こんにちは。私はこれまで10年以上、女性のダイエット現場に寄り添ってきたダイエット専門家です。特に「更年期ダイエット」「リバウンド地獄」「何をやっても痩せない」という悩みを抱える女性のサポートを数多く行ってきました。

この記事では、会議室で語られる理論ではなく、現場で実際に起きているリアルな体験談をもとに、「なぜ更年期になると痩せないのか」「なぜ頑張ってもリバウンドしてしまうのか」を、かなり赤裸々にお話しします。

正直に言います。
私自身も、ダイエットに成功してはリバウンドを繰り返してきました。

「もう二度と太らない」と誓った翌年に、人生最高体重を更新したこともあります。
鏡に映る自分を見て、涙が止まらなかった夜も一度や二度ではありません。

それでも今、私は断言できます。
リバウンドを制する者は、ダイエットを制します。

そして更年期ダイエットこそ、その真実が最も表に出やすい時期なのです。


更年期に「痩せたい」と思っても痩せない理由

「若い頃と同じ食事量なのに太る」
「食べていないのに体重が減らない」
「ダイエットしてもすぐリバウンドする」

これらは、更年期の女性から最も多く寄せられる声です。

結論から言うと、更年期は意志の弱さではありません。
あなたの努力が足りないわけでもありません。

原因は、ホルモンバランスと脳の仕組みにあります。

女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少

更年期に入ると、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少します。

このエストロゲンには、次のような働きがあります。

  • 脂肪の蓄積を防ぐ
  • 血糖値を安定させる
  • 食欲を抑える
  • 自律神経を安定させる

つまり、更年期は「太りやすく・痩せにくく・食欲が暴走しやすい」状態が、ホルモン的に作られてしまうのです。

この事実を知らずに、若い頃と同じダイエットをするとどうなるか。

一時的に痩せる → 強烈な反動 → リバウンド

これを何度も繰り返し、最終的に「もう痩せたいなんて思うだけ無駄」と心が折れてしまう人が本当に多いのです。


【体験談】更年期ダイエットで完全に心が折れた瞬間

ここからは、かなり赤裸々な体験談を書きます。

私が40代後半に入った頃。
それまで成功していたダイエット法が、まったく通用しなくなりました。

糖質制限。
16時間断食。
有酸素運動。
筋トレ。

全部やりました。

最初の2週間で2kg落ちた時、正直「まだいける」と思いました。

でも、そこからです。

突然、夜になると異常な食欲に襲われるようになりました。

「お腹が空いている」という感覚ではありません。
脳が何かを欲して叫んでいるような、説明できない衝動です。

冷蔵庫を開け、閉め、また開ける。
何を食べたいのか分からないのに、とにかく口に入れたくなる。

最初は我慢しました。

でもある日、限界が来ました。

夜中にコンビニへ行き、菓子パン、アイス、チョコ、ポテトチップスを買い込み、車の中で一気に食べました。

食べ終わった後、自己嫌悪で吐きそうになりながら、ハンドルに突っ伏して泣きました。

「私はダイエット専門家なのに」
「サポートする側なのに」

そう思えば思うほど、惨めでした。

体重はその後、あっという間に元通り。
それどころか、以前より増えていました。

これが、更年期ダイエットでよくある典型的なリバウンドパターンです。


なぜ更年期はリバウンドしやすいのか?【心理学的解説】

ここで重要なのが、心理学的な視点です。

更年期は「脳が不安定」になる時期

エストロゲンの減少は、感情を司る脳(扁桃体・前頭前野)にも影響を与えます。

その結果、次のような状態が起こります。

  • 不安感が強くなる
  • イライラしやすい
  • 自己否定が強まる
  • 快楽を求めやすくなる

食べることは、最も手軽な「安心」と「快楽」です。

つまり、更年期に食欲が乱れるのは、意志の問題ではなく、脳の防衛反応なのです。

ここを理解せずに、「食べなきゃ痩せる」「我慢すればいい」と自分を追い込むと、反動は必ず来ます。


更年期ダイエットで絶対にやってはいけないこと

① 短期間で結果を出そうとする

更年期は「急激な変化」に脳が強く抵抗します。短期集中ダイエットは、ほぼ確実にリバウンドします。

② 食事量だけを減らす

量を減らすと、脳は「飢餓」と判断し、食欲ホルモンを暴走させます。

③ 体重だけを見て一喜一憂する

更年期は水分量やホルモンで体重が大きくブレます。数字だけを見ると心が折れます。


「痩せたい」より先に整えるべきもの

私が更年期ダイエットで最初にやったこと。
それは、「痩せる努力」ではありませんでした。

リバウンドしない土台作りです。

・食欲を責めない
・失敗を記録する
・感情と食行動を切り離す

この考え方に切り替えた瞬間から、ダイエットは苦行ではなくなりました。

次回(後半)では、

  • 更年期でもリバウンドしない具体的改善方法
  • 匿名相談で実際に多かったリアルなQ&A(5~8問)
  • 私が最終的に体型を安定させた実践法

を、さらに深く掘り下げてお話しします。


更年期でもリバウンドしないための具体的改善方法

ここからは、私自身と、これまでサポートしてきた数百人以上の女性の中で「実際にうまくいった方法」だけをお伝えします。

雑誌やテレビでよく見る「これを食べれば痩せる」「これをやれば痩せる」という話ではありません。

更年期の脳とホルモンを敵にしない
これが最大のポイントです。

① 食欲をコントロールしようとしない

まず、ここが一番大事です。

更年期の食欲は、抑え込もうとすると必ず反動が来ます。

私自身、何度も「今日こそ我慢しよう」と思って失敗しました。

だから方針を変えました。

「食べてもいい前提」で組み立てる

例えば、

  • 夜に甘いものを食べたくなるなら、最初から想定する
  • 完全禁止ではなく「量とタイミング」を決める
  • 食べた後に自分を責めない

これだけで、ドカ食いの頻度は一気に下がります。

② 体重より「リバウンド行動」を記録する

更年期ダイエットで、体重に一喜一憂するのは本当に危険です。

私が実際にやったのは、

  • 体重は週1回だけ測定
  • 毎日記録するのは「食べた理由」と「感情」

例えば、

「今日は体重が増えた」ではなく、
「今日は仕事で否定されて悔しくて食べた」

こうやって書くだけで、食欲の正体が見えてきます。

すると不思議なことに、「理由のない食欲」は減っていきました。

③ 運動は「痩せるため」にやらない

更年期に入ってから、激しい運動で痩せようとすると、ほぼ確実に失敗します。

私が変えたのは目的です。

運動=痩せるため → 運動=自律神経を整えるため

・朝の軽いストレッチ
・10分だけの散歩
・呼吸を意識した動き

これだけで、食欲の暴走が驚くほど落ち着きました。


【さらに赤裸々】私が「もう痩せたいと言うのをやめた日」

ある日、ふと思ったんです。

「私、ずっと“痩せたい”って言い続けてるな」

痩せたい。
痩せなきゃ。
痩せない私はダメ。

この言葉を、何年も自分に浴びせ続けていました。

でも、更年期に入って気づいたんです。

「痩せたい」という言葉が、いちばんのストレスだったと。

そこから、言葉を変えました。

「今日は体を壊さない選択をしよう」
「今日はリバウンドしない行動をしよう」

この考え方に変えた瞬間、体重はすぐに減りませんでした。

でも、増えなくなったんです。

それが、更年期ダイエットでは大きな大きな一歩でした。


匿名相談で多かったQ&A【更年期ダイエット編】

Q1:更年期に入ったら、もう痩せないんでしょうか?

A:痩せます。ただし「若い頃と同じ方法」では痩せません。リバウンドしない設計に変える必要があります。

Q2:食欲が止まらない日はどうすればいいですか?

A:止めようとしないことです。「今日はそういう日」と認めて、量と回数だけ調整してください。

Q3:何度もリバウンドしていて自信がありません

A:それは失敗ではなく、データです。更年期ダイエットは試行錯誤が前提です。

Q4:体重が増えるとすぐ落ち込みます

A:体重はホルモンの影響を強く受けます。感情まで一緒に振り回されないでください。

Q5:家族に「またダイエット?」と言われて辛いです

A:説明しなくていいです。更年期ダイエットは静かにやる方が成功します。

Q6:更年期でも目標体重は設定した方がいいですか?

A:おすすめしません。まずは「リバウンドしない状態」を目標にしてください。

Q7:本当にこの方法で痩せましたか?

A:はい。ただし、痩せる前に「増えない期間」がありました。それが成功の合図でした。


まとめ:更年期ダイエットは「戦わない人」が最後に勝つ

更年期に痩せないのは、あなたのせいではありません。

ホルモン、脳、環境。
すべてが変わる時期だからこそ、やり方も変える必要があります。

痩せたい気持ちを否定しない
リバウンドを最優先で防ぐ

この2つを守れる人は、必ず体型が安定します。

そして気づいた頃に、体はちゃんと変わっています。

「もう無理」と思っているあなたにこそ、伝えたい。

更年期ダイエットは、ここからが本番です。