「また失敗した……」
体重計の数字を見た瞬間、心臓がズンと重くなるあの感覚。私はダイエット専門家として多くの女性をサポートしてきましたが、実は私自身もリバウンド常習犯でした。
短期間で痩せては戻る。食事制限しては爆食。
「痩せたい」という気持ちは本気なのに、なぜか続かない。
この記事では、マスコミや雑誌では語られない“現場レベルのリアル”を、私自身の赤裸々な体験談と、匿名相談で寄せられた本音をもとに、心理学的な視点と具体的な改善方法を交えながらお伝えします。
一時的に痩せるダイエットではなく、リバウンドを止める食べ方を知りたい女性へ向けた実践記です。
なぜ「ちゃんとやっているのに」ダイエットは失敗するのか
私が10回以上リバウンドした理由
正直に言います。
私はこれまで、糖質制限、置き換え、ファスティング、サプリ依存、カロリー計算地獄……ありとあらゆるダイエットを試しました。
結果、最大−9kg → そこから+11kg。
「え、ダイエット専門家なのに?」と思われるかもしれません。でも、ここに多くの女性がハマる落とし穴があります。
- 痩せたい=我慢しないといけない
- 結果を急ぎすぎる
- 食事=敵という思い込み
これらはすべて、心理的リバウンドを引き起こす原因でした。
心理学的に見る「リバウンド脳」の正体
ダイエットが続かない最大の理由は、意思の弱さではありません。
心理学では、禁止されるほど欲しくなるという「リアクタンス理論」があります。
例えば、
- 「甘いもの禁止」→頭の中はケーキだらけ
- 「夜は食べない」→22時に猛烈な空腹
これ、全部脳の正常な反応なんです。
つまり、食事制限が厳しいほど、リバウンドしやすいということ。
痩せたい女性が最初にやるべきことは「減らす」ではない
最初に変えるべきは「食事内容」より「食べ方」
ここで多くの方が勘違いします。
「痩せたいから、何を食べるかを変えなきゃ」
実は順番が逆です。
先に変えるべきなのは、食べ方・考え方・習慣。
私がサポートしてきた女性たちも、
- 食事量を減らしていない
- 好きなものを完全にやめていない
- 外食も普通にしている
それでも、リバウンドせずに体型をキープしています。
私が最初にやめた「太る食事習慣」
まず、私がやめたのは以下の3つです。
- 空腹を無視すること
- 「我慢できた日」を成功とする思考
- 罪悪感を持ちながら食べること
特に3つ目。
これが一番、体にも心にも悪影響でした。
罪悪感を持って食べると、ストレスホルモンが増え、脂肪を溜め込みやすくなります。
「どうせ食べちゃったし…」と、自暴自棄の爆食ループに入る原因にもなります。
【赤裸々体験談】私が一番太った時の1日の食事
これは、誰にも言えなかった話です。
体重が人生最大になった頃の、ある平日の食事。
朝
・カフェラテ(砂糖入り)
・菓子パン1個
「朝は軽くでいいよね」と自分に言い聞かせていました。
昼
・コンビニ弁当(揚げ物メイン)
・デザート
仕事のストレスで、味の濃いものを無意識に選択。
夜
・サラダ(だけのつもり)
・でも我慢できずポテチ
・さらにチョコレート
そして自己嫌悪。
「こんな食生活じゃ痩せないよね」
「意志が弱い私が悪い」
でも違いました。
栄養も満足感も足りていなかっただけなんです。
リバウンドを止めるために私が実践した具体的改善方法
① まず「ちゃんと食べる」ことを許可する
ダイエット=減らす、ではありません。
私はまず、3食きちんと食べることから始めました。
- ごはんを抜かない
- タンパク質を意識
- 脂質を極端に避けない
すると不思議なことに、間食が自然と減りました。
② 「太る食べ方」をやめる
同じものを食べても、
- 早食い
- ながら食い
- 感情食い
これらは脂肪を増やします。
私は5分だけでも座って食べることを徹底しました。
よくある匿名相談Q&A(前編)
Q1. 我慢できずに食べてしまいます。やっぱり意志が弱いですか?
A. いいえ。意志の問題ではありません。制限が強すぎると、脳が反発します。まず「禁止」を減らしましょう。
Q2. 痩せたいのに夜になると食欲が止まりません
A. 日中のエネルギー不足が原因です。昼と夕方にしっかり食べることで、夜の暴走は落ち着きます。
Q3. ダイエット中でも甘いものは食べていい?
A. 食べてOKです。ただし「計画的に」「満足する量」を意識してください。
Q4. 体重が減らないとモチベーションが下がります
A. 体重より「行動」を評価しましょう。リバウンドしない人は、数字以外の成功を見ています。
(後編へ続きます)
後編では、さらに深い心理分析、リバウンドを完全に断ち切る食事習慣、残りのQ&A、そして「痩せたい」を叶え続ける思考法をお伝えします。
リバウンドを繰り返す女性に共通する「思考のクセ」
「痩せたら幸せになれる」という幻想
これは、匿名相談で本当に多いテーマです。
「痩せたら自信が持てると思うんです」
「痩せたら恋愛もうまくいく気がして」
私も、まったく同じことを思っていました。
でも、心理学的に見るとここには大きな落とし穴があります。
幸せになる条件を“未来の体型”に設定してしまうと、今の自分を常に否定し続けることになります。
すると、
- 少し食べただけで自己嫌悪
- 体重が増えると全否定
- ストレスが溜まり、食に逃げる
という、リバウンド一直線の思考ループに入ってしまうのです。
痩せ続ける人が持っている「自己評価の軸」
リバウンドしない女性たちは、評価軸が違います。
彼女たちは、
- 体重ではなく「行動」を見る
- 完璧より「継続」を優先
- 失敗を責めず、分析する
つまり、ダイエットを人格評価にしていないのです。
この違いが、半年後・1年後の体型を大きく分けます。
【現場の実話】婚活中の女性がリバウンド地獄から抜け出した話
「初デート前に断食してました」
これは、匿名相談で実際に寄せられた内容です。
30代前半、婚活中の女性。
「デート前は必ず食事を減らします。前日はほぼ食べません」
理由を聞くと、
「少しでも痩せて見せたいから」
でも現実は、
- デート後にドカ食い
- 翌日むくんで自己嫌悪
- また食事制限
完全なリバウンドループでした。
私が伝えた、たった一つの考え方
その方にお伝えしたのは、食事内容よりも先に、考え方でした。
「痩せた自分で会うより、元気な自分で会いませんか?」
最初は戸惑っていましたが、
- デート前も普通に食べる
- 極端な制限をやめる
- 体調を最優先
これを続けた結果、
体重はゆっくり減り、リバウンドが止まり、表情が明るくなったのです。
最終的には、「痩せたから」ではなく「自然体でいられた」ことで、良いご縁にもつながりました。
リバウンドしない食べ方改善ダイエットの実践ポイント
① 食事を「イベント」にしない
ダイエット中の失敗あるある。
「今日はチートデイ」
「明日から頑張る」
これ、実はリバウンド思考です。
食事を特別なイベントにすると、日常に戻れなくなります。
毎日70点の食事を続けることが、結果的に一番痩せます。
② 「太った原因」を食べ物だけにしない
実は、
- 睡眠不足
- ストレス
- 人間関係
これらも食欲に大きく影響します。
私自身、仕事で追い込まれていた時期は、どんなに食事を整えても痩せませんでした。
「最近、ちゃんと休めてる?」
この質問を、自分にしてあげてください。
③ 「痩せたい」を否定しない
「痩せたいと思う自分は浅いのかな」
そんな相談も多いです。
でも、痩せたいと思うこと自体は、悪いことではありません。
大切なのは、
- 自分を責めるためのダイエットか
- 自分を大切にするためのダイエットか
この違いです。
よくある匿名相談Q&A(後編)
Q5. 食事改善だけで本当に痩せますか?
A. はい。多くの女性は「食べ方」を変えるだけで体が反応します。運動は後からで十分です。
Q6. 何度もリバウンドしている私でも間に合いますか?
A. もちろんです。むしろ、リバウンド経験が多いほど「合わない方法」が分かっています。
Q7. 周りと比べて焦ってしまいます
A. 比較は本能です。悪いことではありませんが、比較した後に「行動」に戻れるかが大切です。
Q8. 一生この食事を続けないといけませんか?
A. いいえ。「続けられる形」に整えていくのが食べ方改善ダイエットです。
まとめ:リバウンドを制する者はダイエットを制す
ここまで読んでくださったあなたは、もう気づいているはずです。
ダイエットの失敗は、あなたのせいではありません。
短期的な正解を追い続けていただけ。
痩せたい気持ちを否定せず、
食事を敵にせず、
自分を責めない。
それだけで、リバウンドは確実に減っていきます。
「また太ったらどうしよう」ではなく、
「戻れる方法を知っている」
そう思えるダイエットこそが、本当に人生を変えるダイエットです。
