体重計に乗るたびに、一喜一憂していたあの頃の自分に、今ならはっきり言えます。

「その数字、あなたの価値じゃない」と。

こんにちは。女性向けダイエットの実践サポートを長年行ってきたダイエット専門家です。

ただし、最初に正直に告白します。私は決して「最初から成功していた人」ではありません。

むしろ、数えきれないほどダイエットに失敗し、リバウンドを繰り返し、「痩せたい」という言葉に疲れ果てた側の人間です。

この記事では、数字に縛られ続けた私が、なぜ「ゆる断食ダイエット(ライトファスティング)」にたどり着き、どうやってリバウンド地獄から抜け出したのか。

会議室で作られた理論ではなく、現場で、感情まみれで、恥ずかしいほどリアルな体験をベースにお伝えします。


ダイエット=体重を減らすこと、だと思っていた

毎朝の体重測定が、私の感情を支配していた

ダイエット中の私の一日は、体重計から始まっていました。

0.3kg減っていれば天国。0.3kg増えていれば、その日はもう最悪。

食事の内容も、仕事の集中力も、人への優しさも、すべてが体重の数字次第

今思えば、完全に数字に支配されていました。

数字が減らない=失敗、という思い込み

どれだけ体が軽く感じても、どれだけ便通が良くても、

体重が減っていなければ「意味がない」と思っていました。

この思考が、ダイエットをどんどん苦しいものにしていったのです。

そして、我慢→反動→過食→リバウンド。

このループを、何年も何年も繰り返しました。


なぜ体重にこだわるほど、リバウンドしやすくなるのか

心理学的に見る「数字依存ダイエット」の落とし穴

心理学では、人はコントロールできないものに執着すると、強いストレスを感じると言われています。

体重は、水分量・ホルモンバランス・睡眠・ストレスで簡単に変動します。

つまり、毎日の体重は「努力の結果」ではなく、単なる状態の一部

それを評価基準にしてしまうと、どれだけ頑張っても報われない感覚が積み重なります。

「痩せたい」が「減らさなきゃ」に変わる瞬間

本来、「痩せたい」は前向きな願いのはずです。

でも、数字に縛られると、いつの間にか

「減らさなきゃ」「太ったら終わり」という恐怖ベースの思考に変わります。

この恐怖が、過度な制限と、その反動によるリバウンドを引き起こしていました。


そんな私が出会った「ゆる断食ダイエット」という選択肢

断食=過酷、という思い込みが壊れた日

正直に言います。最初は「断食」という言葉に拒否反応がありました。

空腹でイライラして、失敗して、自分を責める未来しか想像できなかったからです。

でも、ゆる断食ダイエットは、私の知っている断食とは全く違いました。

「食べない」ことが目的ではなく、「食べ過ぎない時間を作る」だけ

この緩さに、最初は拍子抜けしました。

体重を減らす前に「整える」という考え方

ゆる断食の本質は、体重を操作することではありません。

乱れた食欲、疲れた内臓、不安定なメンタルを一度リセットすること。

「痩せたいのに続かない」という悩みの根っこに、初めて手が届いた感覚がありました。


【体験談】最初の1週間、体重はほとんど変わらなかった

それでも「今までと違う」と感じた理由

ゆる断食を始めて1週間。

正直に言うと、体重はほとんど変わりませんでした。

昔の私なら、ここで確実にやめていました。

でも、その時の私は、なぜか不思議と焦っていなかったんです。

理由はシンプルでした。

数字以外の変化を、ちゃんと感じていたから

  • 夕方の異常な空腹がなくなった
  • 夜のドカ食い欲求が減った
  • 朝の目覚めが少し楽になった

これらは、体重計には一切反映されません。

でも、確実に「リバウンドしない土台」が作られている感覚がありました。


※後半では、数字に振り回されなくなった具体的な工夫、改善方法、匿名Q&A(5〜8問)を詳しくお伝えします。


数字に振り回されなくなったら、リバウンドの恐怖が消えた

体重を測らない日を、あえて作った

ゆる断食ダイエットを続ける中で、私が意識的にやったことがあります。

毎日体重を測るのをやめたことです。

これは、正直かなり勇気がいりました。

体重を知らない=太っているかもしれない、という不安が強かったからです。

でも、体重を見ない代わりに、こんなことをチェックするようにしました。

  • 食後に眠くなりすぎていないか
  • 夜、甘いものを探していないか
  • お腹が空いたとき、落ち着いて対処できているか

これらは、リバウンドしやすい状態かどうかを判断する「本当の指標」でした。

数字を見ない=逃げ、ではなかった

体重を測らないと言うと、「現実逃避では?」と聞かれることがあります。

でも、私にとっては逆でした。

数字というノイズを消したことで、自分の体と感情を直視できるようになったのです。

結果的に、体重はあとからちゃんとついてきました。


ゆる断食ダイエットで意識した具体的な改善ポイント

①「食べない時間」をストレスにしない

ゆる断食で大切なのは、「何時間食べないか」よりも、

食べない時間をどう過ごすかです。

空腹を我慢するのではなく、温かい飲み物を飲んだり、早めに寝たり。

体をいじめない工夫が、結果的に継続につながりました。

②「食べ過ぎた自分」を責めない

正直に言います。私も今でも食べ過ぎる日はあります。

でも、その後にやることが変わりました。

以前:
「またダメだ」→自己否定→暴食→リバウンド

今:
「ちょっと疲れてたな」→今日は整えよう

この切り替えができるようになったことで、リバウンドの連鎖が止まりました

③「痩せたい理由」を数字以外で言語化した

体重を減らしたい理由を、kgではなく言葉で書き出しました。

  • 服選びを楽しみたい
  • 鏡を見るたび落ち込まないでいたい
  • ダイエットのことで頭を占領されたくない

これが、モチベーションの土台になりました。


匿名相談Q&A:数字が怖い人からの本音質問

Q1. 体重を見ないと不安で仕方ありません

A. 不安なのは当然です。ただ、その不安は「太ること」よりも、「コントロールできていない感覚」から来ています。まずは体重以外の指標を持つことが大切です。

Q2. 数字を見ないとサボってしまいそうです

A. サボってしまうほど苦しい方法なら、そもそも続きません。ゆる断食は、管理ではなく調整です。

Q3. 何度もリバウンドしています。私でも変われますか?

A. 変われます。むしろ、リバウンド経験が多い人ほど、数字中心のダイエットが合わなかった証拠です。

Q4. 体重が増えたらどう向き合えばいい?

A. 原因探しではなく、「今、体が何を求めているか」を考えてください。増えた理由は必ずあります。

Q5. 生理前の増加が怖いです

A. 生理前の体重増加は脂肪ではありません。水分とホルモンの影響です。その時期は整える意識だけで十分です。

Q6. いつから体重を測ってもいいですか?

A. 体重を見ても感情が乱れなくなったときです。それまでは、感覚を育てる期間だと思ってください。


「痩せたい」の前に、「楽になりたい」と思っていい

ダイエットがうまくいかなかった頃の私は、

「もっと頑張らなきゃ」「痩せたいんだから我慢しなきゃ」と、常に自分を追い込んでいました。

でも今は、こう思っています。

痩せたいの前に、楽になっていい。

数字に振り回されず、リバウンドに怯えず、

「また整えればいい」と思える状態こそが、ダイエットのゴールでした。

ゆる断食ダイエットは、体重を減らす方法である前に、

自分との関係を修復する方法だったのだと思います。

この記事が、「痩せたいのに苦しい」と感じているあなたの視点を、少しでも軽くできたら嬉しいです。