こんにちは。女性向けダイエット専門家として、長年「痩せたい」「リバウンドしたくない」と悩む方の実践サポートをしてきた私ですが、今回の記事では、私自身が経験した“一生分の失敗”を詰め込んだ赤裸々体験談をベースに、心理学的な分析と実践テクニックを合わせてお届けします。

実は、私はこれまでに十数回以上、さまざまなダイエットに挑戦し、一時的に成功してはリバウンドしてきました。「もう痩せたいのに痩せられない」…この言葉は私の人生の口癖でした。

ただ、ある日気づいたのです。リバウンドの原因は「意思が弱い」「根性が足りない」ことではなく、もっと単純で、もっと身体内部の問題だということに。

その正体こそが血糖値の乱高下(血糖値スパイク)でした。

この記事では、私が血糖値を整えるだけで-8kgをキープし続けられるようになった理由と、その裏側の恥ずかしい失敗談、そして実践方法をすべて公開します。

血糖値を整えるだけで痩せる?私が半信半疑だった頃の話

私はこれまで、「食べる量を減らせば痩せる」「糖質を抜けば痩せる」と思い込んでいました。雑誌・SNS・テレビのダイエット企画は大体そんな考え方です。でも、実際にやってみるとどうでしょう?一時的に痩せても、結局リバウンドする。

しかも、ストレスで爆食いしてしまい、自己嫌悪で泣きながら寝落ちする日もありました。本当に何度も心が折れました。

しかし、栄養学・ホルモン・心理学の勉強を続けているうちに、ある講義で衝撃の事実を聞かされたのです。

「ダイエットの失敗の7割は血糖値スパイクが原因」

え、嘘でしょ?そんな簡単なこと?
私は思わず笑ってしまいました。そしてその数日後、血糖値スパイクを実際に記録してみて、もっと笑えない現実を突きつけられました。

私の血糖値は、まさにジェットコースターのように上下していたのです。

血糖値スパイクが太る最大の理由

1. インスリンが“太りやすいスイッチ”を入れる

血糖値が急上昇するとインスリンが大量に分泌されます。インスリンは本来ありがたいホルモンですが、分泌されすぎると脂肪を蓄えやすくなります。つまり、食べた量が少なくても太る。

2. 急降下すると“飢餓スイッチ”が入る

急激に下がった血糖値は、脳に「緊急事態だよ!」と警告を出します。その結果、

  • 強烈な甘いもの欲求
  • しょっぱいものへの渇望
  • イライラ・不安・焦り

これが一度起きると、意思の力なんて簡単に吹き飛ぶわけです。

3. 気持ちが不安定になり、恋愛がうまくいかなくなる

「血糖値と恋愛が関係ある?」と思われるかもしれませんが、あります。

私も過去、血糖値スパイク真っ最中の頃は、婚活でも常に焦っていました。

・相手のLINEの返信が10分遅れるだけで動揺
・相手の表情を悪く解釈する
・自分に自信がなくなる
・食べすぎた罪悪感が残り、デート中も暗い顔になる

今思えば、これらは全部「血糖値の乱高下」が引き起こしていた感情だったのです。

【赤裸々体験談】私がリバウンド地獄に落ちた日々

ここからは、恥ずかしいけれどお話します。

■ある婚活パーティー前日の大失敗

婚活パーティーの前日。「明日は絶対細く見えたい!」という焦りから、私は変なスイッチが入ってしまいました。

・夕飯を抜く
・水だけ飲んで耐える
・でもお腹が空きすぎて深夜にポテチ大袋を完食
・罪悪感で自己嫌悪
・翌日むくみMAXで顔パンパン

当然ながら、婚活パーティーは撃沈。笑顔すらうまく作れませんでした。

今なら分かります。これは「意思が弱い」んじゃなくて、血糖値が乱れた状態で極端な我慢をしたから爆食いが起きただけなんです。

■“サラダだけダイエット”で逆に太る地獄

当時の私は、今思い返すだけでツッコミを入れたくなるほど無知でした。
「夜はサラダだけなら痩せるよね!」と思っていました。

結果どうなったか?

確かに数日でちょっと痩せました。でも、栄養不足のストレスと血糖値の乱れで、1週間後には「甘いもの爆食い→脂肪増量→リバウンド」の無限ループに。

サラダだけダイエットは本当にヤバいです。やらないでください。

【心理学】血糖値スパイクがメンタルと恋愛に与える深い影響

血糖値の乱高下が怖いのは、太ることではありません。
“心”を壊すことです。

●感情が乱れやすくなる

血糖値急降下=脳がエネルギー不足の状態。
すると、

  • 不安が強くなる
  • イライラしやすくなる
  • 落ち込むまでのスピードが速くなる

●自己肯定感が急落する

血糖値スパイクが起きると脳内のセロトニンが減ります。
セロトニンが減ると自信がなくなり、恋愛にも影響します。

私は、婚活中に「自分なんて選ばれない」「もっと痩せないと価値がない」と思い込み、メッセージのやり取りすら怖くなっていました。

●“恋愛の判断力”が落ちる

血糖値が安定していない時期は、

  • ダメな相手に執着しやすい
  • 自分を大切にしてくれない相手を選びがち
  • 焦って判断してしまう

恋愛において、血糖値が安定していることは「冷静さ」を保つためにも重要なのです。

血糖値を整えた瞬間、人生が変わった

ある時、栄養学の先生に言われました。

「まずは血糖値。痩せたいならそこから。」

私は完全に馬鹿にしていました。
「そんなので痩せたら苦労しないよ」と。

でも、やってみたら…数週間で変化が出ました。

・午後の眠気が消えた

仕事中に集中力が続き、ミスも減りました。

・夜の爆食いが止まった

これは本当に大きい変化でした。
血糖値が安定すると、食欲が自然と落ち着きます。

・肌荒れがなくなった

血糖値スパイクは炎症を引き起こすため、肌にも影響します。
顎ニキビが消え、ファンデのノリが良くなりました。

・メンタルが安定して恋愛がうまくいき始めた

焦りがなくなり、自然体でいられるようになったことで、恋愛の質が本当に変わりました。

【Q&A】血糖値ダイエットに関するよくある質問(前半)

Q1:血糖値を整えるだけで本当に痩せる?

痩せます。
理由はシンプルで、血糖値が安定すると食欲が抑えられるからです。
リバウンドしやすい人はほぼ必ず血糖値が乱れています。

Q2:糖質は減らしたほうがいい?

完全には減らさなくてOK。
必要なのは“どう食べるか”であって、量ではありません。

Q3:甘いものは食べちゃダメ?

食べても大丈夫。ただし、食後に少量が鉄則です。

Q4:空腹時のイライラは血糖値が原因?

その可能性が非常に高いです。
特に女性はホルモンの関係で血糖値が乱れやすくなります。

【続・赤裸々体験談】血糖値ダイエットで私の人生が動き出した瞬間

前半では、私がいかに血糖値スパイクに振り回され、ダイエットでも婚活でも失敗していたかをお話しました。後半では、そこからどう立ち直り、実際に-8kgをキープし続けられるようになったのか、そのプロセスをすべて公開します。

正直言って、私は「意志が弱いタイプ」だと思っていました。ひと口食べたら止まらないし、甘い物を見ると心拍数が上がるほど好き。しかもストレスがあると暴食まっしぐら。そんな私が変われた理由は、たったひとつ。

“意志に頼るのをやめた”

そう、血糖値を整えれば「勝手に痩せる」のです。無理しなくても、リバウンドしない体になる。これは魔法ではなく科学です。

血糖値を整えるだけダイエット:私の実践ステップ公開

「難しそう…」と言われますが、実は超シンプル。私が実際にやったのは以下のステップだけです。

ステップ1:食事の“順番”を変える

私はまず、食事内容を変える前に食べる順番を変えました。

  1. 食物繊維(野菜・海藻・きのこ)
  2. タンパク質(肉・魚・卵・大豆)
  3. 最後に糖質(ご飯・パンなど)

すると驚いたことに、同じ食事量でも満腹感が全く違うのです。特に夜の食後に感じていた“異常な甘い物欲求”がピタッとなくなりました。

これは、食物繊維が糖の吸収をゆっくりにし、血糖値の急上昇を防いでくれるからです。

ステップ2:1回の糖質を“適量”にする

糖質制限まではしません。むしろ、極端に減らすとリバウンド待ったなし。

私は、1食あたりの主食を「握りこぶし1個分」に統一しました。
・ご飯→軽く1杯
・パン→小さめ1枚
・麺→半玉〜2/3

この調整だけで、体重の増減が激減しました。

ステップ3:食後10分だけ歩く

これは地味ですが、最強習慣です。
仕事の合間や帰り道、エレベーターを使わず階段をゆっくり上がるだけの日もありました。

食後の軽い運動は、筋肉が血糖を取り込んでくれるため、血糖値スパイクを大幅に抑えてくれます。

ステップ4:寝る前の“甘い誘惑”を潰す

昔の私は、寝る前に甘いものを食べるクセがありました。
これは最悪。翌朝のむくみ・脂肪蓄積・肌荒れに直結します。

そこで導入したのが「温かい飲み物」。
・白湯
・ノンカフェインのハーブティー
・きな粉入りホットミルク(砂糖なし)

これを飲むだけで食欲が自然と落ち着き、深夜の欲求が消えました。

ステップ5:ストレス食いの“原因”を分析する

心理学的に言うと、女性のストレス食いの原因は「感情のラベリング不足」によるものが多いです。

私は、食べたくなった瞬間に必ずこう自問しました。

「私は今、本当にお腹が空いている?
それとも、寂しい?疲れた?不安?」

すると驚くほど、ほとんどが「疲れ」「孤独」「不安」でした。食べ物で埋めようとしていたのは“感情の空白”だったのです。

この気づきが、私の人生を変えました。

【さらに赤裸々】婚活で人生最大の赤っ恥をかいた夜から学んだこと

ここでひとつ、かなり恥ずかしい体験を共有します。

■婚活ディナーでの悲劇

ある男性とディナーに行ったときのこと。私は当時、血糖値が乱れまくっていたので、ディナー開始直後に白いパンを3個食べてしまいました。

すると血糖値が急上昇し、その後急降下…。
相手の会話に集中できず、目の前がぼんやりしてきて、途中からはほぼ記憶が曖昧。

しかも、血糖値急降下のせいでイライラし、相手の些細なジョークに反応しすぎてしまったのです。

翌日、彼から届いたメッセージはひと言。

「昨日はちょっと疲れてた?」

穴があったら入りたいほど恥ずかしかった。
冷静さを欠いた自分が本当に悔しかった。

この経験が、私が血糖値管理に本気で取り組む最初の大きな理由になりました。

血糖値を整えるだけで変わった“恋愛の質”

血糖値が整うと本当に人生が変わりますが、中でも恋愛の変化は大きかったです。

●焦りが消える

血糖値の乱れは「焦り」や「不安」を生みやすいので、安定すると恋愛に余裕が出ます。

●自己肯定感が戻る

“食べ過ぎてしまった罪悪感”がなくなると、自分を好きになれます。

●相手のペースを尊重できる

血糖値が安定すると、LINE返信の遅れで動揺しなくなります。

結果、恋愛の質が上がり、私は無駄な恋愛消耗戦をやめられました。

-8kgをキープできた理由:総まとめ

私が-8kgをキープできている理由は、次の4つに集約されます。

  1. 血糖値スパイクを起こさない生活へ移行した
  2. ストレス食いの原因を“感情”として扱えるようになった
  3. 食べる順番・適量・運動の3つをルーティン化した
  4. 恋愛や仕事のストレスに飲まれなくなった

この4つの土台が整ったことで、私はもう「ダイエット」という言葉に縛られることがなくなりました。

【Q&A:後半】血糖値ダイエットのギモン解消

Q5:食べ過ぎた翌日はどうすればいい?

食べ過ぎた翌日は“調整日”にすればOK。
・朝→タンパク質+野菜
・昼→普段通り
・夜→糖質控えめ
これだけで十分リセットできます。

Q6:間食はしてもいいですか?

もちろんOK。
ただし、血糖値が乱れない間食を選ぶのがコツです。
ナッツ、チーズ、ゆで卵、カカオ70%以上のチョコなどがおすすめ。

Q7:運動が苦手なのですが大丈夫?

大丈夫です。
歩く・階段を使う・家事を少し増やす程度で効果は出ます。

Q8:メンタルの落ち込みがひどい日も食欲は乱れますか?

乱れます。
感情ストレス→血糖値の乱れ→食欲増加
この流れは女性に特に起こりやすいです。
だからこそ、血糖値を整えることがメンタルケアにもつながります。

Q9:リバウンドしにくくなる理由は?

血糖値が安定する=“飢餓スイッチ”が入らない
これがリバウンド防止の最大要因です。

Q10:血糖値ダイエットは一生続ける必要がありますか?

「厳しいルールを一生続ける」のではありません。
むしろ、自然に身につく習慣になるので、気づけばラクに続けられます。

今日からできる!血糖値ダイエットチェックリスト

  • 食べる順番を意識する
  • 糖質は適量に
  • 食後10分歩く
  • ストレス食いの感情を把握する
  • 夜の甘い物をやめる
  • たんぱく質を必ず毎食入れる
  • 無理なダイエットをやめる

これだけでも十分、体は変わり始めます。

最後に:あなたにも絶対できる

私は「ダメ女の代表」みたいな生活をしていたし、
ストレスで深夜にコンビニスイーツを3個食べて泣いた日もあるし、
婚活で恥ずかしい失敗も繰り返したし、
ダイエットでも何度も心が折れた人間です。

そんな私が変われたのは、たったひとつの事実に気づいたから。

“ダイエットは根性で戦うものではない”

血糖値を整えれば、あなたも必ず変われます。
これは私の体験からの揺るぎない事実です。

そしてこの記事が、あなたが次にリバウンドしない最後のダイエットとして、前に進むきっかけになれたら嬉しいです。