こんにちは。私は女性向けにダイエット実践サポートを長年行ってきた、いわゆる「ダイエット専門家」と呼ばれる立場の人間です。
ですが、そんな私自身が、ダイエットに失敗し、リバウンドを繰り返し、自己嫌悪の塊だった時期がありました。
この文章は、きれいごとではありません。
雑誌やマスコミに載るような「成功例」でもありません。
婚活という現場で、太った自分を責め、痩せたいと願いながらも食べてしまい、
また自己嫌悪に陥る――そんなリアルな体験談を、赤裸々に書いています。
もし今、あなたが
- ダイエットが続かない
- リバウンドばかりしている
- 痩せたいのに自分が嫌いになっている
そう感じているなら、これはあなたのための記事です。
どんなダイエットをしても自己嫌悪が消えなかった理由
痩せたいのに、どんどん自分を嫌いになる
私はこれまで、数えきれないほどのダイエットをしてきました。
糖質制限、脂質制限、置き換え、ファスティング、サプリ、運動漬け…。
「これで最後にしよう」と思っては、何度も挑戦しました。
確かに、一時的に体重は落ちます。
でも、そのたびに必ず訪れるのがリバウンド。
体重が戻るたび、私は自分を責めました。
「また失敗した」
「意志が弱い」
「どうせ私なんて」
ダイエットをすればするほど、
痩せたい気持ちと一緒に自己嫌悪だけが増えていったのです。
婚活が引き金になった心と体の崩壊
人と比べるたびに、食べてしまった
婚活を始めた頃、私は「今度こそ痩せて挑もう」と決めていました。
でも現実は、
綺麗に着飾った女性たちを見るたびに、自信を失う日々。
パーティーの帰り道、コンビニに寄ってしまう。
「今日くらいはいいよね」と言い訳しながら。
そして家に帰って食べ終わった後、強烈な後悔が押し寄せます。
「またやってしまった」
この繰り返しが、私の心と体を確実に壊していました。
心理学的に見た「自己嫌悪ダイエット」の正体
自分を責めるほど、太りやすくなる仕組み
後から心理学を学び直して分かったことがあります。
それは、自己嫌悪は最強のストレスだということ。
慢性的なストレス状態では、
- コルチゾール(ストレスホルモン)が増える
- 血糖値が乱れる
- 脂肪を溜め込みやすくなる
つまり、
「痩せたい」と思って自分を責める行為そのものが、太る原因になっていたのです。
この事実に気づいたとき、正直ショックでした。
腸内環境がボロボロだった当時の私
体重よりも深刻だったサイン
当時の私は、明らかに腸内環境が乱れていました。
- 慢性的な便秘と下痢を繰り返す
- お腹が常に張っている
- 肌荒れが治らない
- 理由もなく不安になる
でも私は、それをすべて
「痩せない自分が悪い」
で片づけていました。
今思えば、体は必死にSOSを出していたのです。
腸活に出会ったきっかけは「もう頑張れない」だった
ダイエットをやめたいと思った日
ある日、婚活パーティーの前に鏡を見て、涙が止まらなくなりました。
太った自分、痩せられない自分、
そして「専門家なのに失敗している自分」への怒り。
その瞬間、心の底から思ったのです。
「もう、これ以上自分をいじめたくない」
そこから、私は「痩せるためのダイエット」ではなく、
「回復するための腸活」に方向転換しました。
腸活ダイエットで最初に変えた3つのこと
努力を足すのではなく、責めるのをやめた
腸活といっても、最初にやったことはとても地味です。
- 食事を減らすのをやめた
- 体重計に毎日乗るのをやめた
- 「また食べた」を責めるのをやめた
正直、怖かったです。
「これでさらに太ったらどうしよう」と。
でも、心理学的に見ると、
安心感がなければ人は変われないのです。
腸内環境改善の第一歩は、
「安全だよ」と体と心に伝えることでした。
食事内容よりも大事だった「食べ方」と「考え方」
腸が安心すると、自然に量が整う
腸活ダイエットを始めてから、私は無理に食事制限をしませんでした。
その代わり、
- よく噛む
- 温かいものを選ぶ
- 発酵食品を少しずつ続ける
この「少しずつ」がポイントでした。
完璧を目指さないことで、
過食衝動が驚くほど減っていったのです。
体重が変わらなくても続けられた理由
成功の基準を「数字」から外した
腸活を始めて最初の数週間、体重はほとんど変わりませんでした。
でも私は続けられました。
なぜなら、
- お腹の不快感が減った
- 眠りが深くなった
- 自分を責める回数が減った
こうした変化を、成功として数えるようにしたからです。
この考え方が、後のリバウンド防止につながっていきました。
※この続きでは、実際に体重が落ち始めたタイミング、
腸活でなぜ自己嫌悪が消えたのか、
そして匿名相談Q&A(5~8問)をストレートに回答していきます。
腸活を続けて気づいた「体重が落ちる前兆」
数字より先に、心と体が変わり始めた
腸活を始めてからしばらくの間、正直に言うと体重はほとんど動きませんでした。
でも、これまでのダイエットと明らかに違う点がありました。
焦りがなかったのです。
以前なら、体重が減らないだけで不安になり、
「もっと減らさなきゃ」「やり方が間違っている」と、
すぐに食事制限を強めていました。
しかし腸活では、
- 朝の目覚めが軽くなった
- お腹の張りが減った
- 理由のない不安感が少なくなった
こうした変化が先に訪れました。
心理学的に見ると、これは自律神経が整い始めたサインです。
体は「もう戦わなくていい」と判断したとき、
初めて脂肪を手放す準備を始めます。
体重が落ち始めた瞬間に感じた違和感
「あれ?今回は怖くない」
腸活を始めて約1か月半が過ぎた頃、
体重が少しずつ減り始めました。
これまでなら、
「今だけかもしれない」
「またリバウンドするんじゃないか」
そんな不安でいっぱいになるはずでした。
でも今回は違いました。
体重が減っても、心が揺れなかったのです。
これはとても大きな変化でした。
なぜなら、リバウンドを繰り返してきた原因は、
体重の増減そのものではなく、
数字に振り回される心の状態だったからです。
なぜ腸活はリバウンドしにくいのか
「太る恐怖」から解放される仕組み
腸内環境が整うと、食欲の暴走が起きにくくなります。
これは意志の問題ではありません。
腸と脳は密接につながっており、
腸内環境が安定すると、
- 過剰な食欲が出にくい
- 血糖値が安定する
- 感情食いが減る
こうした変化が自然に起こります。
つまり、
「痩せたいのに我慢する」状態から、
「無理しなくても整う」状態に移行するのです。
この状態こそが、リバウンドを防ぐ最大のポイントでした。
婚活の現場で起きた一番の変化
自分を良く見せようとしなくなった
腸活ダイエットが進むにつれ、
婚活中の自分の振る舞いも変わっていきました。
以前は、
- 太って見えない角度を探す
- 嫌われないように無理をする
- 相手の反応ばかり気にする
こんな状態でした。
でも、腸と心が落ち着くと、
不思議と「そのままの自分」で話せるようになったのです。
結果的に、会話も自然になり、
相手からの反応も明らかに変わりました。
このとき初めて、
「痩せたい」の本当の目的は、
自分を好きになりたかっただけなんだ
と気づきました。
匿名相談Q&A|自己嫌悪ダイエットの本音に答えます
Q1:何度もダイエットに失敗していて自信がありません
A:それは失敗ではなく、体が守ろうとしてきた結果です。
リバウンドは「向いていない方法」を知った証拠です。
Q2:痩せたいのに食べてしまう自分が嫌いです
A:それは意志の弱さではありません。
ストレスと腸内環境の乱れが原因の可能性が高いです。
Q3:腸活だけで本当にダイエットになりますか?
A:短期間で激減はしませんが、
リバウンドしない痩せ方には最も近い方法です。
Q4:体重が増えたらどうしても落ち込みます
A:数字は水分や腸内容物で簡単に変わります。
体重=価値ではありません。
Q5:婚活中でも腸活ダイエットはできますか?
A:むしろおすすめです。
無理な制限は表情や雰囲気に必ず出ます。
Q6:またリバウンドするのが怖いです
A:怖いと思えるのは、もう以前とは違う証拠です。
戻っても立て直せる感覚が、最大の予防策です。
まとめ|自己嫌悪から抜け出した先にあったもの
私は腸活を通して、
体重だけでなく、自分との向き合い方を変えることができました。
ダイエットで一番苦しかったのは、
太っていることではありません。
痩せたいのにできない自分を、
毎日責め続けていたことでした。
もし今、あなたが
- ダイエットで自己嫌悪ばかりしている
- リバウンドを繰り返している
- 痩せたい気持ちが苦しさに変わっている
そんな状態なら、
一度「腸と心を整える」選択をしてみてください。
それは甘えではなく、
最も現実的で、続けられるダイエットの第一歩です。
リバウンドを制する者は、ダイエットを制す。
私はそう確信しています。
