こんにちは。女性向けダイエットを長年サポートしてきたダイエット専門家です。この記事では、私自身が10回以上のリバウンドを経験し、そのたびに「痩せたいのに、なぜか太る」という地獄を味わってきた中で気づいた、“食べないと逆に太る身体になる”という残酷すぎる真実について、赤裸々にまとめました。

よく「食べなきゃ痩せる」「カロリーを減らせば痩せる」と思われがちですが、現場で女性のダイエットを見てきた私からすると、それは半分嘘で半分正解。むしろ間違った方向に進むと、食べないほど太ります。そしてその原因の大部分を占めるのが、血糖値の乱れなんです。

これはマスコミや雑誌が表面的にしか触れない領域。実際の現場では、食事制限に励む女性ほど「食べていないのに太る」「痩せたあとすぐリバウンドする」という悲劇が起きています。

今回は、私自身の失敗談も含めて、“心理学的分析 × 栄養学 × 実体験”をすべて融合して徹底的に解説していきます。

食べないダイエットを続けると太りやすくなる理由

私は20代後半から30代前半まで、とにかく食べないダイエットばかり試していました。

・朝はプロテインだけ
・昼はサラダだけ
・夜はスープだけ

これで一時的に体重は落ちます。でも必ず戻る。むしろ前より太る。この「リバウンド地獄」こそが、食べないダイエットの最大の罠です。

そのメカニズムはたった一つ、血糖値が乱れるから

血糖値が落ちると太りやすくなるメカニズム

人の身体は血糖値が急降下すると、脳が「危険!」と判断して脂肪を蓄えやすくなる仕組みを持っています。これは生命維持のために必要な反応ですが、ダイエット中は完全に敵になります。

血糖値が落ちると:

  • 強烈な食欲が出る
  • 糖を欲しがる(パン・麺・お菓子)
  • 脂肪を蓄えるホルモンが増える
  • 筋肉が分解されて代謝が落ちる

つまり、食べないことが「痩せない身体」「太りやすい身体」を自分で作ってしまっているんです。

【体験談】食べないのに太る「謎の現象」が起きた黒歴史

私は過去、婚活もしていた時期がありました。見た目に自信がなくて、必死に痩せようとして“食べないダイエット”に突っ走ったことがあります。

しかしその結果、デートの日に限って顔がむくむ。身体がだるい。会話に集中できない。そして帰り道に「なんで私は痩せたいのに痩せられないんだろう」とコンビニでスイーツを爆買いして、家で泣きながら食べる。

今思えば完全に血糖値の乱れが原因でした。

食べない → 血糖値低下 → 脳が危険認識 → 過食衝動 → 自己嫌悪 → 再び食べない → もっと太る

この悪循環を何度繰り返したかわかりません。

心理学的に見る「食べないほど太る理由」

心理学の観点から見ると、血糖値が低い状態は“前頭前野の機能低下”を招きます。前頭前野は自制心・意志力を司る場所。

つまり、低血糖状態は:

  • 衝動食いが増える
  • 冷静に判断できない
  • ストレスに弱くなる
  • ダイエットが続かなくなる

これを知らずに「自分は意思が弱い」と責め続けた私は、本当に可哀想だったと思います。意思の問題ではなく、ただ血糖値が落ちすぎていただけだったんです。

血糖値を安定させると「痩せたい」が簡単に叶う理由

血糖値が安定すると、驚くほど食欲が落ちます。

・甘い物欲が減る
・夜の暴食が止まる
・無駄な空腹感がなくなる
・ストレス食いが減る

つまり、努力や根性ではなく「身体が自然と痩せる方向に動く」という状態になります。

【Q&A①】食べないでいるときに太るのはなぜ?

答え:血糖値が低く、脂肪を溜め込むモードになるから。

血糖値が落ちると、身体は「節約モード」に入り、なるべく脂肪を保存しようとします。それが“食べないのに太る”現象の正体です。

【Q&A②】一時的に食べないと体重が減るけど、これは良い痩せ方?

答え:NO。ほぼ水分と筋肉が減っただけです。

脂肪はほとんど減っていません。むしろ筋肉が減るので代謝が下がり、結果的に太りやすくなります。

【Q&A③】食べている方が痩せるって本当?

答え:正しく食べれば本当です。

血糖値を安定させる食べ方をすると、身体は「脂肪を使うモード」に切り替わります。

だから食べながら痩せられます。これは私が現場でサポートしてきた女性たちが全員経験していることです。

血糖値を安定させるための“3つのランチ戦略”

① 食物繊維を最初に食べる

サラダ・海藻・きのこなど。これだけで血糖値の急上昇を抑えられます。

② タンパク質を必ず入れる

卵、サラダチキン、豆腐など。タンパク質が少ないと血糖値が乱れやすく、食欲も暴走します。

③ 炭水化物は最後に食べる

白米・パン・麺を先に食べるクセがある人は要注意です。

【体験談】これをやった瞬間、過食が止まった話

私が最初に変えたのは「順番」。ただそれだけ。

これだけで:

  • 甘い物欲が激減
  • 夜の過食がゼロ
  • 2週間でウエスト−3cm

こんなに効果が出るのかと正直驚きました。

努力でも根性でもなく、ただ身体の仕組みを味方につけただけです。

ここまでが前半です。後半では、さらに深い体験談、ダイエット失敗の心理構造、リバウンドを防ぐ具体策、そしてQ&Aの続きも含めて徹底的に書いていきます。

血糖値が乱れると「リバウンド体質」が完成してしまう理由

ここからは、私が“人生で最も苦しんだリバウンド期”の話を交えながら、なぜ血糖値が乱れるとリバウンドしやすくなるのかを徹底的に書きます。

私は過去、5kg痩せては6kg増え、7kg痩せては12kg戻るという「逆成長ループ」を何年も続けていました。周りからは「努力してるのに結果が出ないタイプ」と思われていましたが、実際は食べないダイエット → 低血糖 → 過食 → 自己嫌悪 → 再び食べない…という悪循環を繰り返していただけでした。

血糖値が乱れると:

  • 空腹感が強くなる(脳が「糖をよこせ」と叫び出す)
  • ストレスホルモンが増え、脂肪が落ちにくい
  • 感情の起伏が激しくなり、やけ食いしやすい
  • 異常に甘い物が欲しくなる

この「感情 × 代謝 × ホルモン」三重苦が、ダイエットの失敗を確実に引き寄せます。

私は当時、この仕組みを知らずに「自分は意志が弱いからだ」と責め続け、さらにストレスで過食が悪化するという地獄に落ちていました。

【体験談】婚活中、血糖値が乱れすぎて“素の自分”を出せなくなった話

ここからは少し恥ずかしい話ですが、匿名相談スタイルなので赤裸々に書きます。

当時、婚活アプリで出会った人と初デートの日。私は「痩せたい」「少しでも細く見られたい」という必死の思いから、前日の夜は食べず、当日も朝はコーヒーだけ。

すると、デート前の待ち合わせに向かう電車の中で、手が震え始めました。軽いめまいまでして、正直「倒れるかも」と思いました。

その日の私は、会話の途中で頭が真っ白に。相手の話が理解できず、リアクションもぎこちなくなり、結果的に「なんか距離を感じる人だね」と言われて終了。

あの日、私は「自分は人間として魅力がないのでは…?」と落ち込み、帰り道のコンビニでチョコとアイスを大量買いして、家で泣きながら食べました。

でも今思えば、これはただの低血糖。
私の魅力がないのではなく、血糖値が落ち切って脳が正常に働いていなかっただけ。

血糖値の知識を持っていれば、人生が変わっていた初デートでした。

血糖値を整えると「自信」まで戻ってくる不思議

血糖値を整えると、一番変わるのは“感情”。これが本当に大きい。

血糖値が安定すると:

  • イライラしにくくなる
  • 自己肯定感が上がる
  • 冷静な判断ができる
  • 食欲に振り回されない
  • ストレス食いが消える

痩せるかどうかより先に、「自分を取り戻せる」というメリットがあります。
これは多くの女性が見落としているポイントです。

現場でサポートしてきた女性たちは、「痩せた」よりも先に「感情が安定した」「イライラが消えた」と報告します。

身体と心はセット。血糖値はその中心にあります。

【Q&A④】血糖値が落ちると食欲が爆発するのはなぜ?

答え:脳が“生命の危機”と判断するからです。

血糖値が落ちると、脳は安全を確保するために、“手っ取り早く血糖値が上がる食べ物”を要求します。

これがパン・麺・クッキーなど。
つまり、あなたが悪いのではなく生理反応。

だからこそ、食べないダイエットは絶対に続きません。

【Q&A⑤】夜に過食してしまうのをやめたい。どうすればいい?

答え:夜の過食は、昼の血糖値でほぼ決まります。

夜に食欲が暴走する人は、昼の食事が少なすぎるか、炭水化物だけに偏っている可能性が高いです。

  • お昼を軽くしすぎる → 夕方に血糖値が急降下 → 過食
  • 糖質だけのランチ → 血糖値爆上がり → その後急降下 → 過食

つまり、夜の暴食は夜の問題ではなく、昼の食事の問題。

私はランチを改善してから、夜の「止まらない食欲」が完全に消えました。

【Q&A⑥】食べると太るのが怖くて、つい食事を減らしてしまう…

答え:その恐怖が一番太る原因です。

「食べたら太るかも…」と不安になり食事を減らすと、血糖値が乱れ、結果的に太りやすい体質になります。

そして心理学的にも、“制限”は反動を生みます。
人は「禁止」されると、余計にそれが欲しくなるものです。

だからダイエットは「食べない戦略」ではなく「整える戦略」に変えることが重要です。

血糖値を整える最強の1日の食べ方モデル

【朝】タンパク質を入れる(卵・納豆・ヨーグルトなど)

朝に糖質だけだと血糖値が乱れ、1日中食欲が暴走します。

【昼】食物繊維 → タンパク質 → 炭水化物の順番

この順番ができるだけで、過食が激減します。

【夜】血糖値が安定しているから自然と軽めの食事で満足

努力ではなく「自然にそうなる」のが最大のポイント。

【体験談】血糖値を整えてからリバウンドしなくなった話

私は、血糖値を整えるダイエットに切り替えてから一度もリバウンドしていません。

リバウンドしなくなった理由は明確でした。

  • 我慢していないからストレスがゼロ
  • 甘い物欲が自然に減った
  • 食欲の波が安定している
  • ちょっと食べ過ぎてもすぐ戻る

そして、自分の身体に対して「敵」ではなく「味方」という感覚を持てるようになりました。

【Q&A⑦】血糖値ダイエットは続けやすい?

答え:続きます。むしろ“勝手に”続きます。

理由はひとつ。
「努力している感覚がない」からです。

  • 食べているのに痩せる
  • 甘い物欲が減る
  • 夜の過食がなくなる
  • ストレスが減る

これほど続けやすいダイエットは他にありません。

まとめ:食べないダイエットは“太る身体”を作る

食べないと痩せるどころか、血糖値が乱れて太りやすくなる。
これは私が10回以上リバウンドした経験から、心の底から伝えたい真実です。

血糖値を整えると:

  • 過食が自然に減る
  • 甘い物欲が消える
  • 夜の暴食が止まる
  • ストレス食いがなくなる
  • 努力ゼロで痩せる
  • リバウンドしない身体になる

ダイエットは「食べない」ではなく「整える」。
これが、痩せたい女性に伝えたい最大の答えです。

今日からできることはただ一つ。

血糖値を安定させる食べ方に変えること。

これがあなたの未来を変えます。
そして、あの頃の私のように苦しむ女性がひとりでも減ることを心から願っています。