「もうダイエットに疲れた……」
「痩せたい気持ちはあるのに、何をやっても続かない」
「一度は痩せても、必ずリバウンドして自己嫌悪」

これは、過去の私自身の本音です。

私はダイエット専門家として多くの女性をサポートしてきましたが、正直に言います。
知識があっても、理論を知っていても、心が追いつかないダイエットは必ず失敗します。

この記事では、
「何度も痩せてはリバウンドを繰り返してきた私が、なぜ“ゆる断食(ライトファスティング)”で心と体を立て直せたのか」
その過程を、かなり赤裸々に書いていきます。

綺麗ごとは書きません。
恥ずかしい失敗も、情けない感情も、全部含めたリアルな体験談です。


何度もダイエットに失敗し、リバウンドを繰り返した過去

「痩せたい」が口癖だった20代後半

私が本格的にダイエットに悩み始めたのは20代後半。
体重は平均より少し重い程度なのに、鏡に映る自分がとにかく嫌でした。

・二の腕が太い
・下腹が出ている
・脚が短く見える

雑誌を見れば「−5kgで人生が変わる!」
SNSを開けば「3週間で激痩せ」

そのたびに「私も痩せたい」と思い、
糖質制限、置き換えダイエット、脂肪燃焼サプリ、短期集中ジム……

ありとあらゆるダイエットに手を出しました。

一時的には痩せる。でも、必ずリバウンド

正直に言うと、痩せたことは何度もあります。

・糖質を極端に減らして−4kg
・スムージー生活で−3kg
・食事量を半分以下にして−5kg

体重計の数字が減るたびに、嬉しくて、安心して、
「やっと痩せた」「これで普通になれた」と思いました。

でも、その安心感は長く続きません。

仕事が忙しくなったり、
生理前で食欲が暴走したり、
ちょっとした飲み会が続いたりすると……

一気に元通り。むしろ前より太る。

体重計に乗った瞬間、頭が真っ白になり、
「どうして私はこんなに意思が弱いんだろう」
「また失敗した」

自己嫌悪でいっぱいになりました。

リバウンドが続くと、心が先に壊れる

何度もリバウンドを繰り返すうちに、
私の中である変化が起きました。

それは、ダイエットそのものが怖くなったという感情です。

・頑張ってもどうせ戻る
・痩せたいと思う自分が情けない
・また失敗するくらいなら、最初からやらない方がマシ

そう考えるようになり、
「痩せたい」と思う自分を否定するようになっていました。


なぜ私は何度もリバウンドしてしまったのか【心理学的分析】

原因①「我慢=ダイエット」だと思い込んでいた

当時の私は、
ダイエット=我慢するものだと本気で信じていました。

・お腹が空いて当たり前
・甘いものは敵
・食べたい気持ちは弱さ

でも心理学的に見ると、
我慢が前提の行動は、必ず反動が来ます。

人間の脳は、制限されるほど「取り戻そう」とする性質があるからです。

原因②「短期的な結果」しか見ていなかった

体重が減るかどうか。
それだけを成功基準にしていました。

でも本当に大事なのは、
「その生活を続けられるかどうか」です。

続けられない方法で痩せると、
必ず元の生活に戻った瞬間にリバウンドします。

原因③「痩せたい理由」が他人基準だった

・細い方が可愛いから
・周りと比べて太っている気がするから
・世間的に痩せている方が正解だから

こうした理由は、
一見モチベーションになりそうで、実はとても脆い。

他人基準の「痩せたい」は、
少しつまずいただけで簡単に折れます。


そんな私が「ゆる断食(ライトファスティング)」に出会ったきっかけ

もう「頑張るダイエット」をやめたかった

30代に入った頃、
私は完全にダイエット迷子でした。

「痩せたい気持ちはある」
「でも、また失敗するのが怖い」

そんな矛盾した状態で、
心も体も疲れ切っていました。

その時に知ったのが、
ゆる断食(ライトファスティング)でした。

最初は正直、半信半疑だった

「断食」と聞いた瞬間、
正直な感想はこれです。

「どうせキツいやつでしょ?」
「我慢するダイエットはもう懲り懲り」

でも調べていくうちに、
今までのダイエットと決定的に違う点に気づきました。

  • 完全に食べないわけではない
  • 期間が短く、回復食を重視する
  • 体重より「体調」と「感覚」を大切にする

「これなら、もしかしたら……」
そんな小さな希望が芽生えました。

「痩せたい」より「整えたい」に変わった瞬間

ゆる断食を知って、一番心に刺さった言葉があります。

「まず整える。痩せるのはその結果」

この考え方に触れた時、
涙が出そうになりました。

ずっと私は、
無理やり体をねじ伏せて「痩せさせよう」としていたんだ、と。

ここから、私のダイエット観は大きく変わっていきます。


実際にやってみた「ゆる断食(ライトファスティング)」のリアルな流れ

完璧を目指さない。これが最初のルール

私がゆる断食を始めるとき、最初に決めたことがあります。

「絶対に完璧を目指さない」

過去のダイエット失敗は、すべてここに原因がありました。
100点を狙い、80点になった瞬間に自暴自棄になる。

だから今回は、最初から60点でいいと決めました。

私が実践した、かなり現実的なゆる断食内容

私のゆる断食は、いわゆる「ガチ断食」とは違います。

  • 朝:白湯+少量のプロテイン
  • 昼:具だくさんスープ or 発酵食品中心
  • 夜:基本は抜く or 消化の良いものを少し
  • 間食:どうしても辛い日はナッツやヨーグルト

これを2〜3日だけ行いました。

「たったそれだけ?」と思うかもしれません。
でも、この「短さ」が、心を守る最大のポイントでした。


正直しんどかった瞬間と、そのときの感情

2日目の夜、猛烈に不安になった

2日目の夜。
お腹の空きよりも、別の感情が襲ってきました。

「このまま続けて意味あるの?」
「どうせまたリバウンドするんじゃない?」

過去の失敗が、フラッシュバックのように浮かんできたんです。

このとき初めて、
「私、太ることより“失敗すること”が怖かったんだ」
と気づきました。

食べないことより「考えすぎ」が一番つらい

実は、空腹自体は耐えられました。

一番つらかったのは、
「これで合っているのか?」と頭の中でずっと考え続けること。

ここで私は、あえてノートに感情を書き出しました。

・今、不安な理由
・過去のどんな失敗がよぎっているか
・本当はどうなりたいのか

これが、後々ものすごく大きな意味を持つことになります。


ゆる断食で「体重」より先に変わったもの

食べたい衝動が、明らかに弱くなった

ゆる断食が終わり、回復食に入ったとき、驚いたことがあります。

「あれ?前みたいにドカ食いしたいと思わない」

これは気合でも根性でもありません。

心理学的に見ると、
制限しすぎなかったことで反動が起きなかったのです。

「痩せたい」より「大切にしたい」に変わった

今までの私は、
「この体をどうにか変えたい」
という視点しか持っていませんでした。

でも、ゆる断食後は違いました。

「せっかく整った感覚を壊したくない」

この気持ちが自然に出てきたんです。

これこそが、
リバウンドしない人の思考だと、今ははっきり言えます。


なぜ、今回はリバウンドしなかったのか【専門家視点】

①「痩せる目的」が変わった

以前:
・数字を減らしたい
・見た目を変えたい

今回:
・体を整えたい
・心地よく生活したい

目的が変わると、行動も変わります。

② 自己否定をやめた

少し食べすぎても、
「またダメだ」と責めなくなりました。

これは心理学的に見ると、
ストレス過食を防ぐ最大の要因です。

③「戻れる場所」を知った

ゆる断食は、
「一生続けるもの」ではありません。

調子が崩れたら、また戻せばいい。

この安心感が、
過剰なリバウンドを防ぎました。


匿名相談Q&A|ダイエットとリバウンドの本音相談

Q1:ゆる断食でも本当に痩せたい人に向いていますか?

A:はい。ただし「短期間で激痩せ」を期待する人には向きません。
本気でリバウンドを終わらせたい人向けです。

Q2:意志が弱くても続けられますか?

A:意志の強さは不要です。
むしろ、意志に頼らない設計にするのがコツです。

Q3:途中で食べてしまったら失敗ですか?

A:失敗ではありません。
「立て直す経験」こそが、ダイエット成功の鍵です。

Q4:リバウンドが怖くて始められません

A:怖いと感じるのは、過去に頑張った証拠。
だからこそ、ゆるく整える方法を選んでください。

Q5:何回くらいゆる断食をやればいい?

A:体調や生活に合わせて、必要なときだけで十分です。

Q6:女性特有の体調変化は影響しますか?

A:大きく影響します。
だからこそ、無理のない期間設定が重要です。


ダイエットに疲れたあなたへ伝えたいこと

痩せたいと思う気持ちは、
決して弱さではありません。

でも、
自分を追い詰めるダイエットは、もう終わりにしていい。

ゆる断食は、
「頑張れない人のための逃げ」ではなく、
長く続く人のための選択肢です。

もし今、
ダイエットとリバウンドに疲れているなら。

まずは、体を責めるのをやめるところから始めてみてください。

痩せるのは、そのあとで大丈夫です。