「痩せたい。でも、また失敗するのが怖い」
これは、過去の私自身が、そして今も多くの女性相談者さんが口にする言葉です。
ダイエットを何度も繰り返し、そのたびにリバウンドしてしまうと、次第に食べること自体が怖くなる。
「食べたら太る」「気を抜いたら戻る」そんな思考に縛られてしまいます。
この記事では、数々のダイエット失敗とリバウンドを経験した私が、ライトファスティング(ゆる断食ダイエット)に出会い、食べることへの恐怖から解放された体験を、かなり赤裸々にお伝えします。
会議室で考えた理論ではありません。
現場で、女性たちの悩みを聞き、泣き、怒り、迷いながら積み上げてきた実体験です。
なぜ「痩せたい」と思うほど食べるのが怖くなるのか?
ダイエットを繰り返してきた女性ほど、ある共通点があります。
「食べる=失敗」
「我慢できた日=成功」
この価値観が、無意識のうちに刷り込まれているのです。
心理学的に見る「食事への恐怖」
心理学では、これを条件付けと呼びます。
・食べる → 太った
・我慢した → 痩せた
この経験が何度も繰り返されると、脳は「食べること=危険」と認識します。
その結果、
- 食事中も罪悪感が消えない
- お腹が空いても素直に食べられない
- 一度食べると止まらなくなる
こうした状態に陥ります。
実はこれ、意志の問題ではありません。
脳が必死に「太らないよう守ろう」としているサインなのです。
私が経験した「最悪のダイエットリバウンド」
ここで、私自身の話をさせてください。
当時の私は、いわゆる「ダイエット慣れ」していました。
糖質制限、断食、置き換え、カロリー計算。どれも一通りやってきた状態です。
あるとき、2ヶ月で一気に体重を落としました。
周囲からも「痩せたね」「すごい」と言われ、正直うれしかった。
でもその裏で、心はボロボロでした。
・外食が怖い
・人と食べるのが苦痛
・常にカロリー計算
そして、ある日。
仕事で強いストレスがかかり、夜遅く帰宅。
冷蔵庫を開けた瞬間、何かが切れました。
パン、チーズ、冷凍ごはん、甘いもの。
立ったまま、無意識に口に運び続けました。
「もういい」「どうせ戻るし」
翌日から、体重はみるみる増加。
1ヶ月後には、元の体重を超えていました。
これが、私にとって一番つらいリバウンドでした。
「痩せたいのに食べるのが怖い」状態の危険性
この状態が続くと、ダイエットはほぼ確実に失敗します。
怖さが生む「反動食い」
食べることを怖がるほど、脳は飢餓状態を想定します。
すると、
- 食べられるときに溜め込もうとする
- 満腹感が鈍くなる
- 理性より欲求が勝つ
これが、リバウンドを繰り返すメカニズムです。
つまり、痩せたい気持ちが強いほど太りやすくなるという、皮肉な状態に陥ってしまうのです。
ライトファスティングとの出会い
そんなとき、私が出会ったのがライトファスティング(ゆる断食ダイエット)でした。
最初に感じたのは、正直な違和感。
「え?そんなに食べていいの?」
「こんなに緩くて、本当に痩せたい人向けなの?」
でも、もう極端なダイエットに疲れていた私は、
「これでダメなら、もうダイエットをやめよう」くらいの気持ちで始めました。
ライトファスティングの考え方
ライトファスティングは、
- 食べない時間を無理に延ばさない
- 空腹を敵にしない
- リバウンド前提の設計をしない
という、従来のダイエットとは真逆の発想です。
特に女性にとって重要なのは、ホルモンバランスと感情を無視しないこと。
ここが、私が「これは違うかもしれない」と感じたポイントでした。
最初の変化は「体重」ではなく「気持ち」だった
ライトファスティングを始めて、最初の1〜2週間。
正直、体重はほとんど変わりませんでした。
でも、明らかに違ったことがあります。
食べることへの恐怖が、少しずつ薄れていったのです。
・お腹が空いたら食べていい
・無理な我慢をしなくていい
この安心感が、思っていた以上に心を軽くしてくれました。
「食べてもいい」と思えた瞬間、
不思議と暴食衝動が減っていったのです。
※後半では、
・ライトファスティングの具体的な実践方法
・「食べるのが怖い」人向けの心理調整法
・匿名相談ベースのQ&A(5〜8問)
を詳しく解説します。
食べることが怖い人のためのライトファスティング実践法
ここからは、「痩せたいけど、食べるのが怖い」「リバウンド経験がトラウマになっている」女性に向けて、ライトファスティングの具体的な進め方をお伝えします。
大切なのは、体重を減らすことより、安心して食べられる感覚を取り戻すことです。
ステップ①「空腹=悪」という思い込みを外す
これまでのダイエットで、私たちはこう刷り込まれてきました。
- お腹が空くのはダメ
- 空腹=我慢できていない証拠
でもライトファスティングでは、空腹を体の正常なサインとして扱います。
「お腹が空いた=脂肪が燃え始めた」
このように、意味づけを変えていきます。
この考え方だけで、食事に対する恐怖心はかなり和らぎます。
ステップ②「食べていい範囲」を自分で決める
多くのダイエットは、ルールが厳しすぎます。
・これはNG
・あれは絶対ダメ
これが、反動を生みます。
ライトファスティングでは、自分が安心できる範囲を基準にします。
例えば、
- 夜は揚げ物を避ける
- 甘いものは昼に回す
- お腹が空いていないのに食べない
これくらいで十分です。
「これならできそう」と思えるラインを守ることが、リバウンドを防ぎます。
体重が減り始めたのは「食事が怖くなくなってから」
私自身、ライトファスティングを続けて1ヶ月ほど経った頃、ふと気づきました。
「最近、体重を測るのが怖くない」
以前は、体重計に乗るたびに一喜一憂し、増えていれば自己否定。
でもこの頃には、体重の変動を「体の反応」として冷静に見られるようになっていました。
結果的に、体重はゆっくりと落ち始め、戻る気配がない状態に。
これが、私にとって初めての「リバウンドしないダイエット」でした。
匿名相談で多かった「食べるのが怖い」悩みと変化
ここからは、実際に寄せられた匿名相談の一部をご紹介します。
「痩せたいのに、食べるのが怖くて、逆にドカ食いしてしまいます」
この方は、長年カロリー制限を続け、何度もリバウンドしていました。
お伝えしたのは、まずは朝か昼をしっかり食べること。
最初は不安そうでしたが、2週間後には、
「夜の暴食が自然となくなりました」
という報告がありました。
食べることへの恐怖が薄れると、体は自然とバランスを取り戻します。
Q&A|ライトファスティングとリバウンドの疑問
Q1. 本当に食べながら痩せたい人でも大丈夫?
大丈夫です。むしろ「食べるのが怖い人」ほど向いています。
Q2. またリバウンドしませんか?
急激に減らさない設計なので、リバウンドしにくいのが特徴です。
Q3. 食べすぎた日はどうすれば?
失敗ではありません。翌日を軽くするだけでOKです。
Q4. 生理前やストレスが強い日は?
無理に断食しません。緩める前提が女性向けです。
Q5. 運動は必要ですか?
必須ではありません。まずは食事と感情の安定が優先です。
Q6. どれくらいで変化を感じますか?
多くの方が2〜4週間で「気持ちの変化」を感じ始めます。
Q7. ダイエットが怖いままでも始めていい?
むしろその状態から始めるための方法です。
まとめ|「食べても大丈夫」が痩せ体質への第一歩
ダイエットで一番つらいのは、体重が増えることではありません。
食べるたびに自分を責めてしまうことです。
ライトファスティングは、
「痩せたい」と「怖い」の両方を抱えた女性のための方法です。
食べることを許せたとき、
体は自然と変わり始めます。
もし今、
- またリバウンドしそうで怖い
- でも痩せたい気持ちは消えない
そんな状態なら、まずは「食べることが怖くない選択」をしてみてください。
それが、リバウンドを終わらせる最初の一歩になります。
