「また失敗した……」
体重計の数字を見た瞬間、思わず床に座り込んだ日のことを、今でもはっきり覚えています。
こんにちは。女性向けダイエットサポートを長年行ってきたダイエット専門家です。
そして同時に、何度もリバウンドを経験してきた“元・万年ダイエッター”でもあります。
痩せたい。
本気でそう思って、糖質制限も、置き換えも、ファスティングも、筋トレも、有名ダイエット法は一通り試しました。
確かに一時的には痩せます。
でも、気づけば元通り。むしろ前より太っている。
この無限ループに、心がすり減っていきました。
この記事では、「なぜリバウンドするのか」、そして「どうすればリバウンドしない体を作れるのか」を、
骨格矯正×ダイエットという視点から、赤裸々な体験談と心理学的解説を交えてお伝えします。
なぜ私は何度もダイエットに失敗し、リバウンドしたのか
体重だけを追いかけるダイエットの落とし穴
当時の私は、とにかく体重の数字しか見ていませんでした。
「1kg減った!」
「あと3kgで目標!」
その一喜一憂の裏で、自分の体がどうなっているかなんて、まったく考えていなかったのです。
食事量を減らす。
運動量を増やす。
それだけで痩せようとしていました。
でもある日、鏡に映った自分を見て、違和感を覚えました。
「体重は減ったのに、なんか…スタイルが悪い」
お腹はへこんだのに、腰回りが張っている。
脚は細くなったはずなのに、O脚が目立つ。
肩が内側に入り、首が前に出て、老けた印象。
ここで初めて、骨格や姿勢を無視したダイエットをしていたことに気づきました。
心理学的に見る「リバウンド癖」の正体
リバウンドを繰り返す人には、ある共通点があります。
それは、「我慢=ダイエット」という思い込み。
心理学ではこれを「認知の歪み」と呼びます。
・食べたい=悪
・楽したら太る
・続かない自分は意志が弱い
こうした思考が積み重なると、ダイエットは罰ゲームになります。
罰ゲームは、いつか必ず反動が来ます。
我慢が限界を超えた瞬間、
「もういいや」と自暴自棄になり、暴食。
そしてリバウンド。
これを何度も繰り返すことで、「どうせ私は痩せられない」というセルフイメージが完成してしまうのです。
骨格が歪んだままでは、どんなダイエットも失敗する
骨格の歪みが太りやすさを作る理由
骨格が歪むと、体には次のような変化が起こります。
・筋肉が正しく使われない
・一部の筋肉だけが過剰に緊張する
・血流、リンパの流れが悪くなる
・内臓が下垂する
これ、全部太りやすい体の条件です。
私自身、骨盤が前傾し、反り腰が強い状態でした。
そのせいで下腹だけぽっこり。
どんなに腹筋をしても、食事を減らしても、お腹だけが落ちない。
今思えば当然です。
骨格がズレたままでは、脂肪を燃やす準備すら整っていなかったのです。
「痩せたいのに痩せない」人が見落としている視点
多くの女性がこう言います。
「食事も気をつけてるし、運動もしてるのに痩せない」
そのとき私は必ず、姿勢をチェックします。
・立ったとき、耳・肩・腰・くるぶしは一直線か
・無意識に片足重心になっていないか
・座るとき脚を組む癖はないか
ほぼ100%、どこかに歪みがあります。
これは努力不足ではありません。
スタートラインが歪んでいるだけなのです。
骨格矯正×ダイエットで体が変わり始めた瞬間
正直、最初は半信半疑だった
「骨格を整えるだけで痩せる?」
正直、最初は怪しいと思っていました。
だって、今まで散々ダイエット情報に振り回されてきたから。
でも、もう失うものはありませんでした。
そこで私は、体重を減らすことを一旦やめるという決断をしました。
代わりにやったのは、たった3つ。
・姿勢を整える
・骨盤の位置を意識する
・呼吸を深くする
食事制限はしない。
激しい運動もしない。
それなのに、2週間後。
鏡を見て、はっとしました。
「あれ…?ウエストのライン、違う」
体重はほぼ変わっていないのに、見た目が明らかに変わっていたのです。
体が整うと、心も整う理由
これはとても重要なポイントです。
姿勢が整うと、自己肯定感が上がります。
心理学的にも、背筋を伸ばすことで
・気分が前向きになる
・ストレス耐性が上がる
・衝動的な行動が減る
という研究結果があります。
実際、私自身、暴食衝動が激減しました。
「もう無理!」と投げ出したくなる瞬間が、明らかに減ったのです。
ダイエットは、心と体の両方を整えなければ成功しません。
骨格矯正は、その土台作りだったのだと、今なら断言できます。
【体験談】匿名相談で多かったリアルな声
ここからは、実際に寄せられた匿名相談の中から、特に多かったものを紹介します。
「何度もリバウンドして、自分が嫌いになりました」
30代女性の相談です。
「痩せたいのに続かない。
周りは簡単そうに痩せていくのに、どうして私だけ…」
この方の姿勢を見ると、極端な猫背。
呼吸も浅く、常に緊張状態でした。
私はまず、ダイエットの話を一切しませんでした。
代わりに伝えたのは、「あなたの体は、ずっと頑張ってきた」ということ。
そこから姿勢改善を始め、3ヶ月後。
体重以上に、表情が変わりました。
「自分を責めなくなったら、自然と食べ過ぎなくなった」
これこそ、リバウンドしないダイエットの本質です。
―――後編では、
・具体的な骨格矯正×ダイエット実践法
・Q&A(5~8問)でのズバリ回答
・リバウンドしない人の共通点
をさらに深掘りしていきます。
骨格矯正×ダイエットを成功させる具体的な実践方法
まず最優先すべきは「痩せる」より「整える」
多くの人が勘違いしていますが、ダイエットのスタートは体重を減らすことではありません。
特に、何度もリバウンドを経験している人ほど、
「もう失敗したくない」という焦りから、すぐに結果を求めがちです。
でも断言します。
骨格が整っていない状態で痩せても、必ずリバウンドします。
私が指導で最初に行うのは、以下の3つだけです。
・立ち姿勢を整える
・座り方を変える
・呼吸を深くする
たったこれだけ?と思われるかもしれません。
でも、この「たったこれだけ」ができていない人が、驚くほど多いのです。
姿勢改善で変わる、日常の「無意識の消費カロリー」
姿勢が整うと、使われる筋肉が変わります。
猫背の人は、前側の筋肉ばかり使い、
お尻や背中、体幹の筋肉が眠ったままです。
骨格矯正を意識すると、
・立っているだけ
・歩いているだけ
・座っているだけ
このすべてが「軽い運動」になります。
つまり、頑張らなくても消費カロリーが増える体に変わるのです。
これが、リバウンドしない人の体の正体です。
私自身が実践した「リバウンドしない1日の流れ」
朝:体重を測らない勇気
意外かもしれませんが、私は毎日体重を測るのをやめました。
理由はシンプル。
体重は、
・水分量
・ホルモンバランス
・前日の塩分
こうした要因で簡単にブレるからです。
数字に振り回されると、
「減ってない=失敗」
という極端な思考に陥ります。
その代わりにチェックしたのは、
・鏡に映る姿勢
・ウエストラインの感覚
・呼吸の深さ
このほうが、よほど正確でした。
昼:食事制限より「噛み方」を変える
食事量を減らす前に、噛み方を変えました。
姿勢を正し、足裏を床につけ、
一口ずつしっかり噛む。
これだけで、満腹感がまるで違います。
心理学的にも、
「ちゃんと食べている」という感覚は、
過食を防ぐ効果があります。
我慢ではなく、満足。
これが、痩せたい人が身につけるべき感覚です。
夜:反省しない、責めない
以前の私は、夜になると反省会をしていました。
「今日は食べ過ぎた」
「また甘いものを食べた」
でも、これが一番リバウンドを招きます。
自分を責めると、ストレスで食欲が増すからです。
夜は、
「今日も体を整えた」
それだけで十分。
骨格を意識した姿勢で深呼吸をし、
体を緩めて眠る。
これだけで、翌朝の体はまったく違います。
【Q&A】リバウンドに悩む人からのズバリ質問
Q1. 骨格矯正だけで本当に痩せますか?
A. 正確に言うと、痩せやすい体になります。
その結果、無理なダイエットをしなくても体脂肪が落ちやすくなります。
Q2. 運動が苦手でも大丈夫ですか?
A. 問題ありません。
むしろ運動が苦手な人ほど、骨格矯正の効果を実感しやすいです。
Q3. 何歳からでも変われますか?
A. 変われます。
年齢よりも「今までの体の使い方」が影響します。
Q4. 食事制限は本当に不要ですか?
A. 極端な制限は不要です。
姿勢と噛み方が変わると、自然に適量になります。
Q5. どれくらいで変化を感じますか?
A. 早い人で1~2週間。
まず見た目と感覚が変わり、その後体重がついてきます。
Q6. またリバウンドしそうで怖いです
A. その不安がある時点で、以前とは違います。
「戻れる場所」を作ることが、最大の予防策です。
Q7. 痩せたい気持ちが強すぎるのはダメ?
A. ダメではありません。
ただし「痩せたい=我慢」になった瞬間、立ち止まりましょう。
リバウンドしない人が共通して持っている考え方
最後に、リバウンドを卒業した人たちに共通する思考をお伝えします。
・完璧を求めない
・体重より体感を信じる
・できなかった日も責めない
・体を整えることを最優先にする
ダイエットは、戦いではありません。
自分の体と仲直りするプロセスです。
痩せたいと願う気持ちは、
「変わりたい」「大切にしたい」というサイン。
その気持ちを否定せず、
骨格から、優しく整えていきましょう。
リバウンドを制する者は、ダイエットを制します。
これは、過去の私自身への、そして今悩んでいるあなたへのメッセージです。
