「本当は痩せたい」
「今のままじゃ嫌だと思っている」
それなのに、なぜか行動できない。
ダイエット相談の現場で、
この言葉を聞かない日はありません。
はじめまして。私は女性向けのダイエット実践サポートを長年行ってきた専門家です。
そして同時に、誰よりもダイエットに失敗し、リバウンドを繰り返してきた当事者でもあります。
この記事では、
・変わりたいのに動けない理由
・ダイエットが怖くなる本当の心理
・一時的に痩せてもリバウンドしてしまう根本原因
を、かなり赤裸々な体験談とともにお伝えします。
「痩せたいのに怖い」
そう感じているあなたは、決しておかしくありません。
なぜ「変わりたいのに怖い」と感じるのか?
ダイエットが怖くなる女性の共通点
多くの女性が、こう言います。
「また失敗するのが怖い」
「どうせ続かないと思ってしまう」
この感情の正体は、
過去のダイエット体験です。
・頑張ったのにリバウンドした
・我慢したのに報われなかった
・期待した分、自己嫌悪が大きかった
こうした経験が積み重なると、
脳は「変わる=危険」と学習します。
心理学で見る「回避行動」
心理学では、
失敗を予測して行動を避けることを回避行動と呼びます。
これは、怠けでも甘えでもありません。
心が自分を守ろうとしている反応です。
だから、
「やる気がない自分を責める」ほど、
ますます動けなくなってしまいます。
【体験談】何度も「今度こそ」と思っては裏切られた私
私自身、20代後半から30代にかけて、
本当にたくさんのダイエットをしました。
「これが最後」
「次こそは変われる」
そう思って始めては、
毎回、同じ結末。
・最初は順調
・体重が落ちる
・褒められる
でも、ある日突然、糸が切れる。
仕事で嫌なことがあった日。
婚活で断られた帰り道。
コンビニに寄って、
無意識にスイーツを大量に買っていました。
家に帰って、
誰にも見られないように食べる。
お腹が苦しくなっても、
なぜか止まらない。
そして翌朝、体重計に乗って絶望。
「やっぱり私は変われない」
「頑張ろうとするからダメなんだ」
この思考が、
次のダイエットへの恐怖を作っていました。
「痩せたいのに怖い」感情の正体
怖いのは、変化そのものではない
多くの人が誤解していますが、
本当に怖いのは「変わること」ではありません。
また傷つくことです。
・期待して失敗する怖さ
・頑張ったのに無駄になる怖さ
・自分を信じて裏切られる怖さ
これを、もう味わいたくない。
だから、無意識にブレーキがかかります。
痩せたい気持ちが強いほど、怖くなる理由
「痩せたら人生が変わる」
そう思っている人ほど、ダイエットが怖くなります。
なぜなら、
・失敗=人生が変わらない
・リバウンド=全部無意味
こんな極端な意味づけをしてしまうからです。
一歩踏み出せない女性がやりがちなNG行動
① いきなり完璧を目指す
・食事を全部変える
・毎日運動する
・間食をゼロにする
これは、
「怖さ」をさらに強める選択です。
② 気合と覚悟で何とかしようとする
過去に失敗している方法を、
もう一度繰り返しても、結果は同じ。
それでもやろうとするから、
心が拒否反応を起こします。
「怖いまま」でも進めるダイエットの考え方
① 怖さがある前提でOK
怖さを消そうとしなくていい。
「怖いけど、ほんの一歩だけやる」
これが正解です。
② 成功の定義を変える
体重が減ることだけを、
成功にしないでください。
・今日は考えすぎなかった
・暴食しなかった
・自分を責めなかった
これも立派な前進です。
匿名ダイエット相談Q&A(前半)
Q1. 何度もリバウンドしていて、始めるのが怖いです
A.
怖くなるのは、真剣だった証拠です。
雑にやって失敗した人ほど、怖くなりません。
Q2. 痩せたいけど、失敗した自分をまた見るのが嫌です
A.
その気持ち、とても自然です。
だからこそ、
「失敗しない方法」ではなく、
「失敗しても壊れない方法」を選びましょう。
Q3. 行動できない自分が嫌いです
A.
行動できないのは、
あなたが弱いからではありません。
これまで、傷ついてきただけです。
ここまで読んでくれたあなたへ
もし今、
「私のことだ…」
「変わりたいけど怖い」
そう感じているなら、
あなたはもうスタートラインに立っています。
次回【第2回目】では、
・怖さを抱えたまま一歩踏み出す具体的方法
・リバウンドを止めた決定的な思考転換
・婚活現場でのさらに赤裸々な体験談
・Q&A後半
を、実践レベルで詳しくお伝えします。
「怖いまま動く」と決めた瞬間、ダイエットは変わり始めた
前回の記事でお伝えした通り、
私は長い間、
「変わりたい」
「でも怖い」
この2つの感情の間で、
ずっと立ち止まっていました。
でも、あるとき気づいたんです。
怖さが消えるのを待っていたら、一生変われないということに。
【体験談】「怖いけど、今日はこれだけやる」と決めた日
それは、これまでと同じように、
ダイエットを始めようとしてはやめ、
自己嫌悪に沈んでいたある夜でした。
ノートを開いて、
「明日から頑張る」と書こうとして、
手が止まりました。
正直に言うと、
「頑張る」という言葉自体が、
もう怖かったんです。
そこで私は、こう書きました。
「怖いけど、今日はこれだけやる」
その日決めたことは、たった一つ。
・夜に暴食しそうになったら、5分だけ待つ
運動もしない。
食事制限もしない。
体重計にも乗らない。
結果どうなったかというと、
暴食しました。
でも、いつもと違ったのは、
「またダメだ」と思わなかったこと。
「あ、5分は待てたな」
それだけで、その日は終わりにしました。
この小さな経験が、
私の中で大きな転換点になりました。
怖さを抱えたまま進めるダイエットの心理学
人は「安全だ」と感じないと変われない
心理学では、
人が行動を起こすためには、安全感が必要だと言われています。
過去のダイエットで、
・自己否定した
・リバウンドして傷ついた
・努力が無意味に感じた
こうした経験があると、
脳はダイエット=危険と認識します。
だから、やる気が出ないのではなく、
ブレーキが正常に働いている状態なのです。
安全感を作る3つの条件
安全感を取り戻すために必要なのは、
・失敗しても責められない
・途中でやめても否定されない
・結果が出なくても価値が下がらない
この環境を、
まずは自分自身に与えることが重要です。
「一歩踏み出せない女性」専用の実践ステップ
① ゴールを「体重」から外す
体重をゴールにすると、
怖さは一気に増します。
おすすめのゴールは、
・今日は自分を責めなかった
・怖いけど少し考えられた
・ダイエットから逃げなかった
こうした行動と心の変化です。
② 行動は「やらなくてもOK」前提で決める
「必ずやる」と決めるほど、
怖くなります。
「できたらラッキー」
このくらいが、継続のコツです。
③ 怖さが出たら「戻っていい」と許可する
途中でやめてもいい。
休んでもいい。
そう決めている人ほど、
結果的に長く続きます。
【体験談】婚活とダイエット、同時に壊れかけた時期
正直に言います。
私が一番ダイエットを怖がっていた時期は、
婚活がうまくいっていなかった頃でした。
断られるたびに、
「痩せていないからだ」
「もっと頑張らなきゃ」
そう思っては、
ダイエットにのめり込み、
心が限界を迎える。
でも、ある時から、
「変わらなくても、人に会っていい」
そう考えるようにしました。
怖さはありました。
でも、
怖さを理由に止まるのをやめた結果、
不思議と、
食欲も体重も安定していきました。
変わろうと必死になっていた頃より、
よほど穏やかでした。
匿名ダイエット相談Q&A(後半)
Q4. 怖さを無視して進んでも大丈夫ですか?
A.
無視する必要はありません。
「怖いね」と認めた上で、
小さく進めば大丈夫です。
Q5. またリバウンドするのが一番怖いです
A.
リバウンドを防ぐのは、
気合ではなく、戻れる余地です。
Q6. 行動できない自分をどうしても責めてしまいます
A.
責めているのは、
変わりたい気持ちが強い証拠。
まずは、その気持ちを否定しないでください。
Q7. こんな状態の私でも痩せられますか?
A.
はい。
むしろ、
この段階を越えた人ほど、
リバウンドしにくくなります。
まとめ:「怖い」から始めていいダイエットがある
ダイエットは、
・自信がついてから始めるもの
・覚悟が決まってからやるもの
そう思われがちですが、違います。
怖いまま、揺れたまま、始めていい。
変わりたいと思ったあなたは、
もう十分、準備ができています。
大きな一歩はいりません。
今日、ほんの少しだけ、
自分の味方になる。
それが、
リバウンドを繰り返さないダイエットの、
本当のスタートです。
