こんにちは。私はこれまで数え切れないほどのダイエット現場に立ち会ってきた、女性向けダイエット専門家です。
そして正直に言うと、私自身も「ダイエット→成功→リバウンド→自己嫌悪」を何度も繰り返してきた当事者です。
「痩せたい」と本気で願って行動しているのに、なぜか体重が落ちない。
むしろ顔や脚がパンパンにむくむ。
生理前でもないのに身体が重い。
食事量は減らしているのに、体調はどんどん悪くなる。
もしあなたがそんな状態なら、それは意志の弱さでも努力不足でもありません。
原因は、意外にも水分バランスの乱れにあるかもしれないのです。
何度もダイエットしてきたのに、なぜリバウンドするのか
今まで数々のダイエットを実践してきました。
糖質制限、置き換え、ファスティング、サプリ依存、有酸素運動漬け…。
確かに、一時的には痩せます。
体重計の数字が減った瞬間は、心の底から嬉しい。
でも、その後どうなるか。
ほぼ例外なく、リバウンドです。
体重は戻るどころか、前より増える。
「また失敗した」「私って本当にダメだ」と自己否定が始まる。
この負のループを、私は相談者さんだけでなく、自分自身の身体で何度も体験してきました。
マスコミや雑誌が語らない「現場のダイエット」
雑誌やSNSには、
「水をたくさん飲めば痩せる」
「むくみは塩分のせい」
「とにかく汗をかけ」
そんな表面的な情報が溢れています。
でも、現場では全く違うことが起きています。
水を意識して飲んでいるのに、むくみが悪化する人。
塩分を減らしすぎて、めまいや倦怠感に悩む人。
汗をかくほど運動して、逆に体重が落ちなくなる人。
会議室や机上の空論ではなく、リアルな体験と相談現場で見えてきた共通点がありました。
ダイエット中の不調、その正体は「隠れ脱水」と「溜め込み体質」
ダイエット中に起こる不調の多くは、
単なる「水の飲みすぎ」「飲まなさすぎ」ではありません。
問題なのは、水分の出入りがうまくいっていないことです。
水を飲んでいるのに、なぜむくむのか
実はこれ、かなり多い相談です。
「1日2リットル以上水を飲んでいます」
「意識してお茶や白湯を摂っています」
それなのに、顔や脚がパンパン。
この状態は、身体が水を排出できなくなっているサインです。
過度な食事制限、塩分カット、糖質カットが続くと、
身体は「これ以上失ったら危険」と判断します。
その結果、水分を溜め込むモードに切り替わり、
痩せたいのにむくむ、という矛盾した状態になるのです。
心理学的に見る「痩せたい人ほど水分バランスを崩す理由」
ここで少し心理学の話をします。
「痩せたい」という気持ちが強い人ほど、
コントロール欲求が高い傾向があります。
食事を管理する。
体重を毎日測る。
水分量まで完璧にしようとする。
一見ストイックで良いことのように思えますが、
身体にとっては常に緊張状態です。
ストレスホルモンが分泌されると、
身体は水分も脂肪も「守る方向」に働きます。
つまり、頑張るほど痩せにくくなるという皮肉な状態が生まれるのです。
私自身が体験した、水分調整ダイエットの大失敗
ここからは、少し恥ずかしい話をします。
私自身、「水を飲めば痩せる」という情報を信じて、
短期間で一気に水分摂取量を増やした時期がありました。
結果はどうだったか。
体重は減らない。
顔は丸くなり、指輪が入らない。
朝起きると、まぶたが腫れぼったい。
それなのに、「もっと飲まなきゃ」と自分を追い込む。
今振り返ると、完全に方向性を間違えていたのです。
痩せたい気持ちが強すぎて、身体の声を無視していた
喉が渇いていなくても飲む。
トイレが近くなっても我慢する。
冷えを感じても「代謝が上がっているはず」と思い込む。
完全に、身体よりも情報を信じていました。
その結果、代謝は落ち、
ダイエットどころか体調不良のオンパレード。
このとき初めて、
「痩せたい」と「身体を大切にする」は、
必ずしも同じ方向を向いていないことに気づいたのです。
水分調整ダイエットで本当に大切な視点
ここまで読んでくださった方には、
ぜひ覚えておいてほしいことがあります。
水分は、量よりも流れ。
入れることより、
出せる身体を作ること。
そのためには、
食事、塩分、糖質、ストレス、睡眠、すべてが関係します。
「水を飲めば痩せる」という単純な話ではありません。
この続きでは、
実際に相談現場で多かったリアルな体験談、
匿名相談へのストレートな回答、
そしてQ&A形式でよくある疑問に答えていきます。
「ダイエット」「リバウンド」「痩せたい」
その言葉に、もう振り回されないために。
次回【2回目】では、
水分とむくみを味方につける具体的な改善方法と、
失敗も含めたリアルな実践談を深掘りしていきます。
水分とむくみを味方につけるために、私が現場で伝えていること
ここからは、実際の相談現場や私自身の失敗・改善を通して、
「これは本当に変わった」と実感できたポイントを、包み隠さず書いていきます。
正直に言います。
水分調整やむくみ改善は、派手さがありません。
一瞬で体重が3kg落ちるような話でもなければ、
SNS映えするような劇的変化でもない。
でも、リバウンドを繰り返してきた人ほど、確実に効いてくる領域です。
「出せる身体」を作らない限り、痩せたいは叶わない
多くの人が勘違いしていますが、
痩せるとは「減らすこと」ではありません。
本質は、巡らせて、不要なものを出せる状態に戻すことです。
水分が溜まりやすい人は、
ほぼ例外なく以下の特徴を持っています。
- 過去に極端な食事制限をしている
- 「太るのが怖い」という不安が強い
- 常に身体を緊張させている
- トイレを我慢する癖がある
これは性格の問題ではありません。
長年のダイエット経験が作った身体の防御反応です。
匿名相談で本当に多かった「水分×ダイエット」のリアルな悩み
ここからは、匿名相談として寄せられた内容をベースに、
かなりストレートに回答していきます。
「水を飲むと太る気がして怖いです」
この相談、驚くほど多いです。
結論から言うと、水そのものでは太りません。
ただし、
・出せない身体
・冷えきった内臓
・慢性的なストレス
この状態で水だけを増やすと、むくみとして残ります。
その結果、「太った気がする」と感じてしまうのです。
だから必要なのは、水を減らすことではなく、
排出できる前提条件を整えること。
「塩分を減らしているのに、むくみます」
これも非常によくある誤解です。
塩分を極端に減らすと、身体は水分を保持しようとします。
特に、ダイエット歴が長い人ほど、
少しの塩分変化にも敏感に反応します。
結果として、
・だるい
・立ちくらみがする
・顔がぼんやり腫れる
これは「痩せているサイン」ではなく、
バランスを崩しているサインです。
私が実際に変えた、水分調整の具体的な改善方法
ここからは、机上の理論ではなく、
現場と実体験から導き出した方法を書きます。
一気に飲まない、こまめに「戻す」
まず、これが一番重要です。
「1日○リットル」という考え方を、いったん捨ててください。
大切なのは、
飲んだ後にトイレでちゃんと出ているか。
出ないのに飲み続けると、
身体は完全に溜め込みモードに入ります。
冷たい水は、痩せたい人ほど逆効果
これは耳が痛い人も多いはずです。
冷たい水は、
一時的にスッキリした気分になります。
でも、冷えやすい人・むくみやすい人にとっては、
内臓の動きを止める原因になります。
結果、代謝が下がり、
「水を飲んでいるのに痩せない」状態になります。
むくみ=悪ではない、と知ること
ここが一番、心理的に大切な部分です。
むくみを見ると、
「太った」「失敗した」と思いがちですが、
それは身体が調整しようとしている途中の反応でもあります。
むくみを敵にすると、
ダイエットは一気に苦しくなります。
リバウンドしない人ほど、むくみを冷静に見ています。
Q&A|水分調整&むくみ改善ダイエットの本音回答
Q1. 水を飲まない方が痩せやすいですか?
いいえ。短期的に体重が減っても、
ほぼ確実にリバウンドします。
Q2. むくんだ日は運動した方がいい?
激しい運動より、軽く動かす程度がベストです。
追い込むほど、溜め込みやすくなります。
Q3. トイレが近くなるのは悪いこと?
出ているなら問題ありません。
むしろ身体が正常に戻りつつあるサインです。
Q4. 生理前のむくみはどうすればいい?
無理に逆らわないこと。
この時期は「維持できればOK」と考えてください。
Q5. 水分調整だけで痩せますか?
それだけではありませんが、
リバウンドを防ぐ土台としては非常に重要です。
Q6. 何度もリバウンドしてきました。もう無理ですか?
無理ではありません。
ただ、今までと同じやり方では変わらないだけです。
「痩せたい」に振り回されないダイエットへ
ダイエットに失敗してきた人ほど、
実は真面目で、頑張り屋です。
だからこそ、
水分も、食事も、感情も、コントロールしようとしすぎる。
でも、本当に必要なのは、
身体が自然に戻ろうとする力を邪魔しないこと。
水分バランスを整えることは、
単なるテクニックではありません。
「もうリバウンドしたくない」
「ちゃんと痩せたい」
そう願う人にとっての、基礎工事です。
もし今、
頑張っているのに結果が出ないなら、
それはあなたがダメなのではありません。
見るべきポイントが、少しズレていただけです。
この記事が、
ダイエットとリバウンドに振り回されないための、
小さなきっかけになれば嬉しいです。
