こんにちは。ダイエット専門家として、これまで数百人以上の女性の「痩せたい」「でもリバウンドしてしまう」という声に向き合ってきました。
今回の記事は、正月太りをきっかけにダイエットを始めては失敗し、また太ってしまう…そんな負のループから抜け出せずにいる女性に向けた、かなり赤裸々な体験談ベースの記事です。
雑誌やSNSにあるような「これを食べれば痩せる」「運動はこれだけ」といった表面的な話ではありません。実際に現場で、悩み、泣き、失敗し、リバウンドを繰り返してきた女性たちのリアルと、そこから見えてきた“リバウンド体質の正体”を、心理学的な視点も交えながら解説します。
正月太りは「イベント太り」ではなく「思考太り」
まず、はっきりお伝えします。
正月太りの原因は、お餅でもおせちでもありません。
もちろん、食べ過ぎはあります。でも本当の原因は「正月だから仕方ない」「どうせまたダイエットすればいい」という思考のクセにあります。
実際に私のもとに相談に来た30代女性Aさんは、こんなことを言っていました。
「正月は毎年太るんです。でも、毎年1月中旬から本気出してダイエットすれば戻るって分かってるから、年末年始は開き直って食べちゃいます」
この“分かっているつもり”が、実はリバウンド体質の入口です。
一時的に痩せても、必ず戻る理由
ダイエットで一度痩せた経験がある人ほど、リバウンドしやすい傾向があります。
なぜなら、「また痩せればいい」という成功体験が、油断を生むからです。
これは心理学でいう「学習性安心感」に近い状態。過去に戻せた経験があると、人は無意識に同じ失敗を繰り返します。
正月太り → 焦ってダイエット → 短期間で痩せる → 気が緩む → リバウンド
このサイクル、思い当たる節はありませんか?
リバウンドを繰り返す女性の共通点
これまでのサポート経験から、リバウンド体質の女性には驚くほど共通点があります。
①「痩せたい」が口癖になっている
常に「痩せたい」と言っている人ほど、実は行動が安定していません。
なぜなら「痩せたい」は願望であって、覚悟ではないからです。
相談現場では、こんな本音がよく聞こえてきます。
「本当はそこまで我慢したくない」
「できれば楽に痩せたい」
「一生続く生活改善はちょっと無理」
これ自体は悪いことではありません。でも、この状態で極端なダイエットをすると、反動で必ずリバウンドします。
②短期結果ばかりを追いかける
「1ヶ月で−5kg」「正月太りを2週間で解消」
こうした言葉に強く惹かれる人ほど、リバウンド体質です。
短期間で体重を落とす方法は確かに存在します。しかし、それは“維持できない痩せ方”であることがほとんど。
体は変化を嫌います。急激に痩せると、脳は「飢餓状態だ」と判断し、次に食べられるときに脂肪を溜め込もうとします。
これが、ダイエット後に食事量を戻した瞬間、一気に太る正体です。
③「私は意志が弱い」と思い込んでいる
これは非常に多いです。
「どうせ私、続かないんです」
「また三日坊主になると思います」
こうした自己否定は、実は脳への暗示になっています。
心理学では「自己成就予言」と呼ばれ、人は思い込んだ通りの行動を取る傾向があります。
つまり「リバウンドする自分」を信じている限り、その未来を無意識に選び続けてしまうのです。
【赤裸々体験談】何度も正月太りを繰り返したBさんの告白
ここで、実際にあった匿名相談を紹介します。
30代後半・会社員のBさん。彼女は10年以上、正月太りとダイエット、リバウンドを繰り返していました。
「毎年、年末に体重計を見るのが怖くて。でも正月は実家で食べるしかないし、もうどうでもいいやって思っちゃうんです」
「1月になると焦って、糖質制限したり、急に走り始めたり。でも2ヶ月くらいで限界が来て…気づいたら元通り。それどころか前より太ってることもありました」
彼女が特に苦しんでいたのは、体型そのものより自己嫌悪でした。
「またできなかった」「私って本当にダメ」
この感情がストレスになり、結果的に過食やドカ食いにつながっていたのです。
会議室ではなく“現場”で分かったこと
理論だけなら、「食事管理と運動を続けましょう」で終わります。
でも現場では、それができない理由が必ずあります。
Bさんの場合、問題は食事内容ではなく、完璧主義でした。
「今日はお菓子食べちゃった。もう今日はダメだ」
この思考が出た瞬間、その日は暴食に切り替わってしまう。
これが、リバウンド体質の典型例です。
リバウンド体質から抜け出すために必要な視点
ダイエットで本当に大切なのは、「痩せること」ではありません。
「太らない考え方」を身につけることです。
体重は結果であって、原因ではありません。原因は、日々の選択と、それを生み出す思考です。
次回後半では、
- リバウンドを防ぐ具体的な改善方法
- 正月太りを引きずらない現実的な行動プラン
- よくある匿名Q&A(5〜8問)へのストレート回答
を、さらに踏み込んで解説していきます。
「また今年も同じことを繰り返しそう…」と感じているなら、ぜひ後半も読んでください。
リバウンド体質から抜け出すための具体的な改善方法
ここからは、「じゃあ結局どうすればいいの?」という部分を、かなり具体的に解説していきます。
リバウンド体質の改善は、気合いや根性ではありません。考え方と行動の設計を変えるだけで、体は驚くほど安定します。
①「100点思考」を今すぐ捨てる
リバウンドを繰り返す女性の多くが、無意識に100点を目指しています。
・お菓子を一切食べない
・毎日運動しなきゃ意味がない
・完璧に守れなかったら失敗
この思考が、一度の脱線を暴走に変えます。
心理学ではこれを「全か無か思考」と呼びます。0点か100点しか認められない状態です。
おすすめは、最初から60点で合格というルールを自分に与えること。
・間食してもOK
・運動できない日があってもOK
・体重が減らない週があってもOK
この「余白」が、リバウンドを防ぎます。
②正月太り解消は「減らす」より「戻す」意識
正月太りをすると、すぐに
「減らさなきゃ」
「早く元に戻さなきゃ」
と焦りが出ます。
でも実際にやるべきなのは、特別なことをやめること。
・夜更かしをやめる
・間食の回数を元に戻す
・食事時間を通常モードに戻す
体重は、生活リズムを戻せば自然と落ちていきます。
短期集中で何かを足すのではなく、「正月仕様」を一つずつ手放すイメージです。
③「痩せたい理由」を感情レベルで掘り下げる
「痩せたい」という言葉の裏に、どんな感情がありますか?
・自分に自信を持ちたい
・写真に写るのが怖い
・服を選ぶたびに落ち込む
数字ではなく、感情にフォーカスすると、行動が安定します。
これはモチベーション心理学でも重要なポイントです。
体重−3kgより、「自分を責める回数が減った」の方が、長期的には痩せ続けます。
【体験談続編】Bさんがリバウンドしなくなった理由
前半で紹介したBさん。
彼女が劇的に変わったきっかけは、「痩せるための努力」をやめたことでした。
「今日はもう疲れたから運動しない」
「甘いもの食べたけど、まあいいや」
以前なら、ここで自己嫌悪→暴食コース。
でもサポートの中で、自分を責めない練習を徹底しました。
・体重は週1回だけ見る
・できたことを3つ書く
・失敗を分析しない
その結果、体重はゆっくり減り、何より戻らなくなったのです。
「正月太りしても、怖くなくなりました。戻せるって分かってるから」
この安心感こそ、リバウンド体質を抜けた証拠です。
よくある匿名Q&A|リバウンド・正月太りの本音相談
Q1. 正月太りは何日で戻すのが理想ですか?
A. 体重だけなら1〜2週間で戻りますが、焦らないことが最優先です。急ぐほどリバウンドします。
Q2. 食事制限と運動、どちらを優先すべき?
A. 正月太り直後は生活リズムの修正が最優先。無理な運動は不要です。
Q3. またリバウンドする気がして怖いです
A. 怖いと感じる人ほど、過去に頑張りすぎています。今回は“頑張らない設計”を意識してください。
Q4. ダイエットが続かない自分は意志が弱い?
A. 意志の問題ではなく、方法が合っていないだけです。続かないのは正常です。
Q5. 何度も失敗しているので、もう遅い気がします
A. むしろ経験が多い人ほど、正しいやり方に気づけば安定します。失敗は資産です。
Q6. 痩せたい気持ちが揺らぐのはダメですか?
A. 揺らいで当然です。揺らぎながらでも戻れる仕組みが、リバウンドしないダイエットです。
Q7. 正月太りしない人は何が違う?
A. 太らないのではなく、戻すのが上手いだけ。完璧主義ではありません。
リバウンドを制する者はダイエットを制す
痩せること自体は、実はそれほど難しくありません。
難しいのは、元に戻らないこと。
正月太りを繰り返す人は、ダメなのではなく、やり方を間違えてきただけです。
もう「今年こそ失敗しない」と気合を入れる必要はありません。
失敗しても戻れる自分を作ること。
それが、リバウンド体質を卒業し、本当に痩せたい人が選ぶダイエットです。
