新型コロナウイルスの影響で外出自粛になり、休みの日も家の中でゴロゴロ、食って寝るだけ!仕事もテレワークで歩く時間も少なくなり運動不足に陥っていませんか?ん?運動不足で何が困るのかって?まぁ確かにスポーツ選手や格闘家などでなければ少しくらい運動不足になったからって生活に支障はないかもしれません。
でも、今までと同じように食事をして運動量が減るということは、あなたの身体の中に食事から摂取したカロリーが余って少しずつ蓄積して行くことになります。
カロリーが余ると?
あなたの身体の中でカロリーが余るとどうなるのでしょうか?食事から摂取されたカロリーが消費されずに余ってしまうと脂肪として体内に蓄積されます。
これは、人類の長い歴史の中でその多くが飢餓との闘いであったために食料がいつ食べられなくなるか分からないので、死の危険を少しでも減らすために脂肪という形で生きるためのカロリーを身体に溜め込んでいるんです。
脂肪とカロリー
じゃあ、余ったカロリーを脂肪に換算するとどれくらいになるのでしょうか?脂肪1gは、9kcalです。グラムだと感覚が分かり難いのでキロに変換しましょう。
1kgは1,000gなので、カロリーも千倍にします。なので、脂肪1kgは、9,000kcalです。脂肪の20%は水なので脂肪を消費するために必要なカロリーという意味だと
脂肪1kgの消費には、9kcal×1000g×80%=約7200kcal 程となりますが、今回はその逆なので、脂肪の水分も含んで考えます。
なので、9,000kcalを30日で割ると300kcalなので、1日あたり300kcalずつカロリーが余ってしまうと1ヶ月後には、1kgの脂肪が身体に蓄積されて
しまいます。300kcalってとっても少ないですよ。
お昼のお弁当を500kcal未満で抑えようとするとかなり頑張らないと味気ない内容になってしまいます。例えば、クリームパンを100gで300kcalです。
逆に300kcalを消費するには、体重60kgの人が90分ほどウォーキングをする必要があります。
どうですか?こう考えてみるとが外出自粛によって、摂取カロリーが消費カロリーを上回り、たったの300kcal余ってしまうだけで、1ヶ月後には
1kgの脂肪を蓄えてしまうことになります。
これが続けば、2kg、3kg、4kg、5kgとどんどん体重(脂肪)が増えて行きます。でも、外出自粛なんだから運動不足になるのも仕方ないじゃないか…
って諦めますか?冬場ならば、少しくらい脂肪が増えても服装で誤魔化せます。
でも、暖かくなって薄着になると脂肪が増えて太った体形は誤魔化せません。海やプールで水着になるなんていったら、その脂肪どうやって隠す
つもりですか?
自宅でできる運動
新型コロナウイルスによる外出自粛や体を動かせる場所の減少による運動不足は、これからも長期的に続くと考えられます。とすると自宅でできる
運動が必要だと思いませんか?
運動は、有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)の大きく二つに分類されます。どちらも有酸素運動だけ無酸素運動だけというのは、現実的には困難で
実際は有酸素の傾向が大きい運動と無酸素の傾向が大きい運動というようになりますが、そんな厳密な話は考えないことにします。
で、運動不足による脂肪増大を防ぐためには、どちらの運動をすれば良いのでしょうか?体脂肪を燃焼させるという意味では、有酸素運動の方が
良いのではないか?と思われる人が多いかと思います。
たしかに運動をしている最中において、脂肪燃焼効果が高いのは有酸素運動です。ただし、運動をやめてしまうと脂肪燃焼効果はなくなってしまいます。
また、有酸素運動は、その運動習慣をやめてしまうとリバウンドの危険性が非常に高いです。
これに対し、無酸素運動である筋トレは、運動をしている最中の脂肪燃焼効果は、有酸素運動に劣りますが運動をし終わった後も脂肪燃焼効果が
持続します。そして、筋トレは運動習慣をやめてしまったとしてもリバウンドの危険性が低いのです。
有酸素運動による脂肪燃焼では、部分痩せは困難ですが、筋トレであれば引き締めたい部位の筋トレを行うことで部分痩せをすることが可能です。
そして、新型コロナウイルス対策にも関連しますが、筋肉は体温維持の40%を担います。
今回メインの話題としている新型コロナウイルスだけでなく、一般的な風邪であったり、重いものであればガンに至るまで私たちの免疫力が
大きくかかわってきます。
新型コロナウイルスの感染者で、重症化したり最悪の場合に死に至ってしまう人は、高齢者であったり糖尿病やガンなどの基礎疾患があって
免疫力が落ちてしまっている人だというのは誰もが認識していることでしょう。
この免疫力は、体温にも大きくかかわってきます。体温が下がると結構が悪くなり、血液の中にいる免疫細胞の働きが悪くなるからですね。
免疫力を正常に発揮させるためには、36.5℃程度の体温が適しています。
この体温が1℃下がると30%程度低下してしまいます。これに対し体温が1℃上がると最大5~6倍にアップすると言われています。
風邪をひいて寝込んで熱がある時は、ウイルスと戦っているので異常な高温でない限り、解熱剤などを使わない方が良いと言われるのはこのためです。
で、筋肉はこの体温維持の40%を担っています。一般的に女性の方が体温が低い人が多いのは、男性に比べて筋肉量が少ないために
筋肉による体温上昇を行うことができずに低体温の女性が多いと推測できます。
なので、筋トレをして筋肉量をアップさせることによって、体脂肪を減らしダイエットして引き締まったスリムなスタイルを手に入れられる
だけでなく、免疫力をアップさせて病気に負けない健康な体を手に入れられるというわけです。
筋トレ以外で痩せるには?
筋トレで体脂肪を減らして痩せるのが良いのは分かったけど、もっと他に簡単な痩せる方法はないの?と思ったあなたにおすすめなのが
大腸の善玉菌であるビフィズス菌を筆頭にした腸内環境改善です。
腸は大きく2つに分かれています。一つは小腸で、もう一つは大腸です。この二つは繋がっていますので、先程の有酸素運動と無酸素運動の
ように完璧に特徴を分けることはできないのですが、どちらかというとこういう傾向があると考えて続きを読んで下さい。
小腸と免疫力
私たちの体内における免疫力の70%程度を担っているのが、小腸です。ですので、小腸の腸内環境を改善することで免疫力を大きくアップ
させることが可能です。
では、小腸の腸内環境を改善させるには、どうすれば良いのでしょうか?ここで考える必要があるのが、小腸の善玉菌です。小腸における
善玉菌といえば乳酸菌です。
乳酸菌が含まれる食べ物というとヨーグルトがメジャーですが、これはテレビCMによる宣伝活動で世の中の人々が洗脳されてしまっているためで
一般的なヨーグルトは牛乳から作られた動物性乳酸菌なので、実は次に紹介する植物性に比べて数がとっても少ないです。
動物性乳酸菌に対して植物性乳酸菌というものがあります。植物性乳酸菌には、どのようなものがあるかというと味噌や醤油、キムチ、納豆、
お酢、ぬか漬け、チーズなどの発酵食品が代表的なものです。
さきほどのヨーグルトでも豆乳をベースにした植物性乳酸菌のものもあります。こちらであれば日本人の多くが分解できない牛乳の乳糖を
含んでおらず「乳糖不耐症」によって下痢を起こしたりせずに済みます。
そもそも下痢も便秘も腸内環境の乱れという意味では同じです。下痢になってしまうということは、腸内環境を悪化させてしまっているので
免疫力の低下にも繋がります。下痢によって、善玉菌をおしりから流してしまうというのも考えられますからね…。
大腸と便秘
便秘になった時に腸内環境を改善するなら小腸ではなく、大腸に大きく関係します。小腸と大腸は繋がっているので、小腸も無関係では
ありませんが、大腸がメインであると考えて下さい。
便秘を改善して快便になりたいのに小腸の腸内環境を改善しようと乳酸菌を摂取しても効果が薄いのはこのためです。繰り返しますが、この
二つの腸は繋がっているので、無関係ではなく効果がないわけではありません。
では、大腸の腸内環境を改善して便秘を解消しダイエットに繋げるためには、どうすれば良いのでしょうか?ここでポイントとなって来るのが
大腸の善玉菌です。小腸の善玉菌は乳酸菌ですが、大腸の善玉菌は99.9%がビフィズス菌です。
なので、大腸の腸内環境を改善するために善玉菌を摂取するなら乳酸菌ではなく、ビフィズス菌を摂取するべきなのです。もちろんこれだけではなく
ビフィズス菌の餌となる食物繊維などを摂取することも大切ですよ。
じゃあ、手っ取り早く大腸の腸内環境を改善して、快便になり体内の余計な脂肪を落とすにはどうすれば良いのでしょうか?
その答えはこの記事にありますので、下記のリンク画像をタップして読んでみて下さい。