「そんなに食べてないのに痩せないんです」
これは、ダイエット相談で一番多く聞く言葉です。そして正直に言うと、過去の私もまったく同じことを言っていました。
朝はヨーグルトだけ。昼は軽め。夜はサラダ中心。間食も我慢している。なのに体重は減らない。それどころか、気づけばリバウンドしている。
「もう何を信じたらいいかわからない」
そんな気持ちで、体重計に乗るのが怖くなっていた時期もありました。
この記事では、痩せたいと本気で思っている女性ほど陥りやすい「NGな食事行動」を、私自身の失敗談と、現場で見てきたリアルな相談事例をもとに、かなり赤裸々に書いていきます。
雑誌やSNSではあまり語られないけれど、実は多くの女性が無意識にやっていることばかりです。
ダイエットを頑張っているのに、なぜリバウンドするのか
まず大前提としてお伝えしたいのは、リバウンドは意志の弱さではないということです。
これまで数え切れないほどのダイエットをしてきた中で、私も何度も「自分はダメな人間だ」と思いました。でも今ならはっきり言えます。
失敗していたのは行動ではなく、考え方と食事のパターンでした。
一時的に体重を落とすことは、正直そこまで難しくありません。問題は、その後です。
「普通の生活」に戻した瞬間、体重も元に戻る。この繰り返しが、リバウンドです。
つまり、そのダイエットが“日常として続かない設計”だったということなんです。
NG①「食べなければ痩せる」と本気で信じている
これは、私が一番長く信じていた考え方です。
食べなければ太らない。食べなければ痩せる。
確かに短期的には体重は落ちます。でもその裏で、体と心は確実に壊れていきます。
空腹を我慢するほど、脳は暴走する
強い空腹状態が続くと、脳は「危険」を察知します。心理学的には、これを生存防衛反応と呼びます。
この状態になると、理性よりも本能が優先されます。
・早く食べたい
・高カロリーなものを欲する
・満腹を感じにくくなる
結果、反動で食べすぎる。そして自己嫌悪。
私自身、夜中に冷蔵庫の前で立ったまま食べていたこともありました。「もうやめたい」と思いながら、手が止まらなかったんです。
NG②「ヘルシーなはずの食事」で太っていた事実
サラダ、ヨーグルト、スムージー。
一見すると、どれもダイエット向きに見えますよね。私も「ちゃんと気をつけてる」と思っていました。
でも、ここに大きな落とし穴がありました。
満足感が足りない食事は、後で必ず帳尻が合う
ヘルシーだけど、満足感がない。
この状態が続くと、脳は「足りない」と判断します。そして、無意識に間食が増える。
実際、私も午後になると甘いものが欲しくなり、「ちょっとだけ」のつもりが止まらなくなることが何度もありました。
心理学的には、これは報酬不足の状態です。満足できない行動は、長く続かない。
NG③「痩せたい」が強すぎて、常に自分を監視している
体重計に毎日乗る。
食べたものをすべて記録する。
少し増えただけで落ち込む。
これ、過去の私そのものです。
一見ストイックで良さそうですが、実は逆効果になることが多い。
自己監視が強すぎると、ストレスで太る
人は監視されていると感じるほど、ストレスを感じます。それが自分自身であっても同じです。
ストレスが溜まると、食欲は乱れます。そして「どうせダメだし」と投げやりになる。
これが、リバウンドの入口でした。
NG④「一度の失敗」でダイエットを諦めてしまう
ケーキを食べた日。外食が続いた週。
そのたびに、私はこう思っていました。
「もう意味ない」
この考え方が、リバウンドを何度も引き起こしていた最大の原因です。
完璧主義が、ダイエットを壊す
心理学では、これをオール・オア・ナッシング思考と呼びます。
完璧じゃなければゼロ。少しの失敗で全部台無し。
でも、ダイエットは本来グラデーションです。100点の日もあれば、60点の日もある。
それを許せなかった私は、自分で自分を追い詰めていました。
現場で見てきた「痩せたい女性」の共通する勘違い
ダイエット専門家として、数多くの女性の相談を受けてきました。匿名だからこそ語られた、本音もたくさんあります。
その中で気づいたのは、痩せたい女性ほど、食事を楽しむことに罪悪感を持っているという事実です。
「楽しんだら太る」
「満足したら負け」
この思考が、知らないうちに体を太りやすい状態にしていました。
私がNG食事行動をやめるまでのリアルな葛藤
正直に言うと、考え方を変えるのは簡単ではありませんでした。
食べる量を増やすのは怖かったし、「また太るんじゃないか」と不安で仕方なかった。
でも、これまでのやり方で結果が出ていない以上、同じことを続ける意味はありません。
少しずつ、禁止を減らす。
少しずつ、満足感を取り戻す。
このプロセスが、結果的にリバウンドを止めてくれました。
次回は、
- NG行動をやめた後にやった具体的な食べ方改善
- 痩せたい気持ちとどう付き合うか
- 匿名Q&A(かなりリアルな相談内容)
を中心に、さらに深掘りしていきます。
「自分も同じかも」と感じたなら、あなたは一人じゃありません。
NG食事行動をやめた後、私が最初にやった「食べ方改善」
前半で紹介したNGな食事行動をやめると決めたとき、正直かなり怖かったです。
「食べたら太るんじゃないか」
「今度こそ本当にリバウンドするかも」
でも、これまで何度もリバウンドしてきた事実がありました。同じことを続けても結果は変わらない。そう思って、少しずつ行動を変えていきました。
まず「減らす」より「整える」を優先した
多くの女性は、ダイエット=減らすことだと思っています。
量を減らす、回数を減らす、種類を減らす。
でも私が最初にやったのは、食事量を減らすことではありませんでした。
・食べる時間をなるべく一定にする
・空腹を限界まで我慢しない
・一食ごとに「ちゃんと食べた」と感じられる内容にする
これだけで、夜のドカ食いが驚くほど減りました。
「ちゃんと食べる」ようになって初めて気づいたこと
以前の私は、「少なければ少ないほど痩せる」と思っていました。
でも実際は、少なすぎる食事ほど、次の食欲を暴走させていたんです。
満足感がある食事は、間食を自然に減らす
ごはんを適量食べる。
たんぱく質を意識する。
噛んで食べる。
これだけのことなのに、間食への執着が明らかに減りました。
心理学的には、これは報酬系が満たされている状態です。
「もう少し欲しい」「何か足りない」という感覚が減ると、食事は自然と安定します。
リバウンドを繰り返していた私がやめた思考習慣
食べ方だけでなく、考え方も大きく変えました。
これができなかった頃の私は、常に自分を責めていました。
体重で一喜一憂するのをやめた
体重が減れば嬉しい。増えれば落ち込む。
このジェットコースター状態が、ダイエットを不安定にしていました。
今は、体重は「参考情報」くらいに捉えています。
昨日より0.5kg増えたからといって、脂肪が増えたわけではありません。むくみや食事内容の影響がほとんどです。
数字よりも、体調や食欲の安定を優先するようになりました。
痩せたい気持ちと、どう付き合えばいいのか
「痩せたい」という気持ちを否定する必要はありません。
問題なのは、その気持ちに振り回されることです。
痩せたい=我慢、になっていないか
痩せたい気持ちが強いほど、
・我慢しなきゃ
・頑張らなきゃ
・サボったらダメ
こうした思考になりがちです。
でも、これが続く人はほとんどいません。
私は「痩せたい」を、「整えたい」「楽に過ごしたい」に言い換えるようにしました。
すると、不思議と行動が穏やかになり、結果的に体型も安定しました。
匿名だから聞けた、リアルなQ&A
Q1. 食べる量を増やしたら、本当に太らないんですか?
A. 急に増やせば体重は一時的に増えます。でも、それは脂肪ではありません。
極端な制限をしていた人ほど、体は回復に時間がかかります。焦らず段階的に整えることが大切です。
Q2. 夜に食べると太る気がして怖いです
A. 夜に食べること自体が太る原因ではありません。
日中の我慢が多すぎると、夜に食欲が集中します。まずは昼をしっかり食べてみてください。
Q3. ダイエットが続かない自分が嫌になります
A. 続かないのは、方法があなたに合っていないだけです。
続かない=意志が弱い、ではありません。仕組みを変える必要があります。
Q4. 外食やイベントがあると、すべて崩れます
A. 外食は太る原因ではなく、考え方が崩れる原因です。
一食で太ることはありません。「また戻せばいい」と思えるかどうかが大切です。
Q5. 何度もリバウンドして、自信がありません
A. それは当然です。失敗経験が多いほど、不安になります。
だからこそ、「成功」ではなく「安定」を目指してください。
Q6. もう一生痩せられない気がします
A. そう感じるほど、これまで無理をしてきた証拠です。
ダイエットは才能ではありません。体と心の扱い方を学ぶプロセスです。
痩せたい女性が本当に向き合うべきもの
これまで多くの女性をサポートしてきて感じるのは、
痩せたい女性ほど、自分に厳しすぎるということです。
食事を楽しむことに罪悪感を持ち、少しの増加で自分を責める。
でも、それでは体も心も整いません。
ダイエットは、自分を追い込む作業ではなく、自分を理解する作業です。
痩せたい女性が知らずにやっているNGな食事行動の正体
最後に、この記事の結論です。
痩せたい女性がやっているNGな食事行動の正体は、
「我慢すればどうにかなる」という思い込みでした。
我慢は短期的な体重減少をもたらしますが、長期的にはリバウンドを呼びます。
本当に必要なのは、
- 無理をしなくても続く食べ方
- 失敗しても戻れる考え方
- 痩せるより安定を優先する視点
もし今、ダイエットが苦しいなら、それはあなたが間違っているのではありません。
やり方が、あなたに合っていなかっただけです。
ダイエットは、我慢の先にあるものではありません。
整えた先に、自然とついてくるものです。
