こんにちは。ダイエット専門家として、これまで数百人以上の女性の「痩せたいのに続かない」「気づくとリバウンドしている」という悩みに向き合ってきました。

でも、今日は専門家としての私ではなく、毎年のように正月太り→ダイエット→リバウンドを繰り返していた、一人の女性としての赤裸々な体験談をお話しします。

正直に言います。私は「意志が弱い人」でした。
そして同時に、「頑張りすぎる人」でもありました。

もしあなたが今、
「今年こそ痩せたい」
「もうリバウンドしたくない」
「ダイエットに疲れた」

そう感じているなら、この記事はきっと役に立ちます。


毎年恒例だった「正月太り」という名の絶望

私の正月太りは、もはや年中行事でした。

12月は「今年はよく頑張ったから」と自分に甘くなり、
年末年始は「おせちくらいは仕方ないよね」と言い訳をし、
気づけば体重計の数字は+3kg、ひどい年は+5kg

鏡を見るのが嫌で、
お気に入りだったパンツがきつくなり、
久しぶりに会った友人に「ちょっと太った?」と言われて、心がズドンと落ちる。

それでも私は、毎年同じことを繰り返していました。

「痩せたい」気持ちは本物だった

誤解しないでほしいのですが、私は本気で痩せたいと思っていました。

・糖質制限
・置き換えダイエット
・16時間断食
・ジム通い
・流行りのサプリ

雑誌やSNS、テレビで紹介されるダイエットは、ほぼ一通り試しました。

実際、一時的には痩せるんです。
1ヶ月で2kg、調子がいいと3kg。

でも、その先が続かない。

気づけば、
「今日は疲れたからいいや」
「一回くらい食べても大丈夫」

その“たった一回”が積み重なり、リバウンドが始まる。


なぜ私は毎年リバウンドしていたのか?【心理学的分析】

ダイエット専門家として学び、そして自分自身の失敗を振り返って気づいたことがあります。

それは、リバウンドの原因は「食事」でも「運動」でもなかったという事実です。

原因①「完璧主義」がダイエットを壊す

私は典型的な完璧主義でした。

・甘いものは絶対NG
・毎日運動しなきゃ意味がない
・一度でもルールを破ったら終わり

こうした思考は、一見ストイックで良さそうに見えます。

でも心理学的には、完璧主義は挫折を引き起こしやすいことが分かっています。

なぜなら、少しでも失敗すると、
「もうダメだ」
「どうせ私には無理」

と、極端な思考に陥ってしまうからです。

原因②「我慢=ダイエット」だと思い込んでいた

私はずっと、ダイエットとは耐えるものだと思っていました。

空腹を我慢して、
好きなものを我慢して、
楽しみを削って痩せる。

でも、人の脳は我慢が続くと必ず反動を起こすようにできています。

これを心理学では「リバウンド行動」と呼びます。

我慢すればするほど、
脳は「いつか取り返そう」と準備を始める。

だからダイエットが終わった瞬間、
もしくは少し気が緩んだ瞬間に、食欲が爆発するのです。


現場で気づいた「痩せ続ける人」と「戻る人」の決定的違い

ダイエット専門家として多くの女性をサポートする中で、私はある共通点に気づきました。

それは、痩せ続ける人ほど、自分に優しいということ。

痩せ続ける人の思考パターン

・今日は食べすぎたけど、明日調整すればOK
・完璧じゃなくていい
・長い目で見れば大丈夫

一方で、リバウンドを繰り返す人(過去の私も含めて)は、こう考えがちです。

・また失敗した
・私って意志が弱い
・もう一生痩せられない

この自己否定の積み重ねこそが、リバウンドを引き寄せていました。


私が正月太りから抜け出すために最初にやめたこと

意外に思われるかもしれませんが、私が最初にやめたのは「頑張るダイエット」でした。

やめたこと① 体重を毎日気にする

毎朝体重計に乗って、増えていると落ち込み、減っていると安心する。

この行為が、どれだけメンタルを不安定にしていたか、当時は気づいていませんでした。

体重は水分量やホルモンバランスで簡単に変動します。

それなのに一喜一憂して、
「増えた=失敗」
と決めつけていたのです。

やめたこと② 短期集中で痩せようとする思考

「1ヶ月で3kg痩せたい」
「早く結果を出したい」

この焦りこそが、リバウンドの入口でした。

私はここで初めて、痩せることよりも、戻らないことが大事だと腹落ちしました。


体験談:それでも最初は不安だらけだった

正直に言います。

「頑張らないダイエット」に切り替えた最初の1ヶ月、私はずっと不安でした。

・こんなに食べて大丈夫?
・運動しなくて本当に痩せたい気持ち、失われない?
・また太るんじゃない?

何度も過去の失敗が頭をよぎりました。

それでも、自分を責めないというルールだけは守り続けました。

すると、少しずつ変化が起き始めたのです。

※具体的な食事改善・行動変化・リバウンドを防いだ実践テクニック、
そしてQ&A(5~8問)は【後編】で詳しく解説します。


正月太りでも崩れなかった、私の「リバウンドしない食事ルール」

「頑張らない」と決めたあと、私が次に向き合ったのが食事でした。

ただし、ここでよくある「糖質オフ」「脂質カット」「カロリー計算地獄」は一切していません。

なぜなら、それらはすべて過去に私をリバウンドさせてきた犯人だったからです。

ルール①「食べてはいけないもの」を作らない

私はまず、「禁止リスト」をすべて捨てました。

・お菓子NG
・パンNG
・夜ごはんNG

こうした制限は、一時的に体重を落とします。

でも、心のどこかでずっと「いつか食べたい」と思い続ける。

その結果、解禁した瞬間に暴走してしまう。

これは意志の問題ではなく、脳の防衛反応です。

だから私は、「食べてもいい」「ただし量と頻度を意識する」というスタンスに変えました。

ルール② 満腹まで食べない(でも空腹も我慢しない)

これは最初、とても勇気がいりました。

今までは「お腹いっぱい=満足」だと思っていたからです。

でも実際は、満腹になるまで食べると眠くなる・だるくなる・自己嫌悪になることが多かった。

そこで私は、「ちょっと余裕があるところで箸を置く」練習を始めました。

最初の1週間は物足りなさを感じましたが、2週間ほどで慣れます。

そして気づいたのです。

「あれ? 思ったより食べなくても満足できる」と。


運動しないと痩せられない、という思い込みを捨てた話

正月太り解消と聞くと、

「ジムに行かなきゃ」
「ランニングしなきゃ」

そう思う人も多いはずです。

私もそうでした。

過去の私は「運動=罰」だった

食べすぎた翌日は、

「昨日食べた分を消費しなきゃ」

そんな罪悪感から、無理やり運動していました。

でも、これもリバウンドの原因になります。

なぜなら、罰としての行動は続かないからです。

今の私は「生活の中で動く」を選んだ

ジム通いはやめました。

代わりに、

・一駅分歩く
・エスカレーターではなく階段
・家事をサボらない

たったこれだけです。

でも不思議なことに、体はちゃんと変わりました。

「痩せたいから運動する」ではなく、
「生活していたら自然と消費していた」

この感覚が、私をリバウンドから救ってくれました。


正月太りを引きずらなくなった一番の理由【メンタル編】

食事や行動以上に、私を変えたのは考え方でした。

「また太ったらどうしよう」という恐怖

以前の私は、

・痩せても不安
・太る未来を常に想像

そんな状態でした。

でも今は違います。

なぜなら、戻っても立て直せる方法を知ったから。

少し増えたら、

「あ、最近外食多かったな」
「じゃあ今週は家ごはん多めにしよう」

それだけ。

焦らない、責めない、極端に走らない。

この姿勢こそが、ダイエットを「一生モノ」に変えました。


匿名相談Q&A|正月太り・リバウンドの本音にズバリ回答

Q1. 正月に食べすぎてしまいました。今からでも間に合いますか?

A. もちろん間に合います。正月太りの多くは脂肪ではなく水分と内容物です。焦って極端なダイエットをする方がリバウンドします。

Q2. ダイエットすると、どうしても我慢が増えて続きません。

A. 我慢前提のダイエットだからです。「続けられる量」に落とすことが、結果的に一番痩せます。

Q3. 痩せたいのに、食欲が止まりません。

A. 意志が弱いのではなく、制限の反動です。食べていい安心感を作ると、食欲は落ち着きます。

Q4. 体重が少し増えただけで落ち込みます。

A. 体重は感情を測る道具ではありません。数字=失敗ではない、と切り離す練習が必要です。

Q5. 正月太りを毎年繰り返しています。私だけでしょうか?

A. いいえ、とても多いです。問題は正月ではなく、その後の「立て直し方」を知らないだけです。

Q6. 運動が本当に苦手です。それでも痩せたいです。

A. 大丈夫です。まずは日常生活での消費を増やすだけで十分です。

Q7. またリバウンドしたらと思うと、始めるのが怖いです。

A. 怖さがあるのは、過去に本気で頑張った証拠です。今度は「戻っても修正できる方法」で進みましょう。


正月太りを卒業できた今、過去の自分に伝えたいこと

もし過去の私に声をかけられるなら、こう言います。

「そんなに自分を責めなくていい」

「痩せたい気持ちは本物だった」

「やり方を知らなかっただけ」

ダイエットも、リバウンドも、あなたの価値とは無関係です。

正月太りをきっかけに、一生付き合える体との関係を作る。

それができたとき、ダイエットは苦行ではなくなります。

今年こそ、「痩せたい」と悩むループから抜け出しましょう。