こんにちは。女性向けダイエットサポートを長年続けてきたダイエット専門家の私が、今回はかなり赤裸々に、自分自身の「温活ダイエット体験」と「リバウンド地獄から抜け出したリアルな話」を書いていきます。

正直に言うと、私は「ダイエットのプロ」を名乗れるようになる前、自分自身が何度も何度もダイエットに失敗し、そのたびにリバウンドを繰り返してきました。

「痩せたい」と強く願っているのに、なぜか続かない。
一時的には体重が落ちるのに、気づけば元通り、もしくはそれ以上。

もし今あなたが、

  • ダイエットしても必ずリバウンドする
  • 頑張っているのに痩せたい体にならない
  • もう何を信じていいかわからない

そんな状態なら、この記事はきっとあなたの考え方を変えるきっかけになると思います。

何度も繰り返したダイエットとリバウンドの黒歴史

私はこれまで、本当に数えきれないほどのダイエットを実践してきました。

糖質制限、カロリー制限、脂質カット、置き換え、断食、ファスティング、ハードな筋トレ、有酸素運動。

雑誌やテレビ、SNSで「これで痩せる！」と言われているものは、ほぼ全て試しました。

そして毎回、最初はうまくいくんです。

体重は落ちる。周りからも「痩せた？」と言われる。
その瞬間は本当に嬉しくて、「やっと成功した」と思う。

でも、その後に必ずやってくるのが、あの感覚。

・手足が冷たい
・お腹が常に冷えている
・体がだるくて動きたくない
・甘いものが止まらない

そして気づいた時には、体重がじわじわ戻り始め、最終的にはリバウンド。

「また失敗した」
「私は意志が弱い」
「一生痩せられないのかも」

この自己否定が、次のリバウンドを呼ぶ最悪のループでした。

リバウンドの原因は「努力不足」ではなかった

当時の私は、リバウンドするたびに「もっと努力しなきゃ」と思っていました。

でも今ならはっきり言えます。

リバウンドは、努力不足ではありません。

心理学的に見ると、強い制限を伴うダイエットは、脳に「危険」「非常事態」という信号を送ります。

すると脳は、

  • エネルギーを溜め込め
  • 脂肪を落とすな
  • 代謝を下げろ

という指令を出します。

ここで多くの女性が見落としているのが、体の冷えです。

冷えた体は「痩せる準備」ができていない

私自身、今思い返すと完全に冷え性でした。

夏でもエアコンで足先が冷える。
お腹を触るとひんやりしている。
冬は重ね着しても芯が冷たい。

それなのに、「太っているから冷えるんだ」と思い込んでいました。

実際は逆です。

冷えているから、痩せられなかった。

体が冷えると、血流が悪くなり、内臓の働きが低下します。
内臓温度が下がると、基礎代謝も下がります。

つまり、どれだけ食事制限や運動を頑張っても、

燃えない体のまま、無理やり痩せようとしていた

これが、私のリバウンドの正体でした。

転機になった「温活」という考え方

私のダイエット人生が変わったのは、「温活」という考え方に出会ってからです。

正直、最初は半信半疑でした。

「体を温めるだけで痩せたい体になるなんて、そんな簡単な話ある？」と。

でも、これ以上リバウンドを繰り返したくなかった私は、思い切って方向性を変えることにしました。

痩せるために追い込むのではなく、

体を回復させることを最優先する

この発想が、すべての始まりでした。

温活ダイエットで最初にやめたこと

まず私がやめたのは、「痩せたいから我慢する」という考え方です。

  • 極端な食事制限をやめた
  • 冷たい飲み物をやめた
  • 体重計に毎日乗るのをやめた

正直、最初は不安でした。

「こんなことしてたら太るんじゃないか」
「また失敗するんじゃないか」

でも、体を温めることを意識し始めてから、少しずつ変化が出始めたんです。

温活を始めて最初に起きた体の変化

温活ダイエットを始めて最初に感じた変化は、体重ではありません。

  • 朝起きた時のだるさが減った
  • 手足の冷えが和らいだ
  • 夜ぐっすり眠れるようになった
  • イライラしにくくなった

そして、何より驚いたのが、

「食べたい衝動」が明らかに減ったこと

以前は、ストレスが溜まると甘いものに手が伸びていました。

でも体が温まり、自律神経が整ってくると、無意識の暴食が減っていったんです。

ここで初めて、

「痩せたいなら、まず体を安心させる必要がある」

ということを、身をもって理解しました。

温活を続けて気づいた「代謝が上がっている」感覚

温活を意識した生活を続けて、だいたい3〜4週間ほど経った頃でしょうか。

ある朝、ふと気づいたことがありました。

「あれ？前より汗かきやすくなってない？」

これまでの私は、とにかく汗をかきにくい体質でした。運動してもじんわり程度。冬場は特に、どれだけ着込んでも体の芯が冷えたまま。

それが、温活を続けるうちに、

  • 軽く動いただけで体がポカポカする
  • 寝起きから手足が冷たくない
  • お腹を触っても冷たさを感じない

明らかに「燃える体」に近づいている感覚がありました。

このとき初めて、代謝が上がるってこういうことなんだと実感したんです。

体重が落ち始めたのは「頑張るのをやめた後」だった

正直に言います。

温活を始めてしばらくの間、体重はほとんど変わりませんでした。

以前の私なら、ここで焦っていたと思います。

「やっぱり意味ないんじゃない？」
「もっと食事を減らすべき？」

でも今回は違いました。

体調が明らかに良くなっていたので、体重の数字に振り回されなくなっていたんです。

そして、温活を始めて約2ヶ月。

久しぶりに体重計に乗ったら、自然と体重が落ちていました。

それも、急激に減るのではなく、じわっと。

  • 下腹がへこんできた
  • 太ももの張りが減った
  • 夕方のむくみが出にくい

これまでの「一気に痩せて一気に戻る」ダイエットとは、まったく違う感覚でした。

なぜ温活はリバウンドしにくいのか？心理学的な視点

温活ダイエットがリバウンドしにくい理由は、体だけでなく心の状態にもあります。

これまでのダイエットは、

  • 我慢が前提
  • できなかった自分を責める
  • 常にストレス状態

この状態では、脳は常に緊張しています。

心理学的に見ると、人はストレスが強いほど「快楽」に走りやすくなります。
甘いもの、脂っこいもの、過食。

つまり、リバウンドは心の防衛反応でもあるんです。

一方、温活は「回復」「安心」をベースにしています。

体が温まり、副交感神経が優位になると、

  • 衝動的な食欲が落ち着く
  • 自己否定が減る
  • 自然と行動が整う

結果として、リバウンドしにくい行動パターンが身についていきます。

私が実践した温活ダイエットの具体的方法

食事の温活ポイント

難しいことはしていません。

  • 朝は必ず温かいものを口にする
  • 冷たい飲み物を極力避ける
  • 生野菜より温野菜を意識

「痩せたいから食べない」ではなく、
「代謝を上げるために食べる」という意識に変えました。

生活習慣の温活ポイント

  • シャワーだけで済ませない
  • 首・お腹・足首を冷やさない
  • 寝る前に深呼吸で自律神経を整える

地味ですが、これを続けるだけで体は確実に変わります。

匿名相談Q&A｜温活×ダイエットのリアルな悩みに回答

Q1. 温活だけで本当に痩せたい体になりますか？

A. 温活は土台作りです。痩せる準備が整うことで、自然と体重が落ちやすくなります。

Q2. 運動は必要ですか？

A. 無理にやらなくて大丈夫です。体が温まると自然と動きたくなります。

Q3. 食べる量が増えてリバウンドしませんか？

A. 温活で代謝が上がると、食欲が安定し、結果的に食べ過ぎが減ります。

Q4. どれくらいで効果が出ますか？

A. 早い人は2〜3週間で体感の変化が出ます。体重より体調を目安にしてください。

Q5. 生理前の暴食が止まりません

A. 冷えが改善するとホルモンバランスが整い、徐々に落ち着くケースが多いです。

Q6. またリバウンドしそうで不安です

A. 不安になるのは自然です。「痩せたい」より「整えたい」に意識を戻しましょう。

温活ダイエットは「一生続くダイエット」だった

温活を取り入れてから、私はもう極端なダイエットに戻れなくなりました。

なぜなら、

  • 体がラク
  • 心が安定している
  • 痩せたい気持ちに振り回されない

これまでのダイエットは「短距離走」。
温活ダイエットは「一生続けられるペース」でした。

もしあなたが、何度もリバウンドを繰り返し、
「もうダイエットに疲れた」と感じているなら。

まずは体を温めることから始めてみてください。

痩せたいと願うすべての女性が、
もう自分を責めなくて済みますように。

この体験談が、その第一歩になれば嬉しいです。