こんにちは。私はこれまで、数え切れないほどのダイエット相談に乗ってきた専門家です。特に女性、更年期世代の「痩せたいのに痩せられない」「頑張るほどリバウンドする」という声を、嫌というほど聞いてきました。

でも今日は、あえて専門家としてではなく、一人の当事者として、かなり赤裸々に書きます。正直、思い出すだけで胸がギュッとなる失敗も、情けなさも、全部です。

なぜなら、ダイエットもリバウンドも、綺麗ごとでは絶対に解決しないから。

「また太った」「どうせ私なんて」「もう年齢的に無理」
そんな言葉を、何百回も自分に浴びせてきた私が、どうやって立て直したのか。

これは、更年期太りとリバウンドをきっかけに、人生そのものを再構築した実体験です。


何度もダイエットに挑戦しては失敗した過去

20代、30代の頃は、正直「痩せること」はそこまで難しくありませんでした。

少し食事を減らせば体重は落ちるし、流行りのダイエットを真似すれば一時的には成果が出る。雑誌に載っている「○週間で−5kg」なんて文字を、疑いもなく信じていました。

でも、40代後半に差しかかった頃から、明らかに体が変わり始めたんです。

食べていないのに太るという恐怖

・前と同じ量しか食べていない
・むしろ間食は減らしている
・外食も控えている

それなのに、体重計の数字は右肩上がり。

朝、服を着ようとしてウエストがきついと感じた瞬間、頭が真っ白になりました。

「え?昨日何か食べ過ぎた?」
「いや、そんな記憶はない…」

それが一度や二度じゃない。気づけば、毎週のように体重が増えていく。

この頃から、ダイエット=恐怖になっていきました。

更年期とダイエットが噛み合わなくなる瞬間

今思えば、完全に更年期の入り口でした。

ホルモンバランスの変化、睡眠の質の低下、理由のないイライラや落ち込み。なのに当時の私は、それをすべて「自分の意志の弱さ」だと思い込んでいました。

頑張るほど空回りする悪循環

・食事制限を強化する
・糖質を極端に減らす
・毎日運動しないと不安になる

一見、意識が高そうに見えますよね。

でも実際は、心も体もどんどん追い詰められていっただけでした。

体重は少し落ちる。
でも、必ず反動が来る。

ある日、我慢が限界を超えて、夜中にキッチンで菓子パンを立て続けに食べてしまったんです。

食べながら、心の中ではずっと叫んでいました。

「こんなはずじゃない」「私、何やってるんだろう」

翌朝、体重計に乗って、案の定増えている数字を見た瞬間、膝から崩れ落ちそうになりました。

リバウンドが引き金になった自己否定

ダイエットで一番怖いのは、体重が増えることじゃありません。

「自分を信じられなくなること」です。

私は完全に、その状態に陥っていました。

「痩せたい」が「痩せなきゃ」に変わった瞬間

本来、ダイエットは「より良く生きたい」という前向きな願いのはず。

でも私の場合、いつの間にか

・痩せなきゃ価値がない
・太っている私はダメ
・リバウンドする私は意志が弱い

こんな思考に支配されていました。

心理学的に言うと、これは自己否定型モチベーション

この状態でダイエットを続けると、ほぼ確実にリバウンドします。

なぜなら、脳は「罰」からは長く逃げ続けられないから。

現場で見てきた「会議室では語られない現実」

私はダイエット専門家として、表向きの成功事例だけでなく、誰にも言えない失敗談を山ほど聞いてきました。

匿名相談だからこそ、出てくる本音。

よくある匿名相談の一例

「3ヶ月で10kg痩せたけど、その後15kg戻りました」
「痩せて褒められたのが忘れられず、無理を続けて壊れました」
「リバウンドするたびに、もう一生痩せられない気がします」

これ、決して珍しくありません。

むしろ、ダイエット経験者の大多数が通る道です。

そして私自身も、例外ではありませんでした。

人生を立て直すきっかけになった“ある気づき”

転機は、ある日ふと鏡を見た瞬間でした。

体型よりも先に目に入ったのは、疲れ切った自分の表情

「あ、私、痩せたいんじゃなくて…楽になりたいんだ」

その気づきが、すべての始まりでした。

ダイエット=体重管理という思い込み

それまでの私は、ダイエットを

・体重を減らすこと
・見た目を変えること

だとしか考えていませんでした。

でも本当は、

・心と体の負担を減らすこと
・リバウンドしない自分を作ること

こっちが本質だったんです。

この視点に切り替えた瞬間、ようやく歯車が噛み合い始めました。

ここから先で書くこと(後編予告)

次回の後編では、

  • なぜ更年期ダイエットはリバウンドしやすいのか(心理学的解説)
  • 実際に私がやめたこと・始めたこと
  • 「痩せたい」を叶え続けるための具体的改善方法
  • 匿名Q&A(5〜8問)へのストレート回答

さらに踏み込んで、「もう一度人生を諦めかけたところから、どう立て直したのか」を包み隠さず書いていきます。

もし今、あなたが

「またリバウンドした」
「もう何を信じていいかわからない」
「それでも痩せたい気持ちは消えない」

そう感じているなら、後編はきっと役に立ちます。

続きは、次回。

なぜ更年期ダイエットはリバウンドしやすいのか【心理学的解説】

ここからは、少しだけ専門家の視点に戻ります。

更年期のダイエットがなぜここまで難しく、そしてリバウンドしやすいのか。その理由は「代謝」や「ホルモン」だけでは説明しきれません。

最大の原因は、心の使い方が20代・30代のままだからです。

脳は「若い頃の成功体験」を手放せない

多くの女性がこう言います。

「昔はこれで痩せたんです」
「前はもっとストイックにできました」

でも脳は、とても保守的。

一度うまくいった方法を「正解」として記憶し、それが通用しなくなっても、同じやり方を繰り返そうとします

心理学ではこれを「固着」と呼びます。

更年期に入って体の条件が変わっているのに、ダイエットの設計図だけが昔のまま。これでは、うまくいかないのは当然です。

我慢型ダイエットは更年期で破綻する

更年期は、ただでさえストレス耐性が下がります。

そこに

  • 食事制限
  • 体重への執着
  • 他人との比較

が重なると、脳は常に「非常事態モード」になります。

その結果、

・過食衝動が強くなる
・自己嫌悪が増える
・リバウンドしやすくなる

という負のループが完成します。

私がダイエットで「やめたこと」

人生を立て直すために、まず最初にやったのは「頑張ること」ではありません。

やめることでした。

体重計に毎日乗るのをやめた

これは正直、怖かったです。

でも、体重計の数字に一喜一憂する生活は、私の心を確実に壊していました。

代わりに見たのは、

  • 朝の目覚め
  • お腹の張り
  • 服を着たときの感覚

数字よりも、体の声を優先するようにしました。

「完璧な食事」を目指すのをやめた

糖質制限、脂質制限、〇〇抜き。

どれも理論的には正しくても、続かなければ意味がない

私は「一生続けられないルール」はすべて捨てました。

逆に、少しずつ始めたこと

ここからが、リバウンドを止めるための実践編です。

「痩せたい理由」を体型以外に持つ

私が書き出したのは、こんな理由でした。

  • 疲れにくくなりたい
  • イライラを減らしたい
  • 好きな服を気持ちよく着たい

体重は、その結果でしかない。

この意識転換が、ダイエットを「戦い」から「調整」に変えてくれました。

食事は「減らす」より「整える」

極端に減らすのではなく、

  • タンパク質を意識する
  • 食べる時間を整える
  • 夜に自分を責めない

これだけで、体は驚くほど安定します。

更年期ダイエットは、刺激より安心がキーワードです。

赤裸々な体験談:一番つらかったリバウンドの夜

正直に書きます。

立て直す途中でも、私は一度大きく崩れました。

仕事で嫌なことが重なり、家族にも弱音を吐けず、夜中に一人でコンビニに行った日。

カゴの中は、甘いものばかり。

食べながら泣いて、泣きながらまた食べて。

でもそのとき、以前と違ったのは、自分を罵倒しなかったことです。

「今日はそういう日だった」

そう言って、布団に入りました。

翌日、体重は増えていました。でも、そこから暴走しなかった。

これが、リバウンドを止める分岐点でした。

匿名Q&A:更年期ダイエットの本音にズバリ回答

Q1. 何をしても痩せないのは年齢のせいですか?

A. 年齢ではなく、やり方が今の体に合っていないだけです。更年期は「減らす」より「整える」が正解です。

Q2. リバウンド経験が多すぎて自信がありません

A. それは失敗ではなく、データです。あなたの体の取扱説明書が溜まっている証拠。

Q3. 食欲が抑えられません

A. 意志の問題ではありません。睡眠・ストレス・我慢の反動を見直してください。

Q4. 運動しないと痩せませんか?

A. 更年期では、運動は「痩せるため」より「壊さないため」。無理な運動は逆効果です。

Q5. 痩せたい気持ちを手放せません

A. 手放す必要はありません。ただ「責める形」から「労わる形」に変えてください。

Q6. 何から始めればいいかわかりません

A. まずは、今やっている「一番しんどいこと」を一つやめてください。

Q7. 本当にリバウンドしなくなりますか?

A. 正直に言います。波はあります。でも、戻り切らなくなります。それが本当の成功です。

更年期太りは「終わり」ではなく「再設計の合図」

更年期で太ったことは、私にとって不幸ではありませんでした。

むしろ、無理な生き方を続けていたことに気づかせてくれたサインだった。

ダイエットも人生も、立て直せます。

痩せたいと思うあなたは、まだ諦めていない。

その気持ちがある限り、何度でも再設計は可能です。

これは、会議室で作られた理論ではなく、現場で転び続けた私の結論です。

あなたのダイエットが、もう自分を傷つけるものにならないように。

心から、そう願っています。