こんにちは。私はこれまで10年以上、女性向けのダイエット実践サポートを現場で行ってきたダイエット専門家です。今日は「ダイエット」「リバウンド」「痩せたい」という言葉に、胸がギュッと締め付けられるあなたに向けて、かなり赤裸々な体験談と心理の話をします。

正直に言います。
ダイエットに失敗する人の多くは、やり方ではなく「考え方」でつまずいています。

私自身もそうでした。一時的に痩せてはリバウンドを繰り返し、「もう一生痩せられないのかも」と何度も絶望しました。この記事では、会議室で作られた理論ではなく、現場で、感情まみれで、涙も失敗も全部ひっくるめた実体験をもとにお話しします。


なぜ私たちは「痩せたい」のに、リバウンドしてしまうのか

「今度こそ痩せたい」
「次は絶対リバウンドしない」

この言葉、何回自分に言ってきましたか?

私がサポートしてきた女性たちの多くも、そして過去の私自身も、同じ言葉を何度も口にしていました。雑誌で見たダイエット、SNSで流行っている方法、テレビで紹介された食事法…。一時的に体重は落ちる。でも、数ヶ月後には元通り、もしくはそれ以上。

これは意志が弱いからでも、根性がないからでもありません。

リバウンドの正体は「脳」と「感情」

心理学的に見ると、リバウンドの最大の原因は「脳の防衛反応」です。

極端な食事制限や無理な運動は、脳にとっては「命の危機」。すると脳はこう命令します。

  • もっと食べなさい
  • 脂肪を溜め込みなさい
  • 次は失敗しないよう備えなさい

つまり、リバウンドは体の裏切りではなく、必死にあなたを守ろうとした結果なんです。

でも、多くの人はここで自分を責めます。

「また失敗した」
「私はダメだ」
「どうせ痩せたいなんて無理」

この自己否定が、次の暴食やリバウンドを呼び込みます。これが、抜け出せない負のループです。


【体験談】私が一番太っていた頃の話

ここからは、かなり恥ずかしいですが、私自身の話をします。

ダイエット専門家と名乗る前、私は体重が人生最高値を更新していました。鏡を見るのが嫌で、写真に写るのが怖くて、クローゼットには「痩せたら着よう」と書かれた服が山のように眠っていました。

朝は食べない。昼はサラダだけ。夜は我慢。でも、夜中になると我慢の糸がプツンと切れ、キッチンで立ったままパンをかじる。誰にも見られないように、静かに。

その瞬間は「幸せ」。でも、次の瞬間には強烈な自己嫌悪。

「こんな自分が嫌い」
「どうして我慢できないの」

翌朝、体重計に乗って現実を突きつけられ、また極端な制限を始める。その繰り返しでした。

今振り返ると、私は「痩せたい」のではなく、「今の自分を否定したい」だけだったのだと思います。


痩せた先の幸せを、具体的にイメージしていますか?

ここで、あなたに質問です。

「痩せたらどうなりたいですか?」

この質問に、すぐ具体的に答えられる人は意外と少ないです。

「とにかく痩せたい」
「体重を減らしたい」

これでは、脳は動いてくれません。

脳は「数字」では動かない

心理学では、人は感情が動いたときに初めて行動すると言われています。

体重−5kgという数字よりも、

  • お気に入りの服を堂々と着て出かける自分
  • 写真を避けずに笑っている自分
  • 人前で堂々と振る舞える自分

こうした「痩せた先の幸せ」をリアルにイメージできたとき、初めて脳は味方になります。

私自身も、ただ痩せることだけを目標にしていた頃は、何度もリバウンドしました。でも、「どんな自分で生きたいか」を考え始めてから、行動が変わりました。


リバウンドを繰り返す人に共通する思考パターン

完璧主義がダイエットを壊す

これは本当に多いです。

「今日はお菓子を食べてしまった。もう終わり」
「完璧にできなかったから意味がない」

この思考が出た瞬間、ダイエットは崩れます。

心理学的に言うと、これは白黒思考。0か100かでしか物事を見られない状態です。

でも現実はグレーの連続。

80点の日もあれば、30点の日もある。それでいいんです。

「痩せたい=我慢」という思い込み

我慢=成功、楽しんだら失敗。

この思い込みが強い人ほど、反動でリバウンドしやすくなります。

私が現場で見てきた中で、最終的に痩せてリバウンドしなかった人は、我慢ではなく、調整ができる人でした。


現場で本当に効果があった改善アプローチ

①「減らす」より「整える」

食事を減らす前にやるべきことは、生活リズムを整えることです。

  • 寝不足のままダイエットしない
  • 食事時間を大きく乱さない
  • 水分をきちんと摂る

これだけで、暴食はかなり減ります。

② 自分を責めない言葉を使う

「また失敗した」ではなく、

「今日はこういう日だった」
「次で調整すればいい」

言葉を変えるだけで、行動は変わります。

これは自己暗示ではなく、脳科学的にも効果がある方法です。


匿名相談で多かったリアルな声

ここからは、実際に寄せられた匿名相談をもとにした内容です。かなり生々しいですが、多くの人が同じことで悩んでいます。

「痩せたいのに、食べることがやめられません」

この相談、本当に多いです。

でも、詳しく話を聞くと、食べている理由は「空腹」ではなく、ストレスや不安であることがほとんど。

食事を責める前に、心の状態を見る必要があります。


※後編では、Q&A(5〜8問)を中心に、さらに赤裸々な体験談と、リバウンドを防ぐ具体策、そして「本当の意味で痩せる」とは何かを深掘りしていきます。


【Q&A】匿名相談で多かったリアルな質問とストレート回答

ここからは、実際に寄せられた匿名相談をもとに、「よくある質問」と「現場でのリアルな回答」をQ&A形式でお伝えします。かなり赤裸々ですが、多くの方が心の中で同じことを感じています。

Q1. 痩せたい気持ちは本物なのに、行動が続きません。私は本気じゃないのでしょうか?

A. いいえ、本気じゃないわけではありません。

これは意志の問題ではなく、「ゴール設定が曖昧」なことが原因です。「痩せたい」という言葉の裏に、感情が伴っていないと、脳は行動を優先順位の低いものとして処理します。

「痩せたら何をしたいのか」「誰に会いたいのか」「どんな自分でいたいのか」を具体的に言語化してみてください。行動が続かないのは、あなたが弱いからではありません。


Q2. 何度もリバウンドしています。もう一生このままな気がして怖いです。

A. その恐怖を感じている時点で、あなたはちゃんと自分と向き合っています。

リバウンドを繰り返す人ほど、「次こそは失敗できない」というプレッシャーを抱えがちです。でもこのプレッシャーこそが、過度な制限を生み、結果的にリバウンドを引き起こします。

「また戻ったらどうしよう」ではなく、「戻ったときにどう立て直すか」を考えてください。リバウンドは失敗ではなく、学習途中の出来事です。


Q3. 食べることでストレスを発散してしまいます。これは甘えですか?

A. 甘えではありません。とても人間的な反応です。

食事は、最も手軽で即効性のあるストレス緩和手段です。問題は「食べてしまうこと」ではなく、「それしか方法がない状態」にあります。

まずは、食べる以外に心が少し軽くなる行動を1つだけ増やしてみてください。完璧に置き換える必要はありません。


Q4. ダイエットを始めると、気持ちが落ち込みやすくなります。

A. それは珍しいことではありません。

急激な制限は、脳内のセロトニン(安定ホルモン)を減少させます。その結果、不安感や落ち込みが強くなります。

「痩せたい」と「心を守る」は同時に考える必要があります。心が削られるダイエットは、長続きしません。


Q5. 周りの人と比べてしまい、自己嫌悪になります。

A. 比較してしまうのは自然なことです。

ただし、他人の結果と自分の過程を比べるのは不公平です。見えているのは結果だけで、その人の苦労や背景は見えません。

比べるなら「昨日の自分」と比べてください。それが唯一フェアな比較です。


Q6. 痩せたいのに、どこかで「変わるのが怖い」と感じています。

A. とても大切な感覚です。

心理学では、人はたとえ不満があっても「慣れた状態」を維持しようとする性質があります。痩せることで人間関係や立場が変わることを、無意識に恐れている場合もあります。

怖さを否定せず、「それでもどうなりたいか」を少しずつ考えていきましょう。


Q7. 結局、成功する人としない人の違いは何ですか?

A. 一言で言うと、「自分との付き合い方」です。

成功する人は、自分を管理しようとするのではなく、理解しようとします。失敗したときに責めるのではなく、原因を探します。

痩せることよりも、自分との関係を改善できた人が、結果的にリバウンドしません。


【体験談】私がリバウンド地獄から抜け出せた決定的な転機

私が変われたきっかけは、ダイエット方法を変えたことではありません。

「痩せなきゃ価値がない」という思い込みに気づいたことでした。

太っている自分を否定し続けていた私は、痩せても安心できませんでした。少し増えるたびに不安になり、また制限する。その繰り返し。

ある日、「痩せたら幸せになる」のではなく、「幸せになる選択をした結果、体も変わる」という考え方に出会いました。

そこから、食事も運動も「罰」ではなく「自分を大切にする行為」に変わりました。


痩せたい気持ちを裏切らないために大切なこと

短期結果より、長期関係

体と一生付き合う以上、短期的に痩せるかどうかより、長く続くかどうかが重要です。

「続かないダイエット」は、あなたに合っていないだけです。

感情を無視しない

感情を無視したダイエットは、必ず反動が来ます。感情は敵ではなく、重要なサインです。


まとめ:痩せた先の幸せを、自分の言葉で描こう

ダイエットも、リバウンドも、痩せたい気持ちも、すべてあなたが真剣に生きてきた証です。

大切なのは、「どんな体重になるか」ではなく、「どんな人生を送りたいか」。

痩せた先の幸せを、誰かの基準ではなく、あなた自身の言葉で描いてみてください。

そのイメージが、これからの選択を静かに支えてくれます。

あなたは、もう十分頑張っています。