こんにちは。私はこれまで女性向けにダイエット実践サポートを行ってきた専門家です。
そして同時に、「こんなに頑張っているのに、なぜ痩せないの?」と何度も絶望してきた、ひとりの女性でもあります。
この記事では、「食べてないのに痩せない」「むしろ太る」「気づけばリバウンドしている」
そんな経験を何度も繰り返してきた私自身の体験を、かなり赤裸々に書いていきます。
ダイエット、リバウンド、痩せたい――。
この3つの言葉に心当たりがある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
どんなに我慢しても痩せなかった過去の私
「食べてないアピール」をしていた頃
正直に言います。
私は以前、「こんなに食べてないのに痩せないんです」と、周りに何度も言っていました。
朝はコーヒーだけ、昼はサラダ、夜はスープ。
お腹が鳴っても、「これは痩せている証拠」と自分に言い聞かせていました。
それなのに体重計の数字は、ほとんど動かない。
むしろ、生理前になると増える。
「私の体、壊れてるのかな」
本気でそう思っていました。
一度は痩せる。でも必ずリバウンドする
もちろん、全く痩せなかったわけではありません。
短期間なら、体重は落ちるんです。
でも、その後が地獄でした。
・食欲が止まらない
・甘いものを無意識に買っている
・夜中に目が覚めて何か食べてしまう
結果、体重は元通り。
ひどい時は、ダイエット前より増えていました。
これが、私の「お決まりのリバウンドパターン」でした。
婚活の現場で突きつけられた現実
鏡の前で泣いた日のこと
ある日、婚活イベントに行く準備をしていた時のことです。
ワンピースを着て、全身鏡を見た瞬間、言葉が出ませんでした。
「……あれ?私、こんなに丸かったっけ?」
体重はそこまで増えていないはずなのに、
顔はむくみ、脚はパンパン。
何より、全体的に重たい印象。
その場で座り込んで、涙が出ました。
「痩せたい」の裏にあった本音
当時の私は、「痩せたい」と言いながら、
本当はこう思っていました。
「今の自分のままじゃ、選ばれない」
この思考が、さらにストレスを生み、
ストレスが過食につながり、
また自己嫌悪する。
完全に悪循環でした。
心理学的に見る「食べてないのに痩せない」状態
体が省エネモードに入っていた
心理学と生理学の視点から見ると、
当時の私は極端な省エネモードに入っていました。
食事量が少なく、体が冷え、
「これ以上エネルギーを使ったら危険だ」と脳が判断していたのです。
その結果、
- 代謝が落ちる
- 脂肪を溜め込む
- 痩せにくく、太りやすい体になる
まさに、「食べてないのに痩せない」状態でした。
冷えはメンタルにも影響する
体が冷えると、自律神経が乱れやすくなります。
すると、
- 不安感が強くなる
- 自己否定が止まらない
- 衝動的な行動が増える
ダイエットが続かないのは、
意志が弱いからではありません。
体が冷えて、心まで余裕を失っていたからです。
私が「冷え」に気づいたきっかけ
年中、手足が冷たかった
ある日、カウンセリングで何気なく言われた一言が、転機になりました。
「お腹、触ると冷たいですね」
自分では全く気にしていなかったけれど、
言われてみると、確かに冷たい。
夏でも靴下が手放せず、
寝る時も足先が冷えて眠れない。
これがすべて、ダイエットと関係しているなんて、
当時は想像もしていませんでした。
ここまでのまとめ(前半)
・食べてないのに痩せない
・頑張るほどリバウンドする
・痩せたい気持ちが苦しい
これらの裏には、冷えという共通点がありました。
次回は、
- 具体的に何を変えたのか
- 温活ダイエットの実践内容
- 体と心、婚活での変化
- 匿名Q&Aでのズバリ回答
を、さらに深く掘り下げていきます。
温活ダイエットで私が実際に変えたこと【超具体編】
まず「足す」より「やめる」ことから始めた
冷え性改善と聞くと、何か特別なことを始めなければいけないと思いがちですが、
私が最初にやったのは「新しく何かを足す」ことではありませんでした。
むしろ、冷えを悪化させていた習慣をやめることから始めました。
- 朝起きてすぐ冷たい水やコーヒーを飲む
- 1年中シャワーだけで済ませる
- お腹・足首・首元を冷やす服装
- 夜遅くまでスマホを見続ける
正直、「これくらいで変わるの?」と半信半疑でした。
でも、ここを変えない限り、どんなダイエットをしてもリバウンドする。
今なら、はっきりそう言えます。
「ちゃんと食べる」ことが一番怖かった
温活ダイエットで一番ハードルが高かったのは、
食事量を戻すことでした。
食べたら太る。
今までのダイエット経験が、そう刷り込んでいたからです。
でも、実際は逆でした。
・白米を少量でも毎日食べる
・スープや味噌汁を必ずつける
・冷たいサラダより温野菜
これだけで、体の内側がじんわり温まり、
食後の満足感が明らかに変わっていきました。
体が温まると、痩せたい気持ちが暴走しなくなった
「我慢しなきゃ」が消えていった
温活を続けて1か月ほど経った頃、
ある変化に気づきました。
「今日は甘いものを食べなかった」
それを、努力だと感じていなかったんです。
以前は、甘いものを我慢するだけで
頭の中がそれでいっぱいでした。
でも体が温まり、自律神経が整ってくると、
そもそも強烈な欲求が出なくなっていきました。
体重より「安心感」が先に増えた
体重の変化は、正直ゆっくりでした。
でもその代わり、
- 朝のむくみが減る
- 便通が安定する
- 寝つきが良くなる
- イライラが減る
こうした変化が、確実に積み重なっていきました。
この「安心感」が、
リバウンドしないダイエットの土台になります。
婚活の現場で感じた、決定的な変化
体型より先に、雰囲気が変わった
温活ダイエットを始めて約3か月。
久しぶりに婚活イベントに参加しました。
体重は、マイナス3キロ程度。
正直、劇的ではありません。
でも、周囲の反応が明らかに違いました。
「なんか雰囲気、柔らかくなりましたね」
これを言われた時、はっとしました。
冷えで常に緊張していた体が緩み、
自然と表情や姿勢まで変わっていたんです。
「痩せなきゃ」という焦りが消えた
以前は、
「もっと痩せてからじゃないとダメ」
と、自分にストップをかけていました。
でも、体が整うと、
「今の自分で大丈夫」
そう思える瞬間が増えていきました。
この感覚が、恋愛にも大きく影響します。
心理学的に見る「温活がリバウンドを防ぐ理由」
体温が上がると、自己否定が減る
体温が低い状態は、
脳にとって「非常事態」です。
そのため、思考はどうしてもネガティブになりがち。
温活で体が温まると、
副交感神経が優位になり、
- 自分を責める思考が減る
- 完璧主義が和らぐ
- 失敗しても立て直せる
結果として、
「少し食べた=全部ダメ」という極端思考が消え、
リバウンドしにくくなります。
匿名Q&A|温活ダイエットとリバウンドの本音相談
Q1:本当に食べて痩せられるんですか?
A:正確には「食べて整える」です。
冷えた体では、食べないほど痩せにくくなります。
Q2:体重がすぐ減らず不安です
A:最初は体重より体調の変化を見てください。
体は必ず順番に変わります。
Q3:リバウンド経験が多くて怖いです
A:それだけ体の声を無視してきただけ。
今からでも遅くありません。
Q4:運動は必要ですか?
A:激しい運動は不要です。
まずは温めて、動ける体を作ることが先です。
Q5:婚活中でも間に合いますか?
A:十分間に合います。
体型以上に、雰囲気が変わります。
Q6:何度も失敗して自信がありません
A:失敗ではなく、合わない方法を知っただけです。
「食べてないのに痩せない」から抜け出すために
かつての私は、
- 食べていないのに痩せない
- 頑張るほどリバウンドする
- 痩せたい気持ちが苦しい
そんな状態に、長く苦しんでいました。
でも今は、はっきり言えます。
問題は意志でも努力でもなく、冷えでした。
体を温めることは、
自分を大切にすること。
ダイエットは、戦いじゃありません。
整えた人から、自然と痩せていく。
もし今、
「もう何を信じていいかわからない」
そう思っているなら、
まずは、温めるところから始めてみてください。
