こんにちは。女性向けダイエット専門家として、10年以上「痩せたい」「リバウンド地獄から抜け出したい」という女性たちに寄り添ってきました。今回は、私自身の赤裸々な体験談と、現場で何百回も見てきた“ホルモンの乱れと太りやすさの関係”について徹底的にお話しします。
ダイエットって、頑張れば痩せる。
そう信じていた頃の私は、何度も同じ失敗を繰り返していました。
糖質制限、ファスティング、ジム通い…。一時的に痩せても、最終的には全部リバウンド。
そして気づいたんです。
「食べ方や運動より、まず“ホルモン”を整えないと痩せない」という真実に。
今回はそのリアルを、かなり赤裸々に書いていきます。
感情も失敗談も包み隠さず書きますので、あなたのダイエットの突破口になるはずです。
なぜ“ホルモン”なのか?ダイエットの95%はここで決まる
ダイエット指導をしてきて確信したのは、太りやすい女性は例外なくホルモンバランスが乱れているということ。
これは見た目の問題ではなく、れっきとした身体の仕組みの話。
◆太る・痩せない・リバウンド…すべてホルモンのシグナル
ホルモンは身体の「司令塔」です。
特に女性の場合、以下のホルモンが乱れると、一気に太りやすくなります。
- コルチゾール(ストレスホルモン)
- エストロゲン(女性ホルモン)
- プロゲステロン(黄体ホルモン)
- インスリン(血糖値ホルモン)
- レプチン・グレリン(食欲ホルモン)
特に、ストレス・生理不順・甘いもの爆食の衝動・むくみが複数重なる人は、高確率でホルモンが乱れています。
私自身もそうでした。
あのときの私は、寝不足・ストレス・生理周期ガタガタ。
体重はどれだけ頑張っても減らず、むしろ増える。“努力が報われない地獄”でした。
【赤裸々体験談①】食べてないのに太るという理不尽さ
ある日のこと。仕事が忙しく、食事といえばコンビニのサラダとスープ。
本当に「全然食べていない日」が続いていたのに、体重計に乗ると…
+1.8kg
目を疑いました。
現実を受け入れたくなくて、3回計りました。
全部+1.8kg。
その瞬間、思わず鏡の前で泣きました。
「なんで?何が悪いの?私だけ?」
そんな気持ちでいっぱいでした。
でも今なら断言できます。
原因は、ホルモンの乱れでした。
当時の私は、睡眠不足とストレスでコルチゾールが上がりまくり、血糖値も乱れ、身体が「太りやすい省エネモード」に完全に突入していたのです。
ホルモンが乱れるとどうなる?太り続ける3大メカニズム
1.代謝が落ち、太りやすい体質になる
女性ホルモンが乱れると、体温が下がり、代謝が落ちやすくなります。
これ、実は研究でも明らかになっている事実。
特にストレスが多い女性は、体温が35度台に落ち込みやすく、脂肪が燃えにくい状態になります。
2.食欲が暴走する(脳が“食べさせよう”としてくる)
私はこれに何度もやられました。
特に生理前は、普段の2倍は甘いものが食べたくなる。
ホルモンが乱れると、満腹ホルモン・レプチンが機能しなくなり、脳が「もっと食べろ」と命令してくるんです。
3.ストレス太りが加速する
ストレスホルモン・コルチゾールが高いと、身体は脂肪を蓄えようとします。
特にお腹の脂肪がつきやすくなる。
これは私も身をもって経験しました。
どれだけ運動しても、下腹だけポッコリ…。
まさにストレス腹そのものでした。
【赤裸々体験談②】糖質制限で一時的に痩せたけど、そのあと崩壊
私は過去に3回、極端な糖質制限をしました。
最初の1〜2週間は体重が落ちるんです。
で、気持ちよくなるんですよね。
「やればできるじゃん私!」って。
でもそのあと、反動の暴食。
生理前は特に、もう止められない。
コンビニのスイーツを2つ、3つ、当たり前。
そして…
リバウンド10kg。
「こんなはずじゃなかった…」
「私の意志が弱いから?」
そう思っていましたが、違いました。
強烈にホルモンが乱れていただけ。
“痩せたいならホルモンから”という結論に至った瞬間
ある日のこと。
食事制限も運動もしているのに体重が増えて、メンタルが崩れた私は、婦人科へ行きました。
そこで言われたのが、
「ホルモンの乱れが強いですね。今の状態でダイエットはキツいですよ。」
この言葉で、全身の力が抜けました。
私の意思が弱かったわけじゃなかったんだ、と。
ホルモンを整えると“太らない体質”が作れる理由
◆① 代謝が自然に上がる
女性ホルモンが整うと、自律神経が安定し、体温が上がりやすくなります。
体温がたった0.5度上がるだけで基礎代謝は大幅に上がり、太りにくくなります。
◆② 食欲が自然に安定する
脳の食欲中枢が平常運転に戻るので、あの「止まらない食欲」がピタッと止まります。
◆③ 生理前の暴食が減る
ホルモンと血糖値の安定によって、生理前の食欲爆発が軽減されます。
これは本当に人生が変わるレベルの改善です。
◆④ リバウンドしにくくなる
ホルモンが整った状態で落ちた体重は、極端な制限をしていないため、ほとんど戻りません。
実際、私のところに来た女性のほぼ全員が、ホルモン改善後のダイエットは「自然と」痩せ、「自然と」維持できています。
【心理学×ダイエット】ホルモンが整うと“継続力”も上がる
心理学では「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」が高いと行動が続くと言われています。
ホルモンが整うと、
- イライラが減る
- 気分が安定する
- 朝スッと起きられる
- 落ち込みにくくなる
これらのおかげで、
ダイエットに必要な“継続力”が自然と高まるんです。
継続できる → 成果が出る → 自信がつく → さらに継続できる
こうしてポジティブループが完成します。
【Q&A①】ホルモンと太りやすさのよくある疑問
Q1. ホルモンが乱れると本当に太る?
太ります。代謝が落ち、むくみ、食欲暴走、ストレス食いなどが重なるため、複数の角度から太りやすくなります。
Q2. 生理前に太るのは普通?
普通ですが、乱れている人ほど増え幅が大きくなります。2〜3kg増える場合はホルモンの乱れが強いサインです。
Q3. 食べてないのに太るのはなぜ?
ストレスと寝不足でコルチゾールが上がり、省エネモード(脂肪を溜めるモード)になるためです。
Part 1はここまで。
Part 2では、ホルモンを整えるための具体的ステップ・赤裸々体験談の続き・Q&A後半を詳しく書いていきます。
Q&Aセクション:ホルモン管理ダイエットの“リアルな疑問”に回答
ここからは、私が実際にダイエットサポートをしてきた中で、特に相談が多かった質問を中心に、赤裸々な体験談も交えながら解説していきます。
Q1:ホルモンを整えるだけで本当に痩せるの?
結論から言うと、痩せやすさはホルモンバランスでほぼ決まります。 たとえば、私自身が生理前になると2kgくらい一気に増えて、そこからむくみと食欲暴走でリバウンドしていました。
でも、ホルモンを整える習慣(睡眠、血糖値ケア、ストレスマネジメント)を取り入れたら、ダイエットが「気合」ではなく「自然と痩せていく感じ」になりました。
特に変わったのは、食欲が落ち着いたこと。 我慢のダイエットではなく、体が勝手に「暴走モード」にならない仕組みを作ると、食事制限のストレスが激減します。
つまり、ホルモン管理=土台づくり。 土台が整うと、少し食事に気をつけるだけで痩せる力が戻るんです。
Q2:ストレスとホルモンの関係って?
ダイエットの現場で何度も見てきたのが、痩せたいのにストレスがあるせいで逆に太るパターン。
特に関係するのが「コルチゾール」。 このストレスホルモンが高い状態が続くと、
- 甘い物が無性に食べたくなる
- 脂肪を溜め込みやすくなる
- むくみやすくなる
- 睡眠の質が落ちる
という“太りやすい体質”にまっしぐら。
実際、私が20代後半のとき、仕事が忙しくてストレスMAXだった時期は、夜になると甘いものを爆食いしてしまう日が多く、そのたびにリバウンドしていました。
「意志が弱いからじゃなかった」と知った時は衝撃でした。 ただのホルモン暴走だったんです。
ストレスが太る理由を知るだけで、自己嫌悪が減って、正しい対策に目を向けられるようになります。
Q3:よく眠れません。睡眠不足も太る原因になりますか?
睡眠不足はダイエットの大敵です。
私が見てきたクライアントさんでも、睡眠が乱れている人は共通して、
- 食欲ホルモン「グレリン」が増える
- 満腹ホルモン「レプチン」が減る
- 血糖値が不安定になり甘い物を欲する
という状態になり、結果として食欲を抑えられません。
私自身、過去に副業と本業の掛け持ちで睡眠時間が3〜4時間だった時期がありました。 その頃はとにかく「とにかく食べたい!」が止まらず、気づいたら3ヶ月で6kg増。
「寝れば痩せる」は本当に正しかった。
Q4:ホルモンを整えるために今日からできることは?
すべてを一気に変える必要はありません。 まずは“食べても太りにくい体”を作るための3つの基本の整え方をご紹介します。
① 朝にたんぱく質をとる
朝にたんぱく質をとると、血糖値が安定し、1日中食欲が暴走しにくくなります。
私のおすすめは、
- ゆで卵+味噌汁
- ギリシャヨーグルト+少量のナッツ
- 納豆+ごはん(少量)
② 認知行動療法を活用した“食欲の棚卸し”
「今、お腹がすいているのか? それともストレスで食べたいのか?」 と、一度心の中で問いかけます。
ダイエット成功者の多くが自然にやっている習慣です。
私もこれを始めて、夜中の無駄食いが8割減りました。
③ 1日5分のウォーキング
運動嫌いの人でもできるミニ習慣。 軽い運動はストレスホルモンを下げ、痩せホルモン(セロトニン)を増やします。
「歩けば痩せる」は半分本当で、 「ストレスを下げる→食欲が落ち着く→結果的に痩せる」 という流れが起きるからです。
Q5:ホルモンが乱れているか自分でチェックできますか?
はい、以下の項目でチェック可能です。
- 食べてないのに体重が増える
- 甘い物への欲求が異常に強い
- 寝ても疲れが取れない
- 生理前のむくみ・食欲がひどい
- ストレスが多い
- 夜に食欲が暴走する
3つ以上当てはまったら、ホルモンバランスが乱れている可能性は高め。
でも大丈夫。 ここから整えていけば、食べても太りにくい体は作れます。
ホルモン管理で“太りやすい体質”から卒業する方法
1. 血糖値の波を小さくする
太ってしまう多くの原因は、実は「血糖値のジェットコースター」。 急上昇→急降下を繰り返すと、脂肪を蓄えやすいスイッチが入りやすくなります。
具体的には、
- 甘い飲み物をやめる(カフェラテ・ジュース)
- 白米は少量+たんぱく質と一緒に
- 食べる順番を「野菜→たんぱく質→糖質」にする
これだけでも、むくみが消えて、2〜3週間で体が軽くなる人が多いです。
2. 自律神経を整えて脂肪燃焼モードに
ホルモンと自律神経はセット。 乱れていると、代謝も落ちます。
私がよく勧めているのは以下:
- 朝日を5分浴びる
- 夜のスマホを30分だけ控える
- 寝る前に深呼吸を10回
これだけで副交感神経が働き、睡眠の質が上がり、翌朝のむくみが激減します。
3. ホルモン周期に合わせた“非根性ダイエット”
女性は毎月、痩せやすい時期・痩せにくい時期があります。
痩せやすい時期(生理後〜排卵前)
- 運動効果が高い
- 代謝が上がる
- 食欲が落ち着きやすい
痩せにくい時期(生理前)
- むくみやすい
- 甘い物欲求が強くなる
- 体重が増えやすい
私が失敗していた頃は、この「痩せにくい時期」に必死で我慢ダイエットをやって、ストレスから暴食→リバウンドを繰り返していました。
でも周期に合わせて調整すると、努力に対して体が素直に反応してくれるので、結果が出やすくなりました。
私がホルモン管理で“食べても太らない体”になれた理由
私が過去に何度もリバウンドし、 「もう一生痩せられないのかな…」 と思った時期がありました。
ですが、ホルモンに着目してから体が劇的に変わりました。
特に変化を感じたのはこの3つ:
- 夜の暴食が減った
- むくみが取れて脚が細くなった
- 生理前のメンタル不安定がなくなった
この変化のおかげで、“努力してるのに報われない地獄”から抜け出すことができました。
そしていちばん嬉しかったのは、 体重が安定してリバウンドしなくなったこと。
ホルモン管理ダイエットは、ただ痩せるだけではなく、 「太らない体を育てる」「リバウンドしない体を作る」 という、本当の意味での健康的なダイエット方法です。
まとめ:ホルモン管理は“痩せ体質”への最短ルート
今回の記事をまとめると、
- ホルモンバランスは体重と密接に関係している
- ストレス・睡眠不足・血糖値の乱れが太る原因
- ホルモンを整えると食欲が自然に落ち着く
- 女性はホルモン周期に合わせると効率よく痩せる
- ホルモン管理はリバウンド防止に効果絶大
食べても太りにくい体を作るには、 根性ではなく「ホルモン」を味方につけること。
ホルモンが整えば、痩せるのは特別なことではなく、 自然と体が“元に戻る”だけです。
あなたも今日から少しずつ、ホルモンケアを始めてみてください。 体も心も驚くほど軽くなりますよ。
