「痩せたい」。この言葉を、私は何千回、何万回と心の中でつぶやいてきました。
ダイエット専門家として今でこそ多くの女性のサポートをしていますが、ここまで来るまでの私は、正直に言ってリバウンドのプロでした。
短期間で痩せては太り、痩せては太りを繰り返す。体重計に乗るたびに一喜一憂し、増えていれば自己嫌悪。減っていれば一時的な高揚感。そして気づけば、また元通り、もしくはそれ以上。
この記事では、マスコミや雑誌ではほとんど語られない、「現場でのリアルなダイエット失敗と回復の記録」を、かなり赤裸々に書いていきます。
特に、リンパ流れ改善ダイエットを通して、なぜ「痩せたい」という執着そのものが消えていったのか。その心理学的背景と、実際に現場で女性たちがどう変わっていったのかを、包み隠さずお伝えします。
何をやっても痩せない…ダイエット地獄の始まり
私が本格的にダイエットを始めたのは20代前半でした。
糖質制限、置き換えダイエット、ファスティング、ジム通い、ランニング、サプリ…。流行っているものはほぼ全て試しました。
最初はどれも「それなりに」痩せるんです。
体重が3kg、5kgと落ちると、「やっぱりこれだ!」と思う。でも、問題はその後。
少し気を抜いた瞬間、仕事が忙しくなった瞬間、生理前の食欲爆発。そのタイミングで、驚くほど簡単にリバウンドが始まります。
しかも、以前よりも太りやすくなっている。
これが何より怖かった。
「また太った…」という自己否定ループ
体重が戻るたびに、私は自分を責めました。
「意志が弱い」
「続かない私が悪い」
「どうせまた失敗する」
この自己否定が、さらにストレスを生み、過食につながる。
心理学的に見ると、これは自己効力感の低下と報酬系の暴走が同時に起きている状態です。
「頑張っても無駄」という無力感と、「食べることでしか癒されない」という依存。この組み合わせは、ダイエットにおいて最悪です。
なぜ一時的に痩せても必ずリバウンドするのか
ダイエットで一番多い相談がこれです。
「痩せたのに、必ずリバウンドします」
これ、方法の問題だけではありません。
リバウンドの正体は「身体」と「心」のズレ
多くのダイエットは、体重を落とすことだけにフォーカスしています。
でも、身体の中ではこんなことが起きています。
- リンパの流れが悪く、老廃物が溜まったまま
- 自律神経が乱れ、代謝が低下
- ストレスホルモン(コルチゾール)が増加
この状態で食事制限だけをすると、身体は「非常事態」と判断します。
結果、脂肪を溜め込みやすくなり、少し食べただけで太る身体に。
そして心はこう叫びます。
「もう我慢したくない」
これが、リバウンドの本質です。
リンパ流れ改善ダイエットとの出会い
正直、最初は半信半疑でした。
「リンパを流すだけで痩せる?」
「マッサージで人生変わる?」
そんな簡単な話があるなら、今まで苦労していない、と。
でも、現場で多くの女性を見ていく中で、ある共通点に気づきました。
痩せない人ほど、身体が“詰まっている”
触れるとわかるんです。
脚がパンパン、背中が硬い、鎖骨が埋もれている。首が回らない。呼吸が浅い。
リンパも血流も、まるで渋滞。
この状態で「もっと運動」「もっと我慢」は、火に油です。
そこで私は、まず「痩せる」を一旦やめることにしました。
「痩せたい」を手放した瞬間、身体が変わり始めた
ここが一番伝えたいポイントです。
リンパ流れ改善を始めて、最初に変わったのは体重ではありません。
感情でした。
焦りが消えた
毎日体重計に乗らなくなりました。
「今日は増えてるかも」という不安が減った。
これは心理学的に言うと、評価不安の低下です。
数値で自分を裁くのをやめたことで、脳が安全だと判断し、自律神経が整い始めました。
食欲が「普通」になった
不思議なことに、暴食衝動が減りました。
甘いものを食べても、途中で「もういいや」と思える。
これはリンパ改善によって、内受容感覚が戻ってきた証拠です。
身体の声が、ちゃんと聞こえるようになった。
現場でのリアルな体験談:匿名相談より
ここからは、実際に寄せられた匿名相談と、その後の変化を紹介します。
相談①「痩せたいのに、やる気が出ません」
30代女性/会社員
「何度もダイエットしてきました。でも、もう頑張る気力がありません。痩せたい気持ちはあるのに、行動できない自分が嫌です。」
この方の身体を見て、私はすぐにわかりました。
頑張りすぎて、完全にエネルギー切れ。
そこで提案したのは、「何もしないダイエット」でした。
リンパを流すセルフケアを1日5分。食事制限なし。
1ヶ月後、体重は2kg減。
でもそれ以上に、「自分を責めなくなった」と笑っていたのが印象的でした。
なぜリンパを整えると「痩せたい執着」が消えるのか
これは非常に重要なポイントです。
執着=不安
「痩せたい」と強く思うとき、その裏側には必ず不安があります。
- 嫌われたくない
- 劣っていると思われたくない
- 自分に価値がない気がする
リンパの流れを整えると、副交感神経が優位になります。
すると脳は「安全だ」と判断し、不安を手放します。
結果として、「痩せなきゃ」という執着も薄れていく。
皮肉ですが、痩せたいを手放した人ほど、自然に痩せていくのです。
※この続きでは、さらに赤裸々な体験談、具体的なリンパ改善テクニック、そしてQ&A(5~8問)を詳しく解説していきます。
【後編へ続く】
さらに深い現場の体験談:失敗の裏側にあった本音
ここからは、より踏み込んだ体験談を書きます。
正直に言うと、私は「ダイエット専門家」を名乗るのが怖かった時期がありました。
なぜなら、自分自身がリバウンドを何度も繰り返していたからです。
「専門家なのに太ってる」と思われる恐怖
現場で女性のサポートをしながら、心の中では常にこんな声がありました。
「もし体型を見られたらどう思われるだろう」
「説得力がないと思われないかな」
この恐怖が、私自身のダイエットを歪ませていました。
もっと痩せなきゃ。もっと頑張らなきゃ。
結果、食事制限を強め、運動量を増やし、またリバウンド。
この頃の私は、「痩せたい」ではなく、「痩せていない自分を否定したい」状態でした。
リンパ流れ改善で最初にやった具体的なこと
ここからは、実践的な内容に入ります。
リンパ流れ改善ダイエットと聞くと、難しいマッサージを想像されがちですが、実際はとてもシンプルです。
① 鎖骨を「出そう」としない
よく「鎖骨を出すと痩せる」と言われますが、これは逆効果になることも多いです。
無理に押したり、強く流そうとすると、身体は緊張します。
私が指導しているのは、触れるだけ。
手のひらで鎖骨周辺を包み、呼吸に合わせてゆっくり。
これだけで、首・肩・胸周りのリンパが動き始めます。
② 「流す」より「緩める」意識
多くの人が勘違いしているのが、「ゴリゴリ流せば痩せる」という発想。
リンパは、筋肉が緩んだときに自然に流れます。
そのため、力を入れない。
むしろ「眠くなるくらい」がベストです。
③ 夜にやらない
意外に思われるかもしれませんが、私は夜のリンパケアをおすすめしていません。
理由は、交感神経が刺激されやすいから。
朝か、昼間のリラックスした時間帯に行う方が、ダイエット的にもリバウンド防止的にも効果的です。
体重より先に変わった「生活の質」
リンパ流れ改善を続けていくと、体重以上に変化が現れます。
朝の目覚めが軽くなる
これは多くの方が口を揃えて言います。
「アラーム前に目が覚めるようになった」
自律神経が整うと、睡眠の質が変わります。
生理前の暴食が減る
ホルモンバランスとリンパは深く関係しています。
リンパが詰まっていると、むくみ・情緒不安定・過食が起きやすい。
流れが整うことで、「どうしようもない食欲」が減っていきます。
Q&A:よくある匿名相談にズバリ回答
Q1. リンパケアだけで本当に痩せますか?
正直に言うと、リンパケア「だけ」で劇的に痩せる人は少数です。
ただし、痩せやすい身体に戻る効果は非常に高いです。
リバウンドを繰り返している方ほど、最初にやるべき土台作りです。
Q2. 何キロくらい痩せますか?
個人差はありますが、最初の1~2ヶ月で2~4kgほど減る方が多いです。
ただ、見た目の変化は体重以上。
むくみが取れ、フェイスラインや脚のラインが明らかに変わります。
Q3. 食事制限は必要ですか?
基本的には不要です。
ただし、「無意識の食べすぎ」は自然と減ります。
これは我慢ではなく、感覚が戻るからです。
Q4. 運動と併用した方がいいですか?
激しい運動は不要です。
むしろ、リンパが詰まっている状態でのハードな運動はリバウンドを招きやすい。
軽いストレッチや散歩程度で十分です。
Q5. 年齢的にもう遅い気がします
これは本当によく聞きます。
結論から言うと、遅すぎることはありません。
40代・50代でも、リンパ改善で体型が変わった方はたくさんいます。
Q6. 三日坊主でも大丈夫ですか?
むしろ三日坊主の方に向いています。
毎日やらなくていい。
「思い出したら触る」くらいで十分です。
「痩せたい」を卒業した人が最終的に手に入れるもの
リンパ流れ改善ダイエットを続けた多くの女性が、最終的にこう言います。
「もうダイエットしている感覚がない」
これが理想の状態です。
痩せたいと執着している間は、常に不足感があります。
でも、身体が整うと、心も整う。
結果として、リバウンドしない痩せ方が当たり前になります。
まとめ:リバウンドを制する者はダイエットを制す
一時的に痩せることは、正直簡単です。
でも、痩せ続けること、リバウンドしないことは別問題。
リンパを整えることは、「痩せるため」だけではありません。
・不安を減らす
・自己否定をやめる
・身体の声を聞く
この土台があってこそ、ダイエットは成功します。
もし今、何度もリバウンドして「もう痩せられない」と感じているなら。
それは、あなたの意志が弱いからではありません。
整える順番が違っただけです。
この体験談が、「痩せたい」に苦しんでいる誰かのヒントになれば幸いです。
