正月が終わるたびに、「また太った…」「今年こそ痩せたいと思ってたのに」と落ち込んでいませんか?

私はこれまで、女性向けのダイエット現場で数えきれないほどの相談を受けてきました。その中で、正月太りから抜け出せない人には、ある“決定的な共通点”があることに気づきました。

それが、この記事のテーマでもある「〇〇をしていない」という事実です。

先に結論を言うと、正月太りから抜け出せない人ほど、自分の行動と感情を振り返っていないのです。

ダイエット、リバウンド、痩せたい。この言葉に長年振り回されてきた女性にこそ、ぜひ読んでほしい内容です。

なぜ正月太りは毎年「定着」してしまうのか

正月太り自体は、実はそれほど問題ではありません。年末年始に体重が増えるのは、ごく自然なことです。

問題は、「正月太りがそのまま定着し、気づけば春になっても戻っていない」ことです。

正月太りが戻らない本当の理由

多くの人は、「食べすぎたから」「運動しなかったから」と原因を考えます。しかし、現場で見てきた限り、それは表面的な理由にすぎません。

本当の理由は、正月明けの行動が極端すぎることにあります。

・急に食事量を減らす
・炭水化物を極端に抜く
・いきなりジムに通い始める

これらは一時的には体重が減りますが、ほぼ確実にリバウンドを引き起こします。

【赤裸々体験談】私が毎年正月太りを繰り返していた頃

ここで、少し恥ずかしいですが、私自身の話をさせてください。

今でこそダイエット専門家として活動していますが、20代後半の私は、正月太りの常習犯でした。

年末年始は「一年頑張ったご褒美」と言い訳して、朝からお餅、昼は実家のご馳走、夜はお酒とおつまみ。体重計に乗るのが怖くて、正月中は一切測りません。

そして仕事始めの日、意を決して体重計に乗る。

数字を見た瞬間、頭が真っ白になりました。

「え、こんなに?」

そこから私の無謀なダイエットが始まります。

朝食は抜き、昼はサラダだけ、夜はプロテイン。お腹が鳴るのを我慢しながら、「これを乗り切れば痩せる」と自分に言い聞かせる日々。

最初の1週間で体重は落ちました。でも、心はどんどん荒んでいきました。

友人との食事が怖くなり、イライラし、ある日ついに我慢が崩壊します。

気づいたら、深夜にコンビニで菓子パンとアイスを大量に買い、泣きながら食べていました。

翌朝の体重は、正月明けよりも増えていました。

これが、私の典型的なリバウンドパターンでした。

正月太りから抜け出せない人ほど「振り返り」をしていない

この失敗を何度も繰り返す中で、私はあることに気づきました。

それは、自分がなぜ太ったのかを、感情レベルで理解していなかったということです。

行動だけ見ても、ダイエットは失敗する

多くの人は、「何を食べたか」「運動したか」ばかりを気にします。

しかし、現場で結果を出している女性たちは、必ずこうした振り返りをしています。

・なぜ食べすぎたのか
・どんな気持ちだったのか
・本当は何が欲しかったのか

ここを無視すると、同じダイエット、同じリバウンドを何度も繰り返します。

心理学的に見る「正月太りリバウンド」の正体

正月太りから抜け出せない背景には、心理学的な要因が深く関係しています。

「完璧主義」がリバウンドを引き起こす

痩せたい気持ちが強い女性ほど、完璧を求めがちです。

「今日は少し食べすぎたから、もう全部ダメ」
「間食したから、今日は終わり」

この思考は、心理学では「全か無か思考」と呼ばれます。これがリバウンドを加速させます。

自分を責めるほど、食欲は暴走する

罪悪感や自己否定は、ストレスホルモンを増やします。その結果、甘いものや高カロリーなものを欲しやすくなります。

つまり、「痩せたいのに食べてしまう」のは、あなたの意志が弱いからではありません。

正月太りから抜け出せない人ほど、間違った自己管理をしているだけなのです。

ここまでのまとめ(前半)

正月太りから抜け出せない人ほど、

  • 自分の行動を振り返っていない
  • 感情を無視している
  • 完璧を求めすぎている

という共通点があります。

後編では、正月太りを繰り返さない人が必ずやっている具体的な改善習慣と、匿名相談で寄せられたリアルなQ&Aを5〜8問、ストレートに回答していきます。

「もうダイエットで失敗したくない」「今年こそリバウンドを終わらせたい」そんな方は、ぜひ後編も読んでください。

正月太りから抜け出せる人が必ずやっている〇〇とは

前半でお伝えした通り、正月太りから抜け出せない人ほど「振り返り」をしていません。

では逆に、リバウンドせずに自然と痩せていく人たちは、何をしているのでしょうか。

答えはとてもシンプルです。自分の行動と感情を言語化しているのです。

痩せ続ける人は「体重」より「自分」を見ている

痩せたい気持ちが強い人ほど、体重計の数字に一喜一憂します。

でも、リバウンドしない人は違います。

・今日はなぜ間食したのか
・どんな気持ちで食べたのか
・本当は何が欲しかったのか

これを毎日、頭の中でいいので整理しています。

書き出さなくても構いません。「気づく」こと自体が、行動を変える第一歩になります。

【実践テクニック】正月明けにやるべき3つの改善習慣

ここからは、正月太りをきっかけに「一生太らない体質」に切り替えるための、具体的な実践方法をお伝えします。

① 体重計に毎日乗らない

意外に思うかもしれませんが、正月明けに毎日体重計に乗る必要はありません。

体重は水分量や食事内容で簡単に増減します。数字に振り回されると、感情が乱れ、無理なダイエットに走りやすくなります。

おすすめは、週に1〜2回だけ。数字は「参考情報」程度に扱いましょう。

② 食事を減らす前に「戻す」

正月明けにやるべきなのは、減らすことではありません。

・食事時間を戻す
・夜更かしをやめる
・間食の時間を決める

これだけで、体は自然と元の状態に戻ろうとします。

ダイエット=削るもの、という発想を一度手放してください。

③ 食べすぎた日を責めない

これは最も重要です。

食べすぎた日があっても、「またやってしまった」と自分を責めないでください。

リバウンドする人ほど、1日の失敗を大きく捉えます。

痩せ続ける人は、「そういう日もあるよね」で終わらせます。

【赤裸々体験談】私が「痩せたい」を手放した瞬間

私自身、ダイエット専門家として活動する中で、ある転機がありました。

それは、「痩せたい」という言葉を口にするのをやめたときです。

以前の私は、常に「もっと痩せなきゃ」「今の体はダメ」と自分に言い続けていました。

でもある日、クライアントさんからこんな言葉を言われたのです。

「先生って、ずっと痩せたいって思ってません?」

その一言で、ハッとしました。

痩せたいと思い続ける限り、今の自分を否定し続けることになります。

そこから私は、「太らない生活を選ぶ」ことに意識を切り替えました。

すると、不思議なことに、体重は安定し、食への執着も減っていったのです。

【匿名相談Q&A】正月太り・リバウンドのリアルな悩み

Q1. 正月太りした体重は、いつ戻りますか?

多くの場合、生活リズムを戻せば2〜3週間で自然に落ち着きます。焦らないことが一番の近道です。

Q2. ダイエットはいつ始めればいいですか?

「早く痩せたい」と焦っているときほど、始めない方がうまくいきます。気持ちが落ち着いたタイミングがベストです。

Q3. リバウンドばかりで自信がありません

失敗ではなく、合わない方法を試した経験です。あなたの体に合うやり方は必ずあります。

Q4. 食事制限をしないと痩せませんか?

制限ではなく、調整が必要です。無理な制限は、必ず反動を生みます。

Q5. 甘いものがやめられません

やめる必要はありません。禁止しないことで、結果的に量は減ります。

Q6. 何度もダイエットして疲れました

それだけ真剣に痩せたいと思ってきた証拠です。これからは、戦うダイエットをやめましょう。

Q7. 正月太りを繰り返さないコツは?

「正月=太るもの」と受け入れることです。その後の行動がすべてを決めます。

まとめ|正月太りは「人生を変えるサイン」

正月太りは、決して悪いものではありません。

それは、「今までのダイエットのやり方が合っていない」というサインです。

ダイエット、リバウンド、痩せたい。

このループを終わらせるために必要なのは、根性でも我慢でもありません。

自分を知り、責めず、生活を少しずつ整えること。

今年こそ、「痩せたい」と悩み続ける人生から卒業しませんか。

この記事が、その第一歩になれば幸いです。