「またダイエットに失敗した…」「どうして私は続かないんだろう」
そんなふうに、鏡の前で自分を責めた経験はありませんか?
私はこれまで、数百人以上の女性のダイエット相談に乗ってきました。
そして同時に、私自身も何度もダイエットに失敗し、リバウンドを繰り返してきた一人です。
この記事では、マスコミや雑誌では絶対に語られない、
「現場でのリアルなダイエット体験」と、
心理学に基づいたリバウンドしないメンタル設計を、かなり赤裸々にお話しします。
「痩せたいのに続かない」「一時的に痩せても必ずリバウンドする」
そんな女性にこそ、最後まで読んでほしい内容です。
なぜ女性はダイエットでリバウンドしてしまうのか?
結論から言います。
リバウンドの最大原因は意志の弱さではありません。
それは、ダイエットの設計図が「身体中心」になっているからです。
よくある間違い①:食事と運動だけで何とかしようとする
糖質制限、ファスティング、置き換え、HIIT、有酸素運動…。
これらはすべて「方法論」です。
でも、多くの女性がこう言います。
「最初は痩せたんです。でも…戻りました」
なぜか?
心のクセ・思考パターンを変えないまま、行動だけを変えているからです。
よくある間違い②:「痩せなきゃ」という焦りが強すぎる
実はこの「痩せたい」という気持ちが強すぎる人ほど、
リバウンドしやすい傾向があります。
これは心理学でいう反動形成や抑圧のリバウンドが起きている状態です。
我慢 → 爆発 → 自己嫌悪 → さらに我慢
このループ、身に覚えありませんか?
【体験談】私が10kg痩せて、15kgリバウンドした話
ここからは、少し恥ずかしいですが私自身の話をします。
20代後半、仕事も恋愛もうまくいかず、
「せめて痩せれば人生変わるはず」と思い込んでいました。
・朝はスムージーのみ
・昼はサラダ
・夜は炭水化物抜き
・毎日1時間ランニング
最初の3ヶ月で、体重は10kg減。
周囲からは「すごい!」「綺麗になった!」と褒められ、
その瞬間だけは、自己肯定感が爆上がりしました。
でも、心の中はこうでした。
「一生これを続けなきゃいけないの…?」
ある日、仕事で大きなミスをし、上司に叱られ、
帰り道でコンビニに寄りました。
気づいたら、
菓子パン、アイス、ポテチ、唐揚げ弁当を抱えていました。
家に帰って、泣きながら全部食べました。
「もういいや」「どうせ私はダメなんだ」
そこからは、雪崩のようでした。
気づけば半年後、
体重は元に戻るどころか+5kg。
体重計の数字を見た瞬間、
床に座り込んで動けなくなったのを今でも覚えています。
リバウンドを生む「心の正体」を心理学で解説
① 白黒思考(オール・オア・ナッシング)
ダイエット中の女性に非常に多いのが、この思考です。
・完璧にできた → OK
・少し崩れた → 全部ダメ
だから、クッキー1枚食べただけで、
「もう終わり」と暴食に走ってしまう。
② 自己価値=体重になっている
「痩せている自分=価値がある」
「太っている自分=ダメ」
こう思っていませんか?
この思考は、ダイエットを失敗すると自己否定が強まるため、
ストレス食いを加速させます。
③ 感情処理を食に任せている
寂しい、疲れた、イライラする。
その感情を、食べることで処理していませんか?
食欲ではなく、感情欲で食べている状態です。
リバウンドしないためのメンタル設計図【基本編】
① ダイエットのゴールを「体重」から外す
体重は結果であって、目的ではありません。
おすすめのゴール設定は、
・夜に自己嫌悪しない
・食べても罪悪感が残らない
・体型を隠す服を選ばなくていい
こうした感情ベースのゴールです。
② 70点主義を採用する
完璧主義は、ダイエット最大の敵。
・今日は運動できなかった → OK
・甘いもの食べた → OK
「それでも続けている私、えらい」
この視点が、リバウンドを防ぎます。
③ 食事を「敵」にしない
食べ物は、敵でも罰でもありません。
制限ではなく、選択に変えるだけで、
ダイエットのストレスは激減します。
匿名ダイエット相談Q&A(前半)
Q1. 何度もリバウンドしていて、もう自信がありません
A.
自信がなくなったのではなく、
「無理な方法で挑戦し続けてきただけ」です。
失敗の回数は、あなたの価値とは一切関係ありません。
Q2. ストレスが溜まると必ず食べてしまいます
A.
それは意志の弱さではなく、
今まで「食べる」以外の感情処理方法を教わってこなかっただけ。
まずは責めるのをやめましょう。
Q3. 痩せたい気持ちが強すぎて苦しいです
A.
「痩せたい=今の自分はダメ」という前提になっていませんか?
ダイエットは、自己否定から始めるとうまくいきません。
ここまでで、かなり心がザワついた方も多いと思います。
次回【後編】では、
具体的な行動レベルでの改善方法と、
さらに踏み込んだ赤裸々な体験談&Q&A後半をお届けします。
リバウンドを止めた「決定的な気づき」
前回の記事を書いたあと、正直に言うと、胸が少し苦しくなりました。
なぜなら、そこに書かれている内容は、
過去の私自身が何度も何度も見ないふりをしてきた現実だったからです。
「痩せたい」
その言葉の裏側にあったのは、
「今の私ではダメ」という、強烈な自己否定でした。
でも、リバウンド地獄から抜け出せたのは、
この考え方をやめた瞬間からだったのです。
痩せたい気持ちが暴走する女性の心理構造
「痩せたら幸せになれる」という思い込み
多くの女性が、無意識にこう考えています。
・痩せたら自信が持てる
・痩せたら愛される
・痩せたら人生が変わる
でも、ここには大きな落とし穴があります。
幸せを「未来の体型」に先送りしている状態なのです。
この思考だと、痩せるまでずっと苦しい。
そして、痩せても「次はここ」「まだ足りない」と、満足できません。
脳は「制限」を危険だと判断する
心理学・脳科学の観点から見ると、
極端なダイエットは脳にこう認識されます。
「飢餓状態=命の危機」
その結果、脳は強烈な食欲を生み出し、
いずれ必ず反動が起きます。
これが、リバウンドの正体です。
【体験談】私が「もう痩せるのをやめよう」と思った日
リバウンドを繰り返し、自己嫌悪の底にいたある日。
私はふと、こんなことを思いました。
「もう、痩せるのを一回やめよう」
ダイエット専門家としては、
言ってはいけない言葉かもしれません。
でも、そのときの私は本当に疲れ切っていました。
・体重計を見るたびに落ち込む
・食べるたびに罪悪感
・痩せたいのに、行動できない自分を責める
そこで私は、
体重計に乗るのをやめました。
カロリー計算も、運動ノルマも、全部やめました。
代わりにやったのは、たった3つだけです。
- お腹が空いたら食べる
- 満腹になる前に一度箸を置く
- 「食べた私」を責めない
正直、最初は怖かったです。
「このまま太り続けるんじゃないか」
「専門家失格なんじゃないか」
でも、不思議なことが起きました。
暴食が、少しずつ減っていったのです。
感情別・リバウンドを防ぐ具体的対処法
① イライラしたとき
イライラ=食欲、ではありません。
おすすめなのは、
「3分だけ感情を吐き出す」こと。
・スマホのメモに愚痴を書く
・誰にも見せない前提で紙に書く
これだけで、衝動食いはかなり減ります。
② 寂しくなったとき
夜に一人でいると、無性に食べたくなる。
これは本当によくある相談です。
この場合、必要なのは食べ物ではなく安心感。
・温かい飲み物を飲む
・お気に入りの毛布にくるまる
脳は「満たされた」と錯覚します。
③ 自己嫌悪に陥ったとき
ここが最大の分岐点です。
自己嫌悪 → どうせダメ → 暴食
この流れを止めるために、
事実と感情を分けて考える練習をします。
「今日は食べすぎた」=事実
「私はダメな人間」=感情
この2つは、全く別物です。
リバウンドしない女性がやっている習慣
① 体重を「評価」に使わない
体重は、ただのデータ。
良い・悪いの判断材料にすると、
メンタルが必ず揺れます。
② 食事を「イベント」にしない
「今日はチートデイ!」
これ、実は危険です。
特別扱いするほど、
普段の食事がつらくなります。
③ できたことだけを見る
・昨日より水を多く飲めた
・外食でも食べすぎなかった
こうした小さな成功を、
毎日拾い上げる人ほど、リバウンドしません。
匿名ダイエット相談Q&A(後半)
Q4. ダイエットを考えるだけで疲れます
A.
それは、もう心が「休みたい」と言っているサイン。
一度、ダイエットから距離を置くことも、
長期的には正解です。
Q5. 痩せたいのに行動できない自分が嫌いです
A.
行動できないのは、怠けではなく、
今の方法があなたに合っていないだけ。
責める前に、方法を疑ってください。
Q6. リバウンドを繰り返す私は一生痩せられませんか?
A.
いいえ。むしろ、
「体と心の両方を見る段階に来た」だけです。
Q7. メンタル重視だと痩せるのに時間がかかりませんか?
A.
確かに、即効性はありません。
でも、一生リバウンドしないという意味では、
一番の近道です。
まとめ:ダイエットは「自分との関係修復」
ダイエットとは、
体を罰することでも、我慢大会でもありません。
自分との関係を、少しずつ良くしていく作業です。
痩せたいと思うあなたは、
もう十分がんばっています。
だからこれ以上、
自分を追い詰めないでください。
リバウンドを制する人は、
意志が強い人ではありません。
自分の心に気づけた人です。
