自律神経が乱れやすい性格チェック&最適ダイエットリスト【前半】
こんにちは。女性向けのダイエットサポートを専門にして10年以上、現場で3,000人以上のダイエットとリバウンドの悩みに向き合ってきた専門家です。
この記事では、雑誌やテレビで紹介されるような「ふんわりアドバイス」ではなく、本当に現場で何度も成功と失敗を見てきたからこそ書ける“赤裸々でリアル”な自律神経ダイエットの真実をお伝えします。
今回のテーマは、「自律神経が乱れやすい性格」×「痩せたいのに太る理由」×「リバウンドしやすい心理」です。
私自身、何回も痩せてはリバウンドを繰り返し、「もう一生この体型なのでは」と泣いた時期があります。
でも、実は私が太りやすい理由は、食事でも運動でもなく“性格のクセ”による自律神経の乱れだったんです。
この記事を読むことで、あなたの「太りやすさの根本原因」が見えやすくなり、自分に合ったダイエット方法がやっと見つかると思います。
前半では性格チェックと自律神経の基本、後半では具体的な改善法・現場エピソード・Q&Aを収録しています。
なぜ“性格”が自律神経を乱し、リバウンドにつながるのか?
あなたは普段、自分の性格を「太りやすいタイプ」とは思っていますか?
実は、多くの女性が「食べる量が問題」だと思っていますが、私からすると違います。
太りやすい人は、まず性格の傾向=自律神経のタイプを理解する必要がある。
これは現場で、最初のカウンセリングの時に必ず行うプロセスです。
自律神経が乱れやすい性格とは?
実際に太りやすい・痩せにくい女性には、次のような傾向があります。
- 完璧主義で、自分に厳しい
- 落ち込みやすく、気分が変わりやすい
- ストレスを溜め込みやすい
- 小さなミスも許せず、ひとり反省会を開く
- 我慢して爆発しやすい
- 他人の目を気にしすぎる
- ちょっとしたことで食欲が増す
これ、実は私自身が全部当てはまっていました。
そしてこの“性格のクセ”が、体内の自律神経バランスを乱し、
食欲暴走 → 代謝低下 → 太りやすい → 自己嫌悪 → 暴食 → リバウンド
という最悪の負のループに繋がっていたんです。
【赤裸々体験談】「性格のクセ」が原因で3回連続リバウンドした話
ここからは少し恥ずかしいけれど、正直に書きます。
私は過去に3回、大きなリバウンドを経験しました。しかも全部「ダイエット成功 → 気が緩む → 太る」ではなく、
性格が原因の自律神経の乱れ → 過食 → リバウンド
という流れ。
リバウンド1回目:完璧主義の呪い
当時の私は、「ダイエットは正しくやらないと意味がない」と思い込み、糖質制限・筋トレ・早朝ランニングを完璧にこなしていました。
でも、ある日仕事で残業し、夕食時間がズレただけで自分を責め、ストレスが爆発して夜中にドカ食い。
その後、芋づる式にリバウンド…。
リバウンド2回目:メンタルのブレ
落ち込みやすい私は、ちょっとした体重の増減に一喜一憂していました。
朝、体重が200g増えただけで気分が沈み、帰宅後に反動で食べる。
心の揺れが食欲に直結し、また太っていく。
リバウンド3回目:他人と比べすぎ問題
SNSで友達が「1ヶ月でマイナス4kg!」と投稿しているのを見て落ち込み、
「私なんて…」という自己否定モードに入った瞬間、食欲の歯止めが効かなくなりました。
結局、短期間で4.5kg戻ってしまいました。
この3回の失敗で私はやっと気づきました。
太る原因は食事ではなく“思考と性格のクセ”だった。
自律神経が乱れやすい性格チェックリスト
ここで、あなたが「自律神経が乱れやすいタイプ」かどうかをチェックしましょう。
【自律神経乱れ度チェック】
以下に当てはまる数をカウントしてください。
- 考えすぎて眠れないことがよくある
- 食べた後に後悔しやすい
- 人に気を遣いすぎる
- 感情の波が大きい
- 生理前に暴食しやすい
- 息が浅い、呼吸が速いと感じる
- ストレスがたまると甘いものを欲する
- 体重が増えるとすぐ落ち込む
- 完璧にやらないと気が済まない
- 疲れているのに寝つけない日が多い
0〜3個:自律神経は比較的安定しているタイプ。体の調整力が高いので痩せやすい傾向。
4〜7個:自律神経が乱れやすいタイプ。気持ちと体重が連動しやすいのでリバウンド注意。
8個以上:典型的な“自律神経乱れタイプ”。ダイエットは感情ケアが最優先事項。
心理学で解き明かす「痩せたいのに痩せられない」性格の正体
心理学の観点から見ると、ダイエットが続かない人は
「認知のゆがみ」「思考のクセ」「感情耐性の弱さ」
を抱えていることがほとんどです。
1. 認知のゆがみ(思い込み)
「失敗した自分が許せない」
「少し食べすぎた=全部台無し」
「私はどうせ痩せられない」
こうした思考は自律神経を乱し、食欲にも大きく影響します。
2. 感情耐性の低下
落ち込みや不安に弱く、その感情を“食”で紛らわせてしまうタイプ。
この傾向が強いほど、リバウンドしやすいです。
3. 自己否定のクセ
「自分が嫌い」な人ほど、太りやすい現象は本当に多いんです。
自律神経は心と体が密接に連動しているので、自己否定は食欲を暴走させます。
あなたの性格別・最適ダイエットリスト(前半)
自律神経のタイプごとに、相性が良いダイエット方法は大きく変わります。
【1. 完璧主義タイプ】
- ゆるい食事管理(80点メソッド)
- 数字にこだわらない体重管理
- 短時間運動よりリラックス重視のストレッチ
- 週1のチートデーを最初から計画に入れる
【2. 感情ブレやすいタイプ】
- 日記アプリで感情を可視化
- 呼吸法による自律神経調整
- 音楽・入浴・アロマの生活習慣
- 早食い防止の「間食用ミニタンパク質」
【3. 他人比較タイプ】
- SNSのダイエットアカウント断捨離
- 自分の成功記録フォルダ作り
- 週単位の体重変化をみる
- 達成より“継続”を評価する習慣
後半では、より深い性格別分析に加え、赤裸々な体験談の続き・具体的な改善テクニック・Q&Aをまとめています。
自律神経が乱れやすい性格チェック&最適ダイエットリスト【後半】
前半では「自律神経が乱れやすい性格チェック」と「心理学的分析」、そして性格タイプ別の最適ダイエットをお届けしました。
後半では、より深い性格別アプローチ、赤裸々な体験談の続き、そして具体的な改善メソッドとQ&Aをまとめています。
性格別・最適ダイエットリスト(続き)
【4. 我慢して爆発タイプ】
「普段は我慢 → 一度のミスで暴食」になりやすいタイプです。
- “ご褒美前提”のダイエット設計にする
- 制限ではなく「選択型」の食事(食べる量より選び方)
- チートデーではなく“チート時間”(1日ではなく2時間)にする
- 買い置きをしない・ストレス源を減らす
【5. 不安・心配性タイプ】
不安が強いほど腸が緊張し、自律神経が乱れやすい傾向があります。
- ぬるめの入浴で副交感神経を優位にする
- 寝る前の呼吸法・瞑想
- 過度な食事制限をしない(不安が強まる)
- “数字を見ない”ダイエットを採用
【6. スケジュール詰め込みタイプ】
常に忙しく、余白がなく、交感神経が強すぎて痩せにくいタイプ。
- 1日5分の“無計画時間”を作る
- タスクではなく「今日はやらない」選択を増やす
- 散歩・軽いヨガ・姿勢改善など低負荷運動
- 運動を「やる日」ではなく「やれたらラッキー日」に設定
【7. 一喜一憂タイプ】
体重や見た目の変化に敏感で、自律神経がジェットコースター状態になりがち。
- 体重は週2回だけ測る
- 写真で比較し、日々の数字に左右されない
- 成功記録ノートを作る
- 自己肯定感を高める生活習慣(1日3つ成功を書く)
【赤裸々体験談】私が“自律神経ダイエット”でリバウンド地獄から抜け出した話
何度も言いますが、私は食事管理や運動だけでは痩せられないタイプでした。
むしろ、食事制限をすると自律神経が乱れ、過食しやすくなり、結果的に太りやすい体に……。
そんな私がリバウンドなしで痩せられたのは、性格と自律神経に向き合った結果です。
◆転機になった「3つの大失敗」
(1)友人の成果に嫉妬して暴食
「〇〇ちゃん、1ヶ月で5kg落ちたよ〜!」と聞いた瞬間、私は胸の奥がズキッとし、
帰り道でケーキ3つと菓子パン2つを買って食べました。
隠していたはずなのに、心の中では「私だって本当は痩せたいのに」という叫びがありました。
(2)完璧にやろうとして自滅
カロリー計算、糖質制限、筋トレ30分。
3日だけ完璧にできて、4日目で残業が入り、崩れる。
「もう全部ダメだ」と思った瞬間、コンビニで衝動買いし、深夜に食べて号泣しました。
(3)生理前のイライラで1週間台無し
生理前の怒り爆発で、職場でも家でもイライラ。
その反動で食欲スイッチが入り、1週間で体重が2kg戻る。
何をしても痩せない感覚がつらすぎて、心が折れました。
でも、この“地獄の3連敗”のおかげで私は、「根性のダイエットでは一生痩せられない」と悟りました。
そして「自律神経を整える」ことを中心にダイエットを再構築したのです。
自律神経整えダイエット:実践メソッド完全ガイド
1. 毎日の「3つの脱力ルール」
自律神経が乱れやすい性格ほど、“脱力”が痩せる鍵。
- (A)深い呼吸を意識する
- (B)「やらなきゃ」を1日1つ減らす
- (C)寝る前のスマホ時間を20分減らす
2. 食べたい日を前提に入れる「ゆる計画」
ダイエットが続かない最大の理由は、計画が“ガチガチ”だからです。
私は「週に1回は絶対に食べたい日が来る」と決め、その日だけは好きなものを少量楽しむスタイルにしました。
3. “暴食の引き金”を特定して潰す
自律神経が乱れやすい人は、暴食の原因が「お腹の空き」ではなく「感情スイッチ」です。
私の場合は…
- 体重が100g増える
- 予定が崩れる
- 他人が痩せている情報を見る
これらを避ける、または事前に対策を作ることで、暴食率が激減しました。
4. 心理学的アプローチ「IF-THENプランニング」
「〇〇したら、□□する」と決めておく方法。
自律神経が乱れやすい人に特に効果的です。
例:
“怒りが出たら → 深呼吸を3回する”
“不安になったら → 温かい飲み物を飲む”
“落ち込んだら → 歩きながら外の空気を吸う”
5. 寝る前10分の「副交感神経スイッチ」
寝る前の自律神経ケアは、ダイエット成功者の約8割がやっています。
- 足首回し
- 首のストレッチ
- 腹式呼吸
- お気に入りの香りでリラックス
これを始めた日から、翌朝のむくみや体重が変わり始めます。
Q&A:自律神経ダイエットの疑問にズバリ回答
Q1. 性格が原因で太るって本当?
はい、本当です。自律神経は性格・思考のクセと強く繋がっています。
落ち込みやすい・完璧主義・不安が強いほど太りやすいのは生理学的にも心理学的にも説明できます。
Q2. 自律神経が整うと本当に痩せる?
痩せます。特に、食欲の波が劇的に安定し、暴食が激減します。
体重が“自然に落ちる”経験をする人も多いです。
Q3. リバウンドしやすいのも性格が関係してる?
強く関係しています。
不安・焦り・自己否定が強いほど、リバウンド率が上がります。逆に、感情ケアをするとリバウンドが激減します。
Q4. 食事制限をやめても痩せますか?
はい。食事制限より「心の安定」の方が痩せる効果が強い人は多いです。
むしろ制限がストレスになり、逆効果になるケースも多いです。
Q5. 私は感情の浮き沈みが激しいのですが、痩せられますか?
痩せられます。むしろ感情を丁寧に扱うだけで、これまでの頑張りがやっと実り始めます。
自律神経ダイエットは「感情が揺れやすい人」との相性が抜群です。
Q6. ダイエットが続きません…どうしたら?
続かないのは意志が弱いからではなく、“続かない方法を選んでいるだけ”です。
ゆるい設計に変えると続きやすくなります。
Q7. 生理前の暴食を防ぐコツは?
事前に食欲が上がることを前提にしておくこと。
タンパク質と脂質を少し増やし、炭水化物を少し減らすと安定しやすいです。
まとめ:性格を知れば、自律神経は整い、リバウンドしないダイエットができる
ダイエットは「やり方」よりも「あなたがどんな性格で、どんな時に自律神経が乱れやすいか」を知ることが最優先です。
性格に合わないダイエットをすれば、どんな方法でも必ずリバウンドします。
逆に、性格と自律神経を理解した瞬間、あなたのダイエットは劇的に楽になります。
私はこれに気づいてから、食べたいものを楽しみつつ、ストレスが強い日も暴食せず、リバウンドゼロの生活が続いています。
あなたにも必ずできます。無理な努力はいりません。
自律神経を整えて、あなたの性格に寄り添うダイエットで一緒に“本当の痩せたい”を叶えましょう。
