こんにちは。
女性向けダイエット実践サポートを長年行ってきたダイエット専門家です。
今回のテーマは、毎年この時期に検索が爆発的に増えるワード。
「正月太り」
そして、相談で必ず出てくるこの言葉。
「もう太った…痩せたい…」
最初に、かなり重要なことをお伝えします。
正月太りで増えた体重=ほぼ脂肪
……ではありません。
「え?じゃあ何?」
「体重増えてるのは事実だけど?」
そう思いますよね。
私自身も、かつては体重計の数字だけを見て絶望し、
無茶なダイエット → リバウンド → 自己嫌悪
を何度も繰り返してきました。
この記事では、
- 正月太りの体重増加の正体
- なぜ焦るほどリバウンドするのか
- 「痩せたい」が空回りする心理
- 現場レベルの赤裸々な体験談
これらを、表面的な理論ではなく、実体験ベースで解説します。
正月太りで一番やってはいけない勘違い
まず、正月明けに多くの人がやる行動。
・体重計に乗る
・増えた数字を見る
・即ダイエット開始
ここで、頭の中はこうなります。
「こんなに増えた…」
「これは完全に脂肪だ」
「早く痩せたい」
でも、ここに最大の落とし穴があります。
数日~1週間で増えた体重は脂肪になりきれない
脂肪1kgを増やすには、約7200kcalの余剰摂取が必要です。
仮に正月に、
・おせち
・お餅
・お酒
・お菓子
を食べたとしても、
短期間で増えた2~3kgがすべて脂肪
というのは、ほぼありえません。
では、体重増加の正体は何なのか。
正月太りの体重増加、その正体はこの3つ
① 水分と塩分によるむくみ
おせち、外食、加工食品。
正月の食事は、とにかく塩分が多い。
塩分を摂る
→ 体が水分を溜め込む
→ 一時的に体重が増える
これだけで、1~2kgは簡単に変動します。
私自身、正月明けに顔がパンパンで、
指輪が外れなくなった経験、何度もあります。
② 腸内に溜まった食べ物の重さ
これ、意外と盲点です。
・食事量が多い
・食物繊維が少ない
・生活リズムが乱れる
結果、腸内環境が乱れ、
単純に「出ていない」。
体の中に、常に食べ物が残っている状態。
これも体重増加の大きな原因です。
③ 睡眠不足と自律神経の乱れ
夜更かし、寝正月、生活リズムの崩壊。
これが自律神経を乱し、
- 代謝低下
- むくみやすくなる
- 食欲コントロールが効かなくなる
という負の連鎖を生みます。
つまり、
正月太りの体重増加=体の非常事態
であって、脂肪確定ではないんです。
【体験談】正月明け、体重計の前で固まった私
ここからは、かなり正直な話をします。
ダイエット専門家として活動し始めてからも、
私は毎年のように正月太りをしていました。
ある年の正月明け。
体重計に乗った瞬間、目に入った数字。
+3.2kg
その場で、動けなくなりました。
頭の中は、
「終わった」
「またリバウンド」
「何年ダイエットやってるの?」
専門家なのに、
恥ずかしくて誰にも言えない。
この時、私は完全にパニックでした。
焦りが生んだ“最悪の選択”
翌日から、即行動。
- 糖質カット
- 間食禁止
- 無理な運動
「早く痩せたい」
この気持ちだけで突っ走りました。
結果、どうなったか。
最初の数日は体重が落ちました。
でも、
・頭が回らない
・イライラが止まらない
・夜にドカ食い
はい、いつものリバウンドコースです。
ここで初めて、私は気づきました。
「正月太りより、この考え方が問題だ」
なぜ「痩せたい」と思うほどリバウンドするのか
これは心理学的にも説明できます。
自己否定が行動を歪ませる
体重増加
→ 自分を責める
→ 罰としてのダイエット
この構図、思い当たりませんか?
・食べた自分はダメ
・太った自分は失敗
・だから苦しまなきゃ
この状態で行うダイエットは、
長続きしません。
なぜなら、心が先に限界を迎えるから。
「早く結果を出したい」は危険信号
正月太り解消で一番危険なのが、
「◯日で戻したい」
という発想。
期限を決める
→ 焦る
→ 無理をする
→ 反動でリバウンド
これは、相談現場で何百回も見てきました。
正月太りは「戻す」のではなく「整える」
ここで、考え方を一度リセットしてください。
正月太り=脂肪を落とす戦い
ではありません。
正月太り=乱れた体と心を整える期間
この視点に変えるだけで、
ダイエットの難易度は一気に下がります。
後編では、
- 体重が自然に戻り始めた具体的行動
- 「脂肪じゃない」と分かった瞬間の心境
- リバウンドしない人の思考パターン
- 匿名Q&A(痩せたい人の本音)
ここまで、さらに深掘りしていきます。
「脂肪じゃない」と理解した瞬間、行動が激変した
前編でお伝えした通り、正月太りで増えた体重の多くは、脂肪ではありません。
この事実を頭ではなく、感情レベルで理解できた瞬間、私の行動は大きく変わりました。
それまでの私は、
・体重が増えた=失敗
・太った=ダメな自分
・だから痩せなきゃ
この思考に縛られていました。
でも、
「今の体は壊れているだけ」
そう捉え直した途端、
焦りがスッと引いたんです。
焦らなくなっただけで食行動が整い始めた
不思議なことに、
「早く痩せたい」
この気持ちを手放しただけで、
- 間食の量が自然に減る
- ドカ食い欲求が消える
- 夜遅くまで食べなくなる
努力はしていません。
“元に戻ろうとする体の力”を邪魔しなかっただけ。
これが、私がリバウンドしなくなった最大の理由です。
正月太り解消で実際にやった具体的な改善方法
ここからは、「じゃあ何をしたの?」という部分を、
かなり具体的にお話しします。
① 食事量を減らさず「食事回数」を整えた
正月中は、
- 起きたら食べる
- テレビを見ながら食べる
- 夜遅くまで食べる
この状態でした。
そこでやったのは、
「3食を、ちゃんと座って食べる」
たったこれだけ。
間食を禁止するのではなく、
食事で満足する形に戻したんです。
② 水分を意識的に摂った
正月太りの相談で、かなり多いのが水分不足。
「食べすぎた」と言う方ほど、
実はほとんど水を飲んでいません。
私自身、
・むくみ
・頭痛
・だるさ
これらが、水分を意識しただけで一気に改善しました。
③ 体重計に乗る頻度を減らした
正直、これは勇気がいりました。
でも、
体重計は“結果”を見る道具
整っていない状態で見ても、
不安が増えるだけ。
私は、
- お腹の張り
- 便通
- 寝起きの感覚
これを基準にしました。
体重が戻り始めたとき、正直こう思った
正月明けから2週間ほど経った頃。
久しぶりに体重計に乗ったとき、
数字は自然に下がっていました。
その瞬間の感情は、
「よかった」より「やっぱりな」
でした。
なぜなら、
・無理していない
・我慢していない
・苦しくない
この状態で、太り続ける方が不自然だから。
ここで私は、確信しました。
ダイエットは戦うものじゃない
整えれば、体は勝手に戻る
リバウンドを繰り返す人と、しない人の決定的な違い
「自分を信用しているかどうか」
リバウンドを繰り返していた頃の私は、
自分をまったく信用していませんでした。
・油断すると太る
・食べたら終わり
・管理しないとダメ
だから、常に制限。
でも今は、
「体はちゃんと戻る」
そう信じています。
この違いが、行動と結果を分けます。
【匿名Q&A】正月太り・ダイエットの本音にズバリ回答
Q1:正月太りは放置すると脂肪になりますか?
A:生活が乱れたままだと脂肪に移行します。ただし、整えれば自然に戻るケースが大半です。
Q2:何日以内に戻せばいいですか?
A:期限を決めるほど、リバウンドリスクが上がります。2~4週間を目安に「整える」で十分です。
Q3:運動しないとダメですか?
A:必須ではありません。まずは生活リズムと食事の安定が先です。
Q4:食欲が止まりません
A:それは意思の弱さではなく、体と心の疲労サインです。制限より回復を優先してください。
Q5:体重計を見るのが怖いです
A:怖い時は見なくて大丈夫です。不安な状態で数字を見るメリットはありません。
Q6:またリバウンドしそうで不安です
A:不安があるのは、過去に無理なダイエットをしてきた証拠。方法を変えれば結果も変わります。
Q7:本当に痩せたいけど、もう疲れました
A:それでも痩せたいと思えるあなたは、十分頑張っています。次は「頑張らない方法」を選んでください。
正月太りは、ダイエット人生を変える分岐点
正月太りは、悪者ではありません。
むしろ、
「これ以上、同じやり方を続けないで」
という、体からのメッセージ。
・何度もダイエットに失敗した
・リバウンドが怖い
・それでも痩せたい
そう思っているなら、
あなたに必要なのは、努力ではなく視点の変更
正月太り=脂肪
ではありません。
正月太り=乱れ
整えれば、体は応えてくれます。
今回は、リバウンドしない形で。
