インフルエンザ予防に効く食べ物や飲み物で食事レシピを考え子供や妊婦に感染させない。コンビニで買える食材でインフルエンザ解熱後の食事はどうするのか、食べてはいけないものはないのかアイスはどうか!ヤクルトやR1ヨーグルト、紅茶などの飲料は効く?
インフルエンザの予防には、インフルエンザ予防接種をするものだと思い込んでいませんか?
2018/19シーズンのインフルエンザは、A/H1N1pdm09が季節化した2011年以降で3番目に速い流行の立ち上がりを見せている。
インフルエンザには様々な型があり、予防接種で防げるかどうかは型に一致しなければ意味がないが、食べ物や飲み物で体質改善をしてインフルエンザの感染予防をするのであればインフルエンザの型は関係ありません。
そもそも、予防接種は、インフルエンザの感染を予防するのではなく、感染した場合に症状を軽くするものです。インフルエンザに感染したとしても症状が出なければ良いわけなので、そのために免疫力をアップする食事レシピが役立ちます。
インフルエンザ予防に効く食べ物飲み物
インフルエンザ予防に効く食べ物や飲み物にはどのようなものがあるのでしょうか?勘違いして欲しくないのは、これらの食べ物や飲み物でインフルエンザに感染しないようになるわけではありません。
あくまでも感染した場合に症状がでないようにしたり、症状が出ても軽い症状でおさまるようにするように免疫力をアップさせるというのが狙いです。感染予防はインフルエンザのウイルスに何らかの形で接触しない!というのが対策です。
インフルエンザ予防のカギは腸内環境にあります。私たち人間の免疫力の70%程度を小腸が担っています。さらにいえば、小腸の腸内細菌が免疫力に大きく関わっているのです。ですので、腸内環境を整える栄養素を摂取すると良いとされています。
これに加え、抗酸化力が高い食材やビタミンDを多く含む食品などがインフルエンザ予防に効果的だとされています。ビタミンDは、太陽光の紫外線Bを直接浴びると腎臓で作られますが、シミの原因になる紫外線Aと違い紫外線Bは窓ガラスでカットされてしまうので直接浴びる必要があります。
ですが、太陽光を浴びると日焼けが気になるので、手の平など影響が少ない場所に日光を浴びると良いでしょう。日照時間が短い冬の間は、ビタミンDの多い食べ物やサプリメントなどで補うようにしましょう。
インフルエンザ予防に効く食べ物
インフルエンザ予防に効く食べ物には、どのようなものがあるのでしょうか?ポイントとなるのは、腸内フローラの改善や粘膜を強くしてウイルスの侵入や炎症を防ぐのと抗酸化力やビタミンDを含む食品ですね。
- 食物繊維:根菜やキノコ類など
- 発酵食品:納豆やヨーグルトなど
- ビタミンA:緑黄色野菜(ブロッコリー、かぼちゃ、にんじん、ピーマンなど)、レバー、卵など
- ビタミンD:魚介類や卵の黄身、きのこ、きくらげなど
- 良質な油:エクストラバージンオリーブオイル、グレープシードオイル、アボカドオイル、亜麻仁油、荏胡麻油
- タンパク質:卵、魚、肉、大豆製品など
インフルエンザ予防に効く飲み物
インフルエンザ予防に効く飲み物には、どのようなものがあるのでしょうか?
- 緑茶:ポリフェノールの一種であるカテキンはウイルスの細胞への吸着や細胞内での増殖を阻害し、アミノ酸の一種であるテアニンは、免疫力を高める効果がある
- ココア:インフルエンザウイルスが細胞に吸着することを阻害し、ウイルス感染を抑制する。中性ポリフェノールと極性の高い非ポリフェノール性成分と重合度が高いポリフェノール性成分
- R1飲むヨーグルト、ラズマ乳酸菌、ビフィズス菌BB536株、クレモリス菌FC株、ラブレ菌、乳酸菌シロタ株、LGG乳酸菌、ガセリ菌SP株、TMC0356株、シールド乳酸菌 M-1(モラック乳酸菌)
- ホットワイン:ポリフェノール
- ホットチョコレート:ポリフェノールが含まれるが、無糖でカカオ80%以上のものにする
- ルイボスティー:抗酸化力は緑茶の50倍で、ノンカフェイン
インフルエンザに感染した後の食事
インフルエンザ予防をしていても感染して症状が出てしまったら、水分補給を十分に行い医師に処方された薬を飲んで、ゆっくり休みましょう。無理に食事をする必要はありません。
インフルエンザで解熱後の食事
ある程度、症状が改善して、食欲が出てきたら、体力回復をサポートする糖質の多い食材として、ご飯やイモ類、フルーツなどを食べると良いでしょう。お粥のように水分を多く含ませ、消化に良い状態にして食べるようにしましょう。
- 糖質をエネルギーに変えるビタミンB群:豚肉、大豆製品、貝類、キノコ類など
- 喉や鼻の粘膜を強くし、ウイルスへの抵抗力を高めるビタミンA:緑黄色野菜(ブロッコリー、かぼちゃ、にんじん、ピーマンなど)、卵など
- 血流をよくするビタミンE:ナッツ、アボカド、かぼちゃなど
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▶糖質の多い食品
インフルエンザ中の食べ物でコンビニ!
インフルエンザ中の食べ物でコンビニにおいてあるようなものとしては、レトルトのおかゆ、うどん、バナナ、ヨーグルト、ゼリー、豆腐、汁物がおすすめです。
インフルエンザ予防に効く食事レシピ
インフルエンザ予防に効く食事レシピとしては、食べ物のところで説明したような食物繊維、発酵食品、ビタミンA、ビタミンD、良質な油、タンパク質などがキーポイントになります。
栄養たっぷり豊富で食べやすいファイトケミカルを豊富に含むポタージュのインフルエンザ食事レシピ
栄養たっぷり豊富で食べやすいファイトケミカルを豊富に含むポタージュのレシピは、下記の通りです。
- かぼちゃ:1/8
- にんじん:1/2
- 本玉ねぎ:1/2
- 個豆乳:200ml
- コンソメ:小さじ1塩:
- 少々ブラックペッパー:少々
- 水:300ml
- かぼちゃは種を取り除いて一口大程度に切り、にんじんと玉ねぎは薄切りにする
- 鍋に1と水を加えて加熱し、フタをして20~30分煮込む
- かぼちゃは皮を取り除く
- 豆乳、コンソメをミキサーに加え、攪拌する
- 塩、こしょうで味を調える
栄養たっぷり豊富で食べやすい金芽米とレンコンの炊き込みご飯のインフルエンザ食事レシピ
インフルエンザ予防におすすめのレンコン料理のレシピで、渥美真由美・管理栄養士が推奨する金芽米とレンコンの炊き込みご飯とのりの佃煮入り、レンコンのすりながし汁について説明します。
金芽米に含まれるLPSは、白米の6倍です。金芽米は精米する際に、亜糊粉層というLPSを多く含む層を残したもので、金芽米1膳でLPS35μgが摂取可能です。
栄養たっぷり豊富で食べやすいファイトケミカルを豊富に含むポタージュのレシピは、下記の通りです。
- 金芽米:2合
- レンコン:200g
- 鶏ひき肉:100g
- ショウガすりおろし:小さじ1
- 酒:大さじ1
- 塩:小さじ1
- 醤油:大さじ1
- 切り昆布:4g
- レンコンをサイコロ状にカット
- あく抜きのための水にさらす
- 金芽米に水、塩、醤油、切り昆布を加える
- ショウガと酒で味付けした鶏ひき肉とレンコンを加える
- 炊飯器のスイッチを入れて炊く
栄養たっぷり豊富で食べやすいのりの佃煮入り、レンコンのすりながし汁のインフルエンザ食事レシピ
栄養たっぷり豊富で食べやすいのりの佃煮入り、レンコンのすりながし汁のレシピは、下記の通りです。
- レンコン:200g
- だし汁:500ml
- みそ:大さじ1
- のりの佃煮:大さじ2
- 青ネギ小口切り:大さじ2
- レンコンをスライスする
- だし汁でレンコンを5分程度、色が透き通るまで煮る
- レンコン、だし汁、みそをミキサーでペースト状に撹拌する
- ペースト状になったら、温めてのりの佃煮を加える
- お椀に入れ、青ネギ小口切りをふりかける
栄養たっぷり豊富で食べやすいR-1でタンドリーチキンのインフルエンザ食事レシピ
栄養たっぷり豊富で食べやすいR-1でタンドリーチキンのレシピは、下記の通りです。
- 鶏むね肉:250g
- ケチャップ:適宜
- カレー粉:適宜
- R-1ヨーグルト:1本
- 鶏むね肉を一口大に切る
- ビニール袋の中にR-1を1本いれる
- ケチャップとカレー粉を入れたものにからめて口を閉じたら冷蔵庫で冷やす
- 食べる前に取り出し、オーブン180度に汁気を流して並べたら予熱後15分焼く
栄養たっぷり豊富で食べやすいナガイモともずく酢のインフルエンザ食事レシピ
栄養たっぷり豊富で食べやすいナガイモともずく酢のレシピは、下記の通りです。
- 無塩生もずく200g
- 長いも 1/2本
- ミツカンやさしいお酢50cc
- 砂糖小さじ1
- 醤油小さじ1/2
- もずくを水洗いしてザルで水切りにする
- 長いもは千切りにする
- ボールに酢、砂糖、醤油を入れ混ぜて三杯酢を作る
- もずくと長いもと三杯酢をまぜる
インフルエンザで食べてはいけないもの
インフルエンザで食べてはいけないものとしては、下記があります。
- 柑橘系:熱を上げる作用がある
- トウガラシなどの香辛料:刺激が強く胃腸に悪いので症状悪化の危険性がある
- 濃いお茶と緑茶:下痢や腹痛の原因になり、利尿作用により脱水の危険性がある
インフルエンザでアイスは食べて良い?
インフルエンザでアイスは食べて良いのでしょうか?風邪の時もそうですが、アイスは食べやすいので基本的には食べても良いものです。インフルエンザでアイスを食べるメリットとデメリットについて見て行きましょう。
インフルエンザでアイスを食べるメリット
インフルエンザでアイスを食べるメリットは、下記のような点がおすすめとなります。
- 栄養やエネルギー補給:タンパク質、糖分、乳脂肪分、カルシウムなどが補給しやすい
- 食べやすい:食欲が低下している食欲不振や高熱で消化器官が機能していない時でも食べやすい
- コンビニで買える:一人暮らしの場合は特に買い物に行くのが大変なので近くのコンビニで買える良い
- 子供でも食べられる:大人でも食欲が落ちて食べたくないのだから子供はさらに食べないでしょう
- 少しだけでも食べられる:カップアイスのように少し食べて残りは後でという分割食べができる
- 喉が痛くても:痛みがある時は喉は温めるのが良いのですが、冷たいアイスは食べやすい
- 子供に薬と一緒に:アイスに薬を混ぜてあげると飲みやすくなる
- リラックス:バニラビーンズには、リラックス効果があるバニリンという成分が含まれる
インフルエンザでアイスを食べるデメリット
インフルエンザでアイスを食べるデメリットは、下記のような点がおすすめとなります。
- 体が冷える:発熱している時はウイルスを退治しているから熱を発しているので熱が出ても解熱剤を飲まないのはこのため!
- 下痢になる:胃腸風邪(胃腸炎)の時には消化に悪いアイスを食べるとお腹を壊す
- 免疫低下:体温が落ちるだけでも免疫低下になるが、アイスに含まれる砂糖によって免疫力が低下する
砂糖の1日の摂取量の目安は、体重50kgであれば、25gまでです。インフルエンザや風邪で食欲が落ちて他に何も食べられない時には、アイスを食べたからと言って、体温低下以外に免疫力低下ってのはなさそうです。
インフルエンザとは厚生労働省では?
インフルエンザとは何なのか、厚生労働省ではどのように言っているのでしょうか?厚生労働省のサイトによるとインフルエンザと区別が難しいイメージがあるのが風邪です。風邪は、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳が中心で全身症状はあまり見られません。
それに対し、インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状がある点が異なります。ですが、風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状もあるので区別が難しいとされています。
インフルエンザを発症してカラダが弱っている時に特に気をつけなければならないが、肺炎です。肺炎は、死亡原因の第三位になるほど危険な上記です。インフルエンザ予防を徹底して、元気に明日を迎えるためにはどうすれば良いのでしょうか?
インフルエンザ予防
インフルエンザ予防は、インフルエンザ予防接種を行うものではありません。予防接種は、予防という名前がついていますが、インフルエンザの感染を予防するものではなく、感染して症状が出た場合の重症化を防ぐものです。
2017年の夏にオーストラリアでインフルエンザによる死亡者が前年の6倍を超えました。南半球で流行したインフルエンザは半年後に北半球で流行する傾向にあります。ですので、日本で流行しているのは当然の結果と言えます。
インフルエンザの感染を未然に防ぐには、免疫力を高めることです。免疫力は、カラダの中にウイルスや病原菌が侵入するのを防ぎ、悪影響を与える細胞をやっつける自己防衛機能です。
免疫力を上げる方法としては、免疫細胞の働きを高める必要があります。免疫力の高い人と低い人の違いは、免疫細胞の働きの違いにあります。
インフルエンザ予防に免疫細胞
免疫細胞の働きは、ウイルスや異物を退治してくれるのですが、免疫細胞の働きが弱いとウイルスや異物を1つしか退治してくれません。ですが、免疫細胞が活性化しているとウイルスや異物を複数まとめて退治してくれます。
どちらがインフルエンザ予防に有効かは言うまでもありませんね!免疫細胞を活性化するには、免疫細胞のチカラをパワーアップさせる成分を多く含んだ食べ物が有効です。冬が旬の食べ物であり、インフルエンザ予防にも効果があります。
この食べ物には、LPS(Lipo Poly Saccharide):リポポリサッカライドと呼ばれる成分が入っており、インフルエンザだけでなく、認知症やがん予防にも効果が期待されています。
10日間、毎日食べ続けると免疫力がアップし、インフルエンザにかかりにくいカラダになります。稲川裕之教授による実験では、免疫細胞が1%未満だった被験者たちが、10日間毎日食べていただけで全員、20%程度まで活性化したというのだから驚きです。
被験者の中に頑固な便秘が解消されたという人がいたので、稲川祐之教授に確認すると、LPSには、腸内環境を整える働きがありますので、便秘を改善する効果も期待できます。
便秘を解消するには、乳酸菌が良いというイメージがありますが、便秘解消のカギを握っているのは、小腸ではなく大腸です。乳酸菌は小腸に多いので乳酸菌を摂っても便秘が解消されない場合には大腸の善玉菌不足の可能性があります。
では、大腸の善玉菌は何かというとビフィズス菌です。大腸における善玉菌の99.9%はビフィズス菌なので、下記の特集記事を参照してビフィズス菌サプリを摂取すると便秘解消が行えます。
話を免疫力に戻します。免疫力は20歳をピークに下降して行き、40代には半分程度、60代以降では1/10程度しかなくなってしまいます。ただし、免疫細胞の割合が低いから病気や体調が悪いわけではなく、病気にかかりやすいというだけです。
インフルエンザ予防にLPS
LPSは、土の中にいる美成分の成分の一つですので、根菜に多く含まれています。日比野佐和子医師によるとインフルエンザの予防に免疫力を上げる食べ物は、レンコンです。青じそや小松菜にも免疫力アップ成分は含まれているが、レンコンの方がおすすめです。
根菜 | LPS含有量 (100gあたり) |
---|---|
レンコン | 567μg |
さといも | 93μg |
ニンジン | 80μg |
レンコンには、ネバネバ成分が含まれています。ネバネバ成分がウイルスや花粉などが粘膜から侵入するのを防いでくれます。
レンコンは1日にどれくらい食べれば良いかというと…1日に必要なLPSの目安は、500μgなので、レンコン100g程度に相当します。ここで重要なのは、LPSはレンコンの皮と節の部分に多く含まれています。
ですので、皮をむかずに調理してもらうと良く、特に節の部分にはLPSが実の部分よりも5倍以上も多く含まれています。節付きのレンコンはあまり売られていません。これは、節が変色しやすいのでスーパーなどの店内でカットして売っていることが多いのです。
スーパーの方に節をカットする前の状態でとお願いすると買うことが出来る可能性はあります。スーパーよりも八百屋さんの方が融通が利くと思われます。
同様に他のLPSが多く含まれる食品で、1日に500μgを摂るには…
食品 | 摂取量 |
---|---|
岩のりの佃煮 | 5g |
ヨーグルト | 180g |
めかぶ | 50g |
玄米 | 150g |
LPSの多い食品ランキング
LPSを多く含む食品の上位5種は下記の通りです。
- 玄米
- めかぶ
- レンコン
- ひらたけ
- 岩のり
インフルエンザ予防に有効なLPSの多い食品において第一位に選ばれた玄米ですが、そのまま食べると玄米毒と呼ばれる種子毒によって、マイナス影響があります。では、玄米を安全に食べるにはどうすれば良いのか?
その答えが発芽玄米です。玄米を少しだけ発芽させた発芽玄米は、種子毒が非活性となっているので安全に食べられるだけでなく、栄養価も玄米の全てを上回ります。
でも、発芽玄米って高いから…という場合には、玄米があれば簡単に作れる方法があります。また、売られている発芽玄米は、種子毒が活性化している可能性が高いのでおすすめできません。発芽玄米の作り方は下記の特集記事を参照して下さい。
インフルエンザ予防に歯磨き
インフルエンザ予防に歯磨きが良いのは、口の中には約30億?6000億もの細菌が存在し、プロテアーゼという酵素を出してインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくするので、口の中を清潔にすることが有効だからです。
効果的な歯磨きのやり方
インフルエンザ予防に歯磨きが良いといっても、単に磨くだけでなく効果的な歯磨きのやり方があり、そのポイントは下記の通りです。
- 朝は、起きて、すぐ磨く
- 夜は、特に念入りに磨く
- 舌も磨く
- 1カ所につき20回以上、3分以上磨く
- 歯ブラシは1カ月に1本を目安に交換
インフルエンザと肺炎
インフルエンザと肺炎が併発する可能性があり、インフルエンザウイルスが肺に入り込み肺炎を引き起こす危険性があります。また、インフルエンザウイルスに感染すると、気道が炎症を起こし細菌に対する防御力が低下するので、他の細菌に感染しやすくなります。
インフルエンザと肺炎の違い
インフルエンザと肺炎の違いですが、肺炎の症状が、高熱、咳・痰、呼吸困難、胸痛、食欲不振、倦怠感や悪寒、筋肉痛、関節痛、頭痛、呼吸数、脈が早くなるなどなのでインフルエンザと変わりません。
インフルエンザはウイルス感染する病気ですが、肺炎の場合は、細菌性やウイルス性の感染するものと、カビや薬が原因の肺炎や誤嚥性肺炎のように感染しないものもあります。
インフルエンザと腹痛や下痢
インフルエンザで腹痛や下痢にみまわれたら、トイレを我慢せず、つらくても排便するようにしましょう。これは、インフルエンザのウイルスを下痢や嘔吐などによって排出しようとする働きだからです。
ツライからといって、下痢止めを使用すると逆効果になり、インフルエンザのウイルスが排出されずに中々治りません。但し、下痢などで脱水症状を起こさないようにスポーツドリンクや経口補水液などで水分補給を忘れないようにしましょう。
インフルエンザと鼻血
インフルエンザで鼻血がでることがあります。インフルエンザの症状で鼻血はないのですが、インフルエンザウイルスが鼻の粘膜で増殖すると、炎症が起き、血が集まって充血した状態になり、傷つきやすくなるので多少の刺激でも鼻血が出てしまうのです。
また、インフルエンザの治療薬のタミフルが原因で起こる鼻血もありますので、そのような場合には、病院や薬局に相談しましょう。
インフルエンザと白血球数
インフルエンザ診断は、白血球数と炎症反応を確認します。インフルエンザに感染した直後は、白血球数は低下し、炎症反応は変化がありません。但し、他の感染症がない前提です。
白血球数は、3500~9800/μLが正常値ですが、異常と判断するのは、1000~1500/μLを下回った場合です。炎症反応は、0.3mg/dL以下が正常ですが、これだけでインフルエンザと確定するわけではなく問診や体温などで総合的に判断します。
インフルエンザ予防接種とは?
インフルエンザ予防接種とは、インフルエンザの感染を予防するものではありません。インフルエンザ予防接種によって、インフルエンザウイルスが身体に侵入した際の攻撃体制が整うので症状が酷くならずに済むというものです。もちろん、個人差があります。
インフルエンザ予防接種の時期
インフルエンザ予防接種の時期は、いつごろがベストなのでしょうか?免疫体制が整うまでに2~3週間程度かかり、3~5カ月ほど効果が持続します。
インフルエンザは、11月中旬から2月いっぱいくらいまで流行期間があるので、10月下旬~11月中旬にインフルエンザ予防接種をするのが良いでしょう。
インフルエンザ予防接種の金額は?
インフルエンザ予防接種の金額は、病院によって異なりますが、目安の金額は下記の通りです。
年代 | 金額 |
---|---|
6か月?13歳未満 | 6,000円?7,000円程度(2回接種) |
13歳以上?成人 | 3,000円?5,000円程度(10割自己負担) |
高齢者 | 無料?2,000円程度 |
インフルエンザ予防接種が痛い
インフルエンザ予防接種が痛いのは、皮下注射であるために針が深く刺さり、ワクチンが浸透していく刺激により感じるものです。腫れ・発熱・かゆみをともなう痛みに対しては、冷たいタオルや保冷材で冷やすと痛みが和らぎます。
インフルエンザ予防接種と飲酒
インフルエンザ予防接種と飲酒についてですが、まず前日については飲み過ぎなければ多少飲んでも構いません。続いて当日ですが、こちらも軽く飲む程度なら問題ありませんが、多飲すると副作用が出る危険性が増します。目安は、摂取後24時間以内です。
インフルエンザ予防接種と運動
インフルエンザ予防接種と運動についてですが、激しい運動で体が疲れていたり、体力が落ちている状態だと、抗体を作ることができず効果がなくなるのでNGです。
また、下記のような症状がある場合には、軽い運動でも避けて安静にしておきましょう。
- 注射した箇所の腫れ、赤み、痛み
- 発熱、寒気
- 頭痛
- 全身のだるさ、倦怠感
- まれに発疹
インフルエンザ対策
インフルエンザ対策として、家族や職場、学校など周りの人たちが感染していた場合に、どのような対策をすれば感染対策になるのでしょうか?インフルエンザになってしまえば職場や学校には来ませんが、潜伏期間の人はいるかも知れませんからね!
インフルエンザの感染経路
インフルエンザの感染経路は、飛沫感染で空気感染はしませんが、換気が良好でないと空気中の飛沫や飛沫核が濃縮して空気感染するようになります。換気されていれば患者から2メートル以上離れることで感染対策になります。
インフルエンザで家族
インフルエンザで家族への感染対策を行う場合には、換気をきちんと行った部屋に患者を隔離し、マスクを着用した上で、加湿と水分、栄養補給を十分に行い体力を低下させないことです。
インフルエンザいつまでうつる
インフルエンザは、いつまでうつるのでしょうか?また、潜伏期間はどれくらいあって、症状が出ていない潜伏期間でも感染するのでしょうか?
うがいの方法
うがいの正しい方法は、冷水は使わずに、ぬるま湯で行います。伊藤博道医師によると冷水だとウイルスを撃退する白血球の働きが弱くなり、ぬるま湯だと免疫力が高まるそうです。
また、冷水だと粘液を傷つける危険性もあります。それに加え、うがいは短時間やっても意味がありません。時間にして30秒程度、回数にして3回程度することで効果があるというエビデンスがあります。
うがいの回数
うがいの回数は、3回程度行うことで効果が得られます。1回だけだと、うがいの時間が短すぎて十分に喉を洗うことができません。ですので、回数としては、3回程度が目安になります。
うがいで効果なし
うがいで効果がないのは、冷水を使ったり、短時間しか行わなかったりすることです。朝起きたばかりの口の中は、肛門と同じくらい菌がいるといわれるので、口をゆすがないと朝食と一緒に菌を食べてることになりますよ!
インフルエンザの潜伏期間
インフルエンザの潜伏期間は、個人差はありますが、おおむね2日から3日程度です。この潜伏期間においてもインフルエンザは感染するので、流行が止まらないわけです。症状が出ないと感染予防しない人が多いですからね!
インフルエンザA型の潜伏期間
インフルエンザA型の潜伏期間は、厚生労働省によると24時間から48時間が多く、長くても72時間程度です。まぁ、2日から3日程度ということになりますね。
インフルエンザB型の潜伏期間
インフルエンザB型の潜伏期間は、厚生労働省によると最短で1日、最長で3日なので、まぁ、2日から3日程度ということになりますね。
インフルエンザの特徴は?
インフルエンザの特徴は、下記の通りです。似た症状のある風邪との違いとしては、高熱や関節痛、筋肉痛です。
- 高熱(38度以上)
- 寒気や悪寒
- 倦怠感
- 頭痛
- 関節痛
- 筋肉痛
- 喉の痛み
- 鼻水
- くしゃみ
- 食欲不振
インフルエンザだけじゃない風邪と間違われる病気
風邪とよく似た症状で間違われやすい病気には、インフルエンザ以外にも危険なものがあります。詳しくは下記の風邪の症状との違いを詳しく記載した特集記事を参照して下さい。
インフルエンザがうつる確率
インフルエンザがうつる確率は、個人差やインフルエンザの型などにもよりますが、およそ8%から10%程度だと言われています。これに加え、感染力の強さも関係してきます。
インフルエンザの感染力
インフルエンザの感染力は、下記の通りです。
時期 | 感染力 |
---|---|
発症前日 | 上昇 |
発熱3日目 | 最大 |
解熱2日 | 低いが残る |
インフルエンザの治療薬
インフルエンザの治療薬には、下記のものがあります。
- タミフル:飲み薬
- リレンザ:吸入薬
- イナビル:吸入薬
- ラピアクタ:点滴薬
インフルエンザの初期症状
インフルエンザの初期症状で、風邪と区別しやすいのが、下記の症状が先に現れることです。
- 急激な高熱
- 悪寒・寒気
- 強い筋肉痛・関節痛
インフルエンザ予防の薬
インフルエンザ予防の薬としては、抗インフルエンザ薬が使われます。下記を治療に使う量の半分、倍の期間使用することで予防効果があるとされています。
項目 | タミフル | リレンザ | 伊那ビル |
---|---|---|---|
摂取量 (大人) |
75mg | 10mg | 40mg |
期間 (大人) |
7~10日間 | 10日間 | 1日間 |
摂取量 (子供) |
2mg/kg | 10mg | 20mg |
期間 (子供) |
10日間 | 10日間 | 1日間 |
金額 (大人) |
2,830円 | 3,058円 | 4,280円 |
金額 (子供) |
6,100円 | 3,058円 | 2,140円 |
インフルエンザ予防と対策!予防接種は感染後の症状緩和だけの痛い薬のまとめ
インフルエンザ予防は家族や職場、学校などで感染しない対策をすることで、インフルエンザ予防接種は防ぐ薬ではない。潜伏期間も含めいつまでうつるかに関連せず、症状が出た場合に少しでも酷くならないようにするだけだ。金額は安いが飲酒や運動を控え時期を考え痛いのにガードはしない!
スギ花粉を中心に日本人の多くが苦しんでいる花粉症ですが、食べ物や飲み物などで体質改善を行い、基本的な対策を徹底的に行うことで、薬に頼らずとも症状をかなり軽減することが可能です。
インフルエンザウイルスの濃度が高まるから換気が必要です。インフルエンザは空気より重く、くしゃみや咳などで舞ったウイルスが下にたまっていきます。
密室の場合は換気をしないと部屋にたまっているウイルスの濃度がどんどん高まってしまいます。なので、2時間に一度は換気をしましょう。
また、湿度が低いと喉や鼻、粘膜の働きが弱まりウイルスに感染しやすいため、部屋の湿度は50%から60%に保っておくことが大切です。
大谷義夫医師によるとインフルエンザや風邪の感染源で多いのが喉です。ですので、水などの飲み物を短い間隔で飲むと口の中の細菌やウイルスを胃まで流し込むことができます。
一見、カラダに取り込んでしまうので心配になるかも知れませんが、胃には胃酸が分泌されていて、殺菌効果があるので風邪やインフルエンザに感染しにくくなります。
目安は、10分から20分に一口、水などの飲み物を飲むようにしましょう。喉や気管の中に繊毛があり、その繊毛が乾燥するとウイルスを排出しなくなります。
インフルエンザ潜伏期間とは?
インフルエンザ潜伏期間とは、どのようなものなのでしょうか?今年も猛威を振るっているインフルエンザですが、感染してから症状が出るまでには2日から1週間程度あり、これを潜伏期間と言います。
インフルエンザのウイルスがカラダに入ると気道や肺に付着して20分程度で細胞内に入り込みます。その後、1つのウイルスが8時間後に100個、16時間後に1万個、24時間後に100万個という速さで増殖します。
インフルエンザに感染しても潜伏している間は症状が出ないので、家族や学校の友達、会社の同僚などと接する時にマスクなどの予防をしないでしょう。そうすると現在のようなインフルエンザの流行が起こるのです。
インフルエンザを身近な人たちに感染させないようにするためには、どうすれば良いと思いますか?
インフルエンザの潜伏期間に検査
インフルエンザの潜伏期間に検査をして意味があるのでしょうか?残念ながら正確な判断ができないので、再検査が必要になって二度手間になります。
インフルエンザの検査は、発熱などの症状が出てから12時間以上が経過し、体内でウイルスの増殖が十分に行われている状態でないと正しい結果が出ないからです。
インフルエンザと風邪の違い
インフルエンザと風邪って症状が似ているから、検査を受けるにも違いが分からないと困りますよね。まず、潜伏期間ですが、一般的にインフルエンザは2日程度で、風邪のウイルスの潜伏期間は、5日程度です。どちらも期間が前後する場合もあります。
風邪と似た症状でインフルエンザではないが、危険な病気がありますので、医療機関を受診されることをおすすめします。
インフルエンザと風邪の違いの表
続いて症状の違いです。インフルエンザと風邪の違いの表にまとめます。当たり前ですが、一般的な違いであり、個人差はあります。
項目 | インフルエンザ | 風邪 |
---|---|---|
ウイルス | インフルエンザウイルス | 200種類以上のさまざまなウイルス |
季節 | 季節性(12月~3月) | 年中(ウイルスの型により) |
潜伏期間 | 1~3日 | 5~6日 |
症状の進行 | 急激 | 緩やか |
熱 | 高熱(38度以上) | なし、または37~38度 |
病状 | 頭痛、悪寒、倦怠感、関節痛、筋肉痛、下痢、食欲不振など全身症状 | くしゃみ、鼻水、喉の痛みなど呼吸器が中心の局部症状 |
合併症 | 肺炎や脳症など | 比較的少ない |
完治 | 約10日 | 3~7日 |
インフルエンザ潜伏期間A型
インフルエンザ潜伏期間A型は、症状が出ていない潜伏期間でも家族などにうつる危険性があります。感染すると初期段階から「悪寒」「高熱」「カラダの痛み」の症状が現れます。
インフルエンザ潜伏期間B型
インフルエンザ潜伏期間B型は、ビクトリア型が2/3で山形型が1/3ですが、治療については差異はなく両方ともB型として治療を受けます。
高熱が出ずに微熱や平熱であることも多く、潜伏期間なのか発症しているのか区別が難しいのですが、普段はないカラダの痛みがある場合にはインフルエンザB型を疑いましょう。
インフルエンザ潜伏期間C型
インフルエンザ潜伏期間C型は、冬期だけではなく一年を通して感染報告があるが、変位する事はほとんどなく、多くの人は6歳までにインフルエンザC型ウイルスに初感染し、抗体を獲得しているので感染しても症状は軽く風邪と間違えられます。
インフルエンザA型とB型の違いを表に!
インフルエンザA型とB型の違いを表にしたものが下記です。尚、B型に感染して完治しても、A型に感染する可能性はあります。また、A型とB型の両方に同時感染する可能性もゼロではありませんので気をつけましょう!
インフルエンザA型 | インフルエンザB型 | |
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流行 | 12月?3月 | 2月?3月 |
変異 | 変異しやすい | あまり変異しない |
種類 | 144種類 | 2種類 |
感染対象 | 人や鳥、豚など | 人のみ |
発熱 | 38~40℃の高熱 | 38℃以下の微熱や平熱の場合もある |
症状 |
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治療薬 | タミフル、リレンザ、イナビル |
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インフルエンザの症状
インフルエンザの症状は、A型であろうとB型であろうとひどい風邪と同じようなものばかりです。大きく異なるのは、全身の筋肉痛・関節痛なので、このような自覚症状がある場合は、インフルエンザを疑いましょう。
インフルエンザの医師、病院
インフルエンザの医師、病院として、NHK「総合診療医ドクターG」でもおなじみの徳田安春医師によると肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者以外は、インフルエンザになったからといって、すぐ病院に行くべきではないということです。
若くて健康な人々ではインフルエンザにかかったとしても数日間で自然回復します。肺炎になるリスクは限りなくゼロに近く、膨大な数の臨床研究データによると、抗インフルエンザ薬は症状を平均で約一日短くすることができる程度の効果があるだけだというのです。
5日で治る病気が薬を使うと4日で治るというだけなので、肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者以外は、病院へ行くことのリスクの方が高いということです。
インフルエンザの潜伏期間中にうつるのか
インフルエンザの潜伏期間中にうつるのかというと、うつります。潜伏期間中の自覚症状はほとんどなく、インフルエンザに気づいて人との接触を避けることが難しいのが困りものです。
インフルエンザの潜伏期間感染力
インフルエンザの潜伏期間感染力は、発症後に比べると高くはありません。ですが感染しないわけではないので、発熱前には、くしゃみが多くなったり、鼻水が出る、のどに違和感があるといった症状が現れるので、家族などに感染させないように予防は十分に行いましょう。
インフルエンザはいつまでうつるのか?
インフルエンザはいつまでうつるのかというと、感染して潜伏期間から、発症中、症状がおさまったあとも感染する危険性はあります。個人差はありますが、一般的には、発症から10日間程度はうつるかも知れないと考えましょう。
インフルエンザにかかったらどうする?
インフルエンザにかかったらどうするのが良いのでしょうか?一般的には、病院に行くのが良いと考えますが、先ほどの徳田安春医師によると肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者以外は病院に行かないという選択の方が良いとしています。
インフルエンザ対処方法
インフルエンザ対処方法として、学校や職場などの人が多く集まる場所へ行かずに感染拡大を防ぐというものがありますが、家にいても家族に感染したら意味がないので、家族に感染させないための対処方法を挙げていきます。
インフルエンザの感染を家族にさせない対処方法
インフルエンザの感染を家族にさせない対処方法としては、下記のようなものがあります。
対処方法 | 効果 |
---|---|
感染者は個室 | インフルエンザは主に飛沫感染で広がるので、接触感染や空気感染を減らす |
マスクの着用 | 感染者がマスクをすることで、飛沫感染の危険性を減らす |
部屋の加湿 | 50%から60%程度に加湿するとインフルエンザウイルスの長時間浮遊が難しくなるので吸い込む危険性が減る |
部屋の換気 | インフルエンザウイルスを充満させずに、部屋の外へ追い出す |
ゴミ箱に蓋 | 鼻をかんだティッシュにインフルエンザウイルスが付着しているので蓋をすることで接触感染が減る |
免疫力の向上 | インフルエンザウイルスに感染しても免疫力が高ければ発症しないで、食事や睡眠などに気をつける |
インフルエンザの感染期間
インフルエンザの感染期間は、発症して症状が出ている間だけではありません。感染して症状が出ていない潜伏期間も感染しますし、発症して症状が良くなり解熱した後も感染します。
インフルエンザ感染期間で解熱後の感染力
インフルエンザ感染期間で解熱後の感染力はどのくらいあるのでしょうか?インフルエンザウイルスは、解熱後に排出量は減りますが、少なくなっているだけで感染しないわけではありません。
インフルエンザの臨床研究によるとインフルエンザ発症後、5日経過するとインフルエンザウイルスの排出量はある程度おさまるという研究結果が出ています。
ですので、この研究結果より、「インフルエンザを発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」は感染拡大予防として子供の学校への出席停止期間としているのです。
インフルエンザの潜伏期間中に予防接種
インフルエンザの潜伏期間中に予防接種をしても間に合いません。予防接種は、インフルエンザに感染した場合に症状が重くなるのを防ぐ効果があります。
このインフルエンザワクチンの効果が現れるのは、予防接種後、2週間程度かかります。インフルエンザは、潜伏期間も含め、感染してから完治するまで10日から2週間程度なので、効果が出る頃には完治していることになります。
インフルエンザの潜伏期間から発症まで
インフルエンザの潜伏期間から発症までには、1日から3日程度と一般的な風邪に比べて症状がすぐに出ます。発症すると、38℃以上の高熱や関節痛、筋肉痛、頭痛、全身の倦怠感などが現れます。
インフルエンザの完治
インフルエンザの完治は、個人差はありますが、感染してから1週間から2週間程度です。長ければ、感染してから発症まで3日程度、発症から完治まで10日程度かかります。
インフルエンザの予防法は、マスク?
インフルエンザの予防法は、どのようなものがあるのでしょうか?マスクが一般的に使われますが、ガーゼマスクではインフルエンザウイルスがすり抜けて防ぐことが出来ません。
マスクで予防するのであれば、医療用の不織布マスクであるサージカルマスクを使用することでインフルエンザウイルスがある程度防げますが、完全には無理です。マスク以外の予防法としては下記があります。
- 十分な栄養を摂る
- 十分な睡眠をとる
- 適度な温度と湿度を保つ
- 手洗いとうがいを徹底する
- 人ごみを避ける
十分な栄養を摂るといっても、どんなものが栄養があるのか分からないと喉が痛くて食べるのがツライ状態で頑張って食べたのに栄養がほとんどないよ!っていうんじゃ意味がないので、下記の栄養価が高い食べ物を参考に食べやすいものを食べるようにしましょう。
眠らないと体力が回復しないし、インフルエンザの予防にならないのは分かっているけど眠れないと言う場合には、眠れない時の対処法を特集した下記の記事を参考にして下さい。
うがいの方法
うがいの正しい方法は、冷水は使わずに、ぬるま湯で行います。伊藤博道医師によると冷水だとウイルスを撃退する白血球の働きが弱くなり、ぬるま湯だと免疫力が高まるそうです。
また、冷水だと粘液を傷つける危険性もあります。それに加え、うがいは短時間やっても意味がありません。時間にして30秒程度、回数にして3回程度することで効果があるというエビデンスがあります。
うがいの回数
うがいの回数は、3回程度行うことで効果が得られます。1回だけだと、うがいの時間が短すぎて十分に喉を洗うことができません。ですので、回数としては、3回程度が目安になります。
うがいで効果なし
うがいで効果がないのは、冷水を使ったり、短時間しか行わなかったりすることです。朝起きたばかりの口の中は、肛門と同じくらい菌がいるといわれるので、口をゆすがないと朝食と一緒に菌を食べてることになりますよ!
インフルエンザ予防に歯磨き
インフルエンザ予防には歯磨きが有効だということが、原田歯科医院でも説明されています。口の中には約30億?6000億もの細菌が存在し、プロテアーゼという酵素を出します。
このプロテアーゼがインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする働きがあるのです。ですので、口腔内を不潔な状態にするとプロテアーゼが増えて、インフルエンザに感染しやすくなります。
インフルエンザ予防に効果的な歯磨き方法
インフルエンザ予防に効果的な歯磨き方法は、下記の通りです。
- 歯と歯の隙間を意識して磨く
- 朝起きたらすぐに歯を磨く
- 舌も綺麗にそうじする
- 寝る前にもしっかりと歯を磨く
- 月に1度歯ブラシを交換する
- 歯医者で歯石の除去をする
- 歯の治療が必要な場合はしっかり行う
普段から元気に生きて行くには?
インフルエンザに感染しないのも大切だけど、そもそも普段から元気に生きて行くには、免疫力を高める必要があります。じゃあ、どうやって免疫力を高めれば良いのでしょうか?
インフルエンザ潜伏期間中にうつるのか!B型とA型の症状と対処方法のまとめ
インフルエンザ潜伏期間中にうつるのか、風邪との違いを含めB型とA型の症状と対処方法を整理する。インフルエンザ潜伏期間や解熱後の感染期間に家族が予防を行うのはどのような対処方法があるのだろうか?また、潜伏期間中に予防接種したり、検査をして意味があるのか?
妊娠中はお腹の中に赤ちゃんがいるから通常時とは食事の重要度が異なります。風邪やインフルエンザに感染してしまった場合でも薬を使ったいいのかどうかすら困ってしまうくらいなのです。
インフルエンザを発症しない人と発症する人の違い
インフルエンザウイルスに感染しても、インフルエンザを発症しない人と発症する人がいるのはなぜでしょうか?この両者の違いは、免疫力が高いか低いかの違いです。
インフルエンザ予防法をいくら徹底しても、職場や学校などの人が集まる場所に行けば感染しないというのは、非常に困難です。ずっと宇宙服のようなものを着て、外界との接触を断てば別ですが…
ですので、インフルエンザに感染したとしても、発症しないように免疫力を高める必要があります。また、発症したとしても免疫力が少しでも高ければ重症化しないで済みます。
では、免疫力を高めるためには、どうすれば良いのでしょうか?私たちのカラダの中で免疫力に大きく関係しているのは、小腸の壁にいるNK細胞などです。ですので、小腸の環境を整えることで免疫力を高めることができます。
免疫力の説明動画
免疫力については、下記の説明動画を参照して下さい。
免疫力について何となくわかってもらえたともうので…免疫力を高めるために小腸の腸内環境を整えるには、どうすれば良いのでしょうか?腸内環境を整えるには、小腸の善玉菌である乳酸菌を摂取する必要があります。
乳酸菌というとヨーグルトを思い浮かべるかと思いますが、腸内環境を整えるには腸内が整うだけの乳酸菌の数と腸内細菌と相性の良い乳酸菌が必要なので、ヨーグルトだけでは効果は微々たるものです。
インフルエンザ予防のサプリ
では、腸内環境を整えて免疫力をアップさせるほどの乳酸菌を摂取するためにはどうすれば良いのでしょうか?その答えが、乳酸菌サプリです。
インフルエンザ予防のサプリとしては、免疫力をアップさせるサプリが有効です。免疫力は、カラダの中で小腸がメインに担っていますので、小腸の腸内環境を整える乳酸菌が有効です。
同じ腸でも便秘解消に関連する大腸の善玉菌はビフィズス菌ですが、小腸の善玉菌は乳酸菌なのでここを間違えると効果が実感できません。
だからと言ってどんな乳酸菌サプリでも良いわけではないので、詳しくは下記のランキング記事の説明をよぉ~く読んでみて下さい。
食べても飲んでも太らない流行りのこんな方法知ってる?
ダイエット方法で注目をあびているのが、痩せ菌ダイエットです。痩せている人には痩せ菌が多く、デブの人にはデブ菌が多いという分かりやすさが人気となっているのでしょう。
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