「またリバウンドした……」
体重計の数字を見た瞬間、膝から崩れ落ちそうになったあの日の感覚を、私は今でもはっきり覚えています。
ダイエットに成功しては失敗し、痩せたいと本気で思えば思うほど、なぜか太っていく。
糖質制限、置き換え、ファスティング、サプリ、ジム通い……。
雑誌やテレビ、SNSで「これで痩せる!」と言われたものは、ほぼすべて試しました。
一時的には体重が落ちる。でも、気づけば必ずリバウンド。
それも前より太って戻ってくる。
この記事では、そんなリバウンド常習犯だった私が「なぜ、もう太らなくなったのか」を、
かなり赤裸々に、感情や失敗、恥ずかしい過去も含めて書いていきます。
私は現在、女性向けのダイエット実践サポートを行う専門家ですが、
ここに書く内容は、会議室で考えた理論ではなく、現場で何百人もの「痩せたい女性」と向き合い、
そして自分自身が転び続けた実体験そのものです。
「またリバウンドしたくない」
「本気で痩せたい」
「もうダイエットに振り回されたくない」
そんなあなたに向けて、表面的なテクニックではなく、
一生使える“太らない考え方と食べ方”をお伝えします。
ダイエットに成功しても、必ずリバウンドしていた頃の私
痩せた瞬間は、人生が変わった気がした
初めて大きく体重が落ちたのは20代後半。
3か月でマイナス8kg。
鏡に映る自分を見て「私、やればできるじゃん」と本気で思いました。
周囲からは「痩せたね!」「綺麗になった」と言われ、
服を選ぶのも楽しくなり、写真を撮られることも怖くなくなった。
でも、その裏で私は常にこう思っていました。
「いつまでこの生活を続ければいいんだろう」
糖質はほぼゼロ。
外食は断り、空腹は「気合」で我慢。
少しでも食べすぎたら、翌日は絶食。
痩せたのに、心は全然幸せじゃなかったんです。
リバウンドは、ある日突然やってきた
仕事が忙しくなり、食事管理が少しだけ緩んだ週がありました。
「1回くらい大丈夫」と思って食べたパスタ。
次の日、体重は0.7kg増。
そこからは坂道を転げ落ちるようでした。
「どうせ増えたなら」と自暴自棄になり、
気づけば1か月後にはプラス5kg。
そして、あっという間に元の体重+α。
体だけでなく、心もボロボロでした。
「私は一生痩せられない人間なんだ」
「また失敗した」
「痩せたいと思うこと自体が間違いなのかも」
なぜ、私は何度もリバウンドしたのか?【心理学的分析】
原因①「ダイエット=我慢」という思い込み
今ならはっきり言えます。
私のダイエットは、すべて“我慢大会”でした。
心理学的に見ると、人間は「制限される」と、
その対象をより強く欲するようになります。
これは心理的リアクタンスと呼ばれる反応です。
「糖質はダメ」
「夜は食べちゃダメ」
「甘いものは敵」
こうしたルールを厳しくすればするほど、
脳は「奪われた」と感じ、反動で暴走します。
つまり、リバウンドは意志の弱さではなく、
脳の自然な防衛反応だったのです。
原因②「痩せた体」ではなく「痩せた数字」を追っていた
当時の私は、体重計の数字だけを見て一喜一憂していました。
・体調が悪くても、体重が減ればOK
・生理が止まりそうでも、体重が落ちれば成功
・食事が楽しくなくても、数字が正義
でも、これは完全に間違い。
数字だけを追うダイエットは、
必ずリバウンドという形でツケを払うことになります。
原因③「痩せたい理由」が不安ベースだった
今振り返ると、私が痩せたいと思っていた理由は、
ほとんどがネガティブでした。
「太ったと思われたくない」
「嫌われたくない」
「自分に自信がない」
不安や恐怖を原動力にすると、
短期的には頑張れても、長くは続きません。
心が置き去りにされたダイエットは、
必ずどこかで破綻します。
転機になった“ある相談”と、価値観が崩れた瞬間
そんな私が変わるきっかけになったのは、
ある匿名相談でした。
「痩せたのに、全然幸せじゃありません。
食べるのが怖くて、人付き合いも避けています。
それでも、太るよりマシだと思う自分がいます」
この文章を読んだ瞬間、涙が出ました。
それ、全部、過去の私じゃないか。
その時、初めて気づいたんです。
「痩せること」自体がゴールになってしまうと、人生が痩せ細る
ここから私は、ダイエットの考え方を180度変えました。
もう太らなくなった理由①「食べ方」を変えた
制限ではなく、順番と選択を変える
私が最初にやめたのは、「○○は禁止」というルール。
代わりに取り入れたのが、
食べ方の順番と、選び方でした。
・まずタンパク質と野菜から食べる
・炭水化物は抜かず、量とタイミングを調整
・「ダメ」ではなく「今はこっちを選ぶ」
これだけで、食事のストレスは激減。
不思議なことに、
「食べちゃダメ」と思わなくなると、
過食衝動も自然と落ち着いていきました。
「痩せたい」気持ちを否定しなかった
以前の私は、
「また痩せたいと思ってる自分はダメだ」
と自己否定していました。
でも今は違います。
「痩せたいと思うのは自然なこと」
「その気持ちを、どう扱うかが大事」
感情を押し殺すのではなく、
理解して、味方につける。
それが、リバウンドしないダイエットの第一歩でした。
※ここまでが【1回目】です。
次回【2回目】では、
- さらに踏み込んだ心理的アプローチ
- 具体的な食べ方改善テクニック
- 赤裸々すぎる失敗談の続き
- Q&A(5~8問)のズバリ回答
をお届けします。
もう太らなくなった理由②「心の扱い方」を変えた
リバウンドの正体は「食欲」ではなく「感情」だった
多くの人が誤解していますが、リバウンドの原因は「意思が弱いから」ではありません。
私自身、何度も何度も自分を責めてきました。
「なんで我慢できないんだろう」
「また食べちゃった」
「ダイエット向いてない」
でも、サポート現場で数百人の女性と向き合い、
自分自身の行動を細かく分析して分かったことがあります。
食べ過ぎている時、ほぼ100%“感情”が先に動いている
・仕事で評価されなかった
・人間関係でモヤっとした
・一人で寂しかった
・「ちゃんとしなきゃ」と疲れ切っていた
こうした感情を無視して、
「食事量」だけをコントロールしようとすると、
必ず反動が来ます。
感情を食で抑え込まない練習
私が実践したのは、とても地味なことでした。
食べたくなったら、まず自分に問いかける。
「今、お腹が空いてる?それとも心が疲れてる?」
最初は分かりません。
でも、続けていくと違いが見えてきます。
心が原因の時は、
・温かい飲み物を飲む
・5分だけ目を閉じる
・誰かにメッセージを書く
これだけで、衝動がスッと引くことも多い。
「食べる=悪」ではなく、
食べる前に心を見る。
これが、リバウンドしない体と心を作ってくれました。
もう太らなくなった理由③「完璧主義」をやめた
100点か0点か、の思考が一番太る
過去の私は、典型的な完璧主義ダイエッターでした。
・計画通りできたら100点
・少しでもズレたら0点
0点だと思った瞬間、
「もういいや」と暴食。
これ、実は心理学的にも説明できます。
白黒思考(オール・オア・ナッシング)
この思考癖があると、
ダイエットはほぼ確実に失敗します。
60点ダイエットが一番強い
今の私は、常に60点を目指しています。
・昨日食べすぎた → 今日は整える
・外食が続いた → 次の食事で調整
・体重増えた → 体を責めない
この柔軟さが、
結果的に体重を安定させました。
痩せたい人ほど、
頑張りすぎない勇気が必要です。
【赤裸々体験談】一番恥ずかしかった失敗と、そこから学んだこと
正直、これを書くのは少し勇気がいります。
ある時期、私は「ダイエット専門家」を名乗りながら、
夜中にコンビニでスイーツを買い込み、
車の中で一人、泣きながら食べていました。
「何やってるんだろう、私」
情けなくて、自己嫌悪で、
それでも止められなかった。
その時、はっきり分かりました。
食べ物は、問題じゃない
問題は、孤独とプレッシャーだった
そこから私は、
「ちゃんとしなきゃ」を手放す練習を始めました。
弱い自分を隠さない。
失敗しても、なかったことにしない。
すると不思議なことに、
過食は少しずつ減っていきました。
痩せたいなら、
まず自分を敵にしないこと。
ダイエットとリバウンドに関するQ&A【ズバリ回答】
Q1. 何度もリバウンドしている私は、もう痩せられませんか?
いいえ。むしろ可能性が高いです。
リバウンド経験が多い人ほど、
「合わない方法」を学んできています。
Q2. 食欲が止まらないのは意思が弱いから?
違います。多くの場合、感情か栄養不足です。
自分を責める前に、原因を分解しましょう。
Q3. ダイエット中でも甘いものは食べていい?
はい。禁止する方がリバウンドします。
頻度と量、食べる理由を意識してください。
Q4. 体重が増えた日はどうすればいい?
慌ててリセットしないこと。
水分・塩分・生理周期の影響も大きいです。
Q5. 痩せたい気持ちが強すぎるのは悪い?
悪くありません。
ただし「不安」だけが原動力なら、
一度立ち止まる必要があります。
Q6. 食べ方改善ダイエットって何をするの?
制限ではなく、選択と順番を整えます。
一生続く形にするのが目的です。
Q7. どれくらいでリバウンドしなくなりますか?
早い人で1~2か月。
体より先に、心が変わり始めます。
まとめ:リバウンドを制する者は、人生を制す
リバウンドは失敗ではありません。
合わないやり方を、体が教えてくれただけ
痩せたいと思う気持ちを否定せず、
食べ方と心の扱い方を変える。
それだけで、ダイエットは
「一時的なイベント」から
「日常の一部」に変わります。
もし今、あなたが
「また太った」「もう無理かも」
と思っているなら、
それはスタートラインです。
リバウンドを責めず、
味方につけた人から、
本当に痩せていきます。
