こんにちは。私はこれまで10年以上、女性向けにダイエットの実践サポートを行ってきた専門家です。
ですが、正直に言います。
「ダイエットのプロ」だった私自身が、更年期に入って完全に迷子になりました。
若い頃と同じようにダイエットをしても痩せない。
やっと体重が落ちても、気づけばリバウンド。
鏡を見るたびに「こんなはずじゃなかった」と落ち込む日々。
この記事では、更年期に入ってから自信を失い、何度もリバウンドを繰り返した私が、どうやって体型と気持ちを立て直したのかを、かなり赤裸々に書いていきます。
マスコミや雑誌に載っている「キラキラした成功談」ではありません。
現場で、実生活で、感情と失敗にまみれながら見つけたリアルな話です。
更年期ダイエットで一番つらかったのは「痩せない」ことではなかった
更年期に入ってからのダイエットで、一番つらかったのは体重が減らないことではありません。
「何をやっても無駄なんじゃないか」という無力感でした。
・食事量は減らしているのに痩せない
・運動しても体型が変わらない
・むしろ前より太りやすい
そのたびに、過去の成功体験が自分を責めてきます。
「昔はもっと簡単に痩せられたのに」
「自己管理ができなくなったんじゃないか」
「女として終わったのかもしれない」
今思えば、完全に思考がネガティブな方向へ暴走していました。
何度も失敗した更年期ダイエットとリバウンドの記録
① 糖質制限に再挑戦 → 2か月でリバウンド
最初に手を出したのは、若い頃に成功した糖質制限。
確かに最初は体重が落ちました。
でも、体が常に重だるく、イライラが止まらない。
ある日、仕事帰りにスーパーでパンを見た瞬間、理性が崩壊しました。
「今日はいいよね」
その一言から、雪崩のように食欲が暴走。
翌朝、体重計に乗って愕然。
そこから1か月で、減った以上の体重が戻りました。
② 運動量を増やす → 疲労と自己嫌悪だけが残った
「食事がダメなら運動だ」と思い、ジム通いを再開。
でも更年期の体は正直です。
若い頃のように回復しません。
・翌日まで残る疲労
・関節の違和感
・やらなきゃというプレッシャー
気づけば、運動が「自分を追い詰める道具」になっていました。
③ サプリ・置き換え → 心が置き去りになった
雑誌で見かけた「更年期向けダイエットサプリ」や置き換え食品。
正直、かなりのお金を使いました。
でも結果は…
体重より先に、心が折れました。
「またダメだった」
「私は痩せられない体質なんだ」
この頃には、ダイエット=自己否定になっていました。
心理学的に見る「更年期ダイエットがうまくいかない本当の理由」
ここで、専門家として、そして当事者として気づいたことがあります。
更年期ダイエットが失敗しやすい原因は、意志の弱さではありません。
自己効力感の低下がリバウンドを引き起こす
心理学では「自己効力感」という言葉があります。
簡単に言えば、「私はできる」という感覚です。
更年期に入ると、体調の変化・ホルモンバランスの乱れ・環境の変化が一気に重なります。
その結果、自己効力感が一気に下がりやすくなる。
するとどうなるか。
・少しの失敗で「やっぱり無理」と思う
・完璧を求めて挫折する
・結果が出ないと自暴自棄になる
この心理状態こそが、リバウンドを繰り返す最大の原因でした。
「痩せたい」の前に、私が最初に立て直したこと
私は、ダイエット方法を変える前に、あることをやめました。
それは、「短期間で痩せようとすること」です。
更年期の体に、若い頃と同じスピードを求めること自体が無理でした。
体重より先に整えた3つのこと
- 睡眠時間を削らない
- 食事を「減らす」より「安定させる」
- できなかった日を責めない
これだけ?と思うかもしれません。
でも、この3つを守るだけで、暴食とリバウンドの回数が明らかに減りました。
ダイエットは、体重を落とす前に、「崩れない土台」を作る作業だと、この時ようやく腑に落ちたのです。
※後編では、
・具体的に何を食べるように変えたのか
・更年期でも体型が変わり始めた実感
・匿名相談Q&A(5~8問)へのズバッと回答
を詳しく書いていきます。
更年期でも体型が変わり始めた「本当の転換点」
更年期ダイエットで迷走していた私が、少しずつ体型を立て直せるようになったきっかけ。
それは、「痩せるために何をするか」ではなく、「太る流れを止める」ことに集中したことでした。
これまでの私は、常にプラスの行動ばかりを足そうとしていました。
・運動を増やす
・食事を減らす
・何か特別なことを始める
でも更年期の体には、その考え方自体が負担でした。
まずやめたのは「無意識のリバウンド習慣」
体型が変わり始めた最初の変化は、体重ではありません。
「暴発的な食欲」が減ったことでした。
よく振り返ると、私のリバウンドはいつも決まった流れで起きていました。
- 日中、無理な我慢
- 夕方〜夜に一気に疲労
- 「もうどうでもいい」となる
- 食べすぎて自己嫌悪
この流れを断ち切るためにやったことは、とても地味です。
・昼食を抜かない
・夕方に軽くタンパク質を入れる
・夜は「減らす」より「整える」
これだけで、夜のドカ食いが激減しました。
食事改善のリアル:更年期でも続いた具体例
ここでよく聞かれるのが、
「結局、何を食べて痩せたんですか?」という質問です。
正直に言います。
特別なものは何も食べていません。
意識したのは「血糖値」と「ホルモンの安定」
更年期のダイエットで大事なのは、カロリー計算よりも安定感です。
私が意識したポイントは3つだけ。
- 空腹時間を作りすぎない
- 毎食にタンパク質を入れる
- 夜は炭水化物を敵にしない
以前は「夜の炭水化物=太る」と思い込んでいました。
でも実際は逆。
夜に極端に抜くことで、睡眠の質が下がり、翌日の食欲が暴走していたのです。
更年期に入ってからは、体をだますダイエットは必ずリバウンドすると痛感しました。
体型が少し戻り始めた時、心に起きた変化
体重は、最初の1〜2か月ほとんど変わりませんでした。
それでも、ある日ふと気づいたのです。
「あれ、ズボンがきつくない」
この小さな変化が、私の気持ちを大きく変えました。
自己否定が減ると、ダイエットは自然に続く
それまでの私は、
・できない自分を責める
・痩せない自分に失望する
この繰り返しでした。
でも体型が少し整い始めると、
「私、まだちゃんと変われるんだ」
そう思えるようになったのです。
心理学的に言えば、自己効力感が回復し始めた状態でした。
この感覚こそが、リバウンドを防ぐ最大の鍵です。
【匿名相談Q&A】更年期ダイエットの本音にズバリ回答
Q1:更年期に入ってから全く痩せません。本当に痩せられますか?
痩せられます。ただし「若い頃と同じ方法」ではありません。
更年期は体重を急に落とす時期ではなく、太りにくい体に作り替える時期です。
ここを理解しないと、リバウンドを繰り返します。
Q2:何度もリバウンドしていて、自信がありません
それは当然です。リバウンドは意志の問題ではありません。
無理な方法を選び続けてきただけです。
まずは「続けられた日」を評価してください。
Q3:食事制限がストレスで続きません
続かない制限は、最初から間違っています。
更年期ダイエットは「我慢大会」ではありません。
食べながら整える方法に切り替える必要があります。
Q4:運動しないと痩せませんか?
運動は補助です。土台は生活と食事です。
疲れ切った体に運動を足すと、逆効果になることもあります。
Q5:モチベーションが続かないのですが
モチベーションに頼るから続きません。
続けられる仕組みを先に作ることが重要です。
Q6:更年期太りはもう諦めるしかない?
諦める必要はありません。
ただし「元の体型に戻る」ではなく、今の自分に合った体型を作るという考え方が必要です。
更年期ダイエットで私が一番伝えたいこと
更年期に入って太ったことで、自信を失い、
「もう痩せたいなんて思っちゃダメなのかな」
そう感じている方は、とても多いです。
でも私は、自分の体験を通してはっきり言えます。
更年期からでも、体型は立て直せる。
ただし、
・急がないこと
・比べないこと
・自分を責めないこと
この3つを手放す必要があります。
ダイエットは、体重を減らす作業ではありません。
自分との関係を修復するプロセスです。
この記事が、「もう一度やってみよう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
