「ワンピース、可愛いな」

ショップでそう思っても、必ず次に浮かぶ言葉がありました。

「でも、私の脚じゃ無理だよね」

試着室に入る前から、諦める。
鏡を見る前に、自分で自分を否定する。

これは、ダイエットに何度も失敗し、リバウンドを繰り返してきた私の、長年の癖でした。

この記事では、
・脚を隠す服ばかり選んでいた私が
・「痩せたい」と思っては挫折し
・一時的に痩せても必ずリバウンドし
・それでも最終的にワンピースを楽しめるようになるまで

かなり赤裸々に、感情も失敗も含めて書いていきます。

雑誌やSNSにある「成功者の綺麗な話」ではありません。
現場で実際に起きていた、リアルなダイエットの記録です。


脚を出せなかった頃の私と、歪んだダイエット思考

脚が太い=努力不足だと思い込んでいた

当時の私は、脚が太い理由をこう考えていました。

・運動していないから
・意思が弱いから
・ダイエットが続かないから

つまり、全部「自分のせい」

だからこそ、ダイエットも極端でした。

・食事を減らす
・甘いものを我慢する
・脚やせ運動を頑張る

最初は気合で乗り切れます。
体重も落ちます。
「痩せたい」という願望が、少し満たされます。

でも、その先が続かない。

一度は痩せるのに、必ずリバウンドする流れ

これは何度も経験しました。

・ダイエット開始
・2〜3週間で体重が減る
・脚も少し細くなった気がする
・気が緩む、または限界が来る
・食事が戻る
・体重も脚も元通り、もしくはそれ以上

このループ。

リバウンドするたびに、
「やっぱり私は痩せられない人間なんだ」
という自己認識が強化されていきました。

これが、後に気づく最大の落とし穴でした。


なぜ脚だけ痩せないのか?心理学的な落とし穴

ダイエットが続かない本当の理由

多くの女性が勘違いしていますが、
ダイエットが続かないのは「意志が弱いから」ではありません。

心理学的には、人は我慢を続けられない生き物です。

特に、

  • 食事制限
  • 無理な運動
  • 短期間で結果を求める思考

これらは脳にとって強いストレスになります。

脳はストレスを感じると、
元の状態に戻そうとします。

これが「リバウンド」の正体です。

脚やせを邪魔していた「自己否定ループ」

私の場合、脚に関して特に厄介だったのが、
自己否定とダイエットがセットになっていたことです。

・脚が太い → 嫌だ
・嫌だからダイエットする
・辛くて続かない
・続かない自分をさらに嫌いになる

このループに入ると、
脚は細くなるどころか、むくみやすくなり、余計に太く見えます。

ストレスは、血流やホルモンにも影響するからです。


「痩せたい」より「隠したい」が強かった時代

ワンピースを避け続けていた理由

今思えば、私は「痩せたい」以上に、
「見られたくない」「隠したい」気持ちが強かった。

・夏でもロングスカート
・黒や濃い色の服ばかり
・脚が出る服は最初から見ない

それが安全で、傷つかない選択だと思っていました。

でも同時に、
「本当はワンピース着てみたい」
という気持ちも消えていなかった。

この矛盾した感情が、ずっと心の中にありました。

ある一言で、ダイエット観が変わった

そんな私が変わるきっかけになったのは、
匿名相談で届いた、ある女性の言葉でした。

「痩せてから人生を楽しむんじゃなくて、人生を楽しめる状態を作ったら、結果的に痩せました」

この言葉に、強い衝撃を受けました。

私はずっと、
「痩せたらワンピース」
「痩せたら自信」
「痩せたら楽しめる」

そう思い込んでいたからです。


【Q&A】脚に悩む女性から届いたリアルな相談①〜③

Q1. 脚が太くて、何を着ても似合わない気がします

A. それは「脚が太い」のではなく、
自分の脚を否定する視点に慣れてしまっている可能性があります。

否定し続けると、良い変化にも気づけなくなります。

Q2. ダイエットすると、脚だけ最後まで残ります

A. よくあるケースです。

脚は、むくみ・血流・姿勢の影響を強く受けます。
体重が減っても、生活習慣が変わらなければ見た目は変わりにくいです。

Q3. 何度もリバウンドしていて、もう期待できません

A. 期待できなくなったのは、失敗したからではなく、
自分を責め続けてきたからです。

方法を変えれば、結果も変わります。


※後半では、
・実際に私が何を変えたのか
・脚の見た目が変わり始めた具体的な行動
・ワンピースを選べるようになった心理的変化
・Q&A④〜⑦
・リバウンドしないための最終結論

を詳しく書いていきます。

続きは【2回目(後半)】でお伝えします。


脚を変えるために、私が本当にやったこと

「痩せる努力」ではなく「戻らない環境」を作った

正直に言うと、私は途中まで「また新しいダイエットを始めた」と思っていました。

でも、実際にやっていたことは、今までとまったく違いました。

・体重を基準にしない
・脚の太さを毎日測らない
・結果より“生活の安定”を優先する

この3つを決めただけで、気持ちがかなり楽になったのを覚えています。

ダイエット=緊張状態、という思い込みが、少しずつ外れていきました。

脚が細くなり始めたのは「意識」を変えた後

実際に脚の見た目が変わり始めたのは、意外にも運動量を増やした後ではありません。

・立つときの重心
・座り方
・歩くスピード

この3つを意識するようになってからでした。

特に大きかったのが、「急がない」こと。

早歩き=運動になる、と思っていましたが、
実際は脚に余計な力が入り、張りやすくなっていた。

ゆっくり、かかとから着地する。
それだけで、夕方のむくみが明らかに違いました。


ダイエットをやめたのに、リバウンドしなかった理由

「食べない」をやめたら、食欲が落ち着いた

私は、ダイエット=我慢だと思い込んでいました。

だから、

  • 炭水化物を抜く
  • 甘いものを敵視する
  • 空腹を耐える

これを何度も繰り返してきました。

でも、それがリバウンドの原因だった。

制限をやめて、

  • ちゃんと食べる
  • よく噛む
  • 「まだ食べられる」で止める

この食べ方に変えたら、
不思議なほど、間食が減りました。

心理学的には、禁止すると欲求は強くなると言われています。

ダイエット中の暴食は、意志の弱さではなく、
脳の防衛反応だったのです。

リバウンドしなかった一番の理由

一番大きかったのは、
「戻ってもいい」と思える余裕を持てたことです。

以前は、少し体重が増えるだけで、

「もうダメだ」
「全部台無し」

そう考えていました。

でも今回は、

「戻ることもあるよね」
「また整えればいい」

そう思えた。

この思考の違いが、
リバウンドを“止める”決定打になりました。


初めてワンピースを選べた日の話

試着室で泣きそうになった理由

ある日、何気なく入ったお店で、
淡い色のワンピースを手に取りました。

以前なら、絶対に選ばない服。

「どうせ似合わない」
「脚が気になる」

そう思いながらも、なぜかその日は試着室に入りました。

鏡を見た瞬間、
脚が“細くなっていた”わけではありません。

でも、

「思っていたほど悪くない」

そう感じたんです。

この感覚は、今でも忘れられません。

脚より先に変わっていたもの

後から気づきました。

変わっていたのは、脚そのものより、
脚を見る自分の目でした。

ずっと否定してきた部分を、
「まあ、これも私か」と受け入れ始めていた。

この心理的変化が、
行動と見た目を連れてきたのだと思います。


【Q&A】脚・ダイエット・リバウンドのリアルな悩み④〜⑦

Q4. 脚やせって、結局どれくらいで変わりますか?

A. 見た目の変化は、静かに始まります。

体重より先に、
・むくまなくなる
・疲れにくくなる
・服の感覚が変わる

この段階に気づけるかが重要です。

Q5. またリバウンドするのが怖いです

A. 怖いと思えるのは、真剣だった証拠です。

大切なのは、
「戻らない方法」ではなく、
「戻っても立て直せる方法」を持つことです。

Q6. 周りの目が気になって脚を出せません

A. 実は、他人はあなたの脚をほとんど見ていません。

気にしているのは、
過去の自分の評価を引きずっている“自分自身”です。

Q7. もう一度ダイエットに挑戦してもいいですか?

A. もちろんです。

ただし、
自分を追い込むダイエットではなく、
戻れる前提のダイエットにしてください。


脚を出せなかった私が伝えたい、最後の結論

私は、劇的に細くなったわけではありません。

モデル体型になったわけでもありません。

それでも、
ワンピースを選び、外を歩けるようになりました。

それは、
「痩せたから」ではなく、
リバウンド前提のダイエットをやめたからです。

痩せたいと思うことは、悪くありません。

でも、
自分を否定し続けるダイエットは、
必ずリバウンドします。

脚を変える一番の近道は、
続けられる形を選ぶこと

そして、
「今の自分でも、人生を楽しんでいい」
そう許すことです。

それができたとき、
脚も、体も、少しずつ変わり始めます。