温活ダイエットで「我慢しない痩せ方」を手に入れた

はじめまして。私はこれまで10年以上、女性向けのダイエット実践サポートに関わってきたダイエット専門家です。
そして同時に、数えきれないほどのダイエットに失敗し、リバウンドを繰り返してきた「元・万年ダイエッター」でもあります。

正直に言います。
「痩せたい」と何百回も思ってきました。
雑誌に書いてあるダイエット、テレビで紹介された方法、SNSで流行った食事制限や運動…ほとんど全部、試しました。

でも結果はどうだったかというと、一時的には痩せる → すぐリバウンド → 自己嫌悪の繰り返し。
体重計に乗るたび、ため息が出て、鏡を見るのが嫌になっていきました。

この記事では、そんな私が「温活ダイエット」に出会い、
我慢せず、心も体も壊さず、リバウンドしにくい痩せ方を手に入れるまでの、
かなり赤裸々な体験談を書いています。

会議室で考えられた机上の空論ではありません。
現場で、悩み、泣き、失敗し、それでも続けてきた「リアル」です。


なぜ私は、何度もダイエットとリバウンドを繰り返したのか

「痩せれば幸せになれる」と本気で信じていた

今思えば、私のダイエットのスタート地点は、いつも同じでした。

「この体型じゃダメ」
「もっと細ければ自信が持てる」
「痩せたら人生が変わるはず」

こうした思いが強すぎて、痩せる=我慢するものだと、疑いもしなかったのです。

糖質制限で白米を完全カット。
夜はサラダだけ。
空腹をごまかすためにガムを噛み続ける日々。

最初の1〜2週間は、確かに体重が落ちます。
でも、心と体はボロボロでした。

リバウンドが始まる「ある瞬間」

多くの相談者さんと話していても、そして自分自身を振り返っても、
リバウンドには共通する「引き金」があります。

それは、我慢が限界を超えた瞬間です。

ある日の夜、仕事でクタクタになって帰宅したとき。
冷え切った体、張りつめた神経。

その状態で、冷蔵庫を開けてしまう。

「今日は特別」
「1回くらい大丈夫」

そう自分に言い訳しながら、気づいたら甘いものを一気食い。
その瞬間、頭が真っ白になり、後悔と罪悪感が一気に押し寄せてきました。

ここで多くの人はこう思います。
「もうダメだ」「私には才能がない」

でも、これは意志が弱いからではありません。
体の状態を完全に無視したダイエットをしていただけなのです。


冷え性だった私が気づいた「太りやすさ」の正体

一年中、手足が冷たいのが当たり前だった

私は昔から冷え性でした。
夏でもクーラーが苦手で、靴下は年中必須。

でも当時は、冷えとダイエットが結びつくなんて考えもしなかったんです。

むしろ、
「代謝が悪い体質だから仕方ない」
「太りやすい遺伝だから」

そんなふうに、全部を「自分のせい」にしていました。

温活とダイエットがつながった瞬間

転機は、ある女性からの匿名相談でした。

「何をしても痩せない。冷え性がひどく、生理も不安定です」

その相談に答えるため、改めて体温と代謝、ホルモンの関係を深く調べたとき、
はっとしたのです。

体が冷えている状態では、痩せにくくて当たり前だという事実に。

冷え=血流が悪い
血流が悪い=脂肪が燃えにくい
自律神経が乱れ、食欲も暴走しやすい

つまり、どんなに食事制限をしても、
どんなに運動をしても、
体が「省エネモード」では痩せ続けられないのです。


温活ダイエットを始めて最初に起きた「意外な変化」

体重より先に変わったのは、心だった

温活ダイエットを始めた当初、正直に言うと期待はしていませんでした。

「どうせまた何も変わらない」
「痩せたいのに、こんなことで意味あるの?」

半信半疑で始めた温活。
でも、1週間ほどで異変が起きました。

イライラしにくくなったのです。

食事量は大きく変えていないのに、
間食への衝動が明らかに減っていました。

これが、後に分かった「心理学的にも理にかなった変化」でした。

冷えが改善すると「我慢」が減る理由

体が温まると、副交感神経が優位になります。

すると、
・ストレス食いが減る
・衝動的な行動が抑えられる
・「まあいいか」と自分を許せる

ダイエットで一番の敵は、実は脂肪ではなくストレス

温活は、体だけでなく心にも直接作用していたのです。


私が実際にやった「無理しない温活ダイエット習慣」

頑張らないことを、最初に決めた

ここで大切なのは、「完璧を目指さない」こと。

私は最初に、次のルールを決めました。

  • 続かないことはやらない
  • 我慢が必要なことは削る
  • 体がラクになることを優先する

この考え方が、後のリバウンド防止につながっていきます。



温活ダイエットで私が実際にやった具体的な方法

食事制限より「温める食べ方」を優先した

これまでの私は、ダイエット=食べないことだと思い込んでいました。
でも温活ダイエットでは、その考えを完全に捨てました。

白米を抜くのではなく、
「冷やさない食べ方」を意識する。

例えば、こんな小さなことです。

  • 朝は冷たいヨーグルトをやめて、温かいスープに変更
  • サラダ中心の食事を、蒸し野菜や味噌汁付きに
  • 氷入りの飲み物をやめて、常温か温かい飲み物に

最初は「こんなので痩せたい願望が満たされるの?」と不安でした。
でも、体が温まり始めると、不思議なことが起きたんです。

ドカ食いしたい衝動が、明らかに減ったのです。

「食べてるのに太らない」感覚への戸惑い

正直、怖かったです。

「こんなに食べて、本当に大丈夫?」
「またリバウンドするんじゃない?」

でも、体は正直でした。
体重は急激に減らない代わりに、少しずつ、確実に落ちていきました。

それ以上に驚いたのが、下腹部の冷えと張りが減ったこと。

これは、血流と内臓の位置が整ってきたサインでした。


入浴と温活が「リバウンド防止」に効いた理由

シャワーだけの生活が、痩せにくさを作っていた

以前の私は、ほぼ毎日シャワーのみ。

「忙しいから」
「面倒だから」

でも今思えば、これが冷えを固定化させていました。

温活ダイエットでは、
38〜40度のお湯に15分を目安に入浴。

最初は長く感じましたが、慣れてくるとこの時間が、
唯一「何も考えなくていい時間」になりました。

入浴後に起きた心理的な変化

入浴を習慣にしてから、夜の過ごし方が変わりました。

以前は、
「今日もダイエット失敗した」
「なんで私は続かないんだろう」

そんな自己否定で頭がいっぱいだったのに、
お風呂上がりは、なぜか気持ちが落ち着く。

これは、体温上昇によってセロトニンが分泌され、
心が安定するからです。

ダイエットにおいて、メンタルの安定は体重以上に重要だと、
このとき初めて実感しました。


リバウンドを止めた「考え方の大転換」

体重が増えた日は「失敗」じゃない

温活ダイエットを始めてからも、体重が増える日はありました。

でも、以前と決定的に違ったのは、
体重増加=即ダイエット中止にならなかったこと。

「今日はむくみかな」
「体が回復しようとしてるのかも」

そう受け止められるようになったのです。

完璧主義がリバウンドを招く心理

心理学的に見ると、完璧主義な人ほどリバウンドしやすい傾向があります。

100点を目指すと、
80点の日が「全部ダメ」に感じてしまう。

温活ダイエットは、
60点でも続けられる仕組みを作ること。

これが、長期的に痩せ続ける最大のコツでした。


【赤裸々】匿名相談Q&A|痩せたい女性の本音に答えます

Q1. 温活だけで本当にダイエットできますか?

A. 温活「だけ」ではなく、土台作りと考えてください。
体が冷えたままでは、どんな方法も続きません。

Q2. 体重がすぐ減らないと不安になります

A. 急激に落ちる体重ほど、リバウンドします。
温活は「痩せやすい体」を作る段階なので焦らなくて大丈夫です。

Q3. 冷え性じゃなくても温活は必要?

A. 自覚がなくても、内臓が冷えている人は非常に多いです。
特にデスクワーク中心の方は要注意です。

Q4. 食事制限をしないと太りませんか?

A. 冷えが改善されると、自然と食欲が整います。
無理な制限は、むしろリバウンドの原因になります。

Q5. 生理前の食欲爆発が止まりません

A. 体温が安定するとホルモンバランスも整いやすくなります。
温活はPMS対策としても有効です。

Q6. 何から始めればいいですか?

A. まずは「冷たい飲み物をやめる」「湯船に浸かる」。
それだけで体は確実に変わります。


温活ダイエットは「痩せたい人生」を終わらせてくれた

今の私は、毎日「痩せたい」と思い続けていません。

それは諦めたからではなく、
痩せるために苦しむ必要がなくなったからです。

リバウンドを繰り返していた頃の私に伝えたい。

「あなたの意志が弱いんじゃない」
「体が冷えていただけ」

温活ダイエットは、
我慢ではなく、整えるダイエット。

もし今、
ダイエットに疲れているなら、
リバウンドが怖くて動けないなら、

まずは体を温めることから始めてみてください。