミンC | レモン、 キャベツなど |
ビタミンE | 良質な油、 アーモンドなど |
βグルカン | 大麦、 キノコなど |
フコイダン | わかめ、 昆布など |
アリシン | にら、 ニンニクなど |
乳酸菌 | ヨーグルト、 キムチなど |
また、帳消しダイエットにも用いられる太る原因を帳消しにする食べ合わせによって、内臓への負荷を減らすことによって、免疫力をアップさせることができます。詳しくは下記の特集記事を参照して下さい。
免疫力を高める食べ物の組み合わせの食品として特出すべきなのは、ショウガです。ショウガと梅は消化不良に、ショウガとキャベツは胃潰瘍予防に、ショウガとタマネギは血行促進に、ショウガとレモンは美肌づくりに役立つ食べ合わせです。
レモン
皮を下にして絞ると香り成分が多く出て美味しく感じます。
免疫力を高める食事とは?
免疫力を高める食事とは、どのようなものなのでしょうか?免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるだけでなく、悪化するリスクも増大します。
免疫力を高める食べ物は何ですか?
免疫力を高める食べ物は何ですか?と聞かれた場合には、免疫力を高める栄養素が多く含まれる食べ物という回答が正しいですね。免疫力を高める下記の栄養素について、それぞれの食品を見て行きましょう。
- タンパク質
- 食物繊維
- 亜鉛
- 乳酸菌
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
- パンテトン酸
- ナイアシン
- ビオチン
- ビタミンC
- ビタミンE
免疫力を高める栄養素:タンパク質
免疫力を高める栄養素である「タンパク質」は、筋肉の主原料であり、美肌や美髪にも関係する三大栄養素の一つです。体内酵素である消化酵素や代謝酵素の原材料になるので、不足すれば免疫力が低下するのも当然ですね。
タンパク質は、肉や魚、大豆などに多く含まれています。詳しくは、下記のタンパク質の多い食品を参照して下さい。
免疫力を高める栄養素:食物繊維
免疫力を高める栄養素である「食物繊維」は、水に溶ける水溶性と水に溶けない不溶性に大きく分かれます。水溶性食物繊維は便を柔らかくし、不溶性食物繊維は便のカサを増やして便秘解消の効果が期待できます。
また、水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになって、腸内環境を整えてくれます。水溶性食物繊維の多い食品としては、にんにく・納豆・アボガドなどがありますが、詳しくは下記の特集記事を参照して下さい。
腸内の便のカサ増しを行って、排便を促してくれる不溶性食物繊維ですが、豆類やシソ、パセリなどに多く含まれています。詳しくは、下記の不溶性食物繊維の多い食品の特集記事を参照して下さい。
▶不溶性食物繊維の多い食品
免疫力を高める栄養素:亜鉛
免疫力を高める栄養素である「亜鉛」は、免疫細胞や体内酵素の働きをサポートします。また、肝臓に良い栄養素としても知られています。レバーなどに含まれていますが、詳しくは下記の特集記事を参照して下さい。
免疫力を高める栄養素:乳酸菌
免疫力を高める栄養素である「乳酸菌」は、小腸に作用して免疫力のアップ、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の改善が期待できます。乳酸菌については下記の乳酸菌サプリのランキングを記載した特集記事を参照して下さい。
えっ?乳酸菌っていうと、便秘解消じゃないの?って思うかも知れませんが、便秘解消には、乳酸菌よりも大腸に作用するビフィズス菌の方が有効です。詳しくは下記のビフィズス菌サプリのランキングを記載した特集記事を参照して下さい。
えっ?ビフィズス菌を摂取しても便秘が解消されないんだけど…って場合には、腸のぜんどう運動の200倍の速度で便を押し出す大ぜん動運動が起きていないことが原因だと考えられます。
免疫力を高める栄養素:ビタミンA
免疫力を高める栄養素である「ビタミンA」は、目に良いビタミンというイメージがあるかと思いますが、粘膜を健康に保つので、腸壁の状態を良くして腸内環境を整えてくれます。
ビタミンAが多い食品というとニンジンが真っ先に思い浮かびますが、このニンジンを食べる際には、油を一緒に摂取すると吸収が高まります。ビタミンAの多い食品については、下記の特集記事を参照して下さい。
免疫力を高める栄養素:ビタミンB群
免疫力を高める栄養素である「ビタミンB群」は、ビタミンB1・B2・B6・B12、葉酸、パンテトン酸、ナイアシン、ビオチンを指し、どれか一つではなくバランス良く摂取すると効果が高まります。
免疫力アップに効果的なビタミンB群の多い食品は、豚や鶏のレバーや肝などのような量が食べられないものが多いのですが、下記のビタミンB群の多い食品一覧を参考にバランス良く摂取するようにしてみて下さい。
免疫力を高める栄養素:ビタミンC
免疫力を高める栄養素である「ビタミンC」は、美肌の効果があるというイメージが強いのですが、免疫細胞の一種「マクロファージ」の働きをサポートすることで免疫力を高めてくれます。
ビタミンCは、ピーマンやブロッコリー、柿など野菜や果物などに多く含まれています。詳しくは、下記のビタミンCの多い食品の特集記事を参照して下さい。
免疫力を高める栄養素:ビタミンE
免疫力を高める栄養素である「ビタミンE」は、抗酸化作用が高く、活性酸素が細胞を傷つけてしまうのを予防するので、免疫力を高める効果が期待できます。
ビタミンEは、良質の油やアーモンドなどに多く含まれています。詳しくは、ビタミンEの多い食品の特集記事である下記を参照して下さい。
腸内環境と免疫力がアップする食品
腸内環境と免疫力がアップする食品としては、腸内環境を整えるために重要な食物繊維や乳酸菌などを含むものを積極的に食べるようにすると良いです。中でもヨーグルトは毎日の食事に加えると良いですね。
免疫力を高める食品:ヨーグルト
免疫力を高める食品でヨーグルトを食べる場合には、牛乳から作られたものよりも、豆乳から作られたものの方が効果的です。これは、牛乳の乳糖を分解できない日本人が多いだけでなく、動物性より植物性乳酸菌の方が優れているからです。
でも、普段スーパーやコンビニなどで見かけるヨーグルトのほとんどは牛乳から作られたもので、豆乳ヨーグルトは見かけても割高だったりするので、下記の豆乳ヨーグルトを作る方法を参照して自宅で作るのがおすすめです。
免疫力を高める野菜
免疫力を高める野菜として、下記の2点に着目してランキングを発表して行きましょう。
- 白血球の活性化によるTNF-α産生量
- 腸内環境を改善するオリゴ糖の含有量
白血球の活性化によるTNF-α産生量
白血球の活性化によるTNF-α産生量を基準にした免疫力を高める野菜のランキングは下記の通りです。TNF-αは、腫瘍を壊死させることで免疫力を高める効果があると言われているのは、丹羽雅之医学博士です。
順位 | 野菜名 | 得点 |
---|---|---|
1位 | レタス | 10点 |
2位 | 白菜 | 7点 |
3位 | 小松菜 | 6.5点 |
4位 | ブロッコリー | 6点 |
5位 | アマニ | 4.5点 |
6位 | ホウレン草 | 4.5点 |
7位 | ナス | 4点 |
8位 | ピーマン | 1.5点 |
9位 | きゅうり | 1.5点 |
10位 | 大根 | 1点 |
腸内環境を改善するオリゴ糖の含有量
腸内環境を改善するオリゴ糖の含有量を基準にした免疫力を高める野菜のランキングは下記の通りです。免疫機能は腸管に集中しているので、オリゴ糖が腸内に達すると、それを餌に善玉菌が増えると言われているのは、東京大学の上野川修一名誉教授です。
順位 | 野菜名 | 得点 |
---|---|---|
1位 | エシャロット | 10点 |
2位 | チコリ | 8点 |
3位 | ニンニク | 7点 |
4位 | タマネギ | 6点 |
5位 | アーティチョーク | 5点 |
免疫力を高める食べ物とがん
がんになり、抗がん剤や放射線の治療を行うとがん細胞だけではなく正常な細胞も攻撃されて、免疫力が低下します。抗酸化力が高く、リンパ球の働きを活性化させてくれるファイトケミカルを含む食品がおすすめです。
免疫力を高めるファイトケミカル
免疫力を高めるファイトケミカルは、植物に含まれる色素や香り、苦味成分であり、ポリフェノール(苦味成分)やアリシン(匂い成分)、イソチオシアネート(辛味成分)、スルフォラファン(辛味成分)などがあります。
ファイトケミカル | 食品 |
---|---|
ポリフェノール | 春菊、ブドウ、 トマトなど |
アリシン | にんにく、長ネギ、 タマネギ、ニラなど |
イソチオシアネート | ブロッコリー、キャベツ、 かぶ、大根など |
スルフォラファン | ブロッコリースプラウト、 カイワレ大根、ブロッコリーなど |
免疫力を高める食べ物と子供
免疫力を高める食べ物で子供におすすめなのは、発酵食品、旬の野菜や果物、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを多く含むものです。ここで気をつけなければならないのは、食品添加物です。
食品添加物はカラダにとって異物であるので、消化酵素が無駄に使われ、腎臓や腸も含めた内臓に負担がかかります。ですので、食品添加物をゼロにするのは難しいですが、できるだけ控えるようにしましょう。
免疫力を高める料理
免疫力を高める料理は、今まで説明してきた免疫力を高める食べ物である野菜や果物、それから飲み物などを上手に組み合わせた料理で、腸内環境を整えるのが基本です。
免疫力を高める食事レシピ
免疫力を高める食事レシピとして、スムージー、トマトポトフ、薬膳豚しゃぶ、W葱の甘い食べるスープなどがありますが、その中からスープのレシピを説明しましょう。
免疫力を上げるレシピで、免疫力を高める料理を楽しく作りましょう。
免疫力を高めるスープ
免疫力を高めるスープとして、W葱の甘い食べるスープの材料と作り方は下記の通りです。
材料
- 長葱:2本
- 玉葱:1個
- 豆乳:500cc
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩:少々
- 生姜:1㎝角
作り方
- 小鍋にオリーブオイル、輪切りにした長葱、玉葱を入れ、とろとろになるまで、中火で炒める
- 生姜を加えて、フードプロセッサにかけ、小鍋に戻す
- 豆乳を加えて温め、塩で味を整える
免疫力とは何か?
免疫力とは何か?と聞かれると言葉に詰まる人もいるでしょう。免疫力とは、病気を免れる力だと言えます。まぁ漢字がそのまま表していますね!
カラダの外から入って来た細菌やウイルスのような異物を、自分の細胞と区別して排除する自己防衛システムが免疫なのですが、これが上手くいかないと自己免疫疾患やアレルギーなどになってしまうのです。
この免疫システムを主軸となっているのが白血球です。免疫細胞である白血球は、下記の3つに大きく分かれています。免疫力上げるには、白血球が重要だと多くの口コミがありますよね。
種類 | 割合 | 特徴 |
---|---|---|
マクロファージ | 5% | 貪食細胞とも呼ばれ、アメーバのような 触手をもち、外敵を丸飲みする |
顆粒球 | 60% | マクロファージの強化版 |
リンパ球 | 35% | 小さな敵をT細胞、B細胞、NK細胞の 連係プレーで退治する |
免疫システムと骨髄
免疫システムは、骨髄が作り出したリンパ球が胸腺や脾臓などに送られることで出来上がります。骨髄からリンパ球が送られる先とその特徴は下記の通りです。
部位 | 特徴 |
---|---|
胸腺 | T細胞を作る |
脾臓 | T細胞とB細胞の貯蔵 |
リンパ節 | T細胞とB細胞で 侵入物を抗体で退治 |
腸管 | 病原菌やウイルスなど を防ぐ先鋒部隊 |
自然免疫と獲得免疫
免疫には、自然免疫と獲得免疫があり、相互に協力し合いながら働いていて、どちらが大切というものではなく、両方とも大切なものです。
免疫 | 白血球 | 特徴 |
---|---|---|
自然免疫 | マクロファージ 顆粒球 |
自然治癒力で 最前線で戦う |
獲得免疫 | リンパ球 顆粒球 |
遭遇した病原体に 反応するので間違えば アレルゲン反応を起こす |
免疫力を高めるにはどうしたらいいですか?
免疫力を高めるにはどうしたらいいですか?と問われたら、まずは免疫力を高める食事などによって腸内環境を整える必要があります。これに加え、ミトコンドリアを活性化させ、体温を上げるなどが考えられます。
ミトコンドリアを活性化させるには、暴飲暴食を避け、アルコールを控え、適度な運動を行い、良質な睡眠をとるというような規則正しい生活が大切です。
でも、他はともかく、良質な睡眠が大切って言っても、そもそも眠りたくても眠れないんだよね…っていう場合には、下記の眠れない時の対処法が書かれた特集記事を参照して下さい。
免疫力がとても低い
免疫力がとても低い場合には、のちほど説明する免疫力を高める方法を全て実践することをおすすめします。免疫力が低いとすぐ病気になって命という大切な時間を無駄に使ってしまいますからね!
免疫力低下の理由
免疫力低下の理由としては、下記のようなものが挙げられます。
- 加齢、妊婦、乳幼児
- 激しい運動
- 過度のストレス
- 睡眠不足、睡眠負債
- 自律神経の乱れ
- タンパク質やビタミンの不足
- 喫煙や虫歯
この中でも気をつけたいのが、睡眠不足による睡眠負債です。免疫力を高める食事を記載した本記事を読んでいるアナタは、食事については気をつけるでしょうけど、忙しいと最初に削るのが睡眠なので、下記の睡眠負債の解消法の記事を読まれることをおすすめします。
免疫力を高める監修医師・病院
ビタミンACEと書いてエースと呼ばれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは免疫を活性化し、動物性食品にも植物性食品にも幅広く含まれるので、両方から摂取すると免疫バランスがよくなると東京大学の上野川修一名誉教授は言われています。
免疫は、非自己を見わけるというよりも、自己を認識しながら、その中に異常があったときに働くことがまず基本にあって、進化してきたのです。と、免疫学の第一人者である安保徹氏は言われています。
免疫の働きは、最初に自然免疫が対応したあとに獲得免疫が出ていくというような単純な図式ではなく、自然免疫と獲得免疫は、相互に複雑に助け合って、病原体を排除していると言われているのは、審良静男氏です。
腸内環境と免疫力
腸内環境と免疫力には非常に大きな関わりがあり、特に免疫力アップに関連するのは、小腸です。小腸が元気になることによって、免疫力を高めることができ、アレルギー症状の改善にも繋がります。
免疫力を高める食事!野菜や果物の食べ物や飲み物の組み合わせレシピのまとめ
免疫力を高める食事には、野菜や果物の食べ物や飲み物のスープを組み合わせる料理レシピがある。免疫力を高める食事はヨーグルトのように腸内環境を整え、癌治療で低下したり、とても低い子供が高める方法として医者も勧める。サプリメントなら小腸に作用するかが重要でしょ?
免疫力を高める最強のニンニク
免疫力を高める食品として、多くの栄養素において上位を独占しているのがニンニクです。特に女性はニンニク特有のニオイが気になると思いますが、その匂いを消した食品もありますので、一度試してみると良いかも知れません。
食べても飲んでも太らない流行りのこんな方法知ってる?
ダイエット方法で注目をあびているのが、痩せ菌ダイエットです。痩せている人には痩せ菌が多く、デブの人にはデブ菌が多いという分かりやすさが人気となっているのでしょう。
そんな流行りの痩せ菌ダイエットに使えるサプリを、ヤセ菌・デブ菌・短鎖脂肪酸の3つを主軸にして順位付けを行ったのが下記の痩せ菌ダイエット人気ランキングです。これを使えば、キレイに痩せること間違いなし♪