「ダイエットを始めても続かない…」「痩せたいのに、気がつけばリバウンド」「忙しいと心も身体も余裕ゼロ」
そんな悩みを抱えるママさんに、私はこれまで何百人も向き合ってきました。
私はダイエット専門家としてサポートをしていますが、自分自身も育児・仕事・家事の両立で
何度もダイエットに失敗し、リバウンドを繰り返した経験があります。
そして行きついた答えは――
「自律神経を整えない限り、どんなダイエットも長続きしない」という事実でした。
この体験記事では、私自身が“現場で”“泣きながら”“恥ずかしさも全部さらけ出しながら”
向き合ってきたダイエット迷走の日々と、心理学的アプローチ+時短テクで変わった方法を公開します。
なぜママはダイエットが続かない?鍵は「自律神経の乱れ」
ママはとにかく忙しい。
睡眠時間は削られ、子ども中心の生活で自分時間なんてほぼゼロ。
そんな状態で「食事制限」「運動習慣」「カロリー計算」といった
いわゆる“努力型ダイエット”をしようとしても、ほぼ確実に折れます。
私も折れました。もうバキバキに折れました。
●心理学的に見ても、ママは続けられないのが普通
心理学の「自我消耗(エゴ・デプレッション)」では、
意思決定の回数が多いほど意志力は消費される、と説明されています。
育児中のママは意志力の消耗がとにかく激しい。
「ご飯なにする?」「おむつ替え?」「保育園の準備?」「宿題みる?」「帰宅後の用事は?」
もう毎日意思決定の嵐です。
そんな中で
「甘いもの我慢しよう」
「今日こそ運動しよう」
なんて意志力は、普通に生きてるだけでもう残っていません。
つまり…
意志力で頑張るダイエットは、忙しいママには根本的に向いていない。
●そこで出てくるのが「自律神経を整えるダイエット」
自律神経が乱れると、
- ストレス太り
- 寝不足太り
- 便秘
- 基礎代謝低下
- ドカ食いの衝動
この負の連鎖が起きます。
逆に、整うと――
- 食欲の波が安定
- ストレス食い減少
- 睡眠質向上で脂肪が燃えやすくなる
- 短時間のケアで痩せ体質へ変化
「忙しいけど痩せたい」
そんなママのための最短ルートが、“自律神経ダイエット”なのです。
【赤裸々体験談】私が3回リバウンドした理由と、たどり着いた答え
私が過去にやらかしたダイエット失敗の数々は、我ながら恥ずかしいですが…
これを読んで「私だけじゃないんだ」と少しでも楽になってもらえるなら、もういくらでも暴露します。
●失敗①:糖質カットでイライラ爆発
雑誌やインスタで人気だった「糖質制限」。
正直…地獄でした。
お米を抜くたびイライラして、子どもに八つ当たりしそうになって「母親失格かも」と勝手に落ち込む。
夜中にはポテチを開封し「私は意思の弱いダメ母」と自己嫌悪。
心理学的には「制限 → 反動」の典型パターン。
自律神経の交感神経が過剰に優位になって、心も体もずっと緊張状態だったのです。
●失敗②:YouTubeの筋トレで膝を壊す
“自宅で簡単!5分で痩せる!”
この言葉に弱いんですよね…。
当時、深夜のテンションで動画を見ながらスクワット地獄を開始。
結果、翌朝歩けないほどの筋肉痛と膝の痛み。
これもまた、続かずリバウンド。
●失敗③:置き換えダイエットで体調悪化
有名ドリンクに手を出したものの、エネルギー不足でフラフラ。
子どもの送り迎えですら辛い。
当然、続くわけもなく……
そのあと一気に食欲が爆発して“過去最大体重”を更新。
この時のショックは本当に忘れられません。
体重計の数字を見て泣いたのはこれが初めて。
そんな私が変われた「自律神経ダイエット(時短ver)」
そこから一度すべてを見直し、「忙しいママでも続く仕組み」を徹底的に研究。
専門家としても、母としても、現場で試し続けてようやく辿り着いたのがこの方法です。
●ポイント①:1分で副交感神経をONにする「深呼吸ルーティン」
忙しすぎて呼吸が浅くなる → ストレス過多 → 食欲増加
この悪循環を止めるための1分。
私は毎朝、子どもが靴を履くのを待っている間に、こっそり深呼吸してます。
これだけで1日の食欲のブレが全然違いました。
●ポイント②:食べる順番を変えるだけダイエット
制限じゃなく順番。
サラダ → スープ → 主食
これだけで血糖値の急上昇が抑えられ、暴食を防げます。
「忙しいけど痩せたいママ」にとって、もっとも“コスパ最強”の方法。
●ポイント③:夜の5分整体で睡眠の質を上げる
自律神経は寝る直前に整えるのが効果大。
私は布団に入ってから、肩甲骨を軽くほぐすストレッチを5分だけ。
これを始めてから、睡眠の質が上がり、翌朝の体重が落ちやすくなりました。
Q&A(前半)忙しいママの悩みにズバリ回答!
Q1. 自律神経って本当にダイエットに関係あるの?
あります。むしろ最重要です。
自律神経が乱れていると、食欲コントロール・睡眠・代謝すべてが崩れるので、
どんなダイエットも結果が出にくくなります。
Q2. 子育て中はストレスが多すぎて無理じゃない?
「ストレスを無くす」のは不可能ですが、
“溢れ出さないようにする”ことは可能です。
1分深呼吸や、夜の5分整体は、忙しいママでも確実に続けられる“時短自律神経ケア”です。
Q3. リバウンド体質でも本当に痩せられる?
はい。私も3回リバウンドしましたし、今まで指導してきたママさんも
ほぼ全員がリバウンド経験者です。
むしろ、自律神経ダイエットはリバウンドを防ぐのが得意です。
Q&A(後半)さらに深い悩みにズバリ回答!
Q4. 忙しくて運動する時間がありません。どうすれば?
安心してください。自律神経を整えるダイエットでは、運動より「身体の状態」を整えるほうが優先です。
時間がないママには、“ながら動作”を徹底的におすすめします。
たとえば、歯磨き中にかかとを上げる、洗い物しながら肩を回す、子どもの靴を取るついでに片足立ちする。
これだけでも筋肉は刺激され、代謝が落ちにくくなります。
「完璧にやらなきゃ」と思うほど、自律神経は緊張して太りやすくなるので、
“ゆるく・小さく・毎日できる範囲”が正解です。
Q5. 夜に甘いものがやめられません…
これは自律神経の典型パターンで、「脳がオーバーヒートしている状態」です。
実は、甘いもの自体より、食べる“直前のストレスレベル”が問題。
夜の家事が終わった瞬間、気が緩んで交感神経→副交感神経の切り替えがうまくいかず、
その“隙間”に甘いもの欲が入り込むんです。
対策としては、甘いものを禁止するのではなく、
「5分のクールダウン習慣」を作ること。
ストレッチ・白湯・深呼吸など「切り替えの合図」を作ると、
脳の衝動がかなり減ります。
Q6. 睡眠が短くて全然休めません。どうしたら痩せられる?
ママの睡眠不足は本当に深刻で、私もずっと悩んでいました。
ただ、時間よりも大切なのは“睡眠の質”です。
布団に入って1~2分でできる肩甲骨ほぐし、腹式呼吸、手足のストレッチなどは、
副交感神経を強制的にONにする効果があります。
「寝つきが悪い」「眠りが浅い」というママこそ、
質を上げる方向で自律神経を整えるほうが成功しやすいです。
実際、私は睡眠時間が変わらなくても、体重は落ちていきました。
Q7. 自律神経のケアだけで本当に痩せるの?
“ケアだけ”ではなく、ケアすることで痩せる行動がしやすくなるんです。
心理学的に「意思決定の負荷」が下がると、人は自然と健康的な選択をするようになります。
たとえば、ストレスが減れば「今日は甘いものいいや」と思えるし、
睡眠が整えば「朝ごはんをしっかり食べよう」となる。
これこそが、リバウンドしない根本的なダイエット成功の流れです。
Q8. 何から始めればいいか迷ってしまいます。
まずは“1日1つだけ、心が軽くなること”から始めてください。
特におすすめは以下の3つのうちどれか1つです。
- ① 朝の1分深呼吸
- ② 食べる順番を変えるだけ
- ③ 夜の5分ストレッチ
これだけで、自律神経が整い、食欲・睡眠・代謝が改善し、
「痩せたいのに痩せられない」悪循環を断ち切る最初の一歩になります。
【まとめ】忙しいママが痩せるには「無理しないこと」が最大の武器
私が3回リバウンドしたのも、すべて“無理するダイエット”でした。
そして、たくさんのママの相談を受けてきてわかったのは、
「忙しいママが太るのは、意思が弱いからじゃない」ということ。
自律神経が疲れ切っていて、頑張る余力が残っていないだけなんです。
だからこそ――
「すぐできる」
「しんどくない」
「続くように作られている」
この3つを満たす“時短自律神経ダイエット”が、ママの一番の味方になります。
そして何より、ママ自身が少しでもラクになる方法を選ぶことが、
結果としてダイエット成功の最短ルートです。
あなたの身体も心も、もっと軽くていい。もっと優しくていい。
リバウンドばかりの私でも変われたので、あなたも絶対変われます。
【おまけ】リアル赤裸々エピソード:たった1分で変わった日
ある日、子どもが支度しないことでバタバタして、
家を出る直前に私のイライラが爆発しそうになりました。
「もう無理!」と思った瞬間、ふと深呼吸ルーティンをやってみたんです。
そしたら、不思議と気持ちが落ち着き、子どもにも優しく声をかけられました。
その日はなぜか食欲も乱れず、夜の暴食もゼロ。
“たった1分でこんなに変わるのか…”と、涙が出るほど驚きました。
ダイエットは、頑張るものじゃなくて「整えるもの」。
ぜひ今日から、できることから始めてくださいね。
