こんにちは。私はこれまで女性向けに数百人以上のダイエット実践サポートをしてきた、いわゆる「ダイエット専門家」と呼ばれる立場の人間です。
ですが、そんな私自身が婚活中に太り、ダイエットとリバウンドを何度も繰り返した張本人でした。
この体験談は、会議室や机上の空論ではありません。
実際に婚活パーティーの更衣室で鏡を見て泣いたこと、初デート前にウエストが入らず絶望したこと、そして「またリバウンドした自分」を責め続けた日々を、包み隠さず書いています。
「痩せたい」「もうリバウンドしたくない」「婚活で自信を持ちたい」
そんな方に向けて、腸内環境改善(腸活)ダイエットで人生が変わったリアルな記録をお届けします。
婚活がきっかけで太り始めた本当の理由
ストレス×焦り×自己否定が体を壊していた
婚活を始めた当初、私はむしろ痩せようと必死でした。
食事量を減らし、糖質をカットし、流行りのダイエットは片っ端から試しました。
最初は確かに体重が落ちます。
でも、その後に必ず待っているのがリバウンド。
婚活がうまくいかない → 自信を失う → 食べる → 太る → さらに自信を失う。
この負のループから抜け出せませんでした。
特に辛かったのは、「ダイエット専門家なのに太っている自分」への自己嫌悪です。
表では「大丈夫ですよ」と笑いながら、家に帰ると鏡を見てため息をつく。
この精神状態が、後から振り返ると腸内環境を最悪にしていた原因でした。
何度も失敗したダイエットとリバウンドの歴史
一時的に痩せても必ず太る理由
私はこれまでに、糖質制限、置き換えダイエット、断食、ファスティング、サプリ依存など、数えきれないほどのダイエットを経験しました。
短期間で体重は落ちます。
でも心と体がついていかない。
特に問題だったのは、
- 空腹への恐怖
- 「食べたら太る」という思い込み
- 失敗したら全否定する完璧主義
これらが重なり、結果として腸内環境がボロボロになっていました。
便秘、下痢、ガス、肌荒れ、メンタル不安定。
今思えば、体が悲鳴を上げていたのです。
腸内環境に目を向けたきっかけ
体重よりも「お腹」と「心」が限界だった
ある日、婚活パーティーの直前に強烈な腹痛に襲われ、参加をキャンセルしました。
そのとき、ふと鏡に映った自分を見て思ったのです。
「私、痩せたいんじゃなくて、ちゃんと生きたいだけじゃない?」
そこから、体重計を見るのをやめ、
腸内環境、つまり腸活に本気で向き合い始めました。
腸活ダイエットで最初にやめたこと
「頑張るダイエット」を手放す勇気
まず私がやめたのは、次の3つです。
- カロリー計算
- 体重の毎日測定
- 極端な食事制限
これだけ聞くと、「本当に痩せたいの?」と思われるかもしれません。
でも、腸内環境を整えるためには、
ストレスを減らすことが最優先だったのです。
心理学的にも、慢性的なストレスはコルチゾールを増加させ、脂肪を溜め込みやすくします。
つまり、「頑張るダイエット」こそが、
リバウンド体質を作っていた原因でした。
腸内環境改善で実践した具体的な行動
食べる量より「食べ方」を変えた
私が最初に取り組んだ腸活は、驚くほどシンプルです。
- 朝起きてコップ一杯の常温水
- 発酵食品を「少量でも毎日」
- よく噛む(1口30回を目標)
無理な制限は一切しませんでした。
「痩せたい」という気持ちはありましたが、まずは腸を安心させることを優先しました。
すると、最初に変わったのは体重ではなく、メンタルでした。
イライラしにくくなり、過食衝動が減り、
「食べなきゃ不安」という感覚が薄れていったのです。
体重が動かなくても続けられた理由
心理学的に「成功体験」を作り直した
腸活を始めて最初の2週間、体重はほぼ変わりませんでした。
でも、今回は不思議と焦りませんでした。
なぜなら、成功の定義を「体重」から変えたからです。
・今日はお腹が張らなかった
・ちゃんと眠れた
・自分を責めなかった
これらを成功体験としてカウントしました。
心理学的には、小さな成功の積み重ねが行動継続の鍵になります。
この考え方が、後のリバウンド防止に大きく影響しました。
婚活現場で起きた小さな変化
服のサイズより先に変わったもの
腸内環境改善を始めて約1か月。
体重はまだ大きく変わっていませんでした。
それでも、婚活の現場で変化が起き始めます。
・笑顔が自然になった
・姿勢が良くなった
・会話中に自分を責めなくなった
「痩せたい」が前面に出ていない自分は、
不思議と相手からの反応も良くなっていました。
ここで私は確信します。
ダイエットとリバウンドの本質は、腸と心にあると。
※この続きでは、実際に体重が落ち始めたタイミング、リバウンドしなかった理由、匿名相談Q&A(5~8問)を赤裸々に解説していきます。
腸内環境が整い始めてから体重が落ちた瞬間
「あ、これは戻らない痩せ方だ」と感じた日
腸活を始めて約6週間が経った頃、ある朝ふと体重計に乗りました。
数字は、前日よりマイナス0.4kg。
でも、それ以上に驚いたのは、その翌日も、さらに翌日も増えなかったことです。
これまでのダイエットでは、少し減った後に必ず反動が来ました。
食べすぎていないのに戻る。理由が分からず不安になる。その繰り返し。
でも今回は違いました。
「減っても焦らないし、増えてもパニックにならない」
この感覚が初めてだったのです。
腸内環境が整い始めると、体は「溜め込むモード」から「流すモード」に切り替わります。
心理学的にも、生理的な安心感があると人は過剰行動を起こしにくくなります。
つまり、暴食や極端な制限が自然と減っていくのです。
なぜ今回はリバウンドしなかったのか
「痩せること」が目的じゃなくなった
今回のダイエットで一番大きかった変化は、
「痩せたい」という言葉の意味が変わったことでした。
以前の私は、
- 痩せない=失敗
- 太る=価値が下がる
- 戻る=努力が無駄
こんな極端な思考を無意識に持っていました。
でも腸内環境改善を通して、
「体は常に私を守ろうとしている」
という視点に変わったのです。
この認知の変化が、リバウンドを防いだ最大の理由でした。
腸活ダイエットで実際に行っていた食事内容
完璧じゃなくていい、7割で続ける
私の腸活ダイエットは、決してストイックではありません。
例えば、
- 朝:味噌汁+ごはん少量+卵
- 昼:外食OK(揚げ物でも罪悪感を持たない)
- 夜:発酵食品+たんぱく質中心
ポイントは、「腸にとって安心できるリズム」を崩さないこと。
ダイエット中でも甘いものを食べる日もありました。
でも、「ダメな日」とは決めませんでした。
この思考の柔軟さが、
結果的にリバウンドしない体質を作ってくれたのです。
婚活現場で起きた決定的な変化
「選ばれるか」より「選べる自分」へ
体重が落ち始めてから、婚活の場での自分の立ち位置が変わりました。
以前は、
・どう思われているか
・太って見えていないか
・嫌われないか
そんなことばかり考えていました。
でも腸内環境が整い、心が安定すると、
自然と視点が外に向くようになります。
「この人と一緒にいて心地いいかな?」
「価値観は合いそうかな?」
こうした感覚が持てるようになったとき、
私は初めて本当の意味で痩せたと感じました。
匿名相談Q&A|腸活ダイエットの本音に答えます
Q1:腸活だけで本当に痩せたい願いは叶いますか?
A:正直に言うと、「腸活だけで急激に痩せる」ことはありません。
でも、リバウンドを繰り返さずに痩せたいなら、腸内環境は避けて通れません。
Q2:何度もリバウンドしている私でも大丈夫?
A:大丈夫です。むしろ、何度もリバウンドした人ほど向いています。
なぜなら、体は「守ろうとして太っていただけ」だからです。
Q3:食事制限が怖くてダイエットが続きません
A:それは意志が弱いのではなく、脳と腸が危険を感じている状態です。
制限より安心感を優先してください。
Q4:便秘がひどくて痩せません
A:便秘は腸からのSOSです。
水分、発酵食品、ストレスケアを同時に見直す必要があります。
Q5:体重が減らない期間が不安です
A:体重より先に、睡眠・肌・メンタルが変わっていませんか?
そこが変わっていれば、体は確実に準備中です。
Q6:婚活中でもダイエットはできますか?
A:むしろ、婚活中こそ腸活がおすすめです。
無理な制限は表情や雰囲気に必ず出ます。
Q7:またリバウンドするのが怖いです
A:怖いと感じる時点で、もう以前とは違います。
「戻っても立て直せる」と思えることが最大の予防策です。
まとめ|リバウンドを制する者はダイエットを制す
私は、腸内環境改善を通して体重だけでなく、
自分との付き合い方を変えることができました。
痩せたい気持ちは、悪者ではありません。
でも、その方法を間違えると、
ダイエットは一生終わらない戦いになります。
もし今、あなたが
- 何度もリバウンドしている
- 痩せたいのに苦しい
- 婚活や人間関係に自信が持てない
そう感じているなら、
一度、腸と心を整える選択をしてみてください。
それは、遠回りのようで、
一番確実に「戻らない痩せ方」へ繋がる道です。
