「どうして私だけ、くびれができないんだろう」
鏡の前で何度そう思ったかわかりません。ダイエットをして体重は減ったのに、ウエストは寸胴のまま。SNSで見る“くびれ女子”を見ては、「あれは才能でしょ」と諦めていました。
でも、ダイエット専門家として数え切れないほどの女性をサポートし、そして何より自分自身が何度も痩せて、何度もリバウンドしてきた経験から、はっきり言えることがあります。
くびれは才能じゃありません。
正確に言えば、「正しい順番」と「リバウンドしない思考」を知らなかっただけなんです。
この記事では、私自身のかなり赤裸々な失敗談と、匿名相談で寄せられたリアルな悩みにズバッと答えながら、ダイエット・リバウンド・痩せたいという永遠のテーマに真正面から向き合います。
なぜ頑張ってもくびれができないのか?
体重が減っても見た目が変わらない理由
まず最初に知ってほしいのが、「体重が減る=くびれができる」ではないという事実です。これは多くの女性が勘違いしています。
私もそうでした。
20代後半、糖質制限ダイエットで一気に7kg落としたことがあります。体重計の数字は毎日減るのに、鏡に映る私はどこか貧相で、ウエストは相変わらず直線的。むしろ肋骨だけ浮き出て、女性らしさは消えていました。
このとき私がやっていたのは、
- とにかく食べない
- 有酸素運動を毎日1時間
- お腹は凹ませればいいと思っていた
今思えば、完全に「リバウンド一直線コース」です。
くびれを邪魔する3つの落とし穴
現場で多くの女性を見てきて、くびれを作れない人には共通点があります。
① お腹だけをどうにかしようとする
腹筋だけやっても、くびれはできません。むしろ間違った腹筋はウエストを太く見せます。
② 我慢型ダイエットをしている
食事制限だけで痩せると、体は「省エネモード」に入り、脂肪を溜め込みやすくなります。
③ リバウンドを前提に考えていない
「今だけ頑張る」ダイエットは、必ず反動が来ます。これは意志の弱さではなく、脳の仕組みです。
【体験談】私が3回リバウンドして気づいた真実
1回目のリバウンド:達成感の裏にあった油断
初めてダイエットに成功したとき、正直「もう太らない」と思っていました。体重計の数字が減るたびに、自分を褒めていました。
でも、ある日突然スイッチが切れます。
「今日は頑張ったから、ちょっとくらいいいよね」
その“ちょっと”が毎日になり、気づけば体重は元通り。
このとき感じたのは、強烈な自己嫌悪でした。
「やっぱり私は意志が弱い」「痩せたいなんて無理なんだ」
2回目のリバウンド:知識武装の落とし穴
次は本やネットで勉強しました。栄養学、PFCバランス、代謝…。知識は増えたのに、結果は同じ。
むしろ知識がある分、
「これはOK」「これはNG」と自分を縛りすぎて、食べることが怖くなりました。
その反動で、ある夜コンビニでお菓子を大量買いし、車の中で泣きながら食べたこともあります。今思い出しても胸がギュッとなります。
3回目のリバウンド:心が折れた瞬間
3回目は「もう最後にしよう」と決めたダイエットでした。でも結果は、やっぱりリバウンド。
体重が戻っただけでなく、自信も自己肯定感も失いました。
このとき初めて気づいたんです。
「これは体の問題じゃない。心の問題だ」と。
心理学的に見る「リバウンドの正体」
なぜ人は元に戻ろうとするのか?
人間の脳には「恒常性(ホメオスタシス)」という仕組みがあります。これは、変化を嫌い、元の状態に戻そうとする力です。
急激なダイエットは、脳にとって危機です。
だから必死で食欲を増やし、脂肪を溜め込もうとします。
つまり、リバウンドは失敗ではなく、正常な防衛反応なんです。
「痩せたい」が強すぎる人ほど失敗する理由
意外かもしれませんが、「絶対に痩せたい!」という気持ちが強すぎる人ほど、リバウンドしやすい傾向があります。
なぜなら、
- 結果だけを追いかける
- 過程を楽しめない
- 少しの失敗で全てを否定する
この思考パターンが、ダイエットを短期決戦にしてしまうからです。
くびれ作りは、短距離走ではなく習慣のマラソンです。
ここまでで、「あ、これ私かも…」と思った方、大丈夫です。
次のパートでは、実際にどう変えればいいのか、具体的な改善方法とQ&Aを交えて解説していきます。
くびれを作るために私が実際に変えたこと
「頑張るダイエット」をやめた瞬間から体が変わった
3回目のリバウンドで心が折れた私は、初めて「もっと頑張ろう」をやめました。
代わりに決めたのは、一生続けられないことはやらないというルールです。
これが、くびれ作りとリバウンド防止の分かれ道でした。
改善① お腹を鍛えない勇気を持つ
多くの女性が驚くのですが、私は最初の1か月、腹筋運動を一切やめました。
理由はシンプルで、くびれは「お腹」ではなく「姿勢」と「呼吸」で決まるからです。
猫背のまま腹筋をすると、腹斜筋ではなく腹直筋ばかり使われ、ウエストが四角くなります。
私が最初にやったのは、
- 座るときに骨盤を立てる
- 息を吐ききる呼吸を意識する
- お腹を凹ませない
これだけです。正直、「こんなんで痩せたい私が変われるの?」と半信半疑でした。
改善② 食事制限を「調整」に変えた
それまでの私は、「食べたら太る」という恐怖で生きていました。
でも、専門家として多くの女性を見てきて確信したのは、食事を減らすほどリバウンドは近づくという事実です。
私がやめたこと:
- カロリー計算
- 完全NG食品の設定
- 空腹を我慢すること
代わりにやったのは、「昨日食べすぎたら今日は軽め」という調整思考。
この思考に変えてから、暴食が激減しました。
なぜなら、脳が「また食べられる」と安心するからです。
改善③ 体重計に乗る頻度を減らした
毎日体重を測って一喜一憂する生活もやめました。
体重は水分やホルモンで簡単に変動します。
特に女性は、生理周期で2〜3kg変わることも珍しくありません。
私は、
- 体重:週1回
- 鏡チェック:毎日
- 服のフィット感:最重要
この基準に変えました。すると、「あれ?ウエストのラインが違うかも」と先に気づけるようになります。
【赤裸々体験談】初めて「くびれ」を感じた日
ある朝、ジーンズを履いたときのことです。
いつも引っかかっていたウエスト部分が、スッと上がりました。
鏡を見ると、うっすらですが、腰骨の上に影ができていました。
体重は、ほとんど変わっていません。
それでも私は、トイレで一人ガッツポーズしました。
「やっと報われた…」と、少し泣きました。
この瞬間に確信したんです。
ダイエットは、数字じゃない。
匿名相談Q&A|くびれ・ダイエット・リバウンドの本音
Q1. 何度もリバウンドしていて、もう自信がありません
A. 自信がないのは、失敗したからではなく、失敗を「自分の価値」と結びつけているからです。リバウンド=ダメではありません。体が正常に働いた証拠です。
Q2. 運動が本当に苦手です。それでもくびれは作れますか?
A. 作れます。くびれは筋トレよりも「日常姿勢」と「呼吸」が9割です。運動嫌いな人ほど、無意識のクセを直す方が効果的です。
Q3. 食欲が止まらない夜があります
A. 意志の問題ではありません。日中に我慢しすぎています。「夜だけ異常」は、ほぼ100%昼の制限が原因です。
Q4. くびれができるまでどれくらいかかりますか?
A. 早い人で2〜3週間、平均で1〜2か月です。ただし体重ではなく「ライン」で判断してください。
Q5. 年齢的にもう遅い気がします
A. 遅いことはありません。むしろ年齢を重ねた体ほど、正しい方法で変化が出ます。無理なダイエットをやめるだけで体は応えてくれます。
Q6. 周りの目が気になって続きません
A. 周りはあなたの体型より、自分のことで精一杯です。意外と誰も見ていません。それより、自分が自分をどう見るかが一番大切です。
リバウンドしない人が必ず持っている共通点
成功している人は、特別なことをしていません。
- 完璧を目指さない
- 失敗を想定している
- 「痩せたい」より「心地よくいたい」を優先
だから、戻らないのです。
まとめ|くびれは「才能」ではなく「選択」
ここまで読んでくださってありがとうございます。
何度もダイエットに失敗し、リバウンドし、「痩せたい」と願ってきたあなたに、最後に伝えたいことがあります。
あなたの体は、裏切っていません。
間違った方法を、必死に信じていただけです。
くびれは、選ばれた人だけのものではありません。
正しい順番で、心と体を扱えば、誰でも変われます。
今度こそ、「最後のダイエット」にしませんか。
