「またダイエット失敗した……」
「痩せたいって思ってるのに、どうして私はこんな行動を取るんだろう」
これは、過去の私が何度も何度も心の中でつぶやいていた言葉です。
そして、匿名相談で寄せられる女性たちの声でもあります。
こんにちは。私は女性向けにダイエット実践サポートをしてきた専門家です。
糖質制限、置き換え、断食、ジム通い、サプリ、雑誌ダイエット……正直、やれることは全部やってきました。
一時的に痩せたことは、何度もあります。
でも、そのたびにリバウンドしました。
この記事では、「ダイエットが続かない」「痩せたいのに行動が伴わない」「結局リバウンドする」
そんな女性たちに向けて、現場でのリアルな体験談と、心理学的な解説、具体的な改善方法を交えながら、赤裸々にお話しします。
なぜ、こんなにもダイエットはうまくいかないのか
世の中には、ダイエット情報があふれています。
「これを食べれば痩せる」「この運動で一気に−5kg」
でも、相談現場で何百人もの女性を見てきて、はっきり言えることがあります。
ダイエットが失敗する最大の原因は、方法ではありません。
それは、自分の心との向き合い方です。
「痩せたい」がいつの間にか「自分を責めたい」に変わっている
多くの女性が、無意識のうちにこう考えています。
- 太っている私はダメ
- 痩せたら価値がある
- 食べたら自分は弱い
この思考状態でダイエットを始めると、最初は頑張れます。
でも、少しでも食べすぎると、強烈な自己否定が始まります。
「やっぱり私ってダメだ」
「もうどうでもいい」
そして、暴食→罪悪感→さらに暴食→リバウンド、という地獄ループに入ります。
【体験談】私が10kg痩せて、15kgリバウンドした話
これは、今だから笑って話せますが、当時は本気で絶望していました。
30代前半、仕事も忙しく、ストレスはピーク。
「とにかく痩せたい」という気持ちだけで、極端な糖質制限を始めました。
最初の2ヶ月で、体重は−10kg。
周りからも「痩せたね!」「綺麗になった!」と言われ、正直、天にも昇る気分でした。
でも、その裏側では——
- 外食が怖くて誘いを断る
- 家族との食事が苦痛
- 常に食べ物のことを考えている
ある日、仕事で大きなミスをしました。
その帰り道、コンビニで菓子パンを5個買い、車の中で泣きながら食べました。
「もういいや」
「どうせ私なんて」
そこからは、あっという間でした。
半年後、体重は元に戻り、さらに+5kg。
鏡を見るのも嫌で、体重計には乗らず、
「また今度ダイエットすればいい」と自分をごまかしていました。
リバウンドを繰り返す人に共通する心理パターン
① 完璧主義で「0か100」思考
少し食べすぎただけで、
「今日はもうダメ」「全部台無し」と考えていませんか?
心理学ではこれを白黒思考と呼びます。
ダイエットにおいて、これほど危険な思考はありません。
② 自分の感情を無視している
本当は疲れているのに、
本当は寂しいのに、
「食べちゃダメ」と感情を抑え込む。
その反動は、必ずリバウンドとして返ってきます。
③ 「痩せたい理由」が他人軸
・周りにどう見られるか
・誰かに認められたい
この動機だけで始めたダイエットは、長続きしません。
ダイエット成功者がやっている“考え方の切り替え”
「痩せたい」より先に「自分を大切にする」
意外かもしれませんが、
本当に痩せた人ほど、自分を責めていません。
・今日はよく頑張った
・少し食べすぎたけど大丈夫
こうしたセルフトークが、結果的にリバウンドを防ぎます。
感情を「食」で処理しない練習
私が実践サポートで必ずやってもらうのが、感情ログです。
- 食べたくなった時の気持ち
- その前にあった出来事
これを書くだけで、
「私はお腹が空いているんじゃなくて、疲れているだけなんだ」
と気づけるようになります。
【匿名Q&A】痩せたい女性からのリアルな相談①〜③
Q1. ダイエット中、どうしても甘いものがやめられません
A.
意志が弱いのではありません。
それは我慢しすぎのサインです。
制限を緩め、「計画的に食べる」方が、結果的にリバウンドしにくくなります。
Q2. 何度もリバウンドして、自信がありません
A.
それだけ「挑戦してきた証拠」です。
失敗ではなく、データです。
次は「心の扱い方」を変えるだけでいい。
Q3. モチベーションが続きません
A.
モチベーションに頼るダイエットは、ほぼ失敗します。
大事なのは、感情に左右されない「仕組み作り」です。
——ここまでで、かなり胸がチクッとした方もいるかもしれません。
でも大丈夫です。
次回は、さらに踏み込んだ実体験と、
具体的な行動レベルの改善方法、
そしてQ&A後半をお届けします。
「痩せたいのに動けない私」を責めなくていい理由
第1回を読んで、「これ、私のことだ…」と感じた方も多いと思います。
相談現場で本当によく聞くのが、
「分かっているのに動けない」
「痩せたいのに、また同じことを繰り返してしまう」
という声です。
でも、はっきり言います。
それは怠けでも甘えでもありません。
心理学的に見ると、そこには明確な理由があります。
人は「安心できない状態」では変われない
人間の脳は、
・責められている
・追い込まれている
・否定されている
こうした状態では、現状維持を選びます。
つまり、
「早く痩せなきゃ」
「このままじゃダメ」
と自分を追い込むほど、
ダイエット行動は止まりやすく、リバウンドしやすくなるのです。
【体験談】「頑張るダイエット」をやめたら体重が落ち始めた
私が本当に変わったのは、
「もう頑張るのをやめよう」と決めた瞬間でした。
それまでの私は、
- 毎日完璧な食事を目指す
- できなかった日は自己嫌悪
- 気合と根性で続けようとする
完全に間違った努力の仕方でした。
ある時、相談者の女性に言われた一言が刺さりました。
「痩せたいって言いながら、自分のこと一番いじめてませんか?」
その瞬間、涙が止まりませんでした。
そこから私がやったのは、驚くほど地味なことです。
- 食べすぎた日は責めない
- 体重は週1回だけ測る
- 「今日は何ができたか」を書く
すると、気づけば3ヶ月で−4kg。
しかも、あの頃のような反動は一切ありませんでした。
リバウンドしないための具体的改善ステップ
① 「減らす」より「整える」を優先する
ダイエット=減らす、と思っていませんか?
実際は、
- 食事時間を整える
- 睡眠を確保する
- ストレス源を把握する
これだけで、体は自然と変わり始めます。
② 80点主義で続ける
100点を目指す人ほど、
一度の失敗で全てを投げ出します。
ダイエットは、60〜80点を淡々と続けた人が勝つゲームです。
③ 「痩せたい理由」を自分の言葉で書く
・誰のためでもない
・比較でもない
「私はどう生きたいのか」
ここを言語化することで、行動は驚くほど安定します。
【匿名Q&A】痩せたい女性からのリアルな相談④〜⑦
Q4. ダイエットが生活の中心になってしまいます
A.
それは黄色信号です。
ダイエットは「人生を良くする手段」であって、
目的になった瞬間、心も体も壊れやすくなります。
Q5. 周りと比べて落ち込みます
A.
比較は、ほぼ100%モチベーションを奪います。
昨日の自分と比べる視点に切り替えてください。
Q6. リバウンドが怖くて行動できません
A.
怖いままでいいです。
「一生続けられること」だけを選べば、
リバウンドは起こりにくくなります。
Q7. 結局、何から始めればいいですか?
A.
まずは「自分を責める習慣」をやめることです。
それが、すべてのスタートになります。
痩せたい=自分を大切にしたい、ということ
本当は、
「痩せたい」
=
「もっと自分を大切にしたい」
なのだと思います。
リバウンドを繰り返してきたあなたは、
意志が弱いわけでも、努力不足でもありません。
ただ、やり方と向き合い方を知らなかっただけ。
この記事が、
「もう一度、ちゃんと自分と向き合ってみよう」
そう思うきっかけになれば嬉しいです。
あなたのダイエットは、
誰かと戦うものではありません。
あなた自身を守るためのものです。
