こんにちは、ダイエット専門家として女性のリバウンド問題を数多く見てきた○○です。この記事では、私自身が何度も痩せてはリバウンドし、泣きながら「なんで私だけこんなに失敗するんだろう」と思った日々の中で気づいた、“ホルモンを乱すNG習慣”について、かなり赤裸々に語ります。

ダイエット、リバウンド、痩せたい——この3つの言葉が頭から離れなくなっている方へ。
「食事量は減らしているのに体重が落ちない」「やる気スイッチが入らない」「PMSで食欲が暴走する」など、ホルモンバランスが乱れると、努力が報われないループにハマります。

しかも、雑誌やテレビが語る“きれいごと”では解決できないことばかり。ここでは、現場で女性たちと向き合い、そして私自身が泥臭く失敗してきたからこそ分かる「本当の原因」をまとめます。

なぜホルモンバランスはダイエットで最優先すべきなのか?

まず前提として、ホルモンはダイエット成功の要です。ホルモンが乱れると以下のようなことが起こります。

  • 食欲が異常に増す
  • やる気が出ず、継続できない
  • むくみやすくなる
  • 体温が下がり、基礎代謝が落ちる
  • 生理周期が乱れ、脂肪が落ちにくくなる

実際、ダイエットに悩む女性の約8割がホルモン由来の問題を抱えています。
私はこれを「努力が努力として認識されない状態」と呼んでいます。

ここからは、ホルモン分泌を乱す“やってはいけない習慣10選”を、体験談・心理学的分析・改善策を交えながらお伝えします。

やってはいけない習慣1:寝不足を「クセ」にする

私は以前、夜中にスマホでSNSをスクロールし続ける癖がありました。仕事終わりで疲れているのに、なぜか脳が興奮してしまい、気づいたら深夜2時。翌朝の鏡に映るむくんだ顔に、「またやっちゃった…」と何度ため息をついたことか。

心理学的分析

寝不足は脳の前頭前皮質を弱らせ、「自制心」を下げます。人は自制心が下がると、「今だけ楽になりたい」という衝動的な選択をしてしまいます。これが深夜の過食、翌日のドカ食いを招くのです。

改善策

  • スマホは寝る30分前に別の部屋へ
  • 入眠ルーティン(白湯、ストレッチ、アロマ)を固定する
  • 5時間睡眠 → 6時間睡眠にするだけでもホルモンは改善

やってはいけない習慣2:カロリーを極端に減らす

「明日は絶対食べない!」と決めた翌日に、猛烈な食欲が爆発。そしてリバウンド。私もこの地獄を何度も経験しました。

極端な食事制限をすると、体は“省エネモード”になり、脂肪を蓄えようとします。この生理反応は、意志力では太刀打ちできません。

心理学的分析

人は「禁止されたものほど欲しくなる」という“心理的リアクタンス”が働きます。「食べてはいけない」と自分に命じれば命じるほど、その食べ物が輝いて見えるのです。

改善策

  • 極端に減らすのではなく、血糖値が乱れない食べ方に変える
  • “足し算ダイエット”(タンパク質+食物繊維を増やす)
  • 空腹レベルを0〜10のスケールで記録する

やってはいけない習慣3:PMS期の食欲を「精神力で抑えよう」とする

PMSの時期の私は本当に別人でした。甘いものを見た瞬間に思考停止して食べ始め、気づいたら袋が空。罪悪感に押しつぶされて泣いたこともあります。

心理学的分析

PMS期はセロトニンが不足し、脳が“糖で手っ取り早く幸せになりたい”モードに入ります。これは意思の弱さではありません。

改善策

  • この時期だけは「タンパク質+複合炭水化物」を多めに
  • 間食を「予定に組み込む」ことで暴走が止まる
  • 睡眠時間を30分増やすだけで食欲が半分に落ちる

やってはいけない習慣4:ストレスを軽視する

仕事で疲れた日、帰宅して何となく食べたポテチ1袋。あれが私の数々のリバウンドを引き起こした「小さな穴」でした。

ストレスが溜まると、ストレスホルモン・コルチゾールが増え、脂肪をため込み食欲を増やします。
特に「体に悪いと分かっているもの」を選んでしまうのが特徴です。

改善策

  • “我慢型ストレス発散”ではなく“解放型ストレス発散”を
  • 泣く、話す、散歩する、吐き出す
  • 「疲れた日は必ず白湯を1杯飲む」だけでも過食が減る

やってはいけない習慣5:運動を“気合い”でやろうとする

ジムに契約だけして通わなくなる女性は本当に多いです。もちろん私もその一人でした。
「毎日30分必ず走る!」など気合いベースの運動習慣は、ホルモンが乱れている女性にとってハードルが高すぎるのです。

心理学的分析

行動を継続するには“達成感の積み重ね”が必要ですが、高難度の目標は失敗を生み、自信を削り、さらにホルモンバランスを乱します。

改善策

  • 運動は「1日5分」でスタートするのが最も成功率が高い
  • ホルモンが安定するまでは有酸素より筋トレが有効
  • 成功体験を毎日1つ記録する

ここで少し“私のリバウンド地獄”の赤裸々体験談

私は過去、ダイエットに成功したと思ったらすぐリバウンドし、結局「元の体重+3kg」になって返ってくる地獄ループに何度も陥りました。

特に辛かったのは、痩せたときに周りから「綺麗になったね」と言われる瞬間です。
あれ、褒められたら嬉しいはずなのに、プレッシャーになるんです。

「もう太れない」「また失敗したらどうしよう」
この不安が私のホルモンを崩し、過食→後悔→食事制限→反動、の繰り返し。

あの頃の私は、自分の心に“優しく接する”という発想すらありませんでした。
とにかく「痩せない自分が悪い」「努力していない自分が嫌い」と思い込んでいたのです。

でも、ホルモンバランスの知識を得て気づきました。

私は悪くなかった。ただ、体と心がSOSを出していた。

そこから私は、生活習慣、考え方、食べ方、すべてを見直し、ようやくリバウンドしないダイエットにたどり着きました。

Q&A① ホルモンバランスって、どれくらいダイエットに影響する?

A:体重の増減の50%以上に関わると思ってください。
食べる量以上に、ホルモンの状態が太りやすさ・痩せやすさを左右します。

特に以下のホルモンが影響します。

  • レプチン(満腹ホルモン)
  • グレリン(空腹ホルモン)
  • コルチゾール(ストレスホルモン)
  • エストロゲン(女性ホルモン)
  • インスリン(血糖値のホルモン)

これらが乱れると、“食べていないのに太る状態”が起こります。

Q&A② リバウンドしやすいのはホルモンが原因?

A:はい。リバウンドは“意思の弱さ”ではなく“ホルモンの作用”です。

極端な食事制限をすると、体が「飢餓状態」だと判断し、基礎代謝が下がり、脂肪をため込み始めます。ここから抜け出すにはホルモンの安定が必須です。

——ここまでが前半です。

後半では、
残りの“やってはいけない習慣⑤~10”、深い体験談、実践テクニック、Q&A③〜⑧
をたっぷりお届けします。

やってはいけない習慣6:朝食を抜く

私は昔、「朝食は太る」「食べたら胃が動くから逆に疲れる」と思って、何年も朝ごはんを抜いていました。でも、その結果どうなったかというと…お昼前にはすでに“飢餓モード”になり、血糖値が急上昇し、夕方には甘いものが止まらない。そして夜には爆食い。見事に太りました。

心理学的分析

朝食を抜くと自制心が低下し、午後から衝動的な食欲が増えます。人間の脳は「足りていない状態」が続くと、短期的な快楽(糖・脂肪)を欲しがり、合理的な判断ができなくなります。

改善策

  • 朝は「タンパク質+脂質+少量の炭水化物」を入れる
  • どうしても食べられない日は「ゆで卵1個」だけでもOK
  • 起床後の白湯で体を温め、自然と空腹を作る

やってはいけない習慣7:怒りや不安を溜め込む

女性のダイエットがうまくいかない理由の大半は、「怒り・不安・悲しみ」を我慢しているからです。私も、仕事でのストレス、人間関係のモヤモヤ、恋愛の不安を抱え込んでいました。表面上はニコニコしていたけど、心の中は常にパンク寸前。

その結果、夜に突然「食べたい!」という衝動が襲ってくるのです。

心理学的分析

感情を抑え込むと、自己制御資源(意志力)が消耗します。意志力が下がると、脳は“最も手っ取り早い快楽”を求め始め、それが「食」に向かいます。

改善策

  • 感情をノートに書き出すだけで食欲が半減
  • 怒りは「歩きながら吐き出す」と解消が早い
  • 不安は“未来を考えすぎている状態”→現実タスクに戻す

やってはいけない習慣8:体を冷やす

女性の9割は“冷え”を抱えています。私も昔は、夏も冬も氷入りの飲み物を飲んでいて、お腹が常に冷えている状態でした。冷えはホルモン分泌を大きく乱します。

特に、冷えは自律神経に直撃します。私自身、冷えが改善されただけで、 朝の目覚めが変わり、生理周期が安定し、食欲の暴走が減りました。

改善策

  • 白湯を1日2回にする
  • 寝る前に「お腹+腰」を温める
  • 靴下は“綿”が最強の冷え対策

やってはいけない習慣9:一日中座りっぱなし

デスクワークが続く日は、夕方になると脚がパンパン。むくみでブーツが入らなくなったこともあります。むくみ=血流低下=ホルモンの滞りです。

心理学的分析

座り続けると代謝が落ち、脳が「省エネモード」に入り、ダイエットの成功率が一気に下がります。

改善策

  • 1時間に1回は立ち上がる
  • ふくらはぎを5秒だけ動かすだけでも内臓の動きが改善
  • 椅子は深く座らず“骨盤を立てる”

やってはいけない習慣10:「完璧にやろう」と自分を追い詰める

最後にして最大のNG習慣です。これが最もホルモンを乱します。私も「毎日完璧にやる」「1日でもサボったら失敗」と自分に厳しすぎるルールを課していました。その結果、失敗→自己嫌悪→ドカ食いの無限ループへ。

心理学的分析

完璧主義は、自分を「永遠に満たされない状態」にします。これはストレスホルモンの分泌を長期間継続させ、リバウンドの原因になります。

改善策

  • ルールは「完璧」ではなく「継続できる」ものにする
  • うまくできなかった日は「再スタート権」を必ず自分に与える
  • 自分に話しかける言葉は「友達に話す言葉」に変更する

ここからは“さらに赤裸々”な私のリバウンド体験談

私はこれまでに“6回”リバウンドしました。少し痩せては安心し、少し太っては落ち込み、最終的には「頑張ることが怖い」という状態にまで追い込まれました。

特に黒歴史なのが、仕事のストレスがピークだった時期。夜中にコンビニへ行き、スイーツ・パン・揚げ物を買い込み、部屋で泣きながら食べていたことがあります。「どうして私はこんなに弱いんだろう」と、罪悪感が押し寄せてきました。

でも、ホルモンバランスの知識を身につけ、感情のコントロールを学び、生活を1つ1つ見直すことで、過食は自然と減りました。

そして気づいたんです。“太っていたのは私の性格のせいじゃなかった”と。

これは、今悩んでいるあなたにも必ず当てはまります。

Q&A③ 食欲が暴走する日が多いのですが、原因は?

A:70%以上がホルモン・ストレス・睡眠不足です。

「自分が弱いから」と思い込んでいませんか? でも違います。脳は“安心・安定”が失われると食欲を強めてあなたを守ろうとします。これは自然な体の反応です。

Q&A④ どれくらいでホルモンは整い始める?

A:早い人で1〜2週間、平均で3〜6週間です。

生活習慣を少しずつ整えていけば、体は正直に応えてくれます。私のクライアントでも「最初の2週間で朝のだるさが消えた」「PMSが軽くなった」という方がたくさんいます。

Q&A⑤ ダイエットとメンタルって関係ありますか?

A:むしろ“メンタルが9割”です。

自己肯定感が低いと、食べても満たされず、依存的な食欲が生まれます。逆に「私はできる」と思えると、自然と選択肢が健康的になります。これは科学的にも証明されています。

Q&A⑥ 痩せたいのに続かない…どうすれば?

A:続かないのは“あなたのせい”ではなく、“やり方の問題”です。

  • 高すぎる目標設定
  • 完璧主義
  • 自分に厳しすぎる言葉
  • ホルモンの乱れ

この4つのどれかに当てはまると、継続できなくなります。方法を変えれば、必ず続けられるようになります。

Q&A⑦ リバウンドしにくい体質になるには?

A:ホルモン・睡眠・食事・メンタルの4つを整えることが最短ルートです。

特に“睡眠”は最強のダイエット方法と言っても過言ではありません。7時間眠れるようになるだけで、脂肪燃焼ホルモンが一気に増えます。

Q&A⑧ 最後に、今悩んでいる女性へメッセージは?

A:あなたの体は、あなたを裏切ったことは一度もありません。

太ってしまったのは弱さではなく、“これ以上傷つけないように”体が守ってくれていた結果です。だからこそ、責める必要はありません。

今日から少しずつ、体と心に優しい習慣を取り入れてあげてください。
必ず変わります。これは私が数百人の女性と向き合い、自分自身でも経験したことだから、胸を張って言えます。

あなたは、絶対に変われる。