「また太った……」
正月明け、体重計に乗った瞬間、思わず声が漏れました。
私はこれまで、ダイエット専門家として多くの女性の「痩せたい」をサポートしてきましたが、正直に言います。
自分自身も、何度もダイエットに失敗し、何度もリバウンドしてきました。
この記事は、
「正月太りをどうにかしたい」
「ダイエットしても結局リバウンドする」
「もう自分を責めるのに疲れた」
そんな方に向けた、かなり赤裸々な体験談です。
表面的な方法論ではなく、
実際に現場で、感情と一緒にもがいてきたリアルを、心理学的な視点と具体策を交えてお話しします。
正月太りは「意志の弱さ」ではなかった
正月明けに自己嫌悪する人が、なぜ痩せられないのか
正月太り=自分のせい。
そう思い込んでいませんか?
私も以前はそうでした。
おせちを食べた。お餅を食べた。お酒も飲んだ。
「なんで我慢できなかったんだろう」
この自己否定こそが、リバウンド地獄の入り口だったのです。
心理学ではこれを「セルフ・コンパッション欠如」と呼びます。
簡単に言えば、自分に厳しすぎる状態です。
自分を責めると、脳はストレスを感じます。
するとどうなるか。
- 甘いものが欲しくなる
- 早く結果を出したくなる
- 極端なダイエットに走る
これ、全部リバウンド一直線の行動です。
「痩せたい」と思うほど太っていった、あの頃の私
私が20代後半の頃、
人生で一番「痩せたい」と思っていました。
雑誌に載っているダイエットは一通り試しました。
- 糖質制限
- 置き換えダイエット
- 朝バナナ
- ファスティング
最初は減るんです。体重。
でも、ある日突然、糸が切れたように食べてしまう。
夜中にコンビニでアイスを2個買い、
家に帰って泣きながら食べたこともあります。
「ダイエット専門家なのに、何やってるんだろう」
この恥ずかしさと自己嫌悪が、さらに食欲を暴走させました。
リバウンドを繰り返す人の共通点
意外と知られていない「痩せたい人」の思考パターン
これまで匿名相談で、何千人もの女性の悩みを聞いてきました。
リバウンドする人には、ある共通点があります。
「太った自分には価値がない」と思っている
言葉にすると極端ですが、
心の奥では、ほとんどの人がこう感じています。
だから、
- 早く痩せなきゃ
- 結果を出さなきゃ
- 失敗したら終わり
この思考が、ダイエットを「短距離走」にしてしまうのです。
正月太りは「体」ではなく「心」の反応
正月は、生活リズムも食事も崩れます。
これは当たり前です。
でも問題は、
その後のメンタルの立て直し方。
多くの人が、正月明けにこう思います。
「今日から一気に戻さなきゃ」
これが、リバウンドの種になります。
体は急激な変化を嫌います。
無理な制限は、反動を必ず呼びます。
「責めるのをやめた日」から体が変わった
私がダイエットの考え方を180度変えたきっかけ
ある年の正月明け、
私は体重計に乗るのをやめました。
代わりに、ノートにこう書きました。
「よく食べた。それだけ楽しめた証拠」
最初は違和感しかありませんでした。
でも、この一文が、私のダイエット人生を変えました。
自分を責めない。
正月太りを「失敗」にしない。
すると、不思議なことに、
暴食衝動が少しずつ減っていったのです。
心理学的に見る「責めないダイエット」の効果
これは気休めではありません。
心理学では、自己受容が高い人ほど行動改善が続くことが分かっています。
自分を責めないと、
- 冷静に現状を見られる
- 小さな改善を選べる
- 失敗しても戻ってこれる
これが、リバウンドしないダイエットの土台です。
正月太り解消で最初にやった「たった一つのこと」
食事制限より先にやるべきだったこと
私が最初にやったのは、
食事制限でも運動でもありません。
「いつ・なぜ食べたか」を記録することでした。
カロリー計算はしません。
ただ、
- 寂しかった
- 疲れていた
- 楽しかった
感情を書くだけ。
すると、正月太りの正体が見えてきました。
「太った」のではなく、
感情を食べていただけだったのです。
この気づきが、
私のダイエットを「我慢」から「調整」に変えてくれました。
「痩せたいのに食べてしまう」本当の理由
意志が弱いのではなく、脳が疲れていただけ
匿名相談で、最も多い悩みがこれです。
「本当は痩せたいのに、つい食べてしまいます」
これを聞くたびに、私ははっきり伝えます。
それ、意志の問題じゃありません。
脳科学的に見ると、
人は疲れているときほど「すぐ快楽を得られる行動」を選びます。
- 甘いもの
- 脂っこいもの
- 量が多い食事
正月は、人付き合い・移動・気疲れが重なります。
つまり正月太りは、
「脳が回復を求めた結果」でもあるのです。
私が夜中の暴食を止められた意外な方法
以前の私は、夜になると何かを食べずにいられませんでした。
「もう今日は終わりにしたい」
「考えるのをやめたい」
そんな気持ちを、食べることでリセットしていたのです。
そこで私がやったのは、
食べる代わりに「終わりの儀式」を作ること。
・温かいシャワーを浴びる
・スマホを置いてストレッチする
・白湯を飲む
たったこれだけで、
夜の暴食は驚くほど減りました。
ダイエットは、
「食事」より「生活の区切り」が重要なことも多いのです。
リバウンドを止めた具体的改善テクニック
正月太り解消でやらなかったこと
私は、次のことをあえてやりませんでした。
- 極端な糖質制限
- 毎日の体重測定
- 急に運動量を増やす
これらは一時的に痩せますが、
リバウンド率が非常に高い方法です。
代わりにやった3つのこと
① 朝食だけ整える
1日の最初を安定させると、暴食が減ります。
② 週に1回だけ振り返る
毎日は見ない。週1で十分です。
③ 「戻れる自分」を作る
食べすぎても、翌日普通に戻す。
この「戻す力」こそ、
リバウンドしないダイエットの本質です。
【匿名Q&A】正月太り・リバウンドのリアル相談
Q1. 正月太りはどれくらいで戻りますか?
焦らなければ、2~4週間で自然に戻る人が多いです。
急ぐほど、リバウンドします。
Q2. 食事制限しないと痩せませんか?
制限より「調整」です。
食べる量より、食べる理由を見直してください。
Q3. 何度もリバウンドしていて不安です
それだけ挑戦してきた証拠です。
失敗ではなく、データが溜まっている状態です。
Q4. モチベーションが続きません
続ける必要はありません。
戻れればOKです。
Q5. 運動はしたほうがいいですか?
義務にしない範囲で。
「動けたらラッキー」くらいが長続きします。
Q6. 体重計が怖いです
見なくて大丈夫です。
体重より、行動を見てください。
Q7. 本当に責めないだけで変わりますか?
はい。
責めるのをやめた瞬間から、選択が変わります。
正月太りを「なかったこと」にしない意味
正月太りは、失敗ではありません。
あなたの生活や感情が、
体に正直に表れただけです。
それを責めるか、理解するかで、
この先のダイエット人生は大きく変わります。
私自身、
何度もリバウンドして、何度も「もう無理」と思いました。
それでも今、
体重に振り回されずに生きられています。
痩せたい気持ちは、あなたの敵ではありません。
正しく扱えば、最高の味方になります。
正月太りを責めなかったことで、
私はようやく「続くダイエット」に出会えました。
この体験が、
あなたのリバウンドを止めるきっかけになれば嬉しいです。
