「また失敗するかもしれない」
「どうせ一時的に痩せても、リバウンドする」
そう思いながらも、本当はずっと痩せたいと願っていました。

私はダイエット専門家として、これまで数え切れないほどの女性のダイエット相談に乗ってきました。でも、今日は少し違います。
かなり赤裸々に、私自身の体験談を書きます。成功談だけじゃありません。恥ずかしい失敗、情けない感情、誰にも言えなかった本音まで。

この記事は、
・ダイエットに何度も挑戦してはリバウンドしてきた人
・「痩せたい」のに行動するのが怖くなっている人
・ゆる断食(ライトファスティング)に興味があるけど不安な人
そんな方に向けて書いています。


何度もダイエットに失敗してきた私の黒歴史

一時的には痩せる。でも必ず戻る

20代の頃、私は「ダイエット」という言葉に人生を振り回されていました。

糖質制限、置き換え、プロテイン、酵素ドリンク、サプリ、ジム通い。
雑誌やSNSで話題になったものは、ほぼ全て試しました。

確かに、体重は落ちるんです。
2週間で3kg、1ヶ月で5kg。数字だけ見れば「成功」。

でも、心の中はいつもこうでした。

「これ、一生続けられる?」

答えはいつもNO。
そして案の定、イベントや外食、ちょっとした気の緩みをきっかけに元の食生活へ。
気づいたら体重は元通り、もしくはそれ以上。

リバウンドするたびに、自己嫌悪が積み重なっていきました。

「痩せたい」と思うほど動けなくなった理由

ある時から、私はダイエットを始めること自体が怖くなりました。

理由はシンプルです。

「どうせまたリバウンドする」

脳が完全に学習してしまっていたんですね。
心理学でいう「学習性無力感」に近い状態です。

頑張る → 痩せる → リバウンド → 自分を責める

このループを何度も繰り返すうちに、
「頑張る=傷つく」
という認知が出来上がってしまいました。

だから私は、
・痩せたいのに行動できない
・情報だけ集めて何もしない
・「今は忙しいから」と自分に言い訳する
そんな状態に陥っていたのです。


マスコミが教えてくれない「リバウンドの本当の原因」

意志の弱さではなかった

昔の私は、リバウンドするたびにこう思っていました。

「私って意志が弱い」

でも、専門的に学び、現場で数百人以上をサポートして分かったのは、
リバウンドの原因は意志ではないという事実です。

リバウンドの主な原因は以下の3つ。

  • 極端な制限による反動
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 「痩せた自分」を維持する心理設計ができていない

特に女性は、ストレスや睡眠不足、生理周期の影響を強く受けます。
そこを無視したダイエットは、ほぼ確実にリバウンドします。

「痩せる」より「戻らない」が最重要

多くの人が勘違いしていますが、
ダイエットで一番難しいのは痩せることではありません。

痩せた状態を普通にすることです。

ここを理解せずに、
「短期間で何kg落とすか」ばかりに目を向けると、
必ずリバウンドします。

私が方向転換したのも、この気づきがきっかけでした。


私を変えた「ゆる断食(ライトファスティング)」との出会い

最初は正直、疑っていました

ゆる断食という言葉を初めて聞いたとき、
正直に言うと、私は半信半疑でした。

「断食=つらい」
「我慢=ストレス」
そんなイメージが強かったからです。

でも、学んでいくうちに分かりました。

ライトファスティングは、
我慢するダイエットではなく、回復させるダイエットだということを。

私が実践した“超ゆるい”やり方

いきなり何日も食べない、なんてことはしませんでした。

私が最初にやったのは、たったこれだけ。

  • 夜20時以降は食べない
  • 朝は無理に食べず、白湯かお茶だけ
  • 昼と夜は「普通に」食べる

「それだけ?」と思うかもしれません。

でも、ここがポイントです。
“できるレベル”から始めたこと。

脳にとって、
「これは続けられる」
と認識させることが何より重要でした。


体重より先に変わった「心」と「行動」

食べ物への執着が減った

ゆる断食を始めて、最初に変わったのは体重ではありません。

食べ物への執着でした。

以前の私は、
・次は何を食べよう
・これは太る?痩せる?
・食べちゃダメなのに…
こんな思考で頭がいっぱいでした。

でも、空腹と満腹の感覚が戻ってくると、
自然と「必要以上に食べたい」という欲求が減っていきました。

「痩せたい」が苦しさじゃなくなった

これは、私にとってかなり大きな変化でした。

以前の「痩せたい」は、
・焦り
・劣等感
・自己否定
がセットでした。

でも今は違います。

「大切にした結果、自然と痩せていく」

そんな感覚です。

この心の変化が、
結果的にリバウンドしない最大の理由になりました。


※後編では、さらに具体的な体験談の深掘り、心理学的解説、そしてQ&A(5~8問)を通して「どうすればリバウンドしないのか?」をズバッと解説していきます。

「リバウンドしない人」の思考回路を心理学で解説

人は「変化」より「現状維持」を選ぶ生き物

ダイエットが続かない、リバウンドしてしまう。
これは根性論でも甘えでもありません。

心理学では、人間にはホメオスタシス(恒常性)という性質があるとされています。
簡単に言うと、「今の状態を保とうとする力」です。

急激に体重が落ちると、脳はこう判断します。

「これは異常事態だ。元に戻せ」

その結果、食欲ホルモンが増え、代謝は下がり、
無意識レベルでリバウンドする行動を取らされる。

つまり、
急激に痩せるダイエットほど、脳に嫌われるのです。

「成功体験」が小さいほど、人は続けられる

ここで重要なのが、自己効力感という考え方。

これは「自分はできる」という感覚のことです。

私がゆる断食で重視したのは、
「今日も完璧」ではなく、
「今日もできた」という感覚。

夜食を我慢できた。
朝を抜いても辛くなかった。
お腹が空く感覚が分かった。

こうした小さな成功体験の積み重ねが、
「私は変われる」という前提を作ってくれました。


現場で見てきた「リバウンドする人・しない人」の決定的な違い

リバウンドする人の共通点

匿名相談やサポート現場で、
何百人もの女性を見てきて分かった共通点があります。

  • 短期間で結果を出そうとする
  • 食事を「良い・悪い」で判断する
  • 一度崩れると全てを諦める
  • 体重の数字だけで一喜一憂する

これ、昔の私そのものです。

リバウンドしない人の共通点

一方で、リバウンドしなくなった人たちは、
驚くほど似た考え方をしています。

  • 「続くかどうか」で判断する
  • 完璧を目指さない
  • 崩れてもすぐ戻る
  • 体の感覚を大事にする

体重は結果であって、目的ではない。
この認識が、明暗を分けます。


かなり赤裸々な失敗談:それでも私は食べ過ぎた

「もう戻らない」と思った矢先の暴食

正直に書きます。

ゆる断食が習慣になり、
体も心も安定してきた頃。

私は久しぶりに、かなり食べ過ぎました

外食が続き、デザートまでしっかり。
お腹は苦しいのに、どこかで「まあいいか」と思っている自分。

翌朝、体重計に乗って、ため息。

「ああ、やっぱり私ってこうなんだ」

でも、以前と決定的に違ったこと

ここからが、昔の私と違う点です。

以前なら、
・全部台無しだと思う
・自己嫌悪でさらに食べる
・ダイエットを放棄する
という流れでした。

でも今回は違いました。

「あ、戻ればいいだけだ」

そう思えたんです。

翌日はいつも通り、
夜は軽め、朝は白湯。

数日で、体も気持ちも元通り。

この経験で確信しました。
リバウンドしない人は、失敗しない人ではない
戻り方を知っている人なのだと。


Q&A:匿名相談で多かった質問にズバリ回答

Q1. ゆる断食って結局、我慢じゃないんですか?

A. 我慢を前提にすると失敗します。
ライトファスティングは「食べない時間を作る」だけ。
食べる量より、食べるタイミングを整えるイメージです。

Q2. 痩せたい気持ちが強すぎて苦しくなります

A. それは「痩せたい=価値が上がる」という思い込みが原因。
痩せるのはゴールではなく、生活の副産物です。

Q3. 生理前に必ず食欲が暴走します

A. 正常です。
その時期は無理に抑えず、温かいもの・たんぱく質を意識してください。
自分を責めないことが最優先です。

Q4. 毎日体重を測るべきですか?

A. 数字に振り回されるなら不要。
体の感覚、睡眠、空腹感の方が重要です。

Q5. 家族や周りに理解されません

A. 説明しなくて大丈夫。
結果は静かに出ます。行動で示す方が早いです。

Q6. またリバウンドするのが怖いです

A. 怖さがあるのは、真剣だった証拠。
完璧を目指さず「戻れる方法」を持っていれば大丈夫です。

Q7. 本当にこの方法で痩せたい私も変われますか?

A. 変われます。ただし条件があります。
「急がないこと」「自分を罰しないこと」。
これを守れる人は、必ず変わります。


まとめ:リバウンドを制する者は、ダイエットを制す

痩せたいのに怖かった。
頑張るほど失敗してきた。

そんな私がリバウンドしなくなった理由は、
痩せ方を変えたのではなく、考え方を変えたからです。

ダイエットは戦いではありません。
自分との交渉です。

もし今、
「もう失敗したくない」
「でも痩せたい」
そう思っているなら。

ゆるく、静かに、戻れる方法を持ちながら。
一緒に進んでいきましょう。