「痩せたい」。
この言葉を、私は何年も何年も頭の中で繰り返してきました。
朝起きた瞬間から、夜ベッドに入るまで。
鏡を見るたび、服を選ぶたび、婚活の予定が入るたびに、
常に心のどこかで「もっと痩せていたら」と思っていたんです。
これまでに実践してきたダイエットの数は、正直もう覚えていません。
糖質制限、置き換え、ファスティング、プロテイン生活、雑誌の特集、SNSで話題の方法……。
確かに、一時的に痩せることはできました。
でも、その先に待っていたのは、ほぼ確実なリバウンド。
体重計の数字が戻るたびに、
「また失敗した」「私は一生痩せられないのかもしれない」
そんな自己否定だけが積み重なっていきました。
この記事では、そんな私が腸活ダイエットに出会い、
体型以上に「考え方」が変わっていったリアルな体験を、
かなり赤裸々にお伝えします。
ダイエット=我慢だと思っていた頃の私
当時の私は、完全に「間違った努力」をしていました。
・空腹は美徳
・我慢できない自分は弱い
・痩せている人ほどストイック
こんな思い込みを、疑いもしなかったんです。
リバウンドの始まりは、成功した直後だった
今でもはっきり覚えています。
人生で一番痩せた時期。
体重はマイナス8kg。
周囲からは「別人みたい」「努力家だね」と言われました。
でもその裏で、私はこう思っていました。
「早くこの生活、終わらせたい」
食べたいものを我慢し、外食を避け、
常に空腹と戦いながら過ごす毎日。
結果、その反動は想像以上でした。
ある日を境に、
甘いものが止まらなくなり、夜中にコンビニへ。
「今日だけ」と言い聞かせながら、翌日も同じことを繰り返す。
気づいた時には、体重は元通り。
むしろ以前より増えていました。
これが、私にとって最初の大きなリバウンドです。
婚活現場で突きつけられた「痩せたい」の正体
ダイエットと同時に、婚活もしていました。
正直に言うと、
「痩せていないと選ばれない」
そう思い込んでいたんです。
体験談①:体型ばかり気にしていた婚活初期
婚活パーティーの前日は、ほぼ断食状態。
少しでも顔をシャープに見せたくて、水だけで過ごす。
当日は、常にお腹が鳴らないか気になり、
会話に集中できませんでした。
相手の目線が下に向くたびに、
「お腹見てる?」と勝手に被害妄想。
当然、結果は散々。
帰り道、ヒールで足が痛む中、
コンビニで爆食いしている自分がいました。
その時、心の中で何度も思ったんです。
「私、何やってるんだろう」
心理学的に見る「痩せたい」の裏側
多くの女性が「痩せたい」と口にしますが、
実はその奥にあるのは、こんな感情です。
- 認められたい
- 自信を持ちたい
- 否定されたくない
つまり、体型の問題ではなく、心の問題であることが多い。
そして、その心の状態に大きく関わっているのが、
腸内環境なのです。
腸活ダイエットとの出会いは、正直地味だった
「腸活」と聞いたとき、正直ピンと来ませんでした。
派手な痩せ話もないし、
劇的なビフォーアフターも見かけない。
でも、何度もリバウンドを繰り返した私は、
ようやくこう思えたんです。
「もう、急激に痩せなくていい」
最初に変わったのは、体重ではなかった
腸活を始めて最初の変化。
それは、体重ではありません。
・朝の不快感が減った
・便通が安定した
・理由のないイライラが減った
これだけ?と思うかもしれません。
でも、この変化がとても大きかった。
今まで、
「空腹=ダイエット成功」
だと思い込んでいた私にとって、
「満たされている状態で痩せる」という感覚は、
まったく新しいものでした。
体験談②:腸が整い始めてから起きた心の変化
腸活を続けて1〜2ヶ月ほど経った頃、
ふと気づいたことがあります。
体型の欠点を、以前ほど気にしていない。
鏡を見ても、
「ここが太い」「まだ足りない」より先に、
「今日は調子いいかも」と思える日が増えていました。
この変化は、数字では測れません。
でも、確実に私の中で何かが変わっていました。
なぜ腸活で「考え方」が変わるのか
腸は「第二の脳」と呼ばれています。
感情やメンタルを安定させるホルモンの多くは、
腸内環境と深く関係しています。
腸が荒れると、
- 不安が強くなる
- 自己否定が止まらない
- 甘いものに依存しやすくなる
この状態で「痩せたい」と頑張ると、
心も体も限界を迎え、リバウンドへ一直線です。
腸活ダイエットは、
痩せるための準備として、心を整えるダイエット。
ここまでで、
「今までのダイエットと何か違うかも」
そう感じていただけたら嬉しいです。
続きでは、
・腸活ダイエットの具体的な実践方法
・婚活現場でのさらなる赤裸々体験談
・匿名相談Q&A(5〜8問)へのズバリ回答
を詳しくお伝えします。
腸活ダイエットでリバウンドしなくなった具体的な理由
Part1でお伝えした通り、腸活を始めてから一番変わったのは、
体型そのものよりも「考え方」でした。
ここでは、なぜ腸活ダイエットが
リバウンドを繰り返してきた私たちに向いているのかを、
かなり具体的に解説していきます。
リバウンド体質だった頃の共通点
これまで多くの女性の相談を受けてきて、
リバウンドを繰り返す人には共通点がありました。
- 痩せている=価値があると思い込んでいる
- 数字(体重)だけで自分を評価している
- 食べることに罪悪感がある
これ、全部かつての私です。
この状態でダイエットをすると、
一時的に痩せても、心が先に限界を迎えます。
そして反動で食べ、
「また太った自分」を責め、
さらに腸内環境を悪化させる。
これが、典型的なリバウンドループです。
腸活ダイエットで最初にやった具体的な改善方法
腸活というと、難しそうに聞こえるかもしれませんが、
私が最初にやったことはとてもシンプルです。
①「減らす」より「整える」を優先した
まずやめたのが、
「とにかく食べる量を減らす」という考え方。
代わりに意識したのは、
- 決まった時間に食べる
- 温かいものを選ぶ
- よく噛む
これだけで、腸の動きは驚くほど変わります。
② ダイエット中でも「満足感」を捨てなかった
以前の私は、
「ダイエット=我慢=辛いもの」だと思っていました。
でも腸活では、
満足感がある方が成功しやすい。
満足感があると、
- 過食が減る
- 継続できる
- リバウンドの恐怖がなくなる
結果的に、
「気づいたら痩せていた」状態に近づきます。
体験談③:体重が減っても焦らなくなった理由
腸活を始めて3ヶ月ほど経った頃、
体重はゆっくりですが確実に減っていました。
以前の私なら、
「もっと早く落とさなきゃ」と焦っていたはずです。
でもこの時は違いました。
「戻らないなら、このペースでいい」
心からそう思えたんです。
この感覚こそ、
腸活ダイエット最大の価値だと感じています。
婚活現場で実感した「雰囲気」の変化
体型よりも先に変わったのは、
自分が出している雰囲気でした。
以前は、
- 常に緊張している
- 無理に笑っている
- 相手の反応ばかり気にする
でも腸が整い、心が安定してくると、
自然体でいられる時間が増えました。
婚活で言われた、忘れられない一言があります。
「無理してない感じがいいですね」
これは、体重が減ったからではありません。
腸内環境が整い、
自分を追い込まなくなった結果です。
匿名相談Q&A:腸活ダイエットの本音回答
Q1. 腸活ダイエットは本当に痩せますか?
痩せます。ただし、ゆっくりです。
でもその分、リバウンドしにくいのが特徴です。
Q2. 何度もリバウンドしている私でも大丈夫?
むしろ、リバウンド経験が多い人ほど向いています。
腸活は「失敗前提」で組み立てるダイエットだからです。
Q3. 婚活中で外食が多いですが問題ありませんか?
問題ありません。
完璧を求めないことが、腸活成功の条件です。
Q4. どれくらいで変化を感じますか?
早い人で1〜2週間。
便通や気分の安定から変わるケースが多いです。
Q5. 運動は必須ですか?
激しい運動は不要です。
腸を刺激する軽い散歩程度で十分です。
Q6. また失敗するのが怖いです
その不安がある人ほど、腸活は続きます。
「失敗しても戻れる場所」があるからです。
ダイエットのゴールは「痩せ続けること」ではない
ここまで読んでくださったあなたは、
もう気づいているかもしれません。
ダイエットの本当のゴールは、
一生痩せ続けることではありません。
・太っても戻れる
・乱れても立て直せる
・自分を責めずに済む
この感覚を持てた瞬間、
ダイエットは敵ではなくなります。
腸活ダイエットは、
体型だけでなく、生き方そのものを軽くしてくれました。
もし今、
「痩せたいのに苦しい」
「リバウンドが怖くて動けない」
そんな状態なら、
一度、腸から立て直してみてください。
それは、
あなた自身と仲直りするダイエットです。
