こんにちは。ダイエット専門家として、これまで多くの女性の「痩せたい」「でも続かない」「リバウンドが怖い」という声に向き合ってきました。
ただ、今日お話しする内容は、机上の空論でも、雑誌に載っている理想論でもありません。
正月太りをきっかけに、何度もダイエットを諦めかけた私自身の話です。
「もう年齢的に無理かも」
「どうせまたリバウンドする」
「頑張っても意味がない」
そんな思考に支配されていた私が、なぜもう一度「痩せたい」と思えたのか。
そして、なぜ今は体重だけでなく、心まで安定した状態を保てているのか。
正月太りに悩んでいる方、ダイエットに疲れてしまった方に向けて、かなり赤裸々にお話しします。
正月太りが「最後の一押し」になったあの年
その年の正月も、例年通りでした。
実家に帰省し、
朝からお雑煮、昼はおせち、夜はすき焼き。
「正月くらいは仕方ないよね」
そう言い聞かせながら、明らかに食べすぎている自覚はありました。
でも本当は、食事よりも心のブレーキが完全に壊れていたんです。
体重計に乗るのが怖くなった瞬間
正月明け、久しぶりに体重計に乗りました。
表示された数字を見た瞬間、頭が真っ白になりました。
+4.2kg
一瞬、「見間違いかな?」と思って、もう一度乗り直しました。
でも、結果は同じ。
その場で力が抜けて、しゃがみ込んだのを今でも覚えています。
「またか…」
その言葉しか出てきませんでした。
「もう痩せられない」と本気で思った理由
それまでにも、私は数え切れないほどダイエットをしてきました。
・糖質制限で一時的に3kg減
・置き換えダイエットでふらふら
・運動を詰め込みすぎて挫折
成功体験がまったくなかったわけではありません。
でも、必ずリバウンドする。
しかも、元の体重以上に戻る。
「痩せたいのに続かない」自分への嫌悪感
何よりつらかったのは、周囲ではなく自分自身への失望でした。
・また三日坊主
・どうせ口だけ
・意志が弱い
そんな言葉を、自分に何度も投げつけていました。
正月太りは、ただ体重が増えただけ。
でも私の中では、自信・自己肯定感・希望まで一緒に増減していたのです。
心理学的に見る「諦めかけた心」の正体
ダイエット専門家として学び直した今なら、当時の自分の状態がよく分かります。
私は「学習性無力感」に陥っていました。
何をしても無駄、という思い込み
学習性無力感とは、
「どうせ何をしても結果は変わらない」
と脳が学習してしまう状態のことです。
何度もダイエットに挑戦し、
何度もリバウンドする。
すると、脳はこう判断します。
「頑張る=無駄」
だから、やる気が出なくなるのは当然。
これは怠けでも、甘えでもありません。
心を守るための防衛反応だったのです。
それでも「もう一度痩せたい」と思えたきっかけ
正直に言うと、最初から前向きだったわけではありません。
むしろ、かなり投げやりでした。
匿名相談で見た「他人の失敗談」
ある日、何気なく読んだ匿名相談の投稿。
そこには、私とそっくりな悩みが書かれていました。
・正月太りが戻らない
・何度もリバウンド
・ダイエットに疲れた
そして、その相談への回答が、とてもストレートだったのです。
「あなたは失敗していません。やり方が合っていなかっただけです」
その一文に、なぜか涙が出ました。
誰かにそう言ってほしかった。
自分では絶対に言えなかった言葉だったからです。
「痩せる」より先に取り組んだ、たった一つのこと
そこから私は、ダイエットのやり方を大きく変えました。
最初に取り組んだのは、食事でも運動でもありません。
自分を責める習慣をやめる
これは想像以上に難しかったです。
食べすぎたら、
「またやった」
体重が増えたら、
「やっぱりダメ」
この自動思考を止める練習から始めました。
心理学では、これを認知の書き換えと呼びます。
否定ではなく、事実として捉える。
「食べすぎた」=事実
「だから私はダメ」=思い込み
この切り分けができるようになったとき、心が少し軽くなりました。
体験談:それでも最初の1ヶ月は全く痩せなかった
正直に書きます。
最初の1ヶ月、体重はほとんど変わりませんでした。
むしろ、微増した週もあります。
そのたびに、過去の記憶がよみがえりました。
「ほら、やっぱり無駄だった」
でも今回は、以前と違いました。
諦めなかった理由があったのです。
それは、
「今までと同じことをしていない」
という実感でした。
数字ではなく、行動と心が変わっている。
その感覚が、私を踏みとどまらせてくれました。
正月太りを繰り返さないために見えてきた兆し
2ヶ月目に入った頃、ようやく小さな変化が出始めました。
・間食が減った
・食欲が安定した
・「痩せたい」が苦しくなくなった
体重以上に嬉しかったのは、リバウンドへの恐怖が薄れてきたことです。
「また戻るかも」という不安が、
「戻っても立て直せばいい」という安心に変わっていました。
※次回【第2回】では、
・実際に行った具体的な食事改善方法
・リバウンドを防いだ行動ルール
・匿名Q&A(5~8問)へのズバリ回答
を中心に、さらに深く解説します。
諦めかけた私が「もう一度痩せられた」具体的な食事改善方法
第1回でも触れましたが、私が正月太りから立て直すために行った方法は、世間でよく言われるダイエットとは真逆でした。
カロリー計算もしない。
糖質を敵にしない。
「一生続けられないこと」はやらない。
ここが、今までとの決定的な違いでした。
まずやめたのは「引き算のダイエット」
これまでの私は、ダイエット=引き算だと思っていました。
・ご飯を減らす
・お菓子をやめる
・楽しみを削る
でも、引き算を続けるほど、心が先に限界を迎えます。
結果、爆発してリバウンド。
何度も同じ失敗をしてきたからこそ、今回は足し算のダイエットに切り替えました。
足したもの①「ちゃんとした食事」
まず意識したのは、1日1回は「きちんとした食事」をとること。
・主食(ご飯やパン)
・たんぱく質(肉・魚・卵)
・野菜
完璧じゃなくていい。
コンビニでも、外食でもいい。
「ちゃんと食べている」という感覚が、過食を防いでくれました。
リバウンドを防いだ「食べ方」の心理テクニック
ダイエット中、何を食べるか以上に重要だったのが「どう食べるか」でした。
ゆっくり食べる=自分を大切にする行為
以前の私は、とにかく早食いでした。
空腹を我慢している反動で、
無意識にかき込む。
満腹を感じる前に食べ終わり、
あとから後悔する。
これを変えるためにやったのは、とてもシンプル。
一口ごとに箸を置く
最初は面倒でした。
でも続けるうちに、
「ちゃんと味を感じている」
「今、食事している」
そんな実感が生まれました。
結果、自然と食べる量が減り、リバウンドしにくくなったのです。
運動嫌いの私でも続いた「最低限ルール」
正直に言います。
私は運動が苦手です。
やる気満々でジムに入会して、
3ヶ月後には幽霊会員。
そんなことを何度も繰り返しました。
だから「運動しない前提」で考えた
今回のダイエットでは、最初から決めていました。
「運動を頑張らない」
その代わりにやったのは、
・1日トータルで少し多く歩く
・座りっぱなしを避ける
・家事をサボらない
これだけ。
でも、この「少し」の積み重ねが、確実に体を変えていきました。
何より、続いている自分が嬉しかったのです。
正月太りを引きずらなくなった最大の理由【思考の変化】
体重が落ち始めた頃、ある変化に気づきました。
それは、
「痩せたい」が苦しくなくなっていた
ということ。
「失敗=終わり」ではなくなった
以前の私は、
・食べすぎた=失敗
・体重増えた=終わり
そう考えていました。
でも今は、
・食べすぎた=調整ポイント
・増えた=原因を振り返るサイン
そう捉えています。
この考え方の違いが、リバウンドを防ぐ最大の鍵でした。
匿名相談Q&A|正月太り・ダイエットの本音に回答
Q1. 正月太りが戻らず、焦っています。
A. 焦るほど極端な行動に走りやすくなります。まずは生活リズムを戻すことが最優先です。
Q2. ダイエットを始める気力が湧きません。
A. それは過去に頑張った証拠です。まずは「痩せる」ではなく「整える」から始めましょう。
Q3. 我慢しないと痩せられない気がします。
A. 我慢は短期的には効果がありますが、長期的にはリバウンドの原因になります。
Q4. 食欲がコントロールできません。
A. 食欲は意思ではなく環境で決まります。制限しすぎていないか見直してみてください。
Q5. 体重が増えると自己嫌悪になります。
A. 数字と自分の価値を結びつけないことが、ダイエット継続の第一歩です。
Q6. 何度もリバウンドしています。もう無理でしょうか?
A. 無理ではありません。リバウンド経験がある人ほど、正しい方法に出会うと強いです。
Q7. 痩せたいけど、また失敗するのが怖いです。
A. 怖さがあるのは本気だった証拠。今度は「戻っても修正できる方法」で進みましょう。
正月太りで諦めかけた過去の私へ
もし、あの頃の自分に声をかけられるなら、こう言いたいです。
「あなたは何も間違っていない」
「意志が弱いわけでもない」
「ただ、合わないダイエットを続けていただけ」
痩せたいと願う気持ちは、ずっと本物でした。
正月太りで諦めかけたからこそ、
本当に続く方法に出会えた。
この記事を読んでいるあなたも、きっと同じです。
今年こそ、リバウンドのループから抜け出しましょう。
