私はこれまで、女性向けにダイエットとメンタルの両面からサポートをしてきたダイエット専門家です。

この記事は、「痩せたい」と強く願ってきたのに、思うように結果が出ず、何度もリバウンドを繰り返し、そのたびに自信を失ってきた女性に向けて書いています。

テレビや雑誌で語られるような、理想論や表面的なダイエット情報ではありません。現場で、感情が崩れ、失敗し、泣きながら相談してくれた女性たちのリアルな声、そして私自身のかなり赤裸々な体験をもとにしています。

匿名相談だからこそ語られた、恥ずかしさ、劣等感、嫉妬、自己嫌悪。
そのすべてに、逃げずに向き合い、ストレートに答えていきます。


なぜ体重ばかり見ていると、人生が重くなるのか

ダイエットをしていると、どうしても体重が中心になります。

朝起きて体重計に乗る。
数字が減っていれば少し気分が良くなり、増えていれば一日が憂うつになる。

私自身も、長い間このループから抜けられませんでした。

体重はただの数値のはずなのに、
いつの間にか「自分の価値」そのもののように感じてしまう。

体重=自己評価になってしまう心理

心理学的に見ると、これはとても自然な流れです。

人は「わかりやすい指標」に安心を求めます。
体重は目に見えて変化しやすく、評価しやすい。

その結果、

  • 体重が減る=頑張れている私
  • 体重が増える=ダメな私

という構図が無意識に作られていきます。

この状態でダイエットを続けると、心は常に不安定になり、
リバウンドのリスクが一気に高まります。


【体験談】何度痩せても、なぜか幸せになれなかった頃

ここからは、私自身の話をします。

正直に言えば、私は「痩せた経験」は何度もあります。

短期間で体重を落とす方法を実践し、
周囲から「痩せたね」「きれいになったね」と言われたこともありました。

でも、そのたびに感じていたのは、達成感よりも不安でした。

「また戻るんじゃないか」
「この生活、いつまで続けられるんだろう」

食事の予定が入るだけで緊張し、
少し食べすぎると、強烈な罪悪感。

結果、必ずリバウンド。

体重が戻るたびに、
「やっぱり私はダメだ」
「何をやっても続かない」
そうやって、自分を責め続けていました。


リバウンドを繰り返す人が見落としがちなポイント

体ではなく、心が置き去りになっている

多くのダイエットは、

  • 何を食べるか
  • どれだけ動くか
  • 何キロ痩せるか

この3つにばかり意識が向きます。

でも、「なぜ食べてしまうのか」「なぜ続かないのか」という
心の部分には、ほとんど触れられていません。

ストレス、不安、孤独、比較、焦り。
これらが放置されたままでは、どんなダイエットも長続きしません。

痩せたい理由が「逃げ」になっていないか

相談を受けていると、こんな言葉をよく聞きます。

「痩せたら自信が持てると思って」
「痩せないと恋愛できない気がして」

この「〜したら」という条件付きの思考は、
常に今の自分を否定する構造を作ります。

結果として、ダイエットが苦しくなり、
リバウンドに直結していきます。


心理学的に見る「心を無視したダイエット」の末路

我慢が続くと、必ず反動が来る

感情を無視した我慢は、必ずどこかで限界を迎えます。

これは意志の問題ではありません。
人間の脳の仕組みです。

抑圧された欲求や感情は、
ある日突然、爆発するように表に出てきます。

それが、過食や暴飲暴食、
そして大きなリバウンドにつながります。


現場で見てきた「心に向き合い始めた人」の変化

心に向き合い始めた女性たちには、共通点があります。

  • 体重の増減で一喜一憂しなくなる
  • 失敗しても立て直せる
  • ダイエット以外の時間が充実し始める

結果として、体重もゆっくり安定していきます。

人生が「軽くなった」と表現する人が多いのも、このタイミングです。


※後編では、匿名相談Q&A(5〜8問)を中心に、心と体の向き合い方を変えた具体的な改善方法、婚活現場で起きたリアルな変化、そして「痩せたい女性が最後に手放すべき思考」まで深く掘り下げます。


【Q&A】匿名相談で寄せられた「心がしんどいダイエット」の本音

ここからは、匿名で寄せられたリアルな相談と、それに対する私の率直な回答です。
どれも「痩せたいのに続かない」「リバウンドが怖い」「もう自分に疲れた」という、切実な声ばかりです。

Q1. 体重が増えるたびに、気持ちが一気に落ち込みます。

A. それは「体重=安心材料」になってしまっている状態です。

体重を心の安定装置として使ってしまうと、
数字が動くたびに感情も振り回されます。

体重は健康管理の一指標であって、
あなたの価値や努力を測るものではありません。

まずは「今日は体重を見ない日」を作ることから始めてみてください。
それだけでも、心は少し軽くなります。


Q2. ダイエット中、我慢ばかりでストレスが限界です。

A. 我慢が前提のダイエットは、必ず限界が来ます。

人は我慢すると、無意識に「いつか取り戻そう」とします。
これが過食やリバウンドの正体です。

制限を増やすより、
「なぜそれを食べたくなるのか」を見てあげてください。


Q3. 周りの人は簡単に痩せているように見えて、焦ります。

A. 見えているのは、その人の一部だけです。

その人がどんな生活をしているか、
どんなストレスを抱えているかは見えません。

比較は、自分のペースを壊します。
焦りは、ダイエットの最大の敵です。


Q4. リバウンドを何度もして、もう自分が信用できません。

A. 信用できなくなったのは、自分ではなく「やり方」です。

無理な方法を続ければ、誰でも崩れます。

ここで必要なのは、
「もう頑張らない」ではなく
「違うやり方を選ぶ」ことです。


Q5. 痩せたら人生が変わると思っていましたが、変わらない気がします。

A. 体重が変わっても、心の使い方が同じなら現実は変わりません。

人生が軽くなる人は、
痩せたからではなく、
自分への扱い方が変わった人です。


Q6. 婚活中ですが、体型が理由で自信が持てません。

A. 現場で見てきましたが、体型よりも「自己否定」が壁になります。

「どうせ私なんて」という思考は、
言葉にしなくても態度に表れます。

体型を変える前に、
自分を雑に扱う癖をやめることが先です。


【体験談】体重より心を見たら、リバウンドが止まった

私自身、大きく変わったきっかけがあります。

それは「もう体重だけを追うのをやめよう」と決めたことでした。

体重が増えても、
「何があった?」と自分に聞く。

疲れていたのか、
寂しかったのか、
無理をしていたのか。

原因を責めずに見ていくようになってから、
過食は自然と減っていきました。

結果的に、体重も大きく乱れなくなり、
何より心が安定しました。

「痩せなきゃ」という呪いが、少しずつ解けていった感覚です。


心に向き合いながら痩せたい人のための具体的改善ステップ

① 体重以外の指標を持つ

・気分の安定
・食後の満足感
・疲労感の有無

こうした指標を意識すると、
数字に振り回されなくなります。

② できなかった日は「分析」だけする

反省ではなく分析です。

責めない。評価しない。
事実を見るだけ。

これができるようになると、
リバウンドの連鎖は止まります。


「痩せたい」を叶え続ける人が最後に手放すもの

それは、
完璧であろうとする自分です。

完璧を目指すほど、
できなかった自分を責める回数が増えます。

7割でいい。
戻ってもいい。
また整えればいい。

この余白が、
人生もダイエットも軽くします。


まとめ:体重より心に向き合った先にあったもの

ダイエットは、体を変える行為のようでいて、
本当は「自分との関係を見直す時間」でした。

リバウンドを繰り返してきたあなたは、
失敗してきたのではありません。

合わないやり方を、必死に続けていただけです。

体重より心に向き合ったとき、
人生は確かに軽くなります。

あなたは、もう十分頑張ってきました。
これからは、壊れないやり方で進んでいきましょう。